2008年08月27日
夏休みの思い出
久々の更新です。
8月は、たまりにたまっていた原稿を片付ける月間・・・になるはずでしたが、
よくある夏休みの最後みたいに、〆切いっぱいあるのに現実逃避。
こんなイベントとか、
(コミュニケーションです)
こんなイベントとか。
(コミュニケーションです)
皆さん、お誘いありがとうございます! 良い思い出ができました!
残っている宿題が、新刊書籍の原稿が4冊分。
まぐまぐのメルマガも今月末までに出さないと抹消されます。
某大手就職サイトのコンテンツもあともう少し?
ひー。
いよいよもうだめだー、と思っていたら、
教習所のPRのお仕事も頂きました。
はい、ありがとうございます!
全部面白くしますよー。
今日もまた、自己演出コミュニケーションの修行をしております!
投稿者 鶴野充茂 : 21:40
2008年07月30日
今日から東京ビックサイト
eラーニングワールドという展示会に出ています。
B2B中心の、比較的地味な展示会ですが、会社としては、こういう自己演出(?)しております。
8/1(金)まで3日間 @ お台場・東京ビックサイトです。
ご都合の良い方はぜひお越しください。
投稿者 鶴野充茂 : 21:17
2008年07月20日
看板でいかに気を引くか
暑い暑いと汗をかきながら、照り返しのきつい銀座、歌舞伎座の近くを歩いていて、何か不思議な広告表現が視界の中に入ってきました。
一瞬通り過ぎて、「ん?」と思い、戻って確かめました。
これが何気なく気になった看板、というか、お品書き?
問題はこの部分です。↓
わ、わかりますかね、
2つ気になることがあるんです。
1つ目はこれ。
クスクスだそうです。
うむ。いいですよね、クスクス。今や国際的な認知を得ている料理です。
で・・・でも、ですね。
「冷やし中華、始めました」
と同じようにクスクスを訴えて、一体どれだけの効果があるというのでしょうか。
歌舞伎座近くに、それほどクスクスファンが多いのでしょうか。
「おおーっ! クスクスはじめたのかー! 」
と大反響があるような、局地的にすごいインパクトのある品目なのでしょうか。
それが私にはわかりませんでした。
さらに。
矢印と左右があってないんですけど・・・。
この看板、「角」にないんですけど・・・。
この看板を正面に見ている人にとっては、「左側面に進むとあります」か、
方向は矢印で視覚的に訴えて、「すぐそこ」くらいの方が親切な説明表現だと思います。
「右へ曲がってください」と伝えるべき人は、この看板を正面に見て、右から左に歩行中の人。
しかも、顔の方向を変えずに右の視界に入ったこの看板群を見て、店の位置を確認しようとするような極めて特殊な人なんです。
まあ、「クスクス始めました」で反応するようなタイプの人ですから、きっと私とは属性が違うんでしょう。
高度なターゲティングですよね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 15:52
2008年07月02日
なぜその言葉を使うのか?
コミュニケーションの仕事をしていると、日常的に1つ1つの言葉の使い方が気になります。
御徒町駅前の蕎麦屋。何気なく壁にかかれたメニューを見ていて目がとまりました。
初めて入ったお店で、何を頼めばいいのか分からない状態ですから、1つ1つをイメージしながらメニューを見ていきます。
目が止まったのはここです。「御徒町の五峰」、うちのオススメの酒、ですね。
ふむふむ・・・、あれ?? よ・読めないぞ、と。
「微妙な違いで豁然たる個性を持っている」
というところです。
「微妙な違いで豁然たる個性を持っている」
はい、赤の下線まで引いてあるので、もう一回読みます。
「微妙な違いで豁然たる個性を持っている」
やっぱり読めません。
店の人に聞いても誰も読めません。
・・・なので、写真に撮って、家で調べることにしました。
かつぜん くわつ― 0 【▼豁然】
つまり、「微妙な違いで豁然たる個性を持っている」 というのは、
「飲めばその違いがはっきり分かる」(だから飲め!)
ということなのでしょう、きっと。
でも、漢字が読めないと、意味が分からない。意味が分からないと、注文しにくいですよね。
でも、あ、そうか、二回目以降のリピーターは、家で意味と読み方を調べて、「次に行く時は注文しよう」と決意してから店に行くから、このメッセージはリピーターに効く表現なのかもしれない。
薬に、「胃で溶けずに腸で効く」みたいなのがありますけど、
これは、一回目の来店では効かずに、二度目三度目の来店の時に効く。
そう考えると高度な表現ですよね。
そんなこと考えてる間に酔いもスッキリ醒めました。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 05:38
2008年05月31日
調味料のラベルは何を意味するか
中華料理屋に立ち寄ったら、目の前に8種類の調味料。
親切に、ラベルが貼ってあります。
塩、胡椒、山椒、一味、ラー油、醤油、酢、甜麺醤(テンメンジャン)。
それでぼんやり見ていて気がついたんです。
塩だけ「ラベル」がついてない!、と。
いや、確かに、他のはラベルがついてないと分かりにくい、あるいは紛らわしいんです。
胡椒と山椒は紛らわしいし、
醤油はソースと間違えそう。酢も一見、油かと思う人もいるかもしれません。
一味やラー油、甜麺醤なんて、見た目ではちょっと何か分からない。
そう考えると、塩だけは明らかです。砂糖と間違うかとも考えましたが、容器で判別できるでしょう。
ラベルを貼らなくても「一目瞭然」であること。
何度も使った経験と、見た目の明らかな差別化が、きっとラベルなしでも判別できる「ブランド」になっているんだと思ってしまいました。
・・・でも、
塩にラベルがついてなかったのは、そんな理由からではなくて、
実は、使用頻度が高くて、使っているうちに「取れた」のかも。
いずれにしても、今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 08:29
2008年04月30日
本当に役立つ再利用とは
生きていく中で、できれば関わりを持ちたくない生き物っていませんか?
私にとってその1つは、カラスですね。必要なら、どこかで宣言してもいい。
非カラス三原則とか、つくりたいくらいですもん。
生ゴミの袋、何重にしてもつつくでしょ。あの人たち。
朝食前に出して、出勤時に見たら、もうスパゲティが「にゅるん」って、出てる。
「にゅるん」って。
きっと、共感してくれる人がこの広い世界のどこかに必ずいると思ってたら、
日光でその存在を感じました。
ゴミの上に「光るもの」が吊るされてます。
人間サマをバカにすんなよ、と。この工夫を見よ、と。
どーだーって(ちょっと小さな)声が聞こえませんか?
こんなふうになっている。
私が感動したのはここからですよ。もっと寄りますね。
ど、ど、どうですか。
Windows95対応のOFFICE (NEW!って書いてある)と、年賀状イラスト全集9000ですよ。干支がわかりませんが。
OFFICEって、なんか、効きそうですよね。
メッセージ力があると思いますよ。
「古くてもOFFICEやどー」みたいな。
こういう古いソフトの活用法を考えたことはありませんでした。
また1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 19:00
2008年04月18日
アキバで撮影会
秋葉原近くの、とあるIT企業で撮影会。
といっても、「採用ページ」用社員インタビューに同席、です。 訳あって(?)
ここの会社の人に、
「最近、ぜんぜんブログの更新がありませんね」
と言われたので、
ネタにします。
情報発信、大事ですよね。しかもその継続が。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 16:43
2008年03月29日
平面から垂直に
近所のスーパーで気になるものを発見。
いつも見慣れている商品棚って、少し違うものが加わるだけで目が行きますよね。
これ、何だと思います?
