2009年11月27日
プレゼン審査に行ってきました
何年も研修で協力している、ある大手メーカーの皆さんが、研修中にプレゼンコンテストをするということで、審査員役で参加してきました。
私の右隣に座っているのは、最近、幻冬舎から「「また会いたい」と思われる人の38のルール 」 を出して、一気にベストセラー作家になってしまった吉原珠央さん。発売1か月で8万部 だとか。すごい。
ビーンスターでセミナー、研修の講師をお願いしていて、もう何年ものお付き合いになります。
早めに到着したので、吉原さんの研修セッションにもこっそり参加。
吉原さんが言っていたことで、参加者の反応が良かったのは、表現の言い換えでした。キツすぎない表現の工夫として彼女は、「派手な服を着ている→華やかな・・」「おじいさんおばあさん→人生の大先輩」「クセのある性格→とても個性的な人」などと言い換える方が聞いてる側は受け入れやすい、と。
参考になります!
たまたまこの日は私の誕生日ということもあって(?)、一緒に打ち上げ。
吉原さんのブログにもその日の様子がありました。
早くも年末モード一色ですけど、お互い、体壊さないようにいきましょう。
ありがとうございました!
投稿者 MT : 16:40
2009年11月14日
有隣堂 ヨドバシAKIBA店での新刊陳列状況
所用で秋葉原に出かけました。
駅前のヨドバシカメラ7Fにある有隣堂をのぞいてみると・・・
入口のコーナーにどかんと文庫が積み上がる平台が!
なんと、5種類の文庫、うち3種類は私の本です。
オレンジ本、青い本、そして!本です。
こんな目立つところに、こんな大量に、しかも3種類も。
ひたすら感謝です。ありがとうございます!
投稿者 MT : 23:57
2009年11月12日
御礼、ビジネス書で1位&5位
最新の書店情報が入りました。浜松町のブックストア「談」からです。
週間ランキングの棚をのぞいてみると…
今週発売の「!本」も新刊コーナーにしっかり並んでいました。
ありがとうございます!
投稿者 MT : 15:55
2009年11月11日
ANA新機材のPR写真は秀逸だと思う
きっと、反応する人は国内に1000人もいないと思いますが、全日空が昨日発表した新機材のPR用写真は、秀逸だと思うんです。
これ。
(写真は全日空のサイトから)
新しいビジネスクラスの座席です。
今までは、「前後」の長さを強調していました。
だから従来の「これが新しいシート」というPR写真は、横から撮影していました。
「足がこれだけのびますよ」というのを強調するために。
それが今回は、上からです。新しいですよね。
今回は、「左右」のゆとりを強調しているからです。
上から見ると隣に人が座らない席配置になっているのが一目でわかる。
しかも、斜めに並んでいるから、「混んでいる時でもそれぞれの時間と空間を味わえる」というメッセージがはっきり伝わってきます。
朝日新聞には次のように掲載されています。
おそらくこの写真で、記事の精読率を上げているはずです。それくらい効果的だと思う。
この写真の構図を考えた人に拍手。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 13:59
2009年11月09日
九州の桜井康行さんにオススメされました
私の青い本、「頭のいい説明 すぐできるコツ」が、九州の桜井康行さんに紹介されました。
Q1:オススメのポイント
相手に「伝えたいことを要領よくまとめて」説明ができ、しかも「行動に移してもらう秘訣」をわかりやすく解説しています。値段も手ごろで、通勤電車の中でも簡単に読めます。
Q2:この本に出会ったきっかけ
書店にて"記憶が良くなる本"を探していて、たまたま見つけました。
Q3: 本から受けた影響/こんな人にオススメ
一生懸命説明しても、相手になかなか理解していただけないもどかしさの、幾許(いくばく)かの解消に役立った。社内外において、そんな経験をされた方にぜひ読んでいただきたいと思います。
とコメントいただいております。
でも、いったいその桜井さんって誰?
三建設備工業株式会社の九州支店にお勤めの方だそうです。
社内報を送っていただきました。
こういうお一人おひとりの声がとてもうれしいです。ありがとうございます!
投稿者 MT : 14:28
電通至近、文教堂 汐留店での新刊陳列情報
引き続き、あちらこちらから私の新刊の目撃情報をいただいています。感謝です!
今回は文教堂・汐留店。電通本社のすぐ下にあります。
お店の真ん中、入口のもっとも目立つ棚の真ん中に2種類の私の本を多面展開していただいています。
青い本、「頭のいい説明 すぐできるコツ」とオレンジ本、「頭のいい質問 すぐできるコツ」。
やっぱりこう、2つセットで置いていただけるとよく目立っていいですね。
しかも、電通のお膝元で「電通 鬼十則」のすぐ下ですから、とても大切にしていただいているのがよく分かります。
そして・・・、
書店内の売上ランキングでは、「頭のいい説明 すぐできるコツ」が13位、だそうです。
ありがとうございます!
投稿者 MT : 06:06
2009年11月08日
見せないで売る:最近の女性誌
「最近の女性誌、すごいよね。付録が」
という話が日常会話でよく聞かれるようになりました。実際、書店に行ってみると売り場はこんな感じになっています。
これが男性誌、ビジネス誌。見慣れた、ぺったんこの「雑誌」です。
これに対して、女性誌は・・・
こうなっています。
こんなボリューム感があります。
で、これ、付録があると、ビニール紐でくくり付けているので、中が見られないんです。
つまり立ち読みができない。
さて、これを見て思いました。
果たして、こういう雑誌は「何」を売っているのか。
付録を売っているのか、記事・写真・情報を売っているのか。
ビニール紐って、昔のエロ本と同じですよね。
あれは中身が見たいという気持ちを刺激して売っていた。
上の女性誌は、どうなんでしょうか。
「中身を見たい」という気持ちだけを刺激して売っている・・・?
「付録も付いてるし、情報が大したことなくてもいいか」という保証感を売っている?
「付録なんて期待せずに買ったら、え?これ付録?と驚いた」という人もいるので、福袋的な期待を売っているのか?
でも、仮にそうだとしたら、福袋って、そもそも毎月買うのか?
「見せないで売る」というのは、売る側にも買う側にもいろんなことを考えさせますね。
急降下している雑誌市場、見せないで売るのは吉と出るか凶と出るか。
先行きが注目されるところです。
(NHKみたいなまとめだ)
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 08:04
2009年11月07日
時代に合わせて少しずつ割合を変える:ブックストア談 浜松町店の場合
ブックストア談 浜松町店では、中央レジのまん前に、私の本が専用テーブルで陳列されています。
こんな感じ。
山盛りで、2種類。 「頭のいい説明 すぐできるコツ」(青い本)と「頭のいい質問 すぐできるコツ」(オレンジ本)。
オレンジ本が10月に出たばかりの新刊です。
これ、とても興味深いんです。
上の写真は11月6日の様子なのですが、ちょっと前に同じテーブルの写真を撮ってたんです。
それがこれ。
これは、10月21日の様子です。
違いがわかります?
青とオレンジの割合が違うでしょ?
ちょっとずつ、新しいオレンジの本をプッシュしていただいているのです。
ありがたいことに、この書店では、
私の青い本が、
ビジネス書部門で週間売上第3位!!
文庫部門でも週間売上第3位!!
なんです。
いやーすごい。ただただ感謝。ありがとうございます!
オレンジ本 「頭のいい質問 すぐできるコツ」もよろしくお願いします!
投稿者 MT : 05:33
2009年11月06日
「美的」で「つるの式 伝える技術 新常識」が紹介されました
まったくイメージできなかった雑誌ですが、私の新刊「つるの式 伝える技術 新常識」が紹介されてるよ、と教えていただきましたので、ご報告。
「美的」12月号です。
坂東真理子さんの隣で紹介されています。
ありがとうございます!
投稿者 MT : 09:52
2009年11月03日
業界交流会を継続するコツ:メデコミ会9年を振り返って
メディア&コミュニケーション研究会(メデコミ会)という活動を、2000年から続けてきました。広報や広告、メディアといった「伝える」ことをテーマにした仕事に携わる人たちのための同業種コミュニティです。10年近く、毎月毎月、交流会を開催し、平均50人程度、多い時には70-80人くらいの人たちが参加しています。
このたび、毎月その交流会の会場として利用していたお店が、年内いっぱいで使えなくなることが分かり、節目のタイミングでもあるので、これまで参加者の方々からよく質問されていたことを、主宰者としての私の考え方とともにまとめておこうと思います。あんまりこういうの発したことがなかったのですが、いろんなコミュニティを始めようとされている方がいらっしゃるので、何かの参考になれば幸いです。
※なお、年明け以降のメデコミ会の会場や参加条件などは現在検討中です。決まり次第、お知らせします。
●メデコミ会の参加者によく聞かれる質問
1.どうやって人を集めてるんですか?
仕事でイベントをされる方も多いことから、最も多く受ける質問の1つがこれです。毎回、開催日の1週間ほど前に、リマインダのメールを2-3度、配信しています。mixiやGREE上でコミュニティ作って掲示板に書いたりしたこともありましたが、手作業がたいへんできちんとケアすることができなくなってしまい、今ではメールでメデコミ会のMLとメルマガのお知らせのみ。 主催者側の告知活動は基本的にそれだけです。あとは、もう参加者同士で連絡しあったり、初めての方を誘ったりして一緒に来られています。
異業種交流会を主催している方がよく様子をのぞきにメデコミ会にやって来るのですが、この質問をされる方は、できるだけたくさんの人を集めようという発想が強いようです。でも、私はそういうことをほとんど考えてないんです。集めようとするんじゃなくて、自然に集まってくる「場」を作りたい、しかも、みんなが知りあいたいと思うような面白い人たちが集まる場を、という気持ちの方が強いんですよね。
それは、きっと自分が10年前にそんな場を探して見つからなかったからです。当時の私は、業界の最先端の情報が、どこに行けば手に入るのか分からなかった。誰がキーパーソンで誰がどんなことを得意とし、どんな取り組みをしているのか、みんなが今何に注目しているのか、次のトレンドが何なのか、業界の求人や求職のためにはどこにいけばいいのか、といったことを知りたかったけれども見つけられなかったんです。それで、いろいろ調べた揚句に、そんな都合のいい場はどうも存在しないんだと気づき、「ないのなら、自分で作るか」と始めたのが、メデコミ会なんです。
そういう発想でスタートした会なので、参加者が多いかどうかはあまり重要でない。それよりも、どんな人が行きたいと思うかの方が大事なんですよね。だから、私の場合はまず、どんな人に来てほしいのかを考えて、そんな人たちに喜んでもらえる「価値」がいったい何なのかということを繰り返し考えてきました。
そして、その上で大切にしてきたことは、「人が最高のコンテンツである」という信念のもとに、参加者一人ひとりに主役になってもらうにはどうしたらいいか、を考え続けることでした。誰でも初めての場に行ったら緊張しますよね。初めて行く時は、心理的に大きなエネルギーが必要なんです。ところが、ほとんどの「初体験」というのは、その期待ほど大した経験は得られないんです。それが、「ああ、行って良かった」「また行こう」と思ってもらうには、やはり工夫がいります。もちろん物理的に限界もあるのですが、私はできるだけ一人ひとりと、少しずつでも話をして、相手が求めていることを知ろうとし、提供できるものは提供しようと努めてきました。
そう考えてみると、よく話をした人の方が頻繁に、あるいは、長期にわたって参加されているように思います。
といっても、私の記憶力が特に優れているわけでもなく、何度も来てくれている人にも「初めまして」なんてよく言ってしまうし、またせっかく相談していただいても必ずしも適切な答えを返せないことも多々あり、なんだアイツと思われることもあったと思いますが。
2.長く続ける秘訣を教えてください
長く続けられる仕組みを作る、ということに尽きますね。
コミュニティが続かない理由は、1)参加者が集まらない、こなくなる 2)主催者が飽きる、まとめる人がいなくなる 3)運営に手間がかかりすぎる といったことがあります。 順に見ていきましょう。
1)「参加者が集まらない、こなくなる」は、会をつくる初期の設計段階の問題。あるいは、運営している時に、場を丁寧にケアしていないと起こります。
2)「主催者が飽きる、まとめる人がいなくなる」は、短期的には運営グループの役割分担や目的の共有などが重要ですね。 長期的には後継者問題です。会を継続して運営するには、次の時代に中心的な役割を担ってくれる人をどう育てるか。これはどこの組織も同じですね。最近の大学(全学部規模)などの同窓会に行っても、レギュラー参加しているのは、シニアな人がほとんどです。メデコミ会はまだ10年ほどのコミュニティなので、この問題とはまだ真正面からは向き合っていませんが、逃げられない問題ではあります。違世代のつながりって、意識して大事にしないと急にはどうすることもできませんよね。
3)「運営に手間がかかりすぎる」は、意外と見過ごされやすいポイントです。「最大限の努力をして喜んでもらう」ではなく、「最低限の労力で長く楽しんでもらう」ことを私は重視してきました。誰でも始めるときは一生懸命になるのですが、始めるよりも続ける方が大変なので、どうやって始めるか、と共に、どうやって続けるか、 も考えておく必要があります。たとえば、かなりの数の参加者がいないと会が成り立たない、ということが開催の条件になってしまうと、いつも時間と手間をかけて参加者を集めることになります。これでは続けるハードルが高くなります。
3.この会をやっていてビジネス上のメリットはありますか?
「この会やってて、どうやって儲けてるんですか?」とストレートに聞いてくる方もいらっしゃいます。これ実は、一言ではなかなか答えられない質問です。確かにこれまでは参加費もとらず、飲み物もキャッシュオンデリバリーでやってきましたので、ビジネス視点で考えると、そんな疑問が出ても不思議ではないですね。そして、きっと商売につなげようという会なら、きっと違うやり方をしているとも思います。そういう意味では、ビジネス上の直接、金銭的なメリットはほとんどありません。
ただ、毎月何十人もの新しい人たちと予期せぬ(ほとんどの場合、相手もです)形で会い、その人たちの仕事の話を聞いているだけで、時代の変化はリアルに感じられますし、仕事のヒントも刺激もたくさん得られます。
仕事の話は人が運んでくるわけですから、他では聞けない貴重な情報も多々あります。参加する人たちを見てその人たちの所属する会社の雰囲気もよく分かります。参加者の所属する会社が上場企業なら株価の推移をチェックすることもよくありますが、社員の元気さと株価の動きは高い相関があるように感じています。また、感度のいい人、活動的な人たちは、またそんな人たちとのネットワークも持っています。
そんな出会いやつながりは、目に見えるわけではありませんが、私にとっては貴重な財産だと思いますね。
4.どんな人が参加されていますか?
職種で言うと、広報・広告宣伝・メディア・マーケティング関連の人が中心ですが、10年近く、毎月毎月開催していることもあり、参加者の顔ぶれは多彩です。業種になると、製造業から金融まで幅広い事業会社、PR会社や広告代理店、新聞社や放送局、デザイン制作系にネット系、コンサルティング会社に中央官庁、規模は大手からフリーランスまで。会うたびに転職して違う組織の名刺を出される方もいますので、何度も参加される方は所属組織よりも専門テーマや得意領域の方が強く記憶に残っています。年齢層も下は大学生くらいから、上は現役を引退するかしないかぐらいのシニアな方までいらっしゃいます。
人はよく似たタイプの人とつながっているもので、良い関係を築けた人は、その後、似たタイプの人と一緒に来てくれるようになります。ビジネス書の著者は同じような分野の著者と一緒にやってきますし、俳優をしている人も同じ舞台に出ている人と参加してくれます。実はそこで共通の知り合いだということが分かったり、メデコミ会の別の参加者と知り合いだったり、仕事上は競合他社なのに妙に仲良くなっていたり、新しい関係に発展しているケースも多々あります。
仕事を探している人、人を探している人も参加されます。たとえば2-3年ごとに、転職を考えるタイミングごとに参加される方もいらっしゃいます。実際にメデコミ会での出会いから、その後、採用につながったケースが数多くありますし、「この場で出会ったんです」と採用した人とされた人が一緒に報告に来られるケースもよくあります。
強引な売り込みとかされませんか? という質問がたまにありますが、同じような仕事をしている人たちが集まっている場ということもあり、問題は特に聞こえてきません。もっとも、「コミュニケーション」を仕事にしている人たちが集まる場ですので、皆さんそれぞれでうまく対処されていることも大きいかもしれませんが。
また、面白いことに、セールス志向の強い方は、あまり何度も参加しないんですよね。1回様子を見て、来なくなってしまうんです。
5.どうやって始めたんですか? コミュニティの立ち上げ方にコツはありますか?