ヨーグルトです。
一瞬、認識できなかったのですが、「ヨーグルト4個入り」というPOPで手を伸ばしました。
正面はこうなってます。
ちょっと離れて見ると、洗濯洗剤のようなパッケージです。
でも、インパクトありますよね。
サイズが一般的なものと、これくらい違いますから。
ヨーグルトは、4個セットのパッケージだと、4つを上から見て正方形になるような配置にして売られてますよね。
つまり、平面でパッケージを作っています。
それがこの森永「なめらかビヒダス」は縦に2段に積まれたパッケージ。
きっと平面の方が、パッケージ化も店頭での積み上げやすさも良いのだと思いますが、
平面パッケージを見慣れているところに縦型が入ると、目立ちますね。
それだけの理由で、私は1つ、買ってしまいました。
平面のものを垂直にしてみる。覚えておくことにしたいと思います。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 17:43
2008年03月28日
高いもの と 安いもの の差
夜中24時を過ぎてアイスクリームを食べることが増えました。
新しく見つけたものを食べ比べるのは、私にとっては生きている喜びの1つです。
さて、このカップ型アイスクリーム。価格帯が大きく2つに分かれています。
100円くらいの標準タイプのものと、
300円近くするプレミアムアイス。
びっくりするほど大きな差はないものの、どこかちょっと味が違う。
今日は、この「ミルクコーヒー」を食べながら、
「このプレミアムって、何?」
「この値段の差は何?」
「何にプレミアム料金を払ってるの?」
と考えていました。
結果として、私なりに言語化できるところは、
・標準タイプは、味が角ばっている。プレミアムアイスは、味が丸い。
・標準タイプは、刺激で勝負している。プレミアムアイスは、バランスで勝負している。
・標準タイプは、アイスを食べている感覚を生む。
プレミアムアイスは、ホッとする一時を味わっている感覚を生む。
といったところです。
それで、
結構、同じことが他の仕事でもあてはまるのかもしれないなと。
同じ業務でも、値付けの高い会社と安い会社があります。
それぞれ方向性が違うのでどちらが良いとかいうものでもありません。
それぞれに質の高さを狙うやり方があります。それぞれの方向性で。
値付けの安い会社は、特徴を明確に打ち出した方が選ばれやすい。
値付けの高い会社は、逆に発注者の世界観に溶け込むような、存在を主張しすぎないのが有難がられます。
一緒にやっていて違和感がない、みたいなね。
いろいろ書きましたけど、さっき食べた「ミルクコーヒー」は、寝る前に食べるのには主張しすぎず、とてもイイ感じでした。(?)
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 02:12
2008年03月27日
人を誘って行こうと思う仕掛けづくり
季節の風物詩、「桜を見に行こう」とランチタイムに誘われたので、ついて行きました。
おおっと満開。見事な桜。
あれ?・・・ でも、まだ昼間のはず・・・
と、思ったら、なんとこれ、大衆食堂・居酒屋の「桜祭り」。
店内いっぱいの桜。桜。桜。
「わ~、すごぉ~い」と言って写真を撮る。
そして、「ねえねえ、桜見に行かない?」といって別の人を食事に誘う、と。
翌年も別の人を誘う、と。
うまいこと考えてますね。 映像的にも面白いのでテレビも反応しそうですし。
毎年、この季節になると新規来店が確実に増えていそうです。
人を誘って繰り返し行く仕掛け、というのも時々考えてみますか。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 15:09
2008年03月24日
外務省/洞爺湖サミットとPR
洞爺湖サミットに向けた外務省のPR対策の動きがありましたので、業界記録としてのメモ。
共同ピーアールが外務省に人材派遣 洞爺湖サミット、アドバイザーに
共同ピーアールは、今年7月に北海道洞爺湖町で開かれる「北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)」で、外務省のメディア・アドバイザーおよび広報業務担当者の派遣業務を落札した。外務省がPR会社をメディア・アドバイザーに採用するのは初めて。世界中からサミットを訪れる報道陣への適切な対応策を立案、実行していく。
具体的には4月1日に、メディア・アドバイザー1人と広報担当者2人を外務省大臣官房国際報道官室に派遣する。
メディア・アドバイザーはG8諸国や招待国から来る報道機関の情報ニーズの調査・分析、過去のサミット開催国が行ってきたメディア対策の調査分析、対外情報発信・広報戦略の企画立案などを行う。広報業務担当者は各国取材陣への対応や広報業務サポート、外国メディアからの電話対応を受け持つ。(以上、3/20付 フジサンケイビジネスアイより引用)
ついでに共同PRのプレスリリースはこちら
誰が行くんでしょう。Tさん?
海外メディア対応を訓練 サミット控え外務省外務省は4月から民間PR会社に委託し、幹部職員に外国報道機関への対応を訓練する「メディア・トレーニング」を始める。7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)や関連閣僚会合の開催を前に、多数来日する海外メディア記者へ日本をアピールする発信力の強化が狙い。
欧米主要国では、外交官の初任研修や在外公館赴任時に、メディア対応の教育を行う例が多い。しかし日本外務省の職員は、外国語が堪能とはいえ「報道発表などの訓練は受けていなかった」(幹部)のが実態。
外務省は近く入札により、業務委託する民間PR会社を選定。外務報道官など幹部5、6人が、英語による模擬記者会見などの訓練を受ける。好感を持たれるよう服装、髪形など身だしなみも指導してもらう。(共同、3/22/08付 中日新聞より引用)
ちなみに、上の「メディア・トレーニング」の入札情報はこちら にありました。
・・・それにしても、どう考えても、この情報(入札情報)だけでは、提案できませんよね。 関係者のところには直接電話で連絡が行ってるはずですが。もっと詳しく知りたいものです。
さて、私は、一度だけサミットの事務局(日本政府代表部)に詰めたことがあります。今からちょうど10年前です。
日本がもっと国際的に強力な情報発信できたらなあ、なんて思っていたのを思い出します。10年経って、さて、どんな風に広報が進められるんでしょうか? とても楽しみです。
広報対策、メディア・トレーニングのニーズは確実に高まっているように感じますね。
中国から何かを輸入しているような事業をしている会社(危機管理)や、上場前後やM&Aなどで会社の状況が急速に変化しているようなところが中心ですが、視聴者も記者会見・謝罪会見を見慣れてきているので、単なる見た目の対策以上のところまでやらないと充分ではなくなってきています。
しかも、メディア/情報チャンネルが複雑化を増しているので、誰に向けてどんなメッセージをどのように届けるか、組織内で考え方の意思統一も重要性を増しています。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 19:18
2008年03月17日
御礼!ACフォーラム
昨日3/16(日)、第3回ACフォーラムが無事開催できました。
今回の開催までは、ほんと長い道のりでした。
時代を象徴するマーコムのキーワードをなかなか見つけられず、準備もたいへんだった今回ですが、結果的にはほぼ満席、参加者のアンケートによるプログラムの満足度もたいへん高く、充実感を持ってイベントを終えることができました。
ご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました。関係者の皆さん、お疲れさまでした。
今後も、皆さんと協力して、続けていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
(交流会のあと、最後まで残っていたスタッフで)
投稿者 鶴野充茂 : 16:38
2008年02月19日
ポストイットの説得力。
人の注意をひく、内容を確認してもらう、最後に背中を押す。
このための効果的なコミュニケーションを日々模索しているなか、こんな論文を見つけました。
Post-it Note Persuasion: A Sticky Influence
RANDY GARNER
Sam Houston State University
Journal of Consumer Psychology, 2005Abstract:
Four studies examine the influence of attaching a seemingly insignificant Post-it note to a survey packet on the likelihood of completing the survey. Participants who received a packet with an affixed Post-it note request had significantly higher return rates than participants who received the identical survey with (a) no sticky note, (b) the same message written on the cover sheet but without a Post-it or (c) a blank Post-it with no message provided. Furthermore, they returned the materials more promptly with higher quality responses. A more personalized Post-it appeal increased returns when the survey was long and time consuming but was no more effective than a nonpersonalized Post-it when the survey was easy to complete. Results suggest that the Post-it leads the request to be interpreted as a solicitation for a personal favor, facilitating a normative compliance response.