これから何かの会を立ち上げようとしている方は、よくこの質問をされます。メデコミ会は、2000年7月に、知り合い15人に声をかけて恵比寿のビアホールで、「カンパーイ」することから始めました。そのうち、一人ひとり個別に声をかけて出席者管理をするのも、日を決めるのも、会場と調整をするのも大変になったので、決まった店で、毎月第一月曜日と日を決めて、勝手に集まれるようにしました。 一人で立ち上げるか、グループで立ち上げるかはそれぞれですが、継続して開催する場を考えているなら、開催したりしなかったりではなく、安定的に開催し続けられる体制にした方がいいですね。
あと、交流会で初めての人や話ができずにいる人をケアするのは、運営者としては基本的なことだと思います。でもこれ、人数が急に増えると、途端にできなくなります。なので私は、参加人数が少しずつ増えてきた段階でも、あえて広い会場に移ろうと思いませんでした。拡大志向が強ければ、コアメンバーを増やしてそれぞれがケアしていく、というやり方ができると思いますが、対象者の人口自体がそんなに多くないと思ったんです。広告と広報、マーケティング関連で、首都圏在住、20-40代中心と考えて、1万人くらいじゃないのかな、と。すると、必死に集めて1%が来たとしても100人。毎月開催するとしたら、おそらくそれくらいが上限だと考えました。
で、50人くらいだったら無理しなくても割と現実的だな、と。また、その半分くらいが初参加と考え、その初参加のうちの2-3割が、一人で来ていて、しんどい思いをしていたとしても、それくらいだったら声をかけてあげられそうだ、と思ったんです。また仲のいい常連さんたちコアなメンバーでサポートできそうだ、と。
100人になったら、おそらく全員と喋るのはもちろん、目を合わすのさえも難しくなります。そうなると、ひとりでほっとかれる人が出てくる。これはちょっと申し訳ない。だから、100人は集めるのも続けるのもしんどいから、50人で顔の見える関係にしたい。そう思ったんです。
メデコミ会を通じて知り合った人だと、今、大まかに1000人くらいは顔と名前が一致して、仕事を理解しているんじゃないかと思います。
私は、メデコミ会に来てもらった人は、来る前と何かが変わった、という経験をしてもらいたいんです。それは、そこでしか会えない人との出会いだったり、まったく違う仕事の存在を知ることだったり、自己紹介するために頭の中で整理する機会だったり、いろいろあると思うんです。わざわざ忙しい平日に出かけてきてもらうんだから、何かを持って帰ってもらいたい。そんなことをずっと考えながらやってきました。
SNSが5年くらい前から普及して、今、ゆるいつながりの時代、みたいに言われますが、そのゆるいつながりって、「ずっとつながってる関係」ではなくて、「つながりやすく、離れやすい関係」だと思うんです。ところが、コミュニティをやろうという人の中には、名刺交換してメーリングリストに登録したら、関係が「人」ではなく、「数」だと考えてしまう人が意外に多い。そういう人は、「つながり」は当たり前で「囲い込み」だと思っている。でも、今、囲い込まれている人なんて、いません。 また、みんな忙しくて、必要に迫られていること以外はなかなかできません。会う必要が生じないと本当に2度と会わないんです。だからこそ、コミュニティを真面目に立ち上げようと思ったら、一人ひとりと一生懸命向き合って、相手を大事にし、関係を発展させる努力をしないといけないと「つながり」は維持さえできませんよね。そういうとこで手を抜いてしまうと、うまくいかないんじゃないかな、と私は思います。
面白い会があったら、私にもぜひご紹介ください。
長文、お付き合いありがとうございました。
五反田の会場でのメデコミ会は、いよいよ来月12月7日(月)が最後になります。ぜひ皆さんお誘いあわせの上、ご参加ください。
そして、2010年からのメデコミ会にもぜひ、ご注目、お付き合いいただければ嬉しいです。
投稿者 MT : 18:01
2009年10月30日
神田駅前・啓文堂書店での新刊陳列情報
本当にあちらこちらから私の新刊の目撃情報をいただいています。ただただ感謝です。
今回は神田駅前・啓文堂書店です。
外から見た書店の様子。
わーすごい。ワゴン展開ですね。ありがとうございます!
「頭のいい質問 すぐできるコツ」鶴野充茂(著)三笠書房 知的生き方文庫
一人でも多くの方に、手にとっていただけますように。
情報、ありがとうございました!
投稿者 MT : 17:41
ついにPR会社も成功報酬型はじまる
サニーサイドアップが、PR事業で成功報酬型サービスを開始するそうです。
サニーサイド 成功報酬型PR代行/目標未達成なら無料に
マーケティング支援のサニーサイドアップは11月1日、完全な成功報酬型のPR代行サービスをはじめる。契約企業と売上高の目標を定め、目標の達成率によって料金を決める。PR活動に必要な当初の費用はサニーサイドが負担。目標未達なら契約企業の負担はゼロになる。効果に見合った料金しかかからない利点を訴え、年間約10社の契約を目指す。
第一弾として出前・宅配サイト「出前館」を運営する夢の街創造委員会と契約を結ぶ。(中略)
成功報酬型の契約をするには、PR対象となるサービスや商品の審査を受ける必要がある。PRによって成長を期待できるかどうかが契約の条件になる。
(以下略、以上 10/30/09付 日経産業新聞より引用)
はじまったなー、という感じがしますね。
PRビジネスは今、本当に岐路に立たされています。大きな問題は次の3点です。
1.メディア力が急落している ・・・ 読まれてない。見られてない。反応がない。
ちょっと前なら、ターゲット顧客層からの反応があったメディアでも、今では反応がガタ落ちしている。たまに来るのは業界関係者からの「見たよ」か、やっかみのようなネガティブなリアクション。「メディアに露出します」というだけでは価値を感じてもらえなくなった。パブリシティ自体の意味や価値を相手に合わせて説明する必要が広がっている。
2.「誰でもPR」が広がった
誰でもプレスリリースが書ける、簡単に書けるといったニュアンスの本が数多く流通し、記者のところにはスパムのようなプレスリリースが急増している。とにかく数まけば、どこかから反応が得られるんじゃないか、という発想で、媒体と関係のないリリースや情報がメディアに送りつけられていて、媒体にマッチしている情報までが埋もれて見つけてもらえなくなっている。
3.戦略PRなどでの「PR」への関心、期待がちょっと高まりすぎている
一方で、「新しいPR」というイメージを背負った「PR本」が出てきており、「これまでとは違う、なんかすごいPRがあるんじゃないか」と発注前に期待がかなり上がってしまっている。ぴったりハマる案件もあるが、チームメンバーの組み合わせや、商品・サービスのテーマ、プロジェクトの条件によって結果に大きな差があることから、期待はずれに終わったクライアントが次のPR会社に「前」の文句を順番に言って回っている。
こういう、混沌とした状況の中で、
成功報酬型サービスというのは、自分たちのスタンスや自信をはっきり打ち出すメッセージと言えますね。
ただし。
年間10社との契約、ということで、
たくさんのプロジェクトを回せるわけでもなく、
自分たちが本当に自信のある案件だけを厳しく精査してから契約する、
というのが条件。
でも、PRビジネスの新しい道が、1つ現われた、ということで、今後の展開に注目していきたいと思います。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 11:04
2009年10月28日
本屋さんからの発信
先日、「本が売れない、と言うけれど」というタイトルで、毎日のように出版社の人と会っていて、みんな口をそろえて 「本が売れない」「なかなか売れない」「ほんとに売れない」 と言うけど、まだまだできること、ありそうに思う。というような話をこのブログで書きました。
そしたら、26日の朝日新聞の夕刊に次のような記事が載っていました。
本屋さんからの発信
(前略)「本離れに歯止めを」と、古本市や朗読会など本にまつわる多彩なイベント「ブックオカ」が福岡市内の書店を中心に開かれている。(中略)
書店員101人が選んだ本を集めた「激オシ文庫フェア」は約50の書店で展開中。「心が疲れた時の特効薬」といった推薦文に加え、推薦した書店員と書店の名を記した帯を巻いて販売している。
自らも本屋を経営しているブックオカ実行委員長の大井実さん(48)によると、普段はライバル関係にある書店員が連携し、書店側が中心になったブックフェアは画期的な出来事だという。(中略)
ブックオカの盛況ぶりに触れ、街に隠れた本好きはもっと大勢いるはずだという気がする。「出版業界にプロモーション(販売促進)という観念がかなり欠如している」と大井さん。小さな本屋も取り組める「発信」の輪の広がりが業界を元気づけるはずだ。(以上、「窓」10/26/09 朝日新聞夕刊より引用)
とのことです。同じようなことを考えて、実際に行動する人がいたんですね。
やっぱり行動しないとね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
以下、ご参考まで。出版社の方のブログです。
投稿者 MT : 11:06
2009年10月27日
鳩山首相の所信表明演説の見どころ
10月26日に行われた鳩山首相の衆参本会議での所信表明演説。すでにさまざまな報道がなされていますが、私なりにそのメッセージ性についてまとめておきます。
本格的なパブリックスピーチとして、良い研究材料です。
■鳩山首相の所信表明演説の概要
・過去10年で最も長い所信表明演説 約1万2900字、全52分。
・小泉首相26分、麻生首相21分 安倍首相34分(?)に比べてはるかに長い
・「国民」という単語が47回出た
・NHK放送(衆議院)が14時からの52分間。私は生で全部見たけど、平日昼間に多くの人は見れない。しかも長いので52分間の演説を全部は見ない→興味のある人も、ほとんどはニュースか新聞で見る
こういうものでした。
■見どころ
○「曖昧、現実論に踏み込め」「具体的ではない」と言うけれど・・・
これ、所信表明演説クラスの大方針の発表だと、結構何をどう言っても言われます。企業の経営方針説明会でも言われますからね。また、具体的にすればもっと時間が延びます。こういう時に効果的な工夫は、具体例を1つ2つ挙げ、判断軸、優先順位の付け方を明確にすることです。そういう意味では、具体的なキーワードが出ていたので、最低限のレベルはクリアされているのではないかと。
◎実は時間の長さの割に、シンプルな構成
ほとんどの人は52分間の映像ではなく、ダイジェストで見ます。詳しく知りたい人は活字で見ます。そこで大事なのは「見出し」です。今回の所信表明演説は、実は構成がシンプルだった。それが良かった。
1.はじめに
2.いのちを守り、国民生活を第一とした政治
3.「居場所と出番」のある社会、「支え合って生きていく日本」
4.人間のための経済へ
5.「架け橋」としての日本
6.むすび
6章立てです。つまり、「方針」としては「はじめに」と「むすび」を除く4つだけなんです。ポイント4つ。この見出しの数が大事です。少ない方が伝わりやすい。
ちなみに、麻生首相(2008年9月の所信表明演説)「1.就任に当たって 2.国会運営 3.着実な経済成長 4.暮らしの安心 5.簡素にして温かい政府 6.地域の再生 7.持続可能な環境 8.誇りと活力ある外交・国際貢献 9.おわりに」の9章立て。
福田首相(2007年10月の所信表明演説)「1.はじめに 2.国会運営について3.政治と行政に対する信頼の回復 4.信頼できる社会保障制度の整備 5.国民の安全・安心を重視する政治への転換 6.子育てを支える社会の実現 7.改革の継続と安定した成長 8.いわゆる格差問題への対応 9.これからの環境を考えた社会への転換 10.平和を生み出す外交 11.むすび ― 自立と共生の社会に向けて」の11章立て。
安倍首相(2006年9月の所信表明演説)「1.はじめに 2.活力に満ちたオープンな経済社会の構築 3.財政再建と行政改革の断行 4.健全で安心できる社会の実現 5.教育再生 6.主張する外交への転換 7.むすび 」の7章立て。
ね。項目数がどれよりも少ない。活字にすると、むしろ構成は分かりやすいんです。
また、今回の鳩山首相の所信表明演説について、「長い」と文句を言う人は多かったけど、時間が従来の2倍なら、「政権交代」の大きな意味を伝えるには、むしろ適切ではなかったか、とも思います。
いつも程度の長さだと「変化が感じられない」と言われるし(のりピー報道と争う日の演説ですし)、でも、今回の以上の長さになると、テレビの編成や分析、解説する人が大変になる。そういう意味でも、影響のある人たちへの配慮も感じられる「友愛」演説だと思います。
×見出しのメッセージが分かりにくい
ところが、せっかくシンプルな構成にしているのに、見出しだけ見ても分かりにくいんです。
2.いのちを守り、国民生活を第一とした政治
3.「居場所と出番」のある社会、「支え合って生きていく日本」
4.人間のための経済へ
5.「架け橋」としての日本
ねえ。この見出しの付け方、キャッチコピーは、改善の余地があります。
わかりにくいこと+総論的にあまり反対意見が出そうにないものばかりになっていることが、問題です。△△ではなく○○、という具合に何を変えるのかを明確にしてほしい。分かりやすさの工夫としては、たとえばどんな助成金や補助金が生まれそうなのかをイメージできるものにする。
△大切なことは繰り返す:「国民」47回出た
国民が主役。国民を大事にしたいんだ、という気持ちは分かりました。
でも、国民が主役なら、主役は責任重大ですよね。政府としては、国民に何を求めるんでしょう、どんな役割を期待するんでしょう。どういう参画を望んでいるんでしょう。「面白かったらクリックしてね」とか、反応のヒントがほしいところです。だって、主役ですもんね。準備や対策が必要ですよね、国民にも。
○締めの言葉大事。ここは高い確率でテレビに編集なくそのまま出る。
「ぜひとも一緒に、新しい日本をつくっていこうではありませんか!」
血色良く、力強く訴えられ、また多くの局で放送されたので、良かったですね
△「全体の印象」
演説直後のテレビ解説は、時間がなくて分析をほとんどしません。もう見たまま、思ったまま言って終わりです。「長い」とか、そんな付加価値のない一言で終わる。こんなのは気にしなくていいんです。
注目したいのは、当日夜と翌朝のニュースでの解説です。ここで何をどう言ってもらいたいかを考えてまとめる。それが大事ですよね。
ニュースでの解説は、中身の要点をいくつか箇条書きに説明して、あとは全体の印象を2つ3つしか言わないし、言えません。そこで何を言ってもらうかがキーです。
夜のニュースでは、要約すると「あいまいだった」という一言に集約できます。
ここで、鳩山さんは本当は何て言ってほしかったんだろう。
何と言ってもらうことを狙ったんだろう。
それが分からなかった。
たぶん、「言いたいこと」を「言う」ので精いっぱいで、ニュース番組の解説でどう「コメントしてもらう」のかという発想はなかったんじゃないですかね。
-----翌朝の報道を見て追記:
「今までとは違う国になりそうだ、協力したら面白い、自分たちも参加するんだ、そういう気持ちに皆さんがなったらうれしい」。首相は本会議終了後、首相官邸で記者団にこう語った。(日経新聞10/27/09朝刊)
だそうです。各社の報道ぶりを見る限り、首相が期待するような、「いざ新しい国へ」的な解説でまとめているものは見当たりませんでした。残念。------
オマケ:黄色/ゴールドのネクタイ。赤と並んでPRの世界では「パワータイ」と呼ばれる色。赤は「力強さ」、黄/ゴールドは「親しみ」を伝える色とされます。鳩山さんはこの黄色/ゴールドがお好きのようで、すっかり見なれましたが、これは友愛を印象付ける色で良いと思います。
でも、できればTPOに合わせて雰囲気をちょっと変えてほしいです。ワンパターンと思われるとファッションチェックとしてのネタ出しを失うことになりますから。番記者にはちゃんと記事になるネタを出し続けないと、変なネタを見つけて書かれますからね。
・・・でもね、そうは言っても、気合いの入った所信表明演説で、聞いていてたいへん興味深かったです。従来ともかなりスタイルが違いましたしね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 01:09
2009年10月26日
新刊裏話:2つの表紙(頭のいい質問 すぐできるコツ)
商品はパッケージによって売れ行きが大きく変わるという話はよく聞きますが、本でもちょっとでも手に取ってもらえるような工夫をしています。
私の最新刊、「頭のいい質問 すぐできるコツ」(鶴野充茂著 三笠書房 知的生き方文庫)でも、直前まで激しく議論されました。
オレンジとピンク。2つの表紙のカラーで「どっちでいくか」と話し合われていたのです。
最終的に左側のオレンジ色に決まったのですが、ごく少数、マーケットに右のピンク表紙版が出ています。今では超レアです。見つけたらご報告いただき、入手し、大切にしてください。コレクターズアイテムになるかどうかは分かりませんが。
さて、なぜ2色で議論されたのか。
これは前作「頭のいい説明 すぐできるコツ」と、並べて販売する時に、それぞれの良さをアピールできるようにし、なおかつ2つ並べても目立つ、と。そういう効果を狙って、どちらがベターか、を話し合ったためでした。
なので、
こうやって並べてみて、どうか
こうやって並べてみてどうか、
と議論されたわけです。
オレンジの方が、確かに発色がよくて、元気いいですよね。
手元に両方のバージョンがありますが、どちらも中身は同じ。関係者の皆さんと一緒に気合いを入れてまとめた一作だけに愛着があります。
お試しください。
投稿者 MT : 13:14
2009年10月25日
もっと丁寧に書いてよ
街を歩いていて、ある飲食店の壁面に募集広告を見かけました。
(写真は電話番号部分を加工しています)
まず、「アルバイ 求む!!」って、一瞬、何を求めているのか正しく認識できませんでした。
アリバイ工作に協力してくれる人 求むということ? みたいな感じ。
ちょっと冷静に考えて、
また、「アルバイト」が「アルバイ」 になっているところに再び理解できないメッセージを感じました。
それは、「家庭教師」を「カテキョー」と略されているのを初めて知った時並みの衝撃です。
なんで、「アルバイト」を わざわざ 「アルバイ」に省略するのか。
わずか一文字の差に一体どんな理由があるのか。
え、それとも、いま、アルバイト業界では「アルバイ」が当たり前なのか。
わざとその感性に合う「同志」をターゲット化して出しているメッセージなのか。
それでもやっぱり思うんです。
人の募集広告ですから、もうちょっと丁寧に書いてもらいたいですよね。
これ見て「アルバイ」に手をあげたら、相当、手荒く扱われそうです。
だって、7時から1時ですよ。18時間労働じゃないですか。
そりゃ、「賄いつき」「!!」(ビックリマーク2つ)にしなくても、ついてなかったらやっていけませんって。
ここまで来たら、単なる飲食店ではなくて、虎の穴 みたいな存在を感じさせますね。
普通のアルバイトを求めているのであれば、もう少し丁寧に書いた方がいいと思います。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 16:26
鳩山会館で見たハレの演出
時間が経ってしまいましたが、9月某日、政権交代になった直後、文京区音羽にある鳩山会館に行ってきました。
鳩山由紀夫首相の育った家で、祖父の鳩山一郎元首相が大正13(1924)年に建設したそうです。
これ、表玄関。ここからなだらかな坂道を登って「屋敷」に着きます。
さて。
ハッとさせられたのはこの様子を目にした時のことです。
庭の片隅で、中年男性がおもむろに着替えを始めたんです。
「え、なに? なに?」
上着を着て、ネクタイまで・・・
と、思ったら、今度は鳩山一郎像の前に近づいて行き、奥さんらしき人が、ネクタイを直しています。
あ、写真撮影だ!
一連の様子を見ていて思いました。
写真や動画の撮影はどんどん手軽になっている。
撮るのも撮られるのも、ほんと気軽です。
でも、だからこそ、それを特別な瞬間にするには、工夫や努力がいるのかもしれないな、と。
この家族が、近所から散歩で立ち寄ったのか、遠方からわざわざ訪れたのかはわかりません。
ただ、気合いを入れて着替えてまで撮った写真は、本人たちにとっては間違いなく特別な瞬間として残ります。
どこでも誰でも簡単に撮れるようになったからこそ、ハレは自分で演出する。
ああ、そういうの、日常生活の中でも取り入れていきたいなあ、
これからは、写真撮る前に、なるべく着替えるようにしよう。(?)