強引な引用(コピペ)ですいません。 興味がある方はこちらからダウンロードできます。
ポストイットの「説得力」に関する論文です。
一言で言うと、ポストイットに手書きのメッセージを書いて貼り付けておいたら、お願い事を聞いてくれるよ、という意味ですね。ちょっと意訳しすぎかもしれませんが。でも、そう感じてもらえるだけの印象を生み出せる論文だと思いました。
食品や製薬の分野では、効果・効能の研究が進んでいます。学会・論文発表をして、それを誰か(薬事法の関係で当事者が発信するのが難しい場合も多いので)がPRする。そして、その素材の効果・効能に対する期待によって売れる、ということがよくあります。
ところが、文房具のような一般消費財で、見た目や使い勝手以外のところで、効果・効能の研究ってあまり表に出ませんよね。
なので、面白い論文だと感心してしまいました。
これが3Mの助成研究かどうかはわかりませんが、マーケティング的に、ポストイット=「説得力を高める文房具」として発信するのも面白いですよね。
効果・効能を検証して「実はこれは○○に効く」と言えるものがないか考えてみる、というのも、効果的なメッセージ発信の方法として一考の余地がありそうです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 20:20
2008年02月14日
伊豆 と ファンクラブ と 研ナオコ と 情報発信のスピード
昨年、一昨年に静岡県の観光広報の研修講師をした関係で、伊豆ブランド成果発表会にご招待いただきました。
(撮影・わたし)
伊豆PR大賞は、地元のPRに最も貢献したグループを県が表彰するもの。
最優秀賞(静岡県知事賞)は、「伊豆下田『海水浴の郷』づくり推進事業」を進めている下田市の観光振興団体ビッグシャワー実行委員会が受賞。
この方々に私、以前、「下田って、車で行くと食べる店がぜんぜん見つからないんですよ」と言ったんです。
すると、「下田温泉ブログを見てください」と。 「自分たちが地元情報を発信してますから」と。
私はすかさず、「下田温泉、では絶対に検索しませんよ、下田・レストラン とかの組み合わせじゃないですか? 下田温泉という単語は首都圏からの旅行者の検索語にはならないと思いますよ」と言ってしまいました。
さて、そんなことをすっかり忘れていた私でしたが、この表彰の後、「おめでとうございます」と声をかけたら、
「鶴野さんに言われて、『下田ブログ』にしましたよ」と。
た、た、確かに「下田ブログ」になってました。
さて、静岡県。今般、広報の一環で、「伊豆ファンクラブ」なるものを発足したことを発表しました。
この特別会員に、この方。研ナオコさん。
(撮影・わたし)
地元、天城湯ヶ島の出身だそうです。
そのあと、トークショー。
(撮影・わたし)
さて、率直に驚くのは、
会場からオフィスに戻って、これを書こうと検索したら、すでに
日刊スポーツ(私の隣に座ってました、赤塚さんて言うのですね、またどこかで縁がありましたらよろしくお願いします) や 千野志麻(ちのしお)(上の写真左)さんがすでにこの様子をネットに載せていて、しかもそれが、グーグルの検索で引っかかる状態になっている!
いやもう、ほんとにのんびりできない時代ですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 22:49
2008年02月12日
ダジャレは効くか?
桜まつりに行ったら、町のゴミ箱にこんなプレートが。
ブルドッグの「ふん!」という文字に思わず立ち止まってしまいました。
「どや、面白いやろ?」と言われているような、
でも、ちょっとズレてる感じがする、
微妙なものを感じましたが、
さて、効果のほどは?
啓発看板って難しいですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 18:34
2008年01月29日
不安にさせないメッセージ
再生紙偽装問題。どうなるの? と思っていたら、アスクルからメールが届きました。
これが意外とよくまとまっていて感心したので、紹介します。
古紙パルプ配合率の表示および古紙配合商品に関するお詫びと弊社対応について
日頃よりアスクルサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
さて、一連の製紙会社の古紙配合率偽装問題をうけ、弊社が取り扱っております古紙配合商品につきましても、各仕入先に対する調査により、古紙パルプ配合率の表示と実際の古紙パルプ配合率に乖離がある商品が多数あることが判明いたしました。
結果として、弊社のカタログおよびWEB等での表示ならびに、商品表示に誤りが発生することとなり、お客様には大変ご迷惑をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。
弊社といたしましては、法令遵守を基本とし、お客様の購買代理人として、正確な環境情報の提供を目指してまいります。なお、環境対応表示に誤り等が判明した場合には、すみやかに最新情報をご案内してまいりますとともに、お客様にできるだけご不便をおかけしないよう、また紙資源を無駄にすることのないよう心がけて対応してまいります。
現在、各製造委託先および各仕入先に対して古紙パルプ配合状況の調査を実施中であり、古紙パルプ配合率の表示に乖離があると報告を受けた商品につきましては、お客様からのご注文の受付をいったん停止させていただいております。また、該当する商品リストを弊社ホームページでご案内させていただいております。
(以下略。以上、アスクルの顧客向けメールから引用)
一体、何に感心したかと言うと、
・起こったこと
・今後、どうしていくという自分たちの方針
・取引に関する影響などの現状、詳しい情報の場所
が簡潔にまとめられていること。 とりわけ、次の部分がいいな、と。
弊社といたしましては、法令遵守を基本とし、お客様の購買代理人として、正確な環境情報の提供を目指してまいります。なお、環境対応表示に誤り等が判明した場合には、すみやかに最新情報をご案内してまいりますとともに、お客様にできるだけご不便をおかけしないよう、また紙資源を無駄にすることのないよう心がけて対応してまいります。
何かいいと思いません? ルール と スタンス と 心がけ が、リズム良く入ってます。
自覚している責任としては、「法令順守」「情報提供」です。
でも、消費者として気になるのはそれだけではありません。
そう、偽装でも何でも、回収されて、それをゴミにしたら、何やってるのかわかりませんよね?
それで、「不便をかけない」+「紙資源を無駄にしない」と。
これって、今、販売会社が出せる、最も有効で必要充分なメッセージだと思うんです。
消費者からすると、不安にさせないメッセージの良い例ですね。
単なる1つのお知らせメールなのですが、これは参考になりました。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 18:35
2008年01月17日
「コミュニケーション」の仕事
コミュニケーションの仕事の醍醐味は、
普通ならなかなか伝えにくいメッセージを相手に伝えるところにあります。
そのために「注目してもらう」「目立つ」仕組みを考えたり、
「わかりやすく」加工したり、「記憶に残る」工夫をしたりします。
この時、純粋にメッセージ発信の効果・効率を追求するほど、
その「伝達」の工夫をする人たちの存在は見えにくくなる傾向があります。
このニュースがまさにそんな例でしょう。
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阪神大震災で、語り継がれた「なぞ」があった。電話がつながらず、行政機能もまひした当時、各地の避難所などでひときわ目立ち、被災者と家族や友人を結んだ赤い枠の伝言メモだ。誰がこの用紙を用意したのか分からないままだったが、震災から13年を前に、研究者が「広告マンのアイデアだった」と明らかにした。近く日本災害情報学会の会報で公表する。
震災を映像などで伝える「人と防災未来センター」(神戸市)の「防災未来館」。避難所の様子を伝える写真には、赤枠の張り紙がずらりとならぶ。A3判とはがき大。上部に「私はここに居ます」「We are Here」と印刷され、その下が伝言欄になっていた。
当時、神戸市広報課長だった桜井誠一・保健福祉局長は「ずっと気になっていたんです」と言う。市庁舎の玄関にいつの間にか大量の張り紙の用紙が積まれていた。誰が届けたのかわからず、「海外のレスキュー隊では」とうわさされた。
調査した吉井正彦・国立民族学博物館客員教授によると、博報堂関西支社(大阪市北区)が届けたものだった。
(以下、詳しくはこちらから記事をご覧下さい。いい記事です)
(1/14/08付 朝日新聞)
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こんな専門家の仕事をしたいですね、とか
本当にプロの仕事ですね、みたいな話は当然あるのだと思いますが、
私が最も感心するのは、
何年も前の「仕事」を後輩が見つけて、
それを「歴史」だと世の中に発信したこと。 しかも当時の写真付で!
それをまた朝日新聞の記者が、「それはニュースだ」と記事にしたことです。
存在が見えない、でも「いい仕事」をした「人」の存在を認めて
それを「こんなに素晴らしい仕事をしたのはこの人たちだ」と「伝える」。
それぞれの仕事が、また、コミュニケーションの仕事をする人たちの励みになりますよね。
本日、阪神・淡路大震災から13年を迎えます。
元気で生きていることに感謝し、今日もいい仕事ができるよう努めたいと思います。
投稿者 鶴野充茂 : 07:03
2008年01月15日
行動を促すメッセージ
目の前の相手に「こういうこと」をしてもらいたい。
でも、それを直接的に言ったって、必ずしも聞いてもらえる訳ではない。
コミュニケーション力、メッセージ力というのは、そういう場面で最も試されますよね。
これ、何だか分かりますか? ある目的で、壁に貼られているメッセージなのですが。
女性で分かったら、すごい。
・・・
男性トイレの壁に貼られているメッセージです。
直訳はあえてしませんが、「もう少し近づいてください、汚れますから」というメッセージ。
同じメッセージを伝える表現(少し婉曲的なもの)としては、私が知っているだけでも数種類はありますが、私はこれが一番好きです。(?)
これ、日本国内の飲食店のトイレに貼ってあったんですよ。
その他、日本語表記はありません。結構、チャレンジングですよね。
でも、メッセージって、本来、受け手を選ぶんですよね。
伝えられる人に絞って伝えることで、伝わりやすくなる。
それ以外の人は、諦めているんです。
そうすると、受け手も、「あ、これは自分に向けられたメッセージだ」と気づく。
上のメッセージも、
「理解できるなら、・・・分かってるよね?」という気持ちが一緒に運ばれてくる。
そうやって、行動が促されるのだと思います。
1つ素朴な感想を付け加えるならば、
このメッセージはもう少し小さい字の方が効果的かもしれません。
その方が近づいて見るから。
どちらかと言うと、
酔ってる人向けなんですよね。これ。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 10:35
2007年12月26日
直接的な広告表現
コミュニケーションをする上で、
直接的な表現がいいのか、間接的な表現がいいのか、
言葉がいいのか、写真がいいのか、動画がいいのか、
大きさはどうか、構成はどうか、なんて、
常に悩みますけど、
お腹が空いている時は、直接的な表現が効果的だと実感しました。
空腹でオフィスに戻ってきた時にポストに入っていたチラシです。
お腹が空いている時に、じーっと見てください。
食べたくなりますから。 いや、この人生、もう餃子しか見えなくなりますから。
しかも、本物に変わるそうですよ。電話したら。
しかも無料。
・・・強力ですよね?
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 14:49
2007年12月20日
知らない人からメッセージをもらう喜び
海外に住んでいた時、今ぐらいの時期になると、お店や近所の人と気軽に「メリークリスマス!」 「ハッピーホリデーズ!」 なんて 声を掛け合っていたのを思い出します。
一方、日本では直接的な知り合いくらいにしか季節のメッセージを送ったりすることがないなあ・・・なんて思っていたら、今日、こんなのを受け取りました。
東京ガスの検針担当の方からです。
実は、弊社のガスメーターはオフィス内にあって、メーターの数値を自分で読んで、申告用紙(というほど大そうなものでもありませんが)に書き込み、玄関のポストに貼り付けておくシステムなのです。
それでもって、検針担当の方が検針端末に打ち込んで、ガスの検針票が出来上がる、と。
つまり、毎月この検針担当の方とオフィスでメーターの数値を見るスタッフ(ほとんどは私)の共同作業をしていた、というわけです。まだ、お会いしたことはありませんが。
それで、なのか、みんなに、なのかは分かりませんが、今日受け取った検針票の袋の中にこんな手書きのメッセージが添えられていました。
「ビーンスター様 毎月 ガスメーターのご記入ありがとうございます。今年もお世話になりました。来年も宜しくお願いします。良いお年をお過ごし下さい。TG XX事業所 XX(名前)」
なんか、素敵だと思いません?
素朴な字で。
リラックマで。(なんでリラックマ?)
お陰で今日はすっかりクリスマスな気分です。(?)
会ったことないけど、つながってる人にメッセージ贈るって、いいですよね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 14:44
2007年12月10日
知らない間に翻訳されるブログ
日本語だから、日本語が分かる人向けだけに発信しているんだ、
というのは、思い込みなのだと、改めて思いました。
あなたのブログも、勝手に他の言語に翻訳されて読まれているかもしれません。
いや、そういう技術もサービスも、存在はしっていましたし、
何度か使ったこともあります。
でも、本当に自分のサイトが自動翻訳されて読まれる時に、どんな感じになるか、
というのは実感を持って考えたことがありませんでした。
それで、自分のブログの翻訳したものを読んで、ちょっと焦ったんです。
現実味を持って、あ、これ、ちょっと真面目に考えた方がいいな、と。
ご覧の通り、英語訳はまだまだきちんとした意味を伝えていませんが、
これ、技術が追いついてないから使えない、と切り捨てていられるのかな、と考えたのです。
不完全な翻訳文を見た人が、本文の意味を推測して、
ファンになったり(これはまだいい)、怒り始めたり(困る)、
どうしても核心部分を知りたいと問い合わせをしてきたり(ないか)、
これをミスコミュニケーションといいます、みたいな出来事が起こることもあるのではないか、と。
これ、広報の仕事をしていて、メディアに誤解されて報じられるのと同じなんですよね。
情報伝達の観点からすると。
そんなことを考えると、
これからは自動翻訳される時にでも誤訳が生まれにくい文法に則った言葉を使って
表現することも、ネット上のコミュニケーション、自己演出には重要なのかも、と思いました。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
さあ、今週もはりきって行こう。(?)
投稿者 鶴野充茂 : 09:24
2007年11月28日
マクドナルド 「調理日時改ざん問題」 の 広報対応
11/27/07付 朝日新聞一面に、マクドナルドの記事が出ました。朝日のスクープです。
以下、引用。
マクドナルド都内4店舗、調理日時を張り替えハンバーガー大手マクドナルドの東京都内の4店舗が、売れ残ったサラダについて、調理日時のシールを翌日付に張り替えて販売していた疑いのあることが、26日わかった。事実と異なる調理日の表示は、不当表示として景品表示法にふれる可能性がある。
日本マクドナルド(東京都)によると、調理日時改ざんの疑いがある店は、早稲田店、大塚駅前店、新大塚店、本郷三丁目店の4店舗。いずれも同社とのフランチャイズ契約に基づいて株式会社アスリート(同)が運営している。
社内からとみられる情報提供に基づいて、日本マクドナルドが今月6~9日、4店舗の従業員約50人に聞き取り調査をしたところ、各店の従業員が「サイドサラダ」「新サラダディッシュ・クリスプチキン」「同・グリルチキン」の3品目について、「(前日から)持ち越した品の調理日時シールを新しい日付に張り替えていた」と証言したという。
アスリート社によると、改ざんを証言した従業員は「(廃棄するのは)もったいないと思い、見た目に問題がないのでやってしまった」と話したという。
日本マクドナルドは、取材に「改ざんしたという証言はあるが、その事実までは確認できていない。調理日時の表示は消費者のためでなく店側の管理のためのもの。不当表示には当たらず、何ら違法性はない」と説明。また各店には同社の社員2人が勤務しているが、「社員からの指示の有無は確認できていない」としている。
アスリート社は「間違いを一切出さないようにしていたが、(日本マクドナルドの)指摘を受けて、ずさんな部分があったとわかり、驚いた」と話している。
(以上、引用終わり)
これを読んで、直感的に何かイヤな印象を受けました。
調理日時の張り替え、というよりも、この広報コメントについてです。
・・・ 日本マクドナルドは、取材に「改ざんしたという証言はあるが、その事実までは確認できていない。調理日時の表示は消費者のためでなく店側の管理のためのもの。不当表示には当たらず、何ら違法性はない」と説明。
とあります。
おっと。
この、マクドナルドの、広報対応は明らかに失敗。 違法性の有無で片付けるのは弁護士で、広報は消費者の意識にもっと気をつける必要があります。
メディアの追求が始まるかな、と思いました。
すると、同日昼に社長による緊急記者会見。トップが出てきてお詫び。この対応は早かったと思います。
朝日新聞のウェブには、
大手ハンバーガー店チェーン、マクドナルドの東京都内4店舗での調理日時改ざん疑惑で、日本マクドナルドの原田泳幸社長は27日午後、東京・新宿のホテルで記者会見し、「マクドナルドとして心配をかけたことを深くおわびします」と陳謝した。「もっと早い段階で確認できなかったことが残念だ。朝日新聞社の報道の前に我々の手で早めに確認すべきだったと、重ね重ね残念に思う」とも述べた。
会見した社長らは「これまで客から健康被害についての連絡がないことは確認した。専門家の見解では人体への影響はないとのことだ」と話した。
とまとめられました。
でも、何かしっくりきません。
何度も記事を読み直してみて気づいたのは、「今後、どうする」というメッセージが出てないんですね。
「もっと早い段階で確認できなかったことが残念だ。朝日新聞社の報道の前に我々の手で早めに確認すべきだったと、重ね重ね残念に思う」
こんなこと言ってるからです。
これは言わなくて良かった。
いや、言ってはいけなかった。
この約60文字のコメントのお陰で、本来、マクドナルドが記事に載せたかった「今後、われわれは○○の対応を取ります(○○して再発防止に取り組みます)」みたいなコメントが飛んだんです。
いや、もちろん、きっと記者会見では言ってるはずなんです。
これからどうする、というのは危機管理広報の基本のキですから。
実際、当該企業とのフランチャイズ契約を解除したと発表もされています。
でも、新聞の、限られたスペースに引用されるコメントからは落ちてしまいました。
速報的な短い記事に、引用は2つが限界です。何を言うか、どう言うかによって、メディア側がどのコメントを引用するかが決まってしまいます。
発信者側にとって重要な内容でも、引用文として面白くなければ、落ちてしまう わけです。
産経の記事にはこんなのも出ています。