そんなことを考えた鳩山会館でした。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 15:13
2009年10月24日
はっきり分かりやすい視覚的なメッセージ
記者会見などでフリップを用意することがありますが、どれくらいの文字の大きさで見せるのが効果的か、とよく悩みます。
ある程度の情報量を入れようとすると、限られたスペースではどうしても文字が小さくなってしまいます。
文字が小さくなると、視覚的なメッセージ性は弱くなります。
どれくらい大きくするとインパクトが出るか・・・。
この写真を見て、はっきり分かりました。
人を基準に大きさを認識するので、「顔」ですね。顔よりも大きな字だと、
「わ、これはインパクトある」
と思わせられるんじゃないか。
いや、これは大きな発見です。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 17:01
2009年10月21日
「頭のいい質問 すぐできるコツ」発売
20万部超のベストセラー「頭のいい説明 すぐできるコツ」(三笠書房 知的生き方文庫)に続く第二弾、「頭のいい質問 すぐできるコツ」が、今週、ついに発売されました。
今回もみんなで力を合わせて精一杯やりました~。また喜んでもらえるといいなあ。
早速、主要書店などで目立つところに並べていただいてまして・・・
たとえば、浜松町のブックストア談 では、正面のレジカウンターの真ん中に、特設テーブルがあり・・・
こんな感じで、一番いい場所に、目立つ形で展開していただいております。いきなり売れているようです。
また、この本は、新刊からコンビニに並んでいるとのこと。
カバーもこんな感じでよく目立ちます。
書店、コンビニで見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
皆さんにひたすら感謝です。ありがとうございます!
投稿者 MT : 20:46
同じ相手に往復のビジネスを試みる
アマゾンで中古の本を買ったら、送られてきた本の封筒の中に、こんなものが入っていました。
着払いの伝票と、「お売り下さい」と大きく書かれた中古本の買い取りチラシ。
これ、ありそうでなかった方式です。
売り先から、買い取る。
納品先から仕入れる。
同じ相手と往復のビジネスをやってるわけです。
顧客であって、取引先。
面白い発想ですよね。
買い取り価格がどうの、なんて考えずに、身近な段ボール箱に本を詰めて送る手配をしてしまいました。
買い取り価格のお知らせの時に、別の中古本を勧めるような、物々交換を提案してきたりして・・・。
面白い展開になったら追ってレポートします。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 03:49
2009年10月20日
ニフティで新刊インタビューが掲載されました
台風の日に取材された記事が、@nifty ビジネスに掲載されました。
「毎日がプレゼン!」特別企画 『つるの式 伝える技術 新常識』出版記念 鶴野充茂氏インタビュー
メルマガや、このブログ、ニフティでの連載を経て出版に至った経緯などについて、語っています。
最後に本のプレゼント企画もあります。
投稿者 MT : 11:52
2009年10月18日
書店視察、五反田編
小学館から新刊、「つるの式 伝える技術 新常識」が出たので、時間を見つけて展開の様子をチェックに行っています。
今回は五反田編。何気に書店の激戦区なんですよね。
駅ビルに7Fに入っています。
ここは、話し方・仕事術系のセクションの棚にこんな具合で置いていただいてました。
こちらは比較的、入口に近い場所の平台の上に置いていただいてました。
隣近所にある本がかなり硬めの本の近くでした。
こちらでは、新刊「つるの式 伝える技術 新常識」は見つけにくいところに棚刺しされていたのですが、代わりに(?) 昨年からのベストセラー「頭のいい説明 すぐできるコツ」がよく目立つ場所で展開していただいてました。
「売れてます! 文庫・ビジネス No.1」だそうです。
書店って、ほんと陳列、棚の作り方、置き方がまるで違いますね。客層と合わせてその理由を考えると、とても良い頭の体操になります。
皆さん、ありがとうございます!
投稿者 MT : 00:50
2009年10月17日
書評家に聞く、紹介する本のポイント
毎年一度、この時期に明日香出版社が開催するイベント「著者大会」にお呼ばれします。
参加者が著者ばかり(明日香出版社から本を出している)、という面白い場ですので、毎回、新たな出会いを楽しみに参加しています。
(著者大会の様子、余興やベストセラー作家の対談なども)
今回、初めてお会いした一人、丸山純孝さんは、「いつも目標達成している人の読書術」の著者で、ネットでたくさんの本を紹介している書評家。
そこで、 「どんな本を紹介するんですか?」 「どんなところを見ているんですか?」と聞きました。 出版関係者なら誰でも知りたいところですよね。
で、いただいた答えは、
「特長が一言で表現できること」
そのために、
「項目は特にしっかり見る」
とのことでした。
「とはいえ、特長を分かりやすく表現できる本って、多くはないですよね?」と聞くと、次のような答えが返ってきました。
最近は、本のデータと構成・項目くらいまではネットで見られるようになっている。
それを見て、他の本と違うことを言っている本なのかどうか、は簡単に言えます、と。
項目、確かに大事ですよねー。たいへん参考になりました。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 10:47
2009年10月15日
本が売れない、と言うけれど
毎日のように出版社の人と会っていて、みんな口をそろえて
「本が売れない」「なかなか売れない」「ほんとに売れない」
と言います。
でも、まだまだできること、ありそうに思うんですよね。
本1冊の値段って、とても効率の良い投資だと感じる人はたくさんいると思うし、
自分に合った本、必要としている情報やアイデアに出会える本なら、喜んで買うという人は多い気がするんです。
ただ、年間8万点もの(最新データだともっと増えてる?)本をどーんと見せられたら、本好きでも、うろたえますよね。
現に、編集者が忙しくて1か月くらい書店に行けなかった後、大手書店に入ったら、「知らない本が多すぎて、めまいがした」なんてことを言われます。
たとえば、エノテカみたいなワインショップは、よくセット販売しますよね。
「ブルゴーニュ6本セット」とか「極上の赤12本」みたいに。
なんで、本屋さんは、そういうの、やらないんでしょう。
「プレゼンの苦手意識完全克服のための6冊」とか
「よく眠れない人のための心を穏やかにする3冊」とか
本を求める人のニーズはいろいろでしょうが、
本の役割って、
何かの問題に対する処方箋がほしい、とか、
具体的な個人の「意思」を支援するものなんだと思うんです。
そしたら、そういうのをもっとトータルでサポートする方法を考えてもいいんじゃないかと思うんですよね。
私だったら、白衣(権威づけ)着た「ブックドクター」が入口に座っていて、相談にのる。
「仕事で悩んでいるんです」という若者に、
「じゃ、6か月分の本を選んであげましょう。月5000円です。毎月3冊ずつ、今のあなたに効果のありそうな本を送ってあげますよ」
みたいなことを言う。
手数料は料金の1-2割。「相談無料、明朗会計」って書いて貼っておく。
「活きのいい本が入ったから、買いにおいでよ」とか、電話してケアしてあげる。
結構、それって、アマゾンではやりそうもないサービスだと思うんですけど。
だめかな。
投稿者 MT : 10:52
2009年10月13日
「注意をひきつけること」と「買わせること」の差
新宿高島屋の地下で、14人のパティシエが作ったスイーツを1か所で選んで買える、スイーツのセレクト・ショップをやっています。思わず吸い寄せられてしまいました。
パティシェリアと言うそうです。(以下、高島屋のスタッフブログから引用)
パティシェリアは平成19年4月に新宿高島屋に誕生した
13人の人気パティシエから成る日本初のケーキのセレクトショップです。
今秋9月30日より14人のパティシエになります。
宝石のような美しいケーキをぜひ見に来てください♪
ケーキは各ブランドで高島屋限定をご用意しています。
なんとケーキは全部で140種類に!!(゚ロ゚屮)屮
テイクアウトはもちろん、隣のカフェでもお召し上がりいただけます。また季節ごとにケーキの種類が変わります。d(*ゝω・´*)
(引用おわり)
回転寿司によくあるような伝票を持って、それぞれのスイーツにふってある番号に印をして、選ぶ形式になっています。
こんな感じでディスプレイされています。
カウンターがL字になっていて、結構広いスペースをとってるんです。
端から端まで2-3往復したでしょうか。
あっちにうろうろ、こっちにうろうろ。
「買おう」、と決めているわけですよ。すでに。
問題は、「どれにするか」です。
それで、端から端まで2-3往復したんです。
結果、どれを選んだか。
実は、1つも選べなかったんです。
どれも、よく見るとおいしそうなんですが、「1つ」を選べないんです。
で、「あ~どうしよう」と思った矢先に、隣のスイーツ屋のショーケースが目に入りました。
で、こっちの店で買ってしまいました。
明らかにディスプレイの差、なんです。
ね。
パティシェリアの方は、スイーツを複数のパティシエと契約して、「集めてくること」に付加価値があると思っている。
いや、確かに付加価値、ありますよね。
でも、その中の「1つ」を選ばせる努力が足りないような気がするんですよね。
「ここに来たら、なんでも選べるよ」
という、既存の百貨的の売り方にとどまっている。
隣の写真の店は、「買いなさいよ、これ、おいしそうに見えるでしょうよ」と
迫力ありますよね。
「おいしいもの」を「おいしそう」に見せること
「たくさんのおいしそうなもの」から「1つ」を選ばせて買わせること
違うんですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 11:38
2009年08月18日
禁止する表現で気をつけること
バスに乗って、何気に見上げたところに、気になる表現を発見。
出口扉の上に、「お願い」とする6項目が書いてある。
お願い
法令により、次の行為は禁止されておりますのでご協力ください。
(1)走行中みだりに運転者に話しかけること。
(2)物品をみだりに車外へ投げること。
(3)自動車の運転に必要な機械装置に手をふれること。
(4)走行中乗降用の扉を開閉すること。
(5)走行中の自動車に飛び乗り又はこれから飛び降りること。
(6)法令に基づく乗務員の制止・指示に反すること。
まあなんとも、いざやろうとしても難易度の高そうな項目もありますが、本気を出したらできそう、というのもないわけではないですね。
さて、ここで私が気になったのは、
(3)から(6)は、客観的事実として、「やった」か「やってない」かがはっきり判断できるのに対して、
(1)と(2)って、程度の問題ですから、問題にするのも難しいなあ、ということです。
「走行中みだりに運転者に話しかけること」
みんなでドライブ行ったりしたら、運転に集中できないくらい話しかける人、いますよね。
最近のカーナビは、300メートル先がどうだとか、5キロ以上道なりとか、集中力そがれることも多いですし。
「みだりに」って、一体、どれくらいを指しているんでしょうか。ガイドラインほしいですよね。
運転手さんによっても違うんですかね。
「私は、30秒間に1センテンスまでなら話しかけられても平常心を保って運転ができます」
とか、どこかに書いておいてもらってもいいかもしれません。
ただ、ま、これはそんなに言い争いにはならなさそうです。
ところが、
(2) 「物品をみだりに車外へ投げること」
これ、誰かに遠慮してるんでしょうか? 外に何かを投げたらアウトにしてもいいんじゃないでしょうか?
空き缶5本は困るけど、ガムを包んだやつ1つなら許容範囲、ということ?
そんなとこまで気を使う必要あるんですかね。
もう、鼻くそ丸めて捨てるのも禁止、って言いきった方がいいと思うんですけど。
大体、「法令で禁止」されているのに「ご協力ください」と「お願い」するのって、掲示としてメッセージ性があまりにも弱いと思うんですけど、皆さんはどう思われますか?
もっとこう、自信を持って言い切ってみてもいいんじゃないでしょうか。法令で禁止なんだったら、ねえ。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 15:34
世の中の混乱具合い
最近の報道を見ていると、
政権交代選挙 < ノリピー < 地震・天気
かと思ってましたが、公示期間になってようやく選挙モードも広がってきましたね。
世の中、混乱している、というのはこういうのを見てもよく分かります。
こんなところでも 情報発信? あるいは誰かの意思表示?
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
夏休み期間なんだから、「どうしてこういう順番なの?」と子どもに聞かれる親の気持ちも理解して作ってほしいものです。
投稿者 MT : 09:35
2009年07月30日
よく聞かれることは価値ある情報
イギリスに行った時に、観光事業の一環でうまいなあ、と思った事例を1つ。
その時、私はこういう状況だったわけです。
車でのんびりとドライブしていました。まずは景色を楽しもうと。そのうちなんだか車を降りて散歩したくなってきたのです。
それで、です。散策するのに良い地域で、景色も雰囲気もいいんだけど、いざ歩こうと思ったら、どこからスタートしてどういうコースで歩けばいいのか分からない。ついでに車をどこにとめておくか、どこにトイレがあるのかも分からない。
そんな状況で、一般的にどうするかというと、Tourist Informationに立ち寄って地図をもらったり、「●●に行きたいんだけどどう行けばいいの?」と聞くわけです。
ところが、こういう時、聞くべき目的地が決まっていたら具体的な質問もできるものですが、「どこに行きたい」という目的地がない場合には、質問もできません。
たぶん、「歩きたいんですけど」と聞けば、「どうぞ」「遠慮せずに」なんて言われる。きっとね。
でも、せっかくだから、同じ散歩をするなら楽しめる散歩コースを知りたいですよね。
事前にガイドブックを用意してくるような人なら、そんな問題はないのかもしれませんが、たまたまドライブしていて「あ、このへん、いい感じじゃないの」と思った時に、オススメ「散歩コース」は、今のところカーナビにも入ってないし、質問して最適な答えが得られる人に出会う可能性も低そうです。
できれば、うまいこと気分転換するくらいの時間を過ごせる長さのコースで、歩いている途中に見られそうな景色も予めイメージできると、「どこを歩くか」を選択しやすいですよね。
そういうの、現地でガイドブックを持参してなかったら、ものすごく得にくい情報だと思うんです。
ほしいのに。
現地に行く方が、その場でほしい情報がない。
それで何度、私は伊豆半島を寄り道せずにただ車で走り続けたことか。
何度、海を目の前にして、車を止めてPCを立ち上げ、ネット検索したことか。
何度、現地の書店を探して134号線、135号線をウロウロ走ったことか。
イギリス・湖水地方のみやげもの屋に入ると、こんなカードが売っています。
散策ルートをポストカードサイズにまとめたもの。地図と文字情報を裏表1枚のカードにまとめてあります。
トイレも駐車場も、散策の目安時間も書いてあります。
1枚0.6ポンド、約100円。
きっと、もともと観光客からよく質問されていた情報だったんだと思うんです。現地のお店の人たちは。
でも目的地と条件のはっきりしない質問に付き合うのは大変です。答えるための知識もいるし。
入ったら困るところにズンズン入っていく連中もいるだろうし。
そういう、必要とされる情報を、カードにして売っている、と。
店の人も説明に余計な時間をとられなくていいし。売上にもなるし。
観光客はカードだったら持ち歩きながら道を確認できるし。
みんなハッピーですよね。
しかもすぐできそう。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 19:30
2009年07月18日
仕事の専門性
仕事の専門性って何だろな、というのを時々考えます。
こんなのを見た時、専門の仕事だなあ、なんて感じるのをいくつか挙げられそうに思いますが、
その1つがこういうの。
「専門」の対義語を「一般」とした時に、「一般」には決して見ることのないものを見た時。
ツールとか、アプローチとか、発想とかね。
さて、この上の写真は一体、何だと思います?
ニューヨークのBed Bath & Beyondという一種の大型家具屋&ホームセンターみたいな店内にあったものです。
正解は、カート用のエスカレーターです。
こうやって運ばれていきます。
専門の店って感じ、しますよね?
たとえ使用頻度が極端に低くても、専門のツールを用意する。
確かにそれも自己演出かもしれない。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 00:33
2009年07月15日
選択肢が多すぎて、また来る
ニューヨーク出張のついでに母校、コロンビア大に。
夏休み中なので、人はまばらでした。
大学の周りの店はかなり変化がありましたが、留学時に住んでいたアパート1Fにあるカフェは今でもこの通り大繁盛。
はて、でも、この店はなぜ生き残っているのか。
理由はいろいろ考えられますが、こぎれいで、値段が手ごろで、くつろげる空間であり、かつ、
メニューの選択肢が多いこと。 味はもちろんです。
「あれと、これと、そっちと、それつけて。」みたいなオーダーで自分好みのが出来上がります。
ディスプレー内にあるサンドイッチの既成メニューだけでも、日替わりで相当行けそう(?)
ほらね。
これって、本屋みたいな刺激があるのかもしれませんね。
来るたびに新しい発見がある、みたいな。
でも、当時、私が食べてたのは、いつもベーグル+クリームチーズにコーヒーの組み合わせばっかりでした。
2日に一度は来てましたが。
ただ、ベーグルの種類は変えていました。
だってこれだけありますから。
選択肢がある中で、あえて自分の意思で絞った分野を繰り返し楽しむ、と。
なんか趣味の領域に近いですな。
そうすることで、時々、店員が自分を飛ばして後ろのかわいい女の子のオーダーを先にとったりしても、腹を立てずにまた来る気持ちの余裕もできるのかもしれません。
今日はなんだかよく分からない分析だな。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 17:51
2009年07月14日
エコな表現
ニューヨークで仮設通路を歩いていた時のこと。エレベーターの近くに、こんな標識を発見。
よく見ると・・・
電気でなくて、カロリーを燃やせ。
階段を使おう。
「エコ」推進を訴える、新たな表現の1つですね。
いや、アメリカだから肥満解消なのかな。
いや、経済危機で電気代の節約か。
階段を使えば、一石三鳥、と。
地の色が緑、というのもまたメッセージ。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 21:50
2009年07月12日
オマケの与え方
イギリスでもアメリカでも、「2つ買ったら3つめが無料」というような売り方をすることがあります。
たとえば本屋のBarns & Noble。
2冊買ったら、3冊目が無料、と。
これ、日本だと3つでXXXX円、という表現にすることが多い気がするのですが、どうでしょうか?
靴下3足で1000円、とかね。
3足1000円だと「まとめ買い」の金額ですが、
2冊買ったら1冊は無料、だと「オマケ」です。
まとめ買いすればお得ですよ、というのと、
まとめて買ったらオマケ付けますよ、というの。
どっちが興味をひくのでしょうか。
商品の種類での効果的な使い分けとかもあるんですかね。
あ、そう言えば、「1500円以上買ったら送料無料」(アマゾンなど)というのもオマケ表現ですよね。
値段を固定できないものの方がオマケ表現にしやすいのかな。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 13:16
2009年07月11日
ボリュームディスカウントは常識ではない
ホテルでネット接続の手続きをしようとすると、何か違和感がありました。
よく見てください。
1日の料金が14.95ドルです。いいですよね。
2日の料金が29.90ドルです。まあ、単純に二日間ですから、二倍。リーズナブルと言えば、リーズナブルかもしれません。
ところがです。
3日の料金は45.50ドルです。
計算すると、3日目の料金が15.60ドル、一日平均で15.17ドルになって、逆に割高になります。
4日の料金は52.50ドルですから、平均13.13ドル/日でここからは割安です。
3日間滞在するから、と考えずに3日の契約を結ぶと割高になる、というわけです。
考えていたのですが、この値付けのロジックがわかりません。
技術的なコストなのか、統計値による戦略的な値付けなのか。
まあ、3日間くらい滞在する人は、心の余裕もあるからあまり考えずに、3日間のところをクリックしてしまうのかもしれません。
3日間滞在なら、これくらいは誤差という考え方もできるかもしれませんし。
ただ、一人ひとりには誤差でも、組織的にやると年間で大きな差がつきそうです。不信感などのコストが発生するかもしれませんが。
でも視点としては面白いですよね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 21:19
2009年07月10日
ニューヨークに来てます
久々のニューヨーク出張です。
空港からの道が混んでました。
ホテルからの景色。37階、北向きです。
23時のタイムズスクウェアです。
投稿者 MT : 13:48
2009年06月14日
場所を伝える時に大切なこと
今日は某病院の救急診療に。救急診療と言っても、救急車で入ってこないと、診察までにかなり待たされます。
「かなり」という主観的な言葉になるのは、結果的にかかった時間よりも、「いつ診察してもらえるのか見通しが立たない」という意味で、長く感じるためです。
せめて銀行の受付ナンバーのようなものを発行して、「今、何番」というのが表示してくれるだけでも気休めになると思うのですが。
今日も、マスクしたり顔から血を流している人などが何人も、いつ案内されるか分からないまま、静かに待っていました。
さて、そんな待合室でこんな掲示物を見つけました。
インフルエンザがブームですからね、ふむふむ、と見ていて、「おや?」と目がとまりました。
院内の地図が書いてあるのですが、これが分からない。
不親切極まりないんです。
おそらく、そこに勤務している人か、常連でもなければ解読できないはずです。
一体、何が足りないか?
なんでしょう。
答えは、「現在地」が入ってないことです。
地図を見る時に大事な概念は、「現在地」と「行き先」です。
「行き先」を示しても、「現在地」が分からないと、「行き方」が分かりません。
手渡しされる地図なら、全体像から現在地を自分でイメージするんです。
でも、これ、掲示物ですから、「見る場所」が決まっている。
持ち歩くこともできない。
見る場所が決まっている時には、「今、ココ」マークをまず探しますよね?
「今、ココ」マークが見つからないと、「行き先」の情報は何の意味も持たないんです。
だって、いずれにしても行けないんですから。
マジック持っていたら、「グリグリ」と書きこんで来たんですが、
なんせ、慌ただしく家を出てきたので、今日はちょっとそんなところまで備えができず、余裕もありませんでした。
さすがに救急ですから、看護士さんもそんな話に付き合ってくれる気持ちの余裕のありそうな人がいなかったし。
物事の改善には、気持ちの余裕、大事ですよね。(?)
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 02:27
2009年06月12日
組み合わせの 「合う」 と 「合わない」
組み合わせとして「合う」か「合わない」かは、やってみないと分かりません。
今日、調剤薬局で薬を待っていたら、カウンターで「マカダミアナッツ」を販売しているのを見つけました。
これがカウンター。
「マカダミアナッツ」と「マスク」が並べて売っています。
え? と周りを見回すと、かなり力を入れて販売している。
こっちの壁にも「ウイルスカット」の下に。しかも、マスクの箱より数が多い。
それで、聞いてみました。
「あのー、調剤薬局で、マカデミアナッツって、売れるんですか?」
「いや、ひょっとして、マカデミアナッツって、何かサプリメント的な効果でも?」
「あ、実は、インフルエンザにも効くとか?」
すると、白衣を着て薬の対応をしてくれていた薬剤師さんが、言いました。
「いえいえ、たまたま当店のオーナーが貿易の仕事をしてまして、ちょっと置いてみよう、ということになりまして・・・」
「でも、意外と売れるんですよ」
と。
「え、でも、なぜまた調剤薬局でマカダミアナッツ、買うんですか?」と私。
「これ、安いですからね。こちらのミルク味のが特に。もう1つの方は、ビターです。」
そんなやりとりをしていて、
気が付いたら・・・
買ってました。
帰りに、
「薬との飲み合わせに問題はありませんよね?」
と聞くと、
「大丈夫です」
との答え+他のスタッフもこちらを見て笑っている。
そんな風にして、1つ、また1つと売れていくのでしょうか。
確かに、調剤薬局は待ち時間がありますからね。 ぼんやり眺めているうちにほしくなるのかも。 「安いから買う」という動機は、あまり強くないような気もしますが。
ただ、薬局内のBGMが波の音+ハワイアンで、試食ができ、「おみやげにいかが? 3つ買えば4つもらえる」みたいな販促をすれば、さらに売れそうな気もしました。まとめ買いで。薬剤師さんもムームーを着て、フラダンス踊りながら出てくるとか。とにかくもっと雰囲気を盛り上げる。売るなら本気を見せてほしい。 (?)
それだと、薬を買いに来ないか。
いずれにしても、調剤薬局でマカデミアナッツなんて売れるハズがない、と決めつけると売れるものも売れませんが、やってみて「意外と売れる」なら、もうちょっと演出に凝る余地があるかもしれない、と思った私、でした。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 01:00
2009年06月11日
L25で紹介されました
本日6/11から首都圏で配布されているL25最新号で紹介されました。
P16 「感動したポイントを上手に伝えたい "説明ベタ"を克服する方法」という内容です。
ウェブにも出ています。記事はこちらでどうぞ。
投稿者 MT : 17:57
2009年06月10日
反応のないメニュー
店の看板や店内の掲示物、メニューで不思議に思うと、私、あまり意識せずに聞いてしまう方です。
でも、そんな人、あまり多くないのかもしれません。
今日もあるカレー屋さんで、メニューを見たら、
「LANCH MENU」
と書いてある。
何か意図があるのか、こだわりか、あるいは単なる間違いか。
「Aじゃなくて、Uですよね?」
と聞いてみました。
すると、店員さんは喜んで、
「そうなんです、間違ったんです」
と。
顔はニコニコしてるんです。
店内を見回すと、その「間違った」スペルの「LANCH MENU」がすべてのテーブルに置いてある。
不思議に思って、「何か意図でもあるんですか?」と聞くと、
「いえ、ただ間違ったんです。でも、初めてなんですよ、間違いを指摘していただいたのが」
それでニコニコしてるんです。
「LANCH MENU」を導入してから、約1カ月になるそうですが、その間、ただの一人も指摘しなかったそうです。
世の中には、密かにツッコミを待っている人たちがいます。
気が付いたら、皆さんも救いの手を差し伸べましょう (?)
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 16:03
2009年05月20日
選ばれる理由 (旅先としてのUK)
今回、1週間のUK訪問。実際に行ってみて、観光地・旅先として選ばれるために(人に足を運んでもらうために)、「何が必要なのか」を滞在中、何度も考えました。
たとえば、湖水地方に泊った時、宿のスタッフと「なぜこの土地が多くの人を魅了するのか」について話をしていると、風景や気候、この土地が持つ魅力について、こう言うんです。
「You can't buy.」 (お金では買えない)
私が行った時には気温も10度前後で肌寒かったのですが、それでも、「一日のうちに雪が降ったり、陽が出てポカポカ陽気になり、花が開いてまぶしい。一日の間に四季がある」というくらい、その景色がガラッと変わります。
羊や牛が草を食み、子どもや老人が日向ぼっこをしたり、散歩したりする姿を眺める。
景色を楽しみながらトレッキングをし、自然の中で普段使っていない感覚を味わうわけです。
そんな経験、お金じゃ買えないだろう(You can't buy.)と、この場所で、何人も異なる人の口から、同じフレーズを聞きました。
それってすごいですよね。表現レベルまで認識が浸透・共有されているということですから。
所変わってロンドン。
高級百貨店ハロッズの生鮮食料品売り場。ここでは、日本の百貨店ではちょっと見られない光景が繰り広げられています。
何かというと、店内で、たくさんの客が、売り場の写真を撮っているのです。
「写真を撮りたくなる売り場」(しかも自由に撮らせている売り場)
本当にたくさんの観光客がカメラを出して、フラッシュをたいて、店内で写真を撮っています。
キャッチフレーズになりますよね。「みんなが写真を撮りたくなる売り場」。
マンチェスター行きの飛行機に乗った時、機内放送で、現在進行中のサッカーの試合のスコアが流れました。
マンチェスターのホテルにチェックインし、部屋に入ったら、荷物を持ってきてくれた人が、「あ、そうそう、今日は2-1で勝ったよ」と教えてくれました。
この町は、誰もがマンチェスター・ユナイテッドのサポーターで、世の中のみんなもそうだと信じて疑っていません。
きっとマンチェスターユナイテッドの試合の動向は、天気予報より価値の高い情報として扱われていることを、半日立ち寄っただけの旅人でもはっきり認識できました。
そこにいるみんなで共有され、同じフレーズを使って説明できるくらい浸透した体験や価値観や情報というものが、外から触れる(旅行者として訪れる)人にも感じられるかどうか。
それがあるかどうかは、マーケティング視点で、「選ばれる理由」として、きっと重要な要素なのだと感じました。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 22:36
2009年05月19日
悪さをさせない仕掛け (UKパブの場合)
ロンドンの夏は日が長いので、明るいうちから飲んでいる姿が目立ちます。
金曜ともなると、この賑わい。道路までせり出してパイントグラスでビールを飲みつつ、大騒ぎしています。
こんな感じ(ちなみに写真の場所は日本大使館裏。 ピンボケなのは、酔っているせいです)。
パブ同士はよく隣接していて、隣の店も同じような状態なので、空いたグラスがどの店に回収されるかは分からないし、誰もそんな細かいことを考えて飲んでいません。
角度を変えて見るとこんな感じ。
さてこれが、何の管理もしていないと本当に道路にまで広がって迷惑なので、いつのころからか柵で囲ったり、警備の人がやってきたりするようになりました。
こんな具合に。上が警備の人。サッカーの試合結果によっては乱闘になることもありますしね。
で、それでも飲み終わってから、「くだを巻く」のをどう阻止するか。
つい最近、こんなニュースが出ていました。
パブ帰り客の騒音防止に「棒付きキャンディ」配布へ 英国
ロンドン(CNN) 英国南西部のパブなど飲食店が帰宅する客に対し、「棒キャンディ」を配る計画を立てている。店を出た客が「騒音」をまき散らさないようにするのが目的で、1週間の期間限定だが効果があれば続けていくという。
イギリス海峡に面したウェスト・ドーセット地区では、パブやクラブから帰宅する客が路上で大声を出すなどの騒音苦情が相次いでいた。特に、2年前に施行された禁煙法により、パブなどの屋内が禁煙になったころから、騒音だけではなく路上喫煙などに対する苦情も急増した。
そこで、地区の環境衛生部門がパブのオーナーらと相談し、口にキャンディを入れていれば不必要な騒音も出ることが減ると考え、棒付きキャンディの配布を決めた。棒付きキャンディをくわえていることで、「静かにしなければ」という気持ちを起こさせる狙いもある。 (以下略。以上、CNNサイトより引用 5/16/09)
Noisy pub-goers and clubbers to be given lollies to pipe down (DorsetECHO)
これって、行政で購入してるんですかね。だとしたら、どういう名目の予算なんでしょう。 食品会社のマーケティング担当の発案だとしたらうまいですよね。どういう段取りで実現させたんでしょう。パブでは、どのタイミングで配ってるんでしょう。あまり早く配ると飲み物が売れなくなるしね。
こういう工夫って、わくわく感ありますねえ。
投稿者 MT : 00:42
2009年05月14日
禁止の表現 (UK公園の場合)
イギリスの公園には多くの緑があり、芝にもあまり気にせず入っていけるところが多いのですが、中には、「入ったらダメ」というエリアもあります。
そんなところには、こんな看板が出ていたりします。
で、面白いのは、何気にその表現が違うこと。
(1)まず、これは、
「こんなとこに入ってこないで、ちゃんと道を通りなさいよ」
という表現。
AでなくてBにしろ、的な表現は英語表記にはよくありますね。
たとえば、鍵をかけて使っていないドア。その前に、「このドアは使えません」ではなく 「他のドアを使ってください」というような表記をします。
(2) これはもっと直接的。「芝生に入らないでね」と。
面白いのは、これ、同じ敷地内にある看板なんです。
入口に近い方、つまり多くの人が先に目にする方(1)が、間接的な、やんわりした表現。それで聞いてもらえないと、もっと直接的(2)になる。
・・・それでも無視する人へはどうするか。 どんな警告が待っているか?
どう思います?
看板でなくて、警備員が怖い顔して立ってるんです。実際。
表現として、確かに効果ありそうですよね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 20:21
2009年05月13日
UKトイレ事情
GW中、久しぶりにイギリスに行ってました。空港に降り立った直後から、その国独特のサインというのがありますよね。トイレなんかも国ごとに特徴があります。
たとえば、ヒースロー空港の新しいターミナルにあるトイレ内のハンドドライヤー(というのでしょうか)。デザイン性が高くて、一見、それとわかりませんでした。絵の下に手を突っ込むと、
がーっ
と温風が出てきます。
これはもっと一般的な形。イラストが付いててわかりやすいですよね。
こんな風に使います。
今回、ケンジントン宮殿の中に入ることができまして、ちょっとトイレを拝借。
よくあるタイプなんですが、
さすが、宮殿内のトイレだけあって、ラベルのところに、ほら、「王室御用達」マークがついてます。 誇りが感じられますなあ。
意味がよく分からなかったのが、これ。
マンチェスター空港内のトイレで発見した、「身長・体重計」。
まあ、確かに体重計をバスルーム近くに置いている家庭は多いと思いますが、空港のトイレでも気になる人が多いんでしょうか?
50Pですから、最近のレートだと80円くらい? で結果をプリントアウトまでしてくれます。
お国柄ですなあ。(?)
トイレで国を感じさせる。 国のブランディングの新しい方法をまた1つ学びました。
投稿者 MT : 00:53
2009年04月24日
考えさせる車内広告
広告やメディアの表現でとても気になるものに出会うことがありますね。
たとえばこれ。地下鉄の車内広告です。
「看護師大幅採用。」と書いてある。
「看護師大幅採用」ですよ。
まず、「看護師」は、資格・職業名。「看護士」から性別感のない言葉になる時に、「看護師」になったと調べたら出てきました。これはいいです。
しかし、「大幅」で「採用」するって、どういうことなんでしょうか?
大幅採用「増」なら許容範囲のような気がします。 ただ、「大幅採用」は、採用増なのか採用減なのかわかりませんよね。これだけだと。まあ、広告出すくらいなので、今の時代に採用増だ、どうだ、という感じなのだと思いますが。
大幅「増員につき採用」でもいいですよね。
「大規模」「多数」採用でもいいですね。
でも、私には「大幅採用」は受け入れられません。
おおはば 【大幅】 (名・形動)[文]ナリ
(1)普通より幅の広い・こと(さま)。 「―な障子紙」
(2)普通のものよりも幅の広い布地。和服地では、並幅(36センチメートル)のものに対して72センチメートル前後のもの。洋服地ではダブル幅(約140センチメートル)のものをいう。
(3)数量や規模などの変動の差が大きい・こと(さま)。
「―に値上げする」 「―な人事異動」
(引用終わり)
・・・でも、
↑神妙な顔つきで、前に座っている人と「セット」でお願いする広告↑なんだとしたら、
あっぱれ、と言ってしまうかもしれない。
見事な組み合わせ。
こういうのも、メディアミックスとか、クロスマーケティングって言うの?
違うか。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 09:49
2009年04月23日
日経ビジネスオンラインで対談しました
日経ビジネスオンラインの企画で、インテグレートの藤田さんと広告とPRについて対談したものが掲載されました。
広告とPRの違いってナンですか?
ビーンスター代表取締役 鶴野充茂
というタイトルになっています。
藤田さんが、マーケティング/コミュニケーション業界の人たちと順番に対談して、「今」を浮かび上がらせる、という企画。
私は、彼の「業界人物カテゴリー」によると、「マス左派」に入るらしいです。
お読みになった感想などあれば、またお聞かせください。
対談もいいですね、質問されたり議論の進行によって一人だと考えない角度から考えることもありますし。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 MT : 09:07 | コメント (0) | トラックバック
2009年04月07日
さりげないオリンピック招致活動の山場
都内は2016年の東京オリンピック・パラリンピック招致モードがピークを迎えつつありますね。
これまでにも都の施設などを中心にノボリは見かけましたが、この春になって、柱にくくりつけるタイプの縦型パナーが増えました。
ふーん、と思って何気によく見ると、海外仕様になっています。
日本国内向けのスローガンは、「日本だから、できる。あたらしいオリンピック!」。
海外広報で使用されているスローガンが、この「Uniting Our Worlds」です。
これは、何を意味するか。
そう、海外向けのアピールをしてるんですね。
でも、なぜ国内で?
今月、IOC評価委員会が来日する そうです。
オリンピック開催地は、このIOCメンバーによる投票によって決まるとのことで、招致活動は、その彼ら向けのメッセージ発信を中心に進められています。
そういうわけで、東京をあげての歓迎ムードができているというわけですね。
誰に対して、どんなメッセージを発信するか。大切なコミュニケーションの基本ですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 tsuruno : 22:21
2009年03月28日
トヨタ式、レストランのメニュー
トヨタの知人に誘われて、トヨタ東京本社内にあるレストラン(社員食堂ではない)に。
東京トヨタのオフィスに入るのは初めてかもしれません。ニューヨークのトヨタには行ったことがあって、セントラルパークが一望で、圧倒された思い出がありますが、東京のこちらのオフィスも公園に面していて、とても眺めが良かった。
と、それはいいんですが・・・。
メニューを見て驚きました。
これ、なんだか工程管理票みたいに見えません?