「36年の歴史で大変残念」…マクドナルド会長が謝罪
日本マクドナルド(東京都新宿区)の都内4店舗で売れ残り商品の調理日時のシールが張り替えられていた問題で同社の原田泳幸会長兼CEOは27日昼、都内のホテルで記者会見し、「多大なご迷惑とご心配をかけたことを心よりお詫びします」と謝罪した。
原田会長は「大変厳しい管理基準に自信を持っていたが、店舗でサービスする際、クルー(従業員)に心の規律がなければならなかった。36年間の歴史のなかでこのようなことが起きて大変残念だ」と述べた。
「36年間の歴史のなかでこのようなことが起きて大変残念だ」と。
これも記者会見の場で言うべきコメントじゃないですね。見出しになるくらい強い表現だし、消費者感情も刺激します。
一連の広報対応で出てきたメッセージの印象は、
自信あったのに残念、FCめ。 > 法律的には問題ないけど > 謝罪 > 対応します
でも、きっとマクドナルドが発信したかったのは、
謝罪≒すぐ対応します > 責任の大きさ理解しています > たとえ法律的には問題なくても > 36年かけて積み重ねた信頼を再び回復できるよう全力を尽くします
という感じですよね。違いますかね。
・・・広報って本当に難しいですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 02:20
2007年11月22日
11.22 いい夫婦の日
今日は11月22日。いい夫婦の日、だそうです。
記念日にからめて、事前に関連調査をして、プレスリリースを出す、というような広報の手法があります。
いや、私などは、記念日と言えば調査だ、とさえ思います。
今年の「いい夫婦の日」だと、
ダスキンとか。
2007年ダスキン・大掃除に関するアンケート調査 11月22日は「いい夫婦の日」 大掃除に見るいい夫婦の条件
ユーキャンとか。
夫婦を漢字一字で表すと…20代「絆」→60代「忍」明治安田生命保険とか。
メディアも載せやすいですよね。確かに。
さて、
記念日を登録する「日本記念日協会」なる団体(なのかな?)があります。
登録料52500円。
これで、「記念日」にしてしまう。
よく考えた組織(なのかな?)だと思いますけど、上のページにある登録数からすると、
ビジネス化はまだちょっと時間がかかりそうですね。
日本記念日協会のPRってどうするんでしょう。
記念日PRと記念日調査PRで「日本記念日協会に登録されている」というのを繰り返し出してもらう、と。
そうすると、記念日登録者に記念日PRと記念日調査PRの仕方を手厚く教えてあげる、パブリシティ支援をしてあげる、ということなんですかね。
なんだかちょっと複雑。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 18:57
2007年11月21日
何とかしてほしい講演/プレゼン と その対処法
仕事柄、多くの講演やプレゼンを見る機会がありますし、
時間をつくってできるだけ多くの講演やプレゼンを見るようにもしているのですが、
見ていて、居たたまれない、痛々しい講演やプレゼンに出くわすことも意外と少なくなく、
たまたま先日もそんなことがあったので、
当日、講演会を聞きながら手元でメモしたものをベースに、
そのポイントと、セルフチェック/対処法を、
改めて自分のためにもと、まとめてみました。
何とかしてほしい講演/プレゼン と その対処法
1.スライドの文字が小さくて読めない
大きなホールでの講演会や、配布資料なしのプレゼンの場合、スライドに書いてある文字を聞き手は一生懸命に読もうとします。読もうとするのに読めないのは、聞き手に強いストレスを与えます。
部屋の一番後ろからでもすべての文字が読めるのか、そうでなければ配布資料を充実させたいところです。
2.スライドの文字をメモできない
話を聞きつつ、スライドを見つつして必死でメモをとっている聞き手。後で解読できるのかどうかも分からない「速攻」文字でメモをとっているにもかかわらず、無情にスライドが切り替わる。その瞬間、「ァッッ」と吐息まじりの小さな声が、自分が座っている近くの席から聞こえてくる・・・。
こんな時ほど、切ない気持ちになることはありません。 気持ちはわかりますよ、もう少し待ってくれてくれてもいいですよね、聞き手を何だと思ってるんだ。私はあなたの味方ですよ、と近寄って伝えたくなります。
配布資料を配らずにスライドを見てもらうなら、聞き手が何をメモするのか、したいのかを考えてスライドを作る。メモされて困るものはスライドに書かない。メモしてもらいたいものは、メモの時間も考えながら話を進めたいところです。
3.言葉が不明瞭でよく聞き取れない
早口はいいんです。問題は、数字と固有名詞、そしてCSRとかDRMみたいな省略語です。たまにそれが間違っていて、余計に何を言っているのか分からなくなることがあります。 聞き取り間違いをしそうな単語が出てきたら、そこだけでも意識的にゆっくり、はっきり言いたいですね。いやもう、できれば繰り返し言ってほしい。自信を持って。本当に。お願いします。 (?)
4.「えー」「あのー」がやたら多い
これ、意識して練習すれば確実に減らせます。それでも気になるほど多い人は、単に準備不足なのではないでしょうか。
5.本や商品を手で持って紹介している時に、手を揺らすので、ちゃんと見えない
「この本、いいですよー」と紹介してもらうのは良いのですが、タイトルが読めないとメモできず、タイトルを読もうとしている間は少なくとも話が頭に入ってきません。話し手にも聞き手にも、お互いにもったいない時間です。見せる時は、しっかり見せる。終わったら、片付ける。それで格段にスッキリします。
6.スライド/手元資料の文字が多すぎて読む気も起こらない
講演/プレゼンの「場」は、話し手がマネジメントしているので、「今」なにをすべき時間なのかを伝えてあげないと、聞き手はよく混乱します。文字の多いスライドや資料を見せられたら、「え、これ、今、読むの?」「どこ見るの?」と聞き手は思います。話を聞きながらたくさんの文字を読むのは無理なので、「詳しくは後で資料を見ておいてください」なのか、「たくさん書いてありますが、今、見ていただきたいのはこの部分です」と指し示すかしてもらえると、安心して話についていくことができます。
7.話が当たり前すぎる/オチがない
それは確かにそうなんですけど、それだけですか? という話が結構多いですね。著名経営者や学者でも、「え、それで終わりですか?」「オチは?」みたいな。 もちろん、「大切なこと」は、基本的なこと、当たり前のことが多い。 でも、当たり前の「大切なこと」を伝える時にはセオリーがあります。それは、しっかりしたオリジナル(手垢のついていない)エピソードを付け加えることです。エピソードが入るだけで、印象がまったく変わります。
8.スクリーンかPCに向かって一人で喋っている
いますよね、客席ではなく、ずっとスクリーンかPCを見ながら喋っている人。「おーい、こっちですよー」と手を振りたくなることが、私は、何度もあります。そんな癖のある人への対処法としては、喋る前にスクリーンやPCを一度しっかり見て、確認してから、視線を動かし、聞き手を見てから話し始める訓練をする。中途半端に見ながら話すから、客席を見られないんですね。見るなら見る。話すなら話す。ちょっとしたことですが、これ、結構、効きます。
9.スライドと配布資料が違いすぎる
スライドでは見せるけど、配布資料には入れたくない、みたいな差をつける人、いますよね。あるいは印刷に出すタイミングからしばらく本番までに時間があったり、プレゼン直前に手直ししたりして、若干違いがでるのも仕方ないことも確かにあります。でも、全体を要約しているようなページや、「このページがなくて、どうするの?」みたいな重要度の高いページが抜けてたりすると、ストレスを感じますね。
10.態度、姿勢、見た目が気になって話の中身が頭に入ってこない
最近気になったある講演者は、立っている姿勢が悪くて、どうも話がしっかり聞けなかったことがありました。中途半端な「休め」みたいな姿勢で、足が曲がっていて、手がだらんとやる気のないポーズになっている。 人前で話すのがうまい人は、姿勢やポーズが左右対称であることが多いんです。適度な緊張感が体の先っぽまで漂っていて、ピンとしている。そうすると、見た目に安心感が出ます。
きっと、どれも気にならない人もいるだろうし、そんなことより中身に力をいれたい、という話し手もいるかもしれません。でも、こういう小さな「気になること」が積み重なって、せっかく準備した「良い話」も聞いてもらえなかったりすると、本当にザンネンですよね。聞き手も本来、話し手の話にしっかり集中したいわけですから。
良い講演/プレゼンとは、少なくとも内容に集中して話を聞ける、という条件があるのだと思います。
逆に言うと、それくらい集中して話を聞いてもらうためには障害がたくさんある、ということで、
もしご自身が人前で話す機会があれば、上に挙げたような視点をちょっとでも思い出してもらえると嬉しいです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 17:45
2007年11月16日
ディスプレイのアピール力
優秀なスタッフを採用したい。そのために少しでも働きやすく、活躍してもらえるような環境を用意する、というのが企業の1つの対策です。
このIT系ベンチャーは、社内エンジニアの要望で、大きなディスプレイを導入。
大きい方が確かに見やすそうですが、
どうも、仮想空間と現実の境目が分からなくなりそうなのは私だけでしょうか?
オフィスにお邪魔した時に近くで見て、思わず圧倒されてしまいました。
11台、一気に買い揃えたそうです。
大きいものって、近くで見ると特に、アピール力ありますよね。
皆さんのところでは、何か大きいもの、取り入れてますか? (?)
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 12:45
2007年11月07日
初めての入札体験
ある日、農水省から呼ばれました。
コミュニケーション研修、メディアトレーニング等の実績が認められて(のはず)、
省内の研修の入札に参加してほしい、とのことで、まずはその説明会に参加せよ、と。
途中、部屋を間違えてぐるぐる回っていると、記者会見の準備をしている部屋を発見。
何だか馴染み深い雰囲気。思わず広報資料をもらって帰りそうになりました。
呼ばれたのはこの部屋。狭い業界なので見覚えのある顔も。
さて、肝心の「入札説明会」は、コミュニケーション教育に携わる者としては、突っ込み所満点でした。
・配布資料に書いていることしか言わない(私のプレゼン教室では、書いてあることと同じことを話すのは良くない、と指導しています)
・書いてあることしか言わないのに、よく言い間違える(私のプレゼン教室では、人前で話す前は、きちんと練習しておきましょうとアドバイスしています)
・何から質問していいのか分からないくらい、初心者に不親切な資料(読み手が何を知りたいか、を完全に無視した構成になっている)
・一言も話さない「説明担当者」が裁判か面接のようにたくさん座っている
いや、これは多分、人選ミスなんです。 先方じゃなくて私のことなんですが。
スタッフに行ってもらった方が良かったと思います。本当に。
自慢ではありませんが、私は、たとえば規定のフォームに書き込むのが苦手でダメなんです。アレルギーがある。はみ出して書くのはしょっちゅうだし、ついつい欄外に違うことを書いたり、新しく欄を作ったりしてしまうんです。「この表記、分かりにくい」みたいなコメント書いたり。仕方ありませんよね、そういうフォームを作ったりもする仕事をしているわけですから。職業病なんです。
ところが、この日はうちのスタッフが他の仕事で行けなかったので、私が行ってきたのです。
苦手でも、やっぱり代表ですから、とりあえず役割は果たさねばと、問い合わせ窓口の連絡先だけはメモして帰ってきました。
それで、結論から言うと、この入札、参加できなかったんです。
入札する前に見積りを出してほしい、と言われ、参考価格内かどうかを判断して、参加資格があるところに連絡します、とのことで、連絡を待っていたのですが、入札日まで連絡が来ず。
見積りが高すぎた? いやー、それは考えにくい。 安すぎた? うーん、いや、でも現実的な数字でしょう。 ヨソはいくらで出してるか聞けるの? いや、それを談合と言うんでしょう。でも、出した後ならいいでしょう。
釈然としない気持ちでいろんな人と話をしていました。
すると入札翌日に農水省から電話。
「どうして、入札に参加されなかったのですか?」
は? いや、呼ばれなかったもので・・・
「え、どういうことですか?」
どうやら、ミスコミュニケーションのようです。いずれにせよ入札には参加できませんでした。
「ぜひ次回はお願いします・・・」
そうして、初めての入札は終わりました。
実は、一連のこの経験、得るものがたくさんありました。
・私個人としては、コミュニケーションの事例が1つ得られました。研修でも執筆でもどこででも使えそうです。
・この話をして、逆にたくさんの「入札体験談」を聞けました。いや、世の中、いろんな人が入札を経験し、エピソードや「意見」を持ってますね。
・中央官庁の業者登録(結構タイヘンでした)が終わったので、これで日本全国、省庁の仕事もできます。
反省というか、今後の課題としては、「事情が分からない時にどうやって流れを止めて質問するか」というテーマも考えて、いろいろ試していきたいと思います。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 11:38
2007年11月05日
プロダクトプレースメント影響受けました
映画やドラマの中で、何気なく最新イチオシ商品が登場する。
役者が何気なくその「商品」を使う。
視聴者は、「あ、あれ、いいな、どこのかな? こんどお店で見てみよう」と思う。
そういうマーケティング手法をプロダクトプレースメントと言います。
広告側から仕掛けることもあれば、広報から行くこともある。あるいはまた、制作者が持ちかけることもある。日本のドラマでも、主人公の持つ「最新型のケータイ」が、どアップで数秒間映されていたり、スポンサー企業のコーヒーやビールがロゴ・ラベルがはっきり見えるように机に置かれたり、手で持っておいしそうに飲まれたりするシーンを見かけることも多いと思います。
さて。
この秋のドラマで、そんなのを分かっていながら私自身が影響を受けたプロダクトプレースメントが1つあります。
医龍2(Team Medical Dragon)フジテレビ木曜22時~
この中の女性麻酔医が、いつもチョコレートをかじっています。
「私、チョコの軽い中毒なの」
そんなセリフを言いつつ、彼女のシーンに何度も繰り返しチョコレートが登場するのです。(特にこの回)
・チョコレートが毎回出てくるのに違和感を感じさせない「中毒」という設定
・食べているのが若くて「痩せた」(しかも仕事がデキる)女性(大塚寧々)
・スポンサーにグリコが入っているはずだと思ったが、ネット上でデータが見つけられなかった(継続調査します)
で、私もスーパーでチョコレートを探してしまいました。
・チョコレートはオシャレで、若い女性向き
・チョコレートは携帯するもの
・チョコレートを食べても太らない
そんなメッセージを繰り返しすり込まれているようにも思いますが、それにしてもうまくできてる例だと思います。(関係者の方、本当のところ、教えてください)
このドラマ、今後のチョコレートの出方に注目です。
まったく関係ありませんが、私はヨックモックの中毒です。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 06:22
2007年11月01日
M1層向けフリーマガジン創刊
新しいメディア と 大丸ピーコックの「半額」シールには鋭く反応する私としては、
やはり反応せずにはいられません。
M1層向けフリーマガジン「BiZ NEXT」、 サンケイリビングから創刊です。
中身がウェブ上で見られます。
M1層とは、20-34歳 男性。 10万部発行で、都内限定・オフィスに直接配送してくれるそうです。
こちらのホームページから配送登録できます。
競合としては、毎コミ「COBS」(年4回の季刊、18万部)、リクルート「R25」(週刊、60万部)あたりでしょうか。
フリーマガジン、フリーペーパーは、広告がどれだけ取れるかが存続に直結する問題ですが、
それは発行部数はもちろん、配布形態と読者の反応をどれだけ得られるかに大きく影響を受けますよね。
直送できるということはそれだけ(今やものすごく管理が面倒になった)個人情報を持っていて、
「誰が読んでいるか分かる」と言いやすい、という点で、立ち上げ時には広告を取りやすいのかな、
という気がしないでもないですが、
同じように配送型でやっている東京IT新聞で、
「一人でしか読まないのに10部単位の配送しかできないってどうなのよ」という声が聞かれるように、
昨今のエコ意識の高まりもあり、5部単位での配送になっているこのBiz Nextがこれからどう市場に受け入れられるのか、
その動きが注目されるところです。(NHKのニュースみたいなまとめですいません)
投稿者 鶴野充茂 : 11:31
2007年10月29日
にわかに信じ難いメッセージを伝える時
コミュニケーションの1つの難しさは、メッセージの受け手が第三者に伝達するかどうかを判断する時に、
「それが本当かどうか」よりも、
「本当っぽいかどうか」というのを重視する、というのがあります。
そんなことを、 新潟日報の記事を読んでいて(なぜ?という問いは置いておいて)、思いました。
県警、夜間ライト上向きPR
「夜間のライトは上向きが基本」―。県警は11月末まで展開する高齢者交通事故防止運動で、車のライト上向き走行とこまめなライトの切り替えを重点項目として呼び掛けている。横断中の歩行者を早く発見してもらうのが狙いだが、下向き走行が基本だと思っているドライバーが多く、「ほかの車にまぶしくて迷惑では?」などと戸惑う声が上がっている。
道路交通法で夜間走行の際のライトは、「ほかの車両などの交通を妨げるおそれのあるとき」以外は原則的に上向き。だが県警がこれまで目立ったPRをしてこなかったことや、対向車にまぶしいという意識がドライバーにあり、ほとんど浸透してこなかった。
県警がライト上向きを強調し始めたきっかけは、2005年9―11月に実施した調査。夜間に歩行者が死亡した事故16件のうち、事故を起こした車はすべてライトを下向きで走っていたことなどから、対策に乗り出した。
しかしドライバーの認知度はまだ低く、上向きを呼び掛ける道路上の電光掲示板や県警のホームページを見た人から、「間違いじゃないか」といった問い合わせが月に数件、県警本部に寄せられるという。「走行中に切り替える余裕がない」といった声もあった。
新潟市江南区の女性販売員(23)は「下向きが基本だと思っていた」。同区の男性会社員(38)も「迷惑になるから使わない方がいいと思っていた。教習所でそう習ったかなあ」と首をかしげる。
県警交通企画課は、「いまひとつ浸透していないので、事故防止のため積極的にPRしていきたい」としている。(以上、10/27/07付 新潟日報より引用)
何度も読み直したんです。この記事。
おそらく、ドライバーの過半数は、「えっ?」と思っているのではないか。そう思って検索してみたら、こんな調査が。
車のライト「下向き」が浸透 (Yahoo!ニュース意識調査)
もとは、茨城県発で同じようなニュースが出て、そこからあちこちに広がりを見せているようです。
茨城県の情報は見つけられませんでしたが、青森県警、山口県警、でも似たようなキャンペーンをやっていたようですね。
ま、これが法律に定められているのかどうか、あるいは田舎だけの話なのでは?