絶対にエンジニアが作ったメニューですよね。何か食べたい、何がおいしそうか、という発想で作られたメニューでは決してありません。
でも、なんかトヨタらしい。
食べ物メニューにまでトヨタらしさを植え付ける。強烈、徹底的なブランディングです。
値段が周辺地域のランチ価格より、ちょっとだけお手軽、というのも、
「結局は社員が社外の人にご馳走する」という利用形態を踏まえたもの、という理解の方が、「福利厚生の一環」というより
しっくりきそうな気がするから不思議です。ここにも有名なカイゼン活動が!?
うーん、トヨタ、恐るべし。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 tsuruno : 06:51
2009年03月24日
フォーカスしないと伝わらない
わー、すごい人の数だ。
と、思って、東京マラソンを見ながら写真を撮りました。
でもこれ、なんか、伝わりませんよね。
目で見ている時には、視界を変えて全体で「すごい人の数」を認識しているのに対して、写真だと「ぐーっ」と人の密集しているところに寄らないと「すごい人の数の感じ」を伝えられません。
密集しているところをフォーカスして見せる。
iPhoneのカメラでは難しいことです。(?)
イメージで伝えるには、フォーカスするって、大事なんですねえ。
簡単ですけど、 今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 tsuruno : 19:00
2009年03月18日
最近の小学生のコミュニケーションツール
電車の中で見かけた光景。 今やケータイは小学生でも当たり前のコミュニケーションツールになってるようですね。
女の子のがピンク、男の子のがブルー。ランドセルとコーディネート。
しかも、人のケータイを引っ張って使う形。(?)
こういう時代に合わせたコミュニケーションを考えていかねばなりませんなあ。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 tsuruno : 16:31
2009年03月16日
【御礼】 ACフォーラム2009、開催しました
2009年3月14日(土)、ACフォーラム2009、開催しました。
今回もたくさんの方々の協力を得ながらイベントが実現できました。
関係者の皆さんに心よりお礼申し上げます。
講演は、日経トレンディ編集長の渡辺 敦美さん、エイベック研究所社長の武田 隆さん、東京オリンピック・パラリンピック招致委員会 広報ディレクターの松尾 崇さん、芸者東京エンターテインメント社長の田中 泰生さん、フライシュマンヒラード・ジャパン社長の田中 愼一さん、ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト社長の鶴岡 秀子さん、ソフトバンクモバイル・iPhoneエヴァンジェリストの中山 五輪男さん という、たいへん豪華な顔ぶれで、週末の朝から夜まで丸一日、「現状打破のマーケティング」というテーマで最新事情や成功事例について、紹介していただきました。
よく商品力が優れていることがヒットに欠かせない、商品の優位性で売上を伸ばした、といった分析がメディアでされ、「本物であること」が大切だと言われてきましたが、現在は、「本物」であるだけではユーザーに気づいてもらうことさえ難しく、そこには市場とのコミュニケーションに徹底的に取り組む必要があると考えています。
「本物でないといけない」でも、「本気でないと売れない」と。
そういうことから、今回はACフォーラムのタイトルに、「現状打破のマーケティング:本気で売る!仕組みと工夫」 と付けました。
不況の影響で、「会社からセミナー参加費が出なくなってしまいました」という話もたくさん聞きましたが、過去に参加された方を中心に、「今回は自腹でしたけど、来て本当に良かった」 「たくさんの講演会やセミナーに参加してますけど、昨年のACフォーラムは、3本指に入る面白さでした。それで今回も参加したんですけど、今回のは今まで参加したものをトータルしても一番かもしれない」なんてことを交流会の時にお話ししてくださる方もいらっしゃいました。 過去の講演者の方々も何人も「参加者」として参加していただきました。
今回も約半年間をかけて準備をしてきました。前回苦労した会場(予約いっぱいで残ってなかった)と、第一候補のスピーカーが割と早い段階で決められたので、スムーズに行くかと思いきや、その後、調整を図らねばならないこともいろいろと出てきて、余裕がありませんでした。今回もタイヘンでした。
一般的に、マーケティングの観点では、人はどんどん必要に迫られないと動かない状況になっています。それだけみんな忙しく、絶え間なく新しい情報にさらされ、「こうしたい」「こうしよう」とアクションを起こす前に次の「やること」「やらねばならないこと」が積み上がってしまうような状況です。それゆえに、「これは自分にとって必要だ」「すぐにやらねばならない」と感じてもらうためのコミュニケーションを工夫して考える、ということが増えています。
でも、人間、「必要なこと」だけをやっていても、あんまり面白くないですよね。
私ね、人を面白くしているのは好奇心なんだと思うんですよ。
どうせなら、「今ね、こんなことやってるんですよ」と話のネタになるような活動もしたい。
人に言わなくても、自分でやりたい、やろうと決めたこと、「プラスα」の活動で充実した日々をおくりたいって、多くの人が思ってるんじゃないかと思うんです。
ACフォーラムは、有志によるボランティア的な活動で運営されています。それぞれに仕事がある人たちが集まって、「仕事でこれを担当するように」と言われたわけでもないのに、朝早くから集まって議論をし、夜遅くまで資料を作ったり、作業をしたりして、ヘトヘトになりながら当日を迎える。ほとんど修行というか、趣味の世界ですが、そんな体制の方が、逆にみんなそれぞれの強みを発揮しやすいように思います。少なくとも、みんな燃えますよね。
燃える活動。
皆さんは何かやってますか?
今回の反省も踏まえつつ、来年、もっと素晴らしいイベントと場を作り上げたいと考えています。
講演者の皆さん、参加者の皆さん、スタッフの皆さん、関係者の皆さんにお礼申し上げます。皆さん一人ひとりの力がなければ、今回のイベントは実現しませんでした。本当にありがとうございました。
また、一緒に燃えましょう。
(ACフォーラム2009の交流会後にスタッフのみんなで)
投稿者 tsuruno : 06:57 | コメント (0) | トラックバック
2009年03月09日
思わず紹介したくなる人、
どうすれば、周りの人が「自分のことを紹介したくなるか」、と考えて情報発信することは、本当に大切だと思います。
鶴岡秀子さんと会うたびにそれをリマインドされます。
鶴岡さんは、
・「伝説のホテル」を作ろうと走り回っている
・その「伝説のホテル」はまだできていない
・にもかかわらず、彼女が講演するたびに、出資したい人や協力者が増えていく
(ホテルができる前に3億円くらいの資本金を集めてしまった)
・ホテルができていないのに、グリーンシート市場に今度公開予定になっている
・そもそも彼女は「10歳の時から起業したかった」と言っている
・そして そのタイトルの本 も出た
・シリアルアントレプレナー(連続起業家)として3回目の事業を経営中である
・以前、仲間と創業したネットベンチャーは、きちんと利益を出して楽天に売却した
・時々、私の奥さんだと勘違いしている人がいる(苗字も違うのに) しかも少なくない
・私のところでも彼女のセミナーDVDを販売していて、好評だ
・他にもいろいろあるけど、会って話をするとみんな元気になる
というような人です。
今週末 3/14(土)、私たちが主催しているACフォーラムでも講演してくれます。
■伝説のホテルを紹介する動画はこちら
今週、公募(出資できる)最後の週になっているようです。
詳しくはこちらから → いろんな仲間が協力して作ったというサイト
いずれにしても、注目なんですよ、と言いたくなる。それがポイントですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 tsuruno : 13:04
2009年03月02日
「お試し」 マーケティング
乾燥の季節、外出先でトイレに行って、手を洗って出てきたら、すばやくドラッグストアを見つけて、ハンドクリームのサンプルを手にとっているのは私だけでしょうか?
たくさん選択肢があるものは、選んでもらうために、やっぱり「お試し」がないと、選べないですよね。
逆に言うと、「使ってもらえば、良さがわかるはず」と思うものは、どんどん「お試し」で提供していくしかないんじゃないか、と思います。
そんな経緯で使い始めた、iPhone。
昨年秋のソフトバンク・パートナーズ・サミットで、孫さんが、「3カ月無料で使ってみてください。通話料もパケット代もタダにします」と言うので、当時、ちょっと実は冷めた気持ちで、「タダなら使ってみるか」と申し込んだんですが、見事にハマりました。
文字通り、使い倒すこと3カ月。自社で2台購入。デモ機を借りている間中、会う人会う人に勧めましたから、他社導入も入れれば、相当な数になると思います(今のところ紹介料とかはないんですが)。
そんなデモ機ともついにお別れの日がきました。
1500社対象、貸し出し用iPhoneのシリアルナンバー1番と2番がうちにありました。それも1つの話のネタだったんですが、さよならです。
「貸し続けた方が、メリット大きいと思いますよ。紹介し続けてますからね」と法人営業の人に言ってもダメでした。
まあ、自分用のはすでに手元にありますからね。合理的な判断です。
結果的には、もう1カ月待っていたら、本体価格が実質無料で導入できるというキャンペーンが待っていたわけですが、
・デモ機を返さなくていい
and/or
・この購入タイミングの不公平感がなくなる
と、「お試し」マーケティングは最強になるような気がします。
いずれにしても、
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 tsuruno : 15:49
2009年02月19日
ホテルの改善提案を考える
ホテルに泊まると、必ずアンケートを書くようにしています。
出張の時などは、時間がなかなかとれないのですが、それでも走り書きでだだだっと書きます。
たぶん、多くの他のお客さんも同じことを感じているはずだけど、声に出して言う人は少ないんじゃないか、と。
たまたま自分は気付いたし、改善されると次に来た時に嬉しいし、
来なかったとしても、改善された状態で他のお客さんが快適に過ごせれば、それも良いことだと思うんです。
いや、それよりもっと強い動機は、「環境はもっともっと改善していける、良くできる」という気持ちが強いのかもしれません。
気が付いた人がやれることをやっていったら、何でも今より良くなる、という思いがあります。
でもね、大体、書くスペースが小さいんですよね。まったく書ききれない。できれば、懇談の時間をとって話を聞いてもらいたいと思うこともあります。
実際、チェックアウト時に担当の人にいろいろアイデアを話したこともあります。迷惑そうな顔されることもあるんですけど。
コメントを残す上で、気をつけているのは、
・「単なるクレーマーではない」ことをどう表現するか、
・現場の人が、改善提案を採用するための、極めて現実的な改善案をどう提示するか、
という2点です。
ホテルは、建物や立地などハード的要素と、サービスやオペレーションなどソフト的要素があって、
ハード的要素は、大きな投資が必要だったりするので、急に変えてほしいといっても無理があります。それはまた、提案先も違います。一利用者としてのコメントとして書きはしますが。
でも、ソフト面は結構改善の余地があります。フロントでもう一言、確認してもらいたかった、とか、
レストランでこういうサービスがあったらとても嬉しいとか。サービス・商品の企画開発も現場で判断できることが多いですよね。
そういうのをどう伝えるか。一言書いて、本当に動いてもらえるようにするには、情報として、表現として、何が必要か。
そんなことを一生懸命考えながら書きます。
「こういうのがとても良かった」というのも書きます。
「前回、泊まった時から改善されていた」とか「このホテルはこういうところが強みになっている。だから今回も泊まった」とか。
そうすると、ホテルから後日、手紙が届きます。住所・氏名もしっかり書いてきますので。
この返答の仕方って、かなりホテルによって差があります。
単に、「このたびは貴重なご意見をいただきありがとうございました」的な、定型フォーマットのような手紙の場合と、ちゃんとコメント読んでくれたのが分かる手紙の場合と。
私が密かに注目しているのは、お礼の伝え方や、意向に沿えない場合の「ごめんなさい」の言い方。
結構、勉強になるんですよ。
たとえば、これ。 水回りがいろいろ問題、と指摘したのに対しての返答。
「水回りの後進性も仰る通りと捉えますが、恥ずかしながら全室改修には未だ手間取ることが予想されます。率直にお詫び申し上げる次第にございます。 お客様の声を羅針盤に、至らざるところ微速ながら緊張感をもって、耳澄ませ舵きる姿勢で居りますので、今後とも厳しくもあたたかい視座からお見守り下さいますれば心づよい限りにございます。鶴野様のご薫陶を拠り所に、いつ旅窓を開け放つとも海風さわやかな、居心地のよいオアシスを志向いたしたく、どうぞ末永くおみちびき下さい。」
どうですか!? おみくじの文かと思いますよね。コピペしてどこかで使いたくなりません?
いや、たぶんコピペして使ってるんだと思います。けど、名文ですよね。
そんなコミュニケーションを楽しむべく、アンケートを書き続けています。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 tsuruno : 11:08
2009年02月17日
中川財務・金融担当相の貢献
結局、辞任、ということになってしまいましたが、
<中川財務相>あきれる国民 首相にも批判の声
財務相しどろもどろ会見、低迷政権さらに痛撃 与野党から批判
財務相のG7会見、海外でも相次ぎ報道 ユーチューブは閲覧急増(日経)
中川財務相「自覚に欠ける」=東国原宮崎知事が批判 「反省を」「お気の毒」=閣僚から批判、同情-財務相問題
中川財務相辞任へ 予算案衆院通過後 もうろう会見引責
中川財務相「検査」で欠席、委員会流会 また批判浴びる
と踊る見出しを見つけて1つずつ読み進むうちに何か釈然としないものを感じ、
気がついたら、某大手雑誌の記者に電話をしていました。
「ここ1日ほどの報道ぶりを見ている一読者、視聴者としての素朴な感想を聞いてほしいんですけど」
「はい、何でしょうか?」
「皆さん、中川さん、ひどいひどいと叩いてますけど、財務金融担当大臣として、リーマンショック以降、最も大きなインパクト与えた記者会見をやったんじゃないでしょうか?」
「どういうことですか?」
「1回の記者会見で、1円くらい円安に振れてます。円高に泣いている製造業の人たちや投資家には朗報なのでは?」
おおー、とその場では喜んでもらえたようですが、
しばらくしたら、レートもまたもとに戻ってしまいました。
株も下がったし。
あまりに早く賞味期限切れになったコメントでした。これだけ変化が早いと、雑誌はほんと難しいですね。
精進します。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 tsuruno : 18:44
2009年02月15日
広報視点で見たテレビというメディア
広報をやっている人たちのこれまでの認識では、テレビというのは、瞬間的なインパクトとリーチは広かったものの、再現性やアーカイブ価値が低くて、パブリシティの成果として説明するのがむずかしかったのですが、Youtubeなどが一般でも当たり前のように使われている現在は、その位置づけや認識を変えざるを得ませんね。
ローマで開催されていたG7主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見で、中川財務相の様子がおかしかったとする報道、
中川財務相、ろれつ回らず陳謝
中川財務相、様子が変?
中川氏の「ふらふら会見」 小沢氏「世界に醜態」と批判
などというニュースの見出しが目に付いたので、思わず、
「その記者会見の場面を見たい」
と、次の瞬間には、Youtubeで検索していました。
あるんですよね、すでに。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 tsuruno : 18:36
2008年12月29日
みんなのために行動して、ちょっとだけアピール
年末の築地を歩いていたら、「築地の地図をお配りしています」と。
へぇ~ずいぶん築地も観光地化してるのね、と感心して受け取ったら、A4ペラ1枚で、こんな風になっていました。
仕組み分かります?
地図を作っているのは、築地に店を構えるお寿司屋さん。(のはず)
印がついているのは、そのお寿司屋さんと、テリー伊藤の兄さんがやっている玉子焼屋さんと、魚屋さん。
自分のところだけ大きく派手に書くだけだと、単なるチラシですが、観光客に興味をもってもらえそうな情報が「いくつか」強調されています。
それだけで、ちょっと宣伝臭さも減って、参考に眺めてみようと思ってしまいましたから不思議なものです。
もちろん、「いくつか」強調されているところが協力、あるいは広告費を出してこの地図を作っているのかもしれないし、仕組みは分かりません。
別に「単なるチラシ」でまったく構わないのですが、「基本的には地図」というスタンスにすることで、その店に直接興味がなくても、しばらく手に持ち歩こう、という気持ちにさせるのが工夫ですよね。
商売の知恵。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 tsuruno : 11:15
2008年12月26日
分かりやすく見せる
最近、昼時に六本木にいることが多く、一人でささっとランチの時によく通っていた餃子屋さんが六本木交差点近くにありました。
「福包」という店です。豊洲のららぽーとにもあって、ららぽーと店はほんとによく混んでいるのですが、この六本木の方は、いつもガラガラだったんですよね。
餃子マニアな私にとっては、それが魅力の1つではあったのですが、あまりに空いていると、存続が危うくなるので、大丈夫かなあ、と思っていたら、最近、パスタ屋に変わりました。
六本木は、(私がよく知っているという意味で)主だった餃子屋が3件あって、
1つは、六本木ヒルズの「豆金」。もう1つは、六本木交差点近くの「珉珉 (みんみん、大阪の、)」、そして同じく「福包」でした。
珉珉は、餃子のパイオニアですが、継続発展のための努力がもっとできると感じますし、
豆金は六本木ヒルズに入っているがために、顧客単価を上げるのに一生懸命な感じで、餃子マニアにウケるタイプの店ではありません。
その点で、相対比較すると、福包が、六本木エリアで餃子を食べようと思った時には、トップに来てたんです。私の中では。
それが、パスタ屋に変わってしまいました。
パスタ屋に。
どこにでもあるのに。
パスタ屋なんかに。
でもですね、その、どこにでもあるパスタ屋(すいません、当事者は皆、「うちは特別だ」という心意気を持っているものだと思いますが)が、連日、混んでるんですよ。
あれだけ、閑古鳥が鳴いていた同じ場所で。
店の存在に気づきにくい奥まった場所にあるにも関わらず。
一体、何が違ったのでしょうか。
もちろん、餃子屋がパスタ屋に変わった。場所も六本木の真ん中ですから、餃子を食べようという人よりパスタを食べようという人の方が市場的は多そうです。
でも、それにも増して、大きな違いはこれです。
店頭ディスプレイ。しかもカラフルで大きい。道から手が届きそうなところに出てきています。
こんな具合に。
この前で女の子たち(グループ)が立ち止まり、「うわぁ~、おいしそぉ~」と言って、
5秒~10秒、じっとディスプレイを見つめつつ、
「どれにする? どうする?」と、すでに入ることを決めてしまっているかのようなやりとりをして
そのまま店の中へ入っていくのです。
教訓。
餃子もカラフルにしなければならない。 餃子も「うわぁ~おいしそぉ~」と言わせる大きなディスプレイを工夫しなければならない。
みんなで活かしましょう、この教訓を。(?)