という話はあるかと思いますが、
私が興味を持ったのは、「えっ、本当なの?」と思った人が、その後、どのようにメッセージ伝達をするのか、
どのように伝達するようなコミュニケーションの仕掛けを、発信者としては、考えるのか、ということです。
正しいかどうか、ではなくて、
・「えっ」と思った人にそのメッセージを浸透させる
・そのメッセージの周知徹底を図るべく、さらに広い範囲に伝えていく
という話、ですね。
いや、世の中って、本当なのかどうかよく分からない、という話、たくさんありますよね。
私の記憶で言うと、
祖母が住んでいた家(大阪市内)に掘りごたつがあって、私がまだ小学生くらいだったころに、叔母から、
「この下に、大阪城までつながってるトンネルがあるんや」
と言われて、「えっ」と思いつつ、
「何のために誰が掘ったんやろう」とか
「大阪城の人がここからいきなり出てきたらどうしたらええんやろう」などと
真面目に考えていた記憶があります。
それで、あまりにいろんなことを考えた挙句に口から出てきた質問は、
「それ、まだ使えるん?」
叔母は声をあげて笑っていたのを覚えています。
つい先日も、
子どもを連れて、あるサファリパークに行く時に、「あそこは、確かカバに乗れるらしいな」と母が言い、
「象はあっても、カバは無理やろ~」と言いながら、
「いや、でも、もう21世紀だし、サファリパークも生き残り競争で、カバに客を乗せるようなアトラクションを考えても不思議ではない」などと考えていました。
ただ、こういうどこかで聞いた「えっ!」という話は、ヨソではしませんよね。
一応、裏は取りたい、と思うはずです。
こういう時に重要なことは、
・「この話がウソだと思う人はこちらに」という参照情報をつけておく
・「えっ」と思う人はメッセージ伝達者としては期待しないで、反応の良さそうなターゲット層だけにフォーカスする
という感じでしょうか。
前者が公共情報のような広く一般に伝達を図りたいメッセージの場合、
後者が企業のマーケティングのような、特定層だけでもしっかり浸透させたい場合に
よく取られているアプローチですね。
本当っぽくしてメッセージの伝達を促進する、という観点では、こんな工夫を見つけました。
小さいので読みにくいかもしれませんが、
熊野古道の魅力を首都圏でPRするセミナーが26日、横浜市保土ケ谷区で開かれた。和歌山県世界遺産センターの速水盛康主任が、後鳥羽上皇にふんして講演。約50人が聴講し、熊野への関心を高めた。 (以上、10/28/07付 紀伊民報より引用)
いいですか、「後鳥羽上皇にふんして講演」ですよ。
こうすれば、メッセージの伝達力って上がりそうに思いません?
「この前な、後鳥羽上皇に話聞いてきたんやで」
いや、これは強力だと思いますね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 14:26
2007年10月25日
話を聞かせる工夫、話をさせる仕組み
とある展示会にキーノートスピーチを聞きに行きました。すごいですね、朝一から1000人規模の会場がほぼ満席。
私は講師の目の前、一列目の席で聴講しました。
さて、キーノートスピーチは、有名人を呼んで、参加者には無料で聞いてもらう、それで展示会に人を集めて・・・というのがよくある形ですが、展示会運営者は、キーノートスピーチだけ聞いてすぐに帰られてしまわないような工夫をいろいろ考えているものですね。
ここでは、この展示会でやっていた、イベントの運営者なら比較的採り入れやすそうな工夫をいくつか紹介します。
1つは、キーノートスピーチの後に間髪いれずに次のプログラムをはじめる。
休み時間ナシです。「すぐにはじまりますので、そのままお待ちください」と言われると、「ま、ま、まああと1セッションくらい聞いていくか」となりやすいですね。 この時、席を立った人(トイレと電話と帰る人の合計)の割合が、5%くらい。
次に、 「午前中から参加される方には昼食が付きます」。
ビュッフェ券なんです。会場出たところに食べ物が並ぶ。 それを食べていい、という仕掛けです。
これで、「とりあえず、朝から行って、ご飯食べて、帰ってこよか」となりやすいですね。
最後に、 「展示ブースを回ってスタンプを集めよう」企画。
受付で、入場パスと一緒に、この「スタンプラリー」カードを渡されます。
展示ブースを回ってスタンプを押してもらう。それで、「PSPなど豪華景品が当たる」と。
確かに、展示会に出展する各企業は、新規のコンタクトを求めているわけですから、できるだけたくさんの人と話がしたい。
これに対して、多くの参加者は、「まあ面白そうなところだけ立ち寄って、パンフレットがあればいいか」という感じでしょう。
展示会の主催者としては、出展企業に喜んでもらえないと「次」の時に出展をお願いしにくいですから、参加者の一人でも多くを各ブースに送り込みたい、という意図がある。
それで、このスタンプラリーです。
ただ、話をしてもらうインセンティブとして、PSPが適当なのかどうかは疑問です。 それでも3割くらいの人がチャレンジを試みて、1割くらいの人はスタンプを全て集めるのですかね。どうなんでしょう。
いやはや、いろんな工夫があるものですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 14:45
2007年10月17日
ニフティのビジネスポータルに弊社コーナーできました
ニフティのビジネスポータルに、ビーンスター提供のコラム掲載が始まりました。
本日スタートです。
「自分の名前で仕事をする!」というタイトルのコーナーで、
自分の名前で仕事をしている人や、これからそうなりたいと思っている人に参考になりそうな人物を
紹介していくインタビュー&コラムです。
いろんな人をご紹介します。 どうぞお楽しみに!
ちなみに、ニフティのビジネスSNS「ビジネススペース」で、このコーナーと少し連動した同名のコミュニティを運営しております。
投稿者 鶴野充茂 : 23:19
2007年10月15日
コナ博 公式ガイドいただきました!
先日このブログで、大阪の「コナモン博覧会(コナ博)」について紹介したら、
日本コナモン協会の方からコナ博の公式ガイドブックを送っていただきました。ありがとうございました。
すごい。力作ですよ。
たこ焼き、お好み焼きなどの「こなもん」が、だーっと目に飛び込んできます。
めちゃくちゃおなか空きます。
ぜひ次回は、「おとりよせガイド」もつけてほしい。
ぜんぜん関係ないけど、5月7日は、「コナモンの日」らしい。
投稿者 鶴野充茂 : 19:54
2007年10月09日
出産祝いの「重さ」
パーソナライズして贈るギフトは増えていますが、こちらは出産祝いで贈る「米」。
産まれた時の重さ分の米を詰めて、名前を書いて贈る、というもの。
これを「食べるもの」と考えれば、もらう米の量は多い方がいい。
でも、そのために大きな赤ちゃんを産むというのも変な話。
となると、大きな赤ちゃんが生まれた時に贈ってあげる方が喜ばれるの、かな。
「喜びの重いをお届けします」なんて。
失礼。
投稿者 鶴野充茂 : 06:23
2007年10月05日
東京五輪はウェバーシャンドウィックに
決まったそうです。
16年五輪招致にPR会社と契約
2016年夏季五輪の招致を目指す東京オリンピック招致委員会は3日、国際的な広報活動を展開するために、PRコンサルタント会社のウェーバー・シャンドウィック社と委託契約を結んだと発表した。同社はニューヨークが本社で82カ国・地域に132の拠点を持つ。これまでに2000年シドニー、08年北京の夏季五輪、06年トリノ、14年ソチの冬季五輪招致を手掛けた実績などがある。 (以上、10/3/07 時事通信より引用)
この予算と、プログラム内容、ぜひ知りたいですね。
その他、PR関係だと・・・
五輪招致大使に、みのもんた氏
2016年東京オリンピック招致「アスリートアンバサダー」に現役選手8名
井上康生選手 (柔道 シドニーオリンピック 100kg級優勝)
北島康介選手 (水泳 アテネオリンピック 100m・200m平泳ぎ優勝)
柴田亜衣選手 (水泳 アテネオリンピック 800m自由形優勝)
末續慎吾選手 (陸上 パリ世界陸上3位)
為末 大選手 (陸上 ヘルシンキ世界陸上 400mハードル3位)
冨田洋之選手 (体操 アテネオリンピック団体総合優勝、平行棒2位)
浜口京子選手 (レスリング アテネオリンピック フリースタイル3位)
福原 愛選手 (卓球 アテネオリンピック シングルベスト16)
が就任、と。
招致ロゴはこれ↓
にわかにPRの動きが活発化してきましたね。
ただ、気になったのは、上のロゴがある招致委員会のページのロゴのファイル名。
070710_rogo.jpg
すいません、rogo.jpgでなくて logo.jpgにしません?
国際オリンピックですから。
・・・ いや、え、でも、ギリシャ語ではrogoと表記するの? 私が無知なだけ?
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 10:03
2007年10月03日
トイレの用途
とあるスーパーのトイレの、手を洗う鏡の横に貼ってあった紙。
思わず考え込んでしまいました。
ここはトイレです。
体から出すものは、きっとゴミとは言わない。そういう理解でいいですよね?
手を洗うのは、「身体を洗う」の中にはい入っていない。うん、そういう理解で・・・いいですよね?
そういう疑問を持つ人がいるから、
「体を洗わないで」 ではなく 「身体を洗わないで」 にしているんでしょうね。
メッセージを伝えるというのは、難しいものです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 14:40
2007年10月01日
Free Hugs (フリー・ハグズ) キャンペーン は どこまで広がるか
見知らぬ人同士が街なかで「ハグ」する FREE HUGキャンペーン。
オーストラリア人が「ハグ」を呼びかけながら街を歩く、という動画がyoutubeで話題となり、世界のあちこちに飛び火して、日本でも見られるようになってきています。
2006年12月に探偵ナイトスクープでも放送されたらしい。
東京の動画も ↓
そしてプレイボーイでも。
メッセージが、リアルと ネット動画と メディアで絡み合いながら伝達されていって、
巻き込む人を増やし、その人たちがまた発信していっているようで興味深いですね。
投稿者 鶴野充茂 : 12:20
2007年09月30日
メディアトレーニングが一般化してきた
メディアトレーニングが随分、一般的にも知られるようになってきたなあと最近感じます。
ビーンスターでも最近、メディアトレーニングのお問い合わせを頻繁に受けています。
メディアひきつけろ/人気競技へ浮上作戦
北京五輪の代表選考につながる大会が各地で始まっている。メディアの注目が集まり、何かと選手の露出が増えるこれからの時期を競技の人気上昇につなげようと、「マイナー競技」とみられてきたスポーツ団体があの手この手の作戦を練っている。さて、効果のほどは--
[バトミントン]「オグシオ」写真集
(興味深いけど、長いので略)
[卓球]取材対応を特訓
23日まで中国で開かれていたアジア選手権で、男子団体が25年ぶりに決勝進出を果たした卓球。翌朝の一般紙の記事は10行前後の地味な扱いだったが、中国を筆頭にアジア勢が強く、「アジア大会=世界大会」と言われるなかでの快挙だった。
日本卓球協会は、北京五輪で団体戦が初採用されることから、「男女ともメダルを狙える」と意気込んでいる。
大会前の合宿に採り入れたのが「メディアトレーニング」。サッカーJリーグ選手に指導している元アナウンサーを講師に招き、「囲み」と呼ばれる競技後の取材や記者会見への対応を約2時間教わった。
「テレビなら、コメントを使いやすいよう短く」「インタビュー終了後は45度のお辞儀で感謝の気持ちを」などと好感度を上げるポイントを伝授。模擬会見もやり、自分の話しぶりをビデオで見た選手らは「思ったよりもおどおどした印象を受けた」とそれまで気づかなかった面を学んだようだ。
(中略)協会の前原正浩・強化本部長「一人の発言で卓球全体のイメージががらっと変わることもあり、しっかりした受け答えを身につけてもらいたい」と話す。
女子エースの福原愛選手(ANA)は早速、合宿最終日の取材で、「一試合、一試合、全力を出せるよう、頑張ります」と歯切れ良く答え、「ありがとうございました」と深々と頭を下げた。
(以上、9/27/07付 朝日新聞夕刊より引用)
スポーツは、メディアにとって、「エンタテインメント」コンテンツであり、ヒーローや有名選手を生み出してその競技に注目させる必要があると、以前にもこのブログで書いた覚えがありますが、こういう「広告塔」づくりの「トレーニング」を「研修メニュー」のような形で取り入れた、という記事は、今までにあまり見たことがなく、貴重なデータだと感じます。
メディアトレーニングを受けると、報道される時の記事のトーンや映像での印象が明らかに変わります。
その理由としては、1つに、
自分がどのように質問に対して答えているかを自分でビデオで見て気をつけるということがあり、
もう1つに、
メディアが投げかける質問にどう答えれば、「どの答えの部分を、どのように編集して使われるか」を知るということがあります。
一般的に誤解されやすいのは、「口の達者さ ≠ メディア対応の上手さ」 ということで
概して、饒舌な営業マンタイプの人は、メディア対応がうまくありません。
メディア対応時の話し方って、気をつけるところが違うんですよね。(その件についてはまた後日にでも)
いずれにせよ、メディア対応も表舞台に出てくるテーマになってきたというのは、喜ばしい限りです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 15:13
2007年09月27日
博覧会ってなんだかステキ。
ムーブメントを起こそうとする時、人が集まってイベントをする。これ、よくありますよね。
私なんかだったら、コミュニケーションに関連するビジネスをしている人たちを集めてACフォーラムを開催してきました。
うん。「フォーラム」とか、「カンファレンス」って、すぐ思いつくんですが、「博覧会」って、思いつきませんでした。
「博覧会」って、何かいいですよね。楽しそう。お祭りのニュアンスを感じます。
だから、こんな形でメディアも取り上げるのでしょう。
第1回「大阪コナモン博覧会」、10月に開催 (asahi.com)
たこ焼きやお好み焼き、うどんまで、くいだおれの街にあふれる「粉もん」をテーマにした「大阪コナモン博覧会」が10月1日に始まる。
博覧会といっても会場があるのは2日間だけ、それも難波で開く屋台。年末にかけ、たこ焼き屋など130店を網羅したガイド本や店を動画で紹介するホームページ、ツアー企画などを通じて街に客を呼び込む狙いだ。
コナモン業者、食文化研究家、商店街、旅行会社らがタッグを組んだ。価格高騰に揺れる業界だが、浪速商人に言わせれば、「そんなもん、なんぼのもんや」? (以上、引用終わり)
フェスタ!ですよ、フェスタ! コナモン・フェスタ。略して コナ・フェス!
そして、「博覧会」のガイドブック(コナ博ガイド)まである。
・・・コナ博かあ。 花博みたいやなあ。
ちなみに、このプレスリリースはこちら です。うまいことまとめたはりますわ。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
p.s.熊谷さんの新刊「「粉もん」庶民の食文化」(朝日新書)も読みごたえありますよ。