どなたか、六本木で旨い餃子屋の情報をお持ちの方は教えてください。ぜひ。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 tsuruno : 18:14
2008年12月22日
どこまで丁寧にすればいいのか
お菓子の箱に入っていた説明カード。
ここまで丁寧な説明は、本当に必要なんでしょうか?
誰か、クレームの電話でもしたんですかね。「いつも、中のお菓子がバラバラのモロモロになるのよ。どうなってんのよ」と。
ちがいますかね。
でも、ずっと見ていたら、この袋の開け方も、知らない人には嬉しいちょっとしたワザかもしれない、とも思えてきました。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 tsuruno : 17:12
2008年12月21日
自分らしさを伝える自己演出
プレスリリースを書く時のテクニックに、「●●●にちなんで」という言葉があります。
これ1つで、季節性やタイムリーさを記者に感じさせてしまう、という魔法の言葉です。
築地を歩いていて、こんなのを見て、それを思い出しました。
自分らしい表現って、考えたらいろいろありそうに感じる、そんな工夫の1コマでした。
たわしをはじめとするキッチン用品を扱う店の店頭です。
せっかくなのでリンクも載せときましょうか。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 tsuruno : 16:47
2008年11月11日
国のブランドイメージとランキングー
10年前、大学院に留学していた時の私のテーマは、「日本」というブランドを売るにはどうすればいいか、ということでした。
いろいろ調べて考えて議論して、日本と言えば思い出すような企業のブランドを高めれば、日本のイメージも一緒に良くなる、というのが1つの結論でした。
そんな経験を思い出すような調査結果が発表されました。
国のブランド力、日本は昨年から上昇、「会議開催」「テクノロジー」は1位
旅行・観光分野における国別のブランド評価「カントリー・ブランド・インデックス2008」(CBI)で、日本は総合評価を昨年から1位上げ、9位にランクインした。30のカテゴリー別評価では、11のカテゴリーでトップ5位内に、5ツのカテゴリーでトップ10位内となった。このうち、「テクノロジー」「製品・サービス」「ナイトライフ」「ビジネスを立ち上げたい国」「会議開催」のカテゴリーでは1位となった。また、「芸術・文化」では昨年の9位から5 ポイント上げ4位に、今年新設された「2007年最も印象に残った国」では5位にランクインしている。
また、総合評価で1位だったのは、3年連続でオーストラリア。2位がカナダ、3位がアメリカであった。今年の調査の傾向としては、人気の旅行先が従来の人気の国々に混じり、アフリカやアジア太平洋、中東地域など観光立国をめざす観光振興国が台頭してきたという。また、女性限定のツアーや女性専用の旅行会社などの人気が高まっているほか、存続が危ぶまれる場所や絶滅の危機ある動植物の生息地を訪れる旅行など、特徴あるニッチな旅行も増えてきているという。
なお、 CBIはブランドコンサルティング会社のフューチャーブランドとPRコンサルティング会社のウェーバー・シャンドウィック・ワールドワイドがまとめたもの。約2700人以上の海外旅行経験者を対象にしたインターネット調査、観光の専門家の意見に基づいて評価した。(以下、略。以上、トラベルビジョンより引用)
興味深い。
元データはこちら にあります。
Best Country Brand Ideal for Business、
Best Country Brand for Art & Culture、Best Country Brand for AuthenticityBest Country Brand for Beach、Best Country Brand for FamiliesBest Country Brand for History、Best Country Brand for Resort & Lodging Options
Best Country Brand You Would Most Like to Live InBest Country Brand for Political Freedom、Best Country Brand for Advanced Technology
Best Country Brand to Extend a Business Trip
Best Country Brand for Natural Beauty、Best Country Brand for Nightlife
Best Country Brand for Fine Dining、Best Country Brand for Outdoor Activities & Sports
Best Country Brand for Rest & Relaxation、Best Country Brand for Safety
Best Country Brand for Shopping、Best Country Brand for Value for Money
Best Country Brand for Ease of Travel、Best Country Brand for Standard of Living
Best Country Brand for Quality Products、Best Country Brand for Most Impressive Last Year
と、23カテゴリーありますが、
大事なのは、どんな尺度で自分たちが選ばれたいと考えるか、と、
どんな尺度で選ばれやすい材料を持っているか、ですね。
いやはや興味深い。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 tsuruno : 13:14 | コメント (0) | トラックバック
2008年10月08日
試してみないと分からない
1000円くらいのランチの店で、「もう一品」と言えば、
300円でランチビール、
あるいは150円くらいでコーヒー、もしくはデザート。
そんなイメージ、ありますよね?
今日、立ち寄った韓国料理屋は、追加のもう一品が、500円。
1000円のランチメニューに、追加が500円メニューです。
ありそうで、なかったと思いません?
と、言いますか、1000円のランチで、500円のサイドディッシュをどれだけ注文する人がいるのかな、・・・って、多くの人はきっと思いますよね。
それで、お店の人に聞いてみました。
「これ、どれくらいの割合で注文するものですか?」
想像してみてください。どれくらいか。
2-3組に1組は、注文するそうです。
「えーっ」と思わず声を上げてしまいました。一人だったんですけど。
「でも、一人よりも、やはりグループで来ているところの方が、注文率は高いですよね?」
『そうですね、でも一人の方も注文されてますよ』
『グループの方は、一人では食べきれないけどシェアして食べるなら・・・と注文されます。
チヂミなどは、聞き馴染みのある料理で食べてみたい、という話になって注文されます』と。
たしかに、トライしてみないと、売れるかどうかは分かりません。
誰も、1000円のランチメニューに、500円単品追加メニューを出してはいけない、なんて言ってませんからね。
そんなの、誰も注文しない、なんて 勝手に思い込まずに、まずやってみる。
それにしても、1つの工夫で、顧客単価が20%くらい上がったら、すごいですよね。
何事も実験ですなあ・・・。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 01:50
2008年10月03日
気になる店名。
時に、店名が変わっているというだけで人を引き付ける力を持つことがあります。
いや、昨日の、首相動静を見ていて、麻生太郎総理大臣が行った店の名前がものすごく気になったんです。
首相動静(10月2日) (時事通信) ------
午後7時2分、東京・六本木の飲食店「馬尻」着。自民党麻生派の若手議員と会食。
午後11時2分、同所発。
----以上、引用おわり
長らくの「首相動静ウォッチャー」である私も、「馬尻」って、なんちゅう名前か、と思ったんです。
「馬尻」ですよ。
それでまず、調べました。
東京都港区六本木5丁目1219 TEL.03-3584-3594
これは、分かりました。麻布十番の近くです。
それで、馬の尻が、壁から出ているオブジェが目印、というのも分かりました。
元店主が入交(いりまじり)氏で、あだなが「まじり」だったところから、馬尻になった、という情報もありました。
トマトソーススパゲティが絶品だとも。
それで、いろいろネットで見ていたら、行きたくなったので、行ってきました。
ついさっき。
麻布十番から、高速沿いに飯倉片町の方に坂をのぼっていくと・・・
あ、あった!!
う、馬の尻が確かに見えます。
近づくとこんな感じ。
店は2Fです。
さすが東京。通行人は、壁から馬の尻が出ていても気にも留めません。
下から見るとこんな感じ。
メニューも出ています。カレーにパスタ、それにワイン。この店は・・・うーん、どうカテゴライズすべきか悩みます。
|> 午後7時2分、東京・六本木の飲食店「馬尻」着。
たしかに、「飲食店」と書きたくなる記者の気持ちはよく分かります。
しかも。
「手打そば」も!!
何でもありですな。
店名で、引きつけて、更なる驚きを提供。
さすが、総理大臣を4時間(10/2の首相動静より)も、滞在させるだけの力を持つ店ですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
また、原稿から逃げてしまった・・・
投稿者 鶴野充茂 : 13:59
2008年09月27日
正直がいいのか悪いのか
原稿の締め切りに追われています。完全に寝不足。運動不足(これはいつでも)。
いつもはこれで体重が減ってたんですが、今回は増えてる。
約2年前に人間ドックの結果を受けて、「運動で四の五の言わずに5キロ痩せなさい」と医者に言われ、
フィットネスジムに通い始めるも、効果が出る前に、そのジムが閉店。
「今は無理して運動することない」のだと思い、それっきりにしていたら、そこからさらに2-3キロ増えました。
で、やはり行くか、と今週、重い腰を上げて、またジムに入会。
最近のジムは、入会時に説明やらカルテ&個人プログラムづくりをやらされ、
実際に運動を開始するまでに時間がかかります。
これで運動しようという気持ちと時間がどんどん減ってくる。
それで測定したわけです。
すごいですね、最近の機械。体重計みたいなのに乗って、しばらくするといろんな数値がぴぴぴと出てきます。
まあ、それはいいです。問題はカルテの↓の部分。
分かってますって。 でなかったら、来てません。
正直、初めて会った人に、この物言いはどうかと思うんですよね。
まるでデリカシーを感じない。
自覚して来ているわけですから、もう少し、伝え方を工夫した方がいいと思うんですけど。
「あ、あなた、ちょっとそろそろ気をつけた方がいいですね」
「これから体を動かすには良いタイミングですよ」
「今ならまだ間に合う」とかね。
「あなたは肥満です」って、救われませんよね。どう思います、皆さん?
ストレートな伝え方も、時に良いのか悪いのか、悩みますね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 02:49
2008年09月19日
プレゼン・ビジネス
ここしばらくプレゼンの本を書いています。
「プレゼン」って一言で言っても、いろんな種類があって、
いろんなビジネスもあるんですよね。
たとえば、この会社。
法廷で主張する時に使うプレゼン資料を作ってくれる会社です。
いかに分かりやすく、説明・主張するかで判決に影響する、という考え方がベースにあるわけです。
OUR FOCUS CLARITY
って、すごい「分かりやすい」コーポレート・スローガンですよね。
プレゼンの本も、やはり、「分かりやすい」のにしないといけませんね。
はい。がむばります。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 21:57
2008年09月12日
エコドライブ
情報発信、PRのお手伝いをしている自動車学校の記事が、今日の日経産業新聞に大きく出ました。
関係者の皆さん、お疲れさまです!
「エコ」+「教習」では、日本で初めて、ということで、業界内外の注目を集めそうです。
2年がかりでカリキュラムを一新、時代のニーズに合わせた取り組みは、多くの人に知ってもらいたいですね。
このカリキュラム、これから運転免許を取る人たち向けにスタートするんですが、
免許を持っている人たちが教えてもらったら、それだけで燃費15%くらい削減できるようです。
なんとかそれを多くの人に体験してもらって、より大きな、社会的な活動につなげていこうとしています。
教習所って、商圏が限定されている+一度卒業したら二度と行かない、というイメージが強いかと思いますが、
エコ意識の高い人や、燃費が大きく変わるんだったら、遠くても行ってみようかな、なんて思う人は
いると思いますし、営業車の多い会社のエコドライブ講習の需要も結構あると思うんですよね。
そういう意味で、日経・全国紙に出て良かった。 反響が楽しみです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの活動ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 17:45
2008年09月07日
禁止するもの
実家の近所で見かけた看板。
スケボー と 爆竹 と 野球 が 並列で扱われているのを初めてみました。
馴染みのある組み合わせとそうでない組み合わせ、というのがあるんですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 12:21
2008年09月05日
政治家のプレゼン。
タイトな〆切のある原稿執筆の合間に、民主党 某議員の政治パーティにお呼ばれ。
大きな出来事が起こったらいち早く現場に行こう、
というのが政治系PRの原則ですから、
首相辞任で大騒ぎのタイミングで、野党側では一体どんな話が繰り広げられるかと
興味津々で参加しました。
鳩山幹事長はじめ、民主党の国会議員が大勢会場に。TVカメラも入っていました。
乾杯までのスピーチ人数が多い、長い、というのが一般のパーティとの大きな違いでしょうか。
仕事で日常的にプレゼンのトレーニングを提供していますので、
どうしても気になってしまうのですが、
一人ひとりのプレゼン内容、いろいろ改善の余地がありますね。
いつも演説、スピーチ、人前で話している人たちのはずなのに、どうも物足りません。
少しきちんとトレーニングすれば、かなり印象が変わるように思いますね。
原稿のネタをたくさん頂いて帰ってきました。 どこかで紹介していきたいと思います。
ご本人たちにも仕事で直接ゆっくりお話する機会があればいいのですけど...
いずれにしても感謝です。ありがとうございました。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 02:21
2008年09月02日
条件が多いと伝わらない
これでは自分が女性専用車両に乗っているのかどうかが分かりません。
南海電鉄・車内の「女性専用車両」プレート。
[平日ダイヤ]前から4両目。8両編成の急行のとき
橋本・林間田園都市 → 天下茶屋到着が7:20~8:30
と書いてあります。
条件づけが多すぎて、これでは、伝わりません。
いや、でももっと違う意図があるのかもしれない。
大阪だから、やはり、
女性「あんた、ここ、女性専用車両でっせ」
男性「いや、違いますやろ」
女性「ほら、これ見なはれ」
男性「この車両が前から4両目かどうかは、どないして確かますねん」
女性「降りて見はったら、よろしいがな」
男性「そんなんしてたら、乗り過ごしまんがな」
というようなコミュニケーションを目的としたものなんでしょうね。きっと。
高度な話題の提供ですな。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 07:09
2008年08月31日
言いたいことは何ですか?
週末は大阪。
まずはお好み焼き。
ミナミ・松竹座裏のこの店は、夕方から満席。
くいだおれは、閉店。
さて。
大阪は、看板・外観を見たら、「何を言いたいのか?」が分かりやすい店が多いですね。
メッセージがはっきりしています。
定番は、キャラクターものの活用。
くいだおれのくいだおれ人形、かに道楽のかに、、ずぼらやのふぐが代表ですが、
とか、
とか、
ですね。
言いたいことを象徴化させるのと、キャラクターに言葉をつけて言わせるようなタイプがありますね。
看板でもいろいろ主張があります。
極端な大きさのものとか
こだわりを文章化しているものまで。
気になりますよね。中性脂肪。
でも、メニューの丼はカロリー高そうなんですけど。
みんな言いたいことがある。それを必死に伝えようとしているのがよく分かりますね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 08:31
2008年08月28日
アスクル恐るべし
「メディア力」って言えばいいんですかね。
「あっ」と思って、熟読してしまうようなメディアの力。
新しいアスクルのカタログが届くと、毎回、熟読してしまいます。
今日も30分以上かけて見てしまった・・・・2冊で計1500ページくらい?
キッズ用品と植物が増えていました。
つい注文してしまうんですよね。見てると。
ほしいのは、サインペン数本だけだったりするんですが・・・
ステーショナリー評論家の土橋正さん が勧めてくれた
も商品登録されてました。
待ってました~!!
ノートに書いて、裏うつりしないペン、ずっと探してましたからね。
さて、何本買いますかね・・・。
アスクルの送料無料は1,900円(税込)以上です。
そうやって、また、一緒に買うゴミ袋などの消耗品が増えていきます。
時間をかけて読ませて、今すぐには必要ないものまで買わせる。
B2Bなのに。
アスクル恐るべし。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 16:59
2008年08月27日
夏休みの思い出
久々の更新です。
8月は、たまりにたまっていた原稿を片付ける月間・・・になるはずでしたが、
よくある夏休みの最後みたいに、〆切いっぱいあるのに現実逃避。
こんなイベントとか、
(コミュニケーションです)
こんなイベントとか。
(コミュニケーションです)
皆さん、お誘いありがとうございます! 良い思い出ができました!
残っている宿題が、新刊書籍の原稿が4冊分。
まぐまぐのメルマガも今月末までに出さないと抹消されます。
某大手就職サイトのコンテンツもあともう少し?
ひー。
いよいよもうだめだー、と思っていたら、
教習所のPRのお仕事も頂きました。
はい、ありがとうございます!
全部面白くしますよー。
今日もまた、自己演出コミュニケーションの修行をしております!
投稿者 鶴野充茂 : 21:40
2008年07月30日
今日から東京ビックサイト
eラーニングワールドという展示会に出ています。
B2B中心の、比較的地味な展示会ですが、会社としては、こういう自己演出(?)しております。
8/1(金)まで3日間 @ お台場・東京ビックサイトです。
ご都合の良い方はぜひお越しください。
投稿者 鶴野充茂 : 21:17
2008年07月20日
看板でいかに気を引くか
暑い暑いと汗をかきながら、照り返しのきつい銀座、歌舞伎座の近くを歩いていて、何か不思議な広告表現が視界の中に入ってきました。
一瞬通り過ぎて、「ん?」と思い、戻って確かめました。
これが何気なく気になった看板、というか、お品書き?
問題はこの部分です。↓
わ、わかりますかね、
2つ気になることがあるんです。
1つ目はこれ。
クスクスだそうです。
うむ。いいですよね、クスクス。今や国際的な認知を得ている料理です。
で・・・でも、ですね。
「冷やし中華、始めました」
と同じようにクスクスを訴えて、一体どれだけの効果があるというのでしょうか。
歌舞伎座近くに、それほどクスクスファンが多いのでしょうか。
「おおーっ! クスクスはじめたのかー! 」
と大反響があるような、局地的にすごいインパクトのある品目なのでしょうか。
それが私にはわかりませんでした。
さらに。
矢印と左右があってないんですけど・・・。
この看板、「角」にないんですけど・・・。
この看板を正面に見ている人にとっては、「左側面に進むとあります」か、
方向は矢印で視覚的に訴えて、「すぐそこ」くらいの方が親切な説明表現だと思います。
「右へ曲がってください」と伝えるべき人は、この看板を正面に見て、右から左に歩行中の人。
しかも、顔の方向を変えずに右の視界に入ったこの看板群を見て、店の位置を確認しようとするような極めて特殊な人なんです。
まあ、「クスクス始めました」で反応するようなタイプの人ですから、きっと私とは属性が違うんでしょう。
高度なターゲティングですよね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 15:52
2008年07月02日
なぜその言葉を使うのか?
コミュニケーションの仕事をしていると、日常的に1つ1つの言葉の使い方が気になります。
御徒町駅前の蕎麦屋。何気なく壁にかかれたメニューを見ていて目がとまりました。
初めて入ったお店で、何を頼めばいいのか分からない状態ですから、1つ1つをイメージしながらメニューを見ていきます。
目が止まったのはここです。「御徒町の五峰」、うちのオススメの酒、ですね。
ふむふむ・・・、あれ?? よ・読めないぞ、と。
「微妙な違いで豁然たる個性を持っている」
というところです。
「微妙な違いで豁然たる個性を持っている」
はい、赤の下線まで引いてあるので、もう一回読みます。
「微妙な違いで豁然たる個性を持っている」
やっぱり読めません。
店の人に聞いても誰も読めません。
・・・なので、写真に撮って、家で調べることにしました。
かつぜん くわつ― 0 【▼豁然】
つまり、「微妙な違いで豁然たる個性を持っている」 というのは、
「飲めばその違いがはっきり分かる」(だから飲め!)
ということなのでしょう、きっと。
でも、漢字が読めないと、意味が分からない。意味が分からないと、注文しにくいですよね。
でも、あ、そうか、二回目以降のリピーターは、家で意味と読み方を調べて、「次に行く時は注文しよう」と決意してから店に行くから、このメッセージはリピーターに効く表現なのかもしれない。
薬に、「胃で溶けずに腸で効く」みたいなのがありますけど、
これは、一回目の来店では効かずに、二度目三度目の来店の時に効く。
そう考えると高度な表現ですよね。
そんなこと考えてる間に酔いもスッキリ醒めました。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 05:38
2008年05月31日
調味料のラベルは何を意味するか
中華料理屋に立ち寄ったら、目の前に8種類の調味料。
親切に、ラベルが貼ってあります。
塩、胡椒、山椒、一味、ラー油、醤油、酢、甜麺醤(テンメンジャン)。
それでぼんやり見ていて気がついたんです。
塩だけ「ラベル」がついてない!、と。
いや、確かに、他のはラベルがついてないと分かりにくい、あるいは紛らわしいんです。
胡椒と山椒は紛らわしいし、
醤油はソースと間違えそう。酢も一見、油かと思う人もいるかもしれません。
一味やラー油、甜麺醤なんて、見た目ではちょっと何か分からない。
そう考えると、塩だけは明らかです。砂糖と間違うかとも考えましたが、容器で判別できるでしょう。
ラベルを貼らなくても「一目瞭然」であること。
何度も使った経験と、見た目の明らかな差別化が、きっとラベルなしでも判別できる「ブランド」になっているんだと思ってしまいました。
・・・でも、
塩にラベルがついてなかったのは、そんな理由からではなくて、
実は、使用頻度が高くて、使っているうちに「取れた」のかも。
いずれにしても、今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 08:29
2008年04月30日
本当に役立つ再利用とは
生きていく中で、できれば関わりを持ちたくない生き物っていませんか?
私にとってその1つは、カラスですね。必要なら、どこかで宣言してもいい。
非カラス三原則とか、つくりたいくらいですもん。
生ゴミの袋、何重にしてもつつくでしょ。あの人たち。
朝食前に出して、出勤時に見たら、もうスパゲティが「にゅるん」って、出てる。
「にゅるん」って。
きっと、共感してくれる人がこの広い世界のどこかに必ずいると思ってたら、
日光でその存在を感じました。
ゴミの上に「光るもの」が吊るされてます。
人間サマをバカにすんなよ、と。この工夫を見よ、と。
どーだーって(ちょっと小さな)声が聞こえませんか?
こんなふうになっている。
私が感動したのはここからですよ。もっと寄りますね。
ど、ど、どうですか。
Windows95対応のOFFICE (NEW!って書いてある)と、年賀状イラスト全集9000ですよ。干支がわかりませんが。
OFFICEって、なんか、効きそうですよね。
メッセージ力があると思いますよ。
「古くてもOFFICEやどー」みたいな。
こういう古いソフトの活用法を考えたことはありませんでした。
また1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 19:00
2008年04月18日
アキバで撮影会
秋葉原近くの、とあるIT企業で撮影会。
といっても、「採用ページ」用社員インタビューに同席、です。 訳あって(?)
ここの会社の人に、
「最近、ぜんぜんブログの更新がありませんね」
と言われたので、
ネタにします。
情報発信、大事ですよね。しかもその継続が。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 16:43
2008年03月29日
平面から垂直に
近所のスーパーで気になるものを発見。
いつも見慣れている商品棚って、少し違うものが加わるだけで目が行きますよね。
これ、何だと思います?
ヨーグルトです。
一瞬、認識できなかったのですが、「ヨーグルト4個入り」というPOPで手を伸ばしました。
正面はこうなってます。
ちょっと離れて見ると、洗濯洗剤のようなパッケージです。
でも、インパクトありますよね。
サイズが一般的なものと、これくらい違いますから。
ヨーグルトは、4個セットのパッケージだと、4つを上から見て正方形になるような配置にして売られてますよね。
つまり、平面でパッケージを作っています。
それがこの森永「なめらかビヒダス」は縦に2段に積まれたパッケージ。
きっと平面の方が、パッケージ化も店頭での積み上げやすさも良いのだと思いますが、
平面パッケージを見慣れているところに縦型が入ると、目立ちますね。
それだけの理由で、私は1つ、買ってしまいました。
平面のものを垂直にしてみる。覚えておくことにしたいと思います。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 17:43
2008年03月28日
高いもの と 安いもの の差
夜中24時を過ぎてアイスクリームを食べることが増えました。
新しく見つけたものを食べ比べるのは、私にとっては生きている喜びの1つです。
さて、このカップ型アイスクリーム。価格帯が大きく2つに分かれています。
100円くらいの標準タイプのものと、
300円近くするプレミアムアイス。
びっくりするほど大きな差はないものの、どこかちょっと味が違う。
今日は、この「ミルクコーヒー」を食べながら、
「このプレミアムって、何?」
「この値段の差は何?」
「何にプレミアム料金を払ってるの?」
と考えていました。
結果として、私なりに言語化できるところは、
・標準タイプは、味が角ばっている。プレミアムアイスは、味が丸い。
・標準タイプは、刺激で勝負している。プレミアムアイスは、バランスで勝負している。
・標準タイプは、アイスを食べている感覚を生む。
プレミアムアイスは、ホッとする一時を味わっている感覚を生む。
といったところです。
それで、
結構、同じことが他の仕事でもあてはまるのかもしれないなと。
同じ業務でも、値付けの高い会社と安い会社があります。
それぞれ方向性が違うのでどちらが良いとかいうものでもありません。
それぞれに質の高さを狙うやり方があります。それぞれの方向性で。
値付けの安い会社は、特徴を明確に打ち出した方が選ばれやすい。
値付けの高い会社は、逆に発注者の世界観に溶け込むような、存在を主張しすぎないのが有難がられます。
一緒にやっていて違和感がない、みたいなね。
いろいろ書きましたけど、さっき食べた「ミルクコーヒー」は、寝る前に食べるのには主張しすぎず、とてもイイ感じでした。(?)
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 02:12
2008年03月27日
人を誘って行こうと思う仕掛けづくり
季節の風物詩、「桜を見に行こう」とランチタイムに誘われたので、ついて行きました。
おおっと満開。見事な桜。
あれ?・・・ でも、まだ昼間のはず・・・
と、思ったら、なんとこれ、大衆食堂・居酒屋の「桜祭り」。
店内いっぱいの桜。桜。桜。
「わ~、すごぉ~い」と言って写真を撮る。
そして、「ねえねえ、桜見に行かない?」といって別の人を食事に誘う、と。
翌年も別の人を誘う、と。
うまいこと考えてますね。 映像的にも面白いのでテレビも反応しそうですし。
毎年、この季節になると新規来店が確実に増えていそうです。
人を誘って繰り返し行く仕掛け、というのも時々考えてみますか。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 15:09
2008年03月24日
外務省/洞爺湖サミットとPR
洞爺湖サミットに向けた外務省のPR対策の動きがありましたので、業界記録としてのメモ。
共同ピーアールが外務省に人材派遣 洞爺湖サミット、アドバイザーに
共同ピーアールは、今年7月に北海道洞爺湖町で開かれる「北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)」で、外務省のメディア・アドバイザーおよび広報業務担当者の派遣業務を落札した。外務省がPR会社をメディア・アドバイザーに採用するのは初めて。世界中からサミットを訪れる報道陣への適切な対応策を立案、実行していく。
具体的には4月1日に、メディア・アドバイザー1人と広報担当者2人を外務省大臣官房国際報道官室に派遣する。
メディア・アドバイザーはG8諸国や招待国から来る報道機関の情報ニーズの調査・分析、過去のサミット開催国が行ってきたメディア対策の調査分析、対外情報発信・広報戦略の企画立案などを行う。広報業務担当者は各国取材陣への対応や広報業務サポート、外国メディアからの電話対応を受け持つ。(以上、3/20付 フジサンケイビジネスアイより引用)
ついでに共同PRのプレスリリースはこちら
誰が行くんでしょう。Tさん?
海外メディア対応を訓練 サミット控え外務省外務省は4月から民間PR会社に委託し、幹部職員に外国報道機関への対応を訓練する「メディア・トレーニング」を始める。7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)や関連閣僚会合の開催を前に、多数来日する海外メディア記者へ日本をアピールする発信力の強化が狙い。
欧米主要国では、外交官の初任研修や在外公館赴任時に、メディア対応の教育を行う例が多い。しかし日本外務省の職員は、外国語が堪能とはいえ「報道発表などの訓練は受けていなかった」(幹部)のが実態。
外務省は近く入札により、業務委託する民間PR会社を選定。外務報道官など幹部5、6人が、英語による模擬記者会見などの訓練を受ける。好感を持たれるよう服装、髪形など身だしなみも指導してもらう。(共同、3/22/08付 中日新聞より引用)
ちなみに、上の「メディア・トレーニング」の入札情報はこちら にありました。
・・・それにしても、どう考えても、この情報(入札情報)だけでは、提案できませんよね。 関係者のところには直接電話で連絡が行ってるはずですが。もっと詳しく知りたいものです。
さて、私は、一度だけサミットの事務局(日本政府代表部)に詰めたことがあります。今からちょうど10年前です。
日本がもっと国際的に強力な情報発信できたらなあ、なんて思っていたのを思い出します。10年経って、さて、どんな風に広報が進められるんでしょうか? とても楽しみです。
広報対策、メディア・トレーニングのニーズは確実に高まっているように感じますね。
中国から何かを輸入しているような事業をしている会社(危機管理)や、上場前後やM&Aなどで会社の状況が急速に変化しているようなところが中心ですが、視聴者も記者会見・謝罪会見を見慣れてきているので、単なる見た目の対策以上のところまでやらないと充分ではなくなってきています。
しかも、メディア/情報チャンネルが複雑化を増しているので、誰に向けてどんなメッセージをどのように届けるか、組織内で考え方の意思統一も重要性を増しています。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 19:18
2008年03月17日
御礼!ACフォーラム
昨日3/16(日)、第3回ACフォーラムが無事開催できました。
今回の開催までは、ほんと長い道のりでした。
時代を象徴するマーコムのキーワードをなかなか見つけられず、準備もたいへんだった今回ですが、結果的にはほぼ満席、参加者のアンケートによるプログラムの満足度もたいへん高く、充実感を持ってイベントを終えることができました。
ご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました。関係者の皆さん、お疲れさまでした。
今後も、皆さんと協力して、続けていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
(交流会のあと、最後まで残っていたスタッフで)
投稿者 鶴野充茂 : 16:38
2008年02月19日
ポストイットの説得力。
人の注意をひく、内容を確認してもらう、最後に背中を押す。
このための効果的なコミュニケーションを日々模索しているなか、こんな論文を見つけました。
Post-it Note Persuasion: A Sticky Influence
RANDY GARNER
Sam Houston State University
Journal of Consumer Psychology, 2005Abstract:
Four studies examine the influence of attaching a seemingly insignificant Post-it note to a survey packet on the likelihood of completing the survey. Participants who received a packet with an affixed Post-it note request had significantly higher return rates than participants who received the identical survey with (a) no sticky note, (b) the same message written on the cover sheet but without a Post-it or (c) a blank Post-it with no message provided. Furthermore, they returned the materials more promptly with higher quality responses. A more personalized Post-it appeal increased returns when the survey was long and time consuming but was no more effective than a nonpersonalized Post-it when the survey was easy to complete. Results suggest that the Post-it leads the request to be interpreted as a solicitation for a personal favor, facilitating a normative compliance response.
強引な引用(コピペ)ですいません。 興味がある方はこちらからダウンロードできます。
ポストイットの「説得力」に関する論文です。
一言で言うと、ポストイットに手書きのメッセージを書いて貼り付けておいたら、お願い事を聞いてくれるよ、という意味ですね。ちょっと意訳しすぎかもしれませんが。でも、そう感じてもらえるだけの印象を生み出せる論文だと思いました。
食品や製薬の分野では、効果・効能の研究が進んでいます。学会・論文発表をして、それを誰か(薬事法の関係で当事者が発信するのが難しい場合も多いので)がPRする。そして、その素材の効果・効能に対する期待によって売れる、ということがよくあります。
ところが、文房具のような一般消費財で、見た目や使い勝手以外のところで、効果・効能の研究ってあまり表に出ませんよね。
なので、面白い論文だと感心してしまいました。
これが3Mの助成研究かどうかはわかりませんが、マーケティング的に、ポストイット=「説得力を高める文房具」として発信するのも面白いですよね。
効果・効能を検証して「実はこれは○○に効く」と言えるものがないか考えてみる、というのも、効果的なメッセージ発信の方法として一考の余地がありそうです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 20:20
2008年02月14日
伊豆 と ファンクラブ と 研ナオコ と 情報発信のスピード
昨年、一昨年に静岡県の観光広報の研修講師をした関係で、伊豆ブランド成果発表会にご招待いただきました。
(撮影・わたし)
伊豆PR大賞は、地元のPRに最も貢献したグループを県が表彰するもの。
最優秀賞(静岡県知事賞)は、「伊豆下田『海水浴の郷』づくり推進事業」を進めている下田市の観光振興団体ビッグシャワー実行委員会が受賞。
この方々に私、以前、「下田って、車で行くと食べる店がぜんぜん見つからないんですよ」と言ったんです。
すると、「下田温泉ブログを見てください」と。 「自分たちが地元情報を発信してますから」と。
私はすかさず、「下田温泉、では絶対に検索しませんよ、下田・レストラン とかの組み合わせじゃないですか? 下田温泉という単語は首都圏からの旅行者の検索語にはならないと思いますよ」と言ってしまいました。
さて、そんなことをすっかり忘れていた私でしたが、この表彰の後、「おめでとうございます」と声をかけたら、
「鶴野さんに言われて、『下田ブログ』にしましたよ」と。
た、た、確かに「下田ブログ」になってました。
さて、静岡県。今般、広報の一環で、「伊豆ファンクラブ」なるものを発足したことを発表しました。
この特別会員に、この方。研ナオコさん。
(撮影・わたし)
地元、天城湯ヶ島の出身だそうです。
そのあと、トークショー。
(撮影・わたし)
さて、率直に驚くのは、
会場からオフィスに戻って、これを書こうと検索したら、すでに
日刊スポーツ(私の隣に座ってました、赤塚さんて言うのですね、またどこかで縁がありましたらよろしくお願いします) や 千野志麻(ちのしお)(上の写真左)さんがすでにこの様子をネットに載せていて、しかもそれが、グーグルの検索で引っかかる状態になっている!
いやもう、ほんとにのんびりできない時代ですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 22:49
2008年02月12日
ダジャレは効くか?
桜まつりに行ったら、町のゴミ箱にこんなプレートが。
ブルドッグの「ふん!」という文字に思わず立ち止まってしまいました。
「どや、面白いやろ?」と言われているような、
でも、ちょっとズレてる感じがする、
微妙なものを感じましたが、
さて、効果のほどは?
啓発看板って難しいですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 18:34
2008年01月29日
不安にさせないメッセージ
再生紙偽装問題。どうなるの? と思っていたら、アスクルからメールが届きました。
これが意外とよくまとまっていて感心したので、紹介します。
古紙パルプ配合率の表示および古紙配合商品に関するお詫びと弊社対応について
日頃よりアスクルサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
さて、一連の製紙会社の古紙配合率偽装問題をうけ、弊社が取り扱っております古紙配合商品につきましても、各仕入先に対する調査により、古紙パルプ配合率の表示と実際の古紙パルプ配合率に乖離がある商品が多数あることが判明いたしました。
結果として、弊社のカタログおよびWEB等での表示ならびに、商品表示に誤りが発生することとなり、お客様には大変ご迷惑をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。
弊社といたしましては、法令遵守を基本とし、お客様の購買代理人として、正確な環境情報の提供を目指してまいります。なお、環境対応表示に誤り等が判明した場合には、すみやかに最新情報をご案内してまいりますとともに、お客様にできるだけご不便をおかけしないよう、また紙資源を無駄にすることのないよう心がけて対応してまいります。
現在、各製造委託先および各仕入先に対して古紙パルプ配合状況の調査を実施中であり、古紙パルプ配合率の表示に乖離があると報告を受けた商品につきましては、お客様からのご注文の受付をいったん停止させていただいております。また、該当する商品リストを弊社ホームページでご案内させていただいております。
(以下略。以上、アスクルの顧客向けメールから引用)
一体、何に感心したかと言うと、
・起こったこと
・今後、どうしていくという自分たちの方針
・取引に関する影響などの現状、詳しい情報の場所
が簡潔にまとめられていること。 とりわけ、次の部分がいいな、と。
弊社といたしましては、法令遵守を基本とし、お客様の購買代理人として、正確な環境情報の提供を目指してまいります。なお、環境対応表示に誤り等が判明した場合には、すみやかに最新情報をご案内してまいりますとともに、お客様にできるだけご不便をおかけしないよう、また紙資源を無駄にすることのないよう心がけて対応してまいります。
何かいいと思いません? ルール と スタンス と 心がけ が、リズム良く入ってます。
自覚している責任としては、「法令順守」「情報提供」です。
でも、消費者として気になるのはそれだけではありません。
そう、偽装でも何でも、回収されて、それをゴミにしたら、何やってるのかわかりませんよね?
それで、「不便をかけない」+「紙資源を無駄にしない」と。
これって、今、販売会社が出せる、最も有効で必要充分なメッセージだと思うんです。
消費者からすると、不安にさせないメッセージの良い例ですね。
単なる1つのお知らせメールなのですが、これは参考になりました。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 18:35
2008年01月17日
「コミュニケーション」の仕事
コミュニケーションの仕事の醍醐味は、
普通ならなかなか伝えにくいメッセージを相手に伝えるところにあります。
そのために「注目してもらう」「目立つ」仕組みを考えたり、
「わかりやすく」加工したり、「記憶に残る」工夫をしたりします。
この時、純粋にメッセージ発信の効果・効率を追求するほど、
その「伝達」の工夫をする人たちの存在は見えにくくなる傾向があります。
このニュースがまさにそんな例でしょう。
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阪神大震災で、語り継がれた「なぞ」があった。電話がつながらず、行政機能もまひした当時、各地の避難所などでひときわ目立ち、被災者と家族や友人を結んだ赤い枠の伝言メモだ。誰がこの用紙を用意したのか分からないままだったが、震災から13年を前に、研究者が「広告マンのアイデアだった」と明らかにした。近く日本災害情報学会の会報で公表する。
震災を映像などで伝える「人と防災未来センター」(神戸市)の「防災未来館」。避難所の様子を伝える写真には、赤枠の張り紙がずらりとならぶ。A3判とはがき大。上部に「私はここに居ます」「We are Here」と印刷され、その下が伝言欄になっていた。
当時、神戸市広報課長だった桜井誠一・保健福祉局長は「ずっと気になっていたんです」と言う。市庁舎の玄関にいつの間にか大量の張り紙の用紙が積まれていた。誰が届けたのかわからず、「海外のレスキュー隊では」とうわさされた。
調査した吉井正彦・国立民族学博物館客員教授によると、博報堂関西支社(大阪市北区)が届けたものだった。
(以下、詳しくはこちらから記事をご覧下さい。いい記事です)
(1/14/08付 朝日新聞)
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こんな専門家の仕事をしたいですね、とか
本当にプロの仕事ですね、みたいな話は当然あるのだと思いますが、
私が最も感心するのは、
何年も前の「仕事」を後輩が見つけて、
それを「歴史」だと世の中に発信したこと。 しかも当時の写真付で!
それをまた朝日新聞の記者が、「それはニュースだ」と記事にしたことです。
存在が見えない、でも「いい仕事」をした「人」の存在を認めて
それを「こんなに素晴らしい仕事をしたのはこの人たちだ」と「伝える」。
それぞれの仕事が、また、コミュニケーションの仕事をする人たちの励みになりますよね。
本日、阪神・淡路大震災から13年を迎えます。
元気で生きていることに感謝し、今日もいい仕事ができるよう努めたいと思います。
投稿者 鶴野充茂 : 07:03
2008年01月15日
行動を促すメッセージ
目の前の相手に「こういうこと」をしてもらいたい。
でも、それを直接的に言ったって、必ずしも聞いてもらえる訳ではない。
コミュニケーション力、メッセージ力というのは、そういう場面で最も試されますよね。
これ、何だか分かりますか? ある目的で、壁に貼られているメッセージなのですが。
女性で分かったら、すごい。
・・・
男性トイレの壁に貼られているメッセージです。
直訳はあえてしませんが、「もう少し近づいてください、汚れますから」というメッセージ。
同じメッセージを伝える表現(少し婉曲的なもの)としては、私が知っているだけでも数種類はありますが、私はこれが一番好きです。(?)
これ、日本国内の飲食店のトイレに貼ってあったんですよ。
その他、日本語表記はありません。結構、チャレンジングですよね。
でも、メッセージって、本来、受け手を選ぶんですよね。
伝えられる人に絞って伝えることで、伝わりやすくなる。
それ以外の人は、諦めているんです。
そうすると、受け手も、「あ、これは自分に向けられたメッセージだ」と気づく。
上のメッセージも、
「理解できるなら、・・・分かってるよね?」という気持ちが一緒に運ばれてくる。
そうやって、行動が促されるのだと思います。
1つ素朴な感想を付け加えるならば、
このメッセージはもう少し小さい字の方が効果的かもしれません。
その方が近づいて見るから。
どちらかと言うと、
酔ってる人向けなんですよね。これ。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 10:35
2007年12月26日
直接的な広告表現
コミュニケーションをする上で、
直接的な表現がいいのか、間接的な表現がいいのか、
言葉がいいのか、写真がいいのか、動画がいいのか、
大きさはどうか、構成はどうか、なんて、
常に悩みますけど、
お腹が空いている時は、直接的な表現が効果的だと実感しました。
空腹でオフィスに戻ってきた時にポストに入っていたチラシです。
お腹が空いている時に、じーっと見てください。
食べたくなりますから。 いや、この人生、もう餃子しか見えなくなりますから。
しかも、本物に変わるそうですよ。電話したら。
しかも無料。
・・・強力ですよね?
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 14:49
2007年12月20日
知らない人からメッセージをもらう喜び
海外に住んでいた時、今ぐらいの時期になると、お店や近所の人と気軽に「メリークリスマス!」 「ハッピーホリデーズ!」 なんて 声を掛け合っていたのを思い出します。
一方、日本では直接的な知り合いくらいにしか季節のメッセージを送ったりすることがないなあ・・・なんて思っていたら、今日、こんなのを受け取りました。
東京ガスの検針担当の方からです。
実は、弊社のガスメーターはオフィス内にあって、メーターの数値を自分で読んで、申告用紙(というほど大そうなものでもありませんが)に書き込み、玄関のポストに貼り付けておくシステムなのです。
それでもって、検針担当の方が検針端末に打ち込んで、ガスの検針票が出来上がる、と。
つまり、毎月この検針担当の方とオフィスでメーターの数値を見るスタッフ(ほとんどは私)の共同作業をしていた、というわけです。まだ、お会いしたことはありませんが。
それで、なのか、みんなに、なのかは分かりませんが、今日受け取った検針票の袋の中にこんな手書きのメッセージが添えられていました。
「ビーンスター様 毎月 ガスメーターのご記入ありがとうございます。今年もお世話になりました。来年も宜しくお願いします。良いお年をお過ごし下さい。TG XX事業所 XX(名前)」
なんか、素敵だと思いません?
素朴な字で。
リラックマで。(なんでリラックマ?)
お陰で今日はすっかりクリスマスな気分です。(?)
会ったことないけど、つながってる人にメッセージ贈るって、いいですよね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 14:44
2007年12月10日
知らない間に翻訳されるブログ
日本語だから、日本語が分かる人向けだけに発信しているんだ、
というのは、思い込みなのだと、改めて思いました。
あなたのブログも、勝手に他の言語に翻訳されて読まれているかもしれません。
いや、そういう技術もサービスも、存在はしっていましたし、
何度か使ったこともあります。
でも、本当に自分のサイトが自動翻訳されて読まれる時に、どんな感じになるか、
というのは実感を持って考えたことがありませんでした。
それで、自分のブログの翻訳したものを読んで、ちょっと焦ったんです。
現実味を持って、あ、これ、ちょっと真面目に考えた方がいいな、と。
ご覧の通り、英語訳はまだまだきちんとした意味を伝えていませんが、
これ、技術が追いついてないから使えない、と切り捨てていられるのかな、と考えたのです。
不完全な翻訳文を見た人が、本文の意味を推測して、
ファンになったり(これはまだいい)、怒り始めたり(困る)、
どうしても核心部分を知りたいと問い合わせをしてきたり(ないか)、
これをミスコミュニケーションといいます、みたいな出来事が起こることもあるのではないか、と。
これ、広報の仕事をしていて、メディアに誤解されて報じられるのと同じなんですよね。
情報伝達の観点からすると。
そんなことを考えると、
これからは自動翻訳される時にでも誤訳が生まれにくい文法に則った言葉を使って
表現することも、ネット上のコミュニケーション、自己演出には重要なのかも、と思いました。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
さあ、今週もはりきって行こう。(?)
投稿者 鶴野充茂 : 09:24
2007年11月28日
マクドナルド 「調理日時改ざん問題」 の 広報対応
11/27/07付 朝日新聞一面に、マクドナルドの記事が出ました。朝日のスクープです。
以下、引用。
マクドナルド都内4店舗、調理日時を張り替えハンバーガー大手マクドナルドの東京都内の4店舗が、売れ残ったサラダについて、調理日時のシールを翌日付に張り替えて販売していた疑いのあることが、26日わかった。事実と異なる調理日の表示は、不当表示として景品表示法にふれる可能性がある。
日本マクドナルド(東京都)によると、調理日時改ざんの疑いがある店は、早稲田店、大塚駅前店、新大塚店、本郷三丁目店の4店舗。いずれも同社とのフランチャイズ契約に基づいて株式会社アスリート(同)が運営している。
社内からとみられる情報提供に基づいて、日本マクドナルドが今月6~9日、4店舗の従業員約50人に聞き取り調査をしたところ、各店の従業員が「サイドサラダ」「新サラダディッシュ・クリスプチキン」「同・グリルチキン」の3品目について、「(前日から)持ち越した品の調理日時シールを新しい日付に張り替えていた」と証言したという。
アスリート社によると、改ざんを証言した従業員は「(廃棄するのは)もったいないと思い、見た目に問題がないのでやってしまった」と話したという。
日本マクドナルドは、取材に「改ざんしたという証言はあるが、その事実までは確認できていない。調理日時の表示は消費者のためでなく店側の管理のためのもの。不当表示には当たらず、何ら違法性はない」と説明。また各店には同社の社員2人が勤務しているが、「社員からの指示の有無は確認できていない」としている。
アスリート社は「間違いを一切出さないようにしていたが、(日本マクドナルドの)指摘を受けて、ずさんな部分があったとわかり、驚いた」と話している。
(以上、引用終わり)
これを読んで、直感的に何かイヤな印象を受けました。
調理日時の張り替え、というよりも、この広報コメントについてです。
・・・ 日本マクドナルドは、取材に「改ざんしたという証言はあるが、その事実までは確認できていない。調理日時の表示は消費者のためでなく店側の管理のためのもの。不当表示には当たらず、何ら違法性はない」と説明。
とあります。
おっと。
この、マクドナルドの、広報対応は明らかに失敗。 違法性の有無で片付けるのは弁護士で、広報は消費者の意識にもっと気をつける必要があります。
メディアの追求が始まるかな、と思いました。
すると、同日昼に社長による緊急記者会見。トップが出てきてお詫び。この対応は早かったと思います。
朝日新聞のウェブには、
大手ハンバーガー店チェーン、マクドナルドの東京都内4店舗での調理日時改ざん疑惑で、日本マクドナルドの原田泳幸社長は27日午後、東京・新宿のホテルで記者会見し、「マクドナルドとして心配をかけたことを深くおわびします」と陳謝した。「もっと早い段階で確認できなかったことが残念だ。朝日新聞社の報道の前に我々の手で早めに確認すべきだったと、重ね重ね残念に思う」とも述べた。
会見した社長らは「これまで客から健康被害についての連絡がないことは確認した。専門家の見解では人体への影響はないとのことだ」と話した。
とまとめられました。
でも、何かしっくりきません。
何度も記事を読み直してみて気づいたのは、「今後、どうする」というメッセージが出てないんですね。
「もっと早い段階で確認できなかったことが残念だ。朝日新聞社の報道の前に我々の手で早めに確認すべきだったと、重ね重ね残念に思う」
こんなこと言ってるからです。
これは言わなくて良かった。
いや、言ってはいけなかった。
この約60文字のコメントのお陰で、本来、マクドナルドが記事に載せたかった「今後、われわれは○○の対応を取ります(○○して再発防止に取り組みます)」みたいなコメントが飛んだんです。
いや、もちろん、きっと記者会見では言ってるはずなんです。
これからどうする、というのは危機管理広報の基本のキですから。
実際、当該企業とのフランチャイズ契約を解除したと発表もされています。
でも、新聞の、限られたスペースに引用されるコメントからは落ちてしまいました。
速報的な短い記事に、引用は2つが限界です。何を言うか、どう言うかによって、メディア側がどのコメントを引用するかが決まってしまいます。
発信者側にとって重要な内容でも、引用文として面白くなければ、落ちてしまう わけです。
産経の記事にはこんなのも出ています。
「36年の歴史で大変残念」…マクドナルド会長が謝罪
日本マクドナルド(東京都新宿区)の都内4店舗で売れ残り商品の調理日時のシールが張り替えられていた問題で同社の原田泳幸会長兼CEOは27日昼、都内のホテルで記者会見し、「多大なご迷惑とご心配をかけたことを心よりお詫びします」と謝罪した。
原田会長は「大変厳しい管理基準に自信を持っていたが、店舗でサービスする際、クルー(従業員)に心の規律がなければならなかった。36年間の歴史のなかでこのようなことが起きて大変残念だ」と述べた。
「36年間の歴史のなかでこのようなことが起きて大変残念だ」と。
これも記者会見の場で言うべきコメントじゃないですね。見出しになるくらい強い表現だし、消費者感情も刺激します。
一連の広報対応で出てきたメッセージの印象は、
自信あったのに残念、FCめ。 > 法律的には問題ないけど > 謝罪 > 対応します
でも、きっとマクドナルドが発信したかったのは、
謝罪≒すぐ対応します > 責任の大きさ理解しています > たとえ法律的には問題なくても > 36年かけて積み重ねた信頼を再び回復できるよう全力を尽くします
という感じですよね。違いますかね。
・・・広報って本当に難しいですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 02:20
2007年11月22日
11.22 いい夫婦の日
今日は11月22日。いい夫婦の日、だそうです。
記念日にからめて、事前に関連調査をして、プレスリリースを出す、というような広報の手法があります。
いや、私などは、記念日と言えば調査だ、とさえ思います。
今年の「いい夫婦の日」だと、
ダスキンとか。
2007年ダスキン・大掃除に関するアンケート調査 11月22日は「いい夫婦の日」 大掃除に見るいい夫婦の条件
ユーキャンとか。
夫婦を漢字一字で表すと…20代「絆」→60代「忍」明治安田生命保険とか。
メディアも載せやすいですよね。確かに。
さて、
記念日を登録する「日本記念日協会」なる団体(なのかな?)があります。
登録料52500円。
これで、「記念日」にしてしまう。
よく考えた組織(なのかな?)だと思いますけど、上のページにある登録数からすると、
ビジネス化はまだちょっと時間がかかりそうですね。
日本記念日協会のPRってどうするんでしょう。
記念日PRと記念日調査PRで「日本記念日協会に登録されている」というのを繰り返し出してもらう、と。
そうすると、記念日登録者に記念日PRと記念日調査PRの仕方を手厚く教えてあげる、パブリシティ支援をしてあげる、ということなんですかね。
なんだかちょっと複雑。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 18:57
2007年11月21日
何とかしてほしい講演/プレゼン と その対処法
仕事柄、多くの講演やプレゼンを見る機会がありますし、
時間をつくってできるだけ多くの講演やプレゼンを見るようにもしているのですが、
見ていて、居たたまれない、痛々しい講演やプレゼンに出くわすことも意外と少なくなく、
たまたま先日もそんなことがあったので、
当日、講演会を聞きながら手元でメモしたものをベースに、
そのポイントと、セルフチェック/対処法を、
改めて自分のためにもと、まとめてみました。
何とかしてほしい講演/プレゼン と その対処法
1.スライドの文字が小さくて読めない
大きなホールでの講演会や、配布資料なしのプレゼンの場合、スライドに書いてある文字を聞き手は一生懸命に読もうとします。読もうとするのに読めないのは、聞き手に強いストレスを与えます。
部屋の一番後ろからでもすべての文字が読めるのか、そうでなければ配布資料を充実させたいところです。
2.スライドの文字をメモできない
話を聞きつつ、スライドを見つつして必死でメモをとっている聞き手。後で解読できるのかどうかも分からない「速攻」文字でメモをとっているにもかかわらず、無情にスライドが切り替わる。その瞬間、「ァッッ」と吐息まじりの小さな声が、自分が座っている近くの席から聞こえてくる・・・。
こんな時ほど、切ない気持ちになることはありません。 気持ちはわかりますよ、もう少し待ってくれてくれてもいいですよね、聞き手を何だと思ってるんだ。私はあなたの味方ですよ、と近寄って伝えたくなります。
配布資料を配らずにスライドを見てもらうなら、聞き手が何をメモするのか、したいのかを考えてスライドを作る。メモされて困るものはスライドに書かない。メモしてもらいたいものは、メモの時間も考えながら話を進めたいところです。
3.言葉が不明瞭でよく聞き取れない
早口はいいんです。問題は、数字と固有名詞、そしてCSRとかDRMみたいな省略語です。たまにそれが間違っていて、余計に何を言っているのか分からなくなることがあります。 聞き取り間違いをしそうな単語が出てきたら、そこだけでも意識的にゆっくり、はっきり言いたいですね。いやもう、できれば繰り返し言ってほしい。自信を持って。本当に。お願いします。 (?)
4.「えー」「あのー」がやたら多い
これ、意識して練習すれば確実に減らせます。それでも気になるほど多い人は、単に準備不足なのではないでしょうか。
5.本や商品を手で持って紹介している時に、手を揺らすので、ちゃんと見えない
「この本、いいですよー」と紹介してもらうのは良いのですが、タイトルが読めないとメモできず、タイトルを読もうとしている間は少なくとも話が頭に入ってきません。話し手にも聞き手にも、お互いにもったいない時間です。見せる時は、しっかり見せる。終わったら、片付ける。それで格段にスッキリします。
6.スライド/手元資料の文字が多すぎて読む気も起こらない
講演/プレゼンの「場」は、話し手がマネジメントしているので、「今」なにをすべき時間なのかを伝えてあげないと、聞き手はよく混乱します。文字の多いスライドや資料を見せられたら、「え、これ、今、読むの?」「どこ見るの?」と聞き手は思います。話を聞きながらたくさんの文字を読むのは無理なので、「詳しくは後で資料を見ておいてください」なのか、「たくさん書いてありますが、今、見ていただきたいのはこの部分です」と指し示すかしてもらえると、安心して話についていくことができます。
7.話が当たり前すぎる/オチがない
それは確かにそうなんですけど、それだけですか? という話が結構多いですね。著名経営者や学者でも、「え、それで終わりですか?」「オチは?」みたいな。 もちろん、「大切なこと」は、基本的なこと、当たり前のことが多い。 でも、当たり前の「大切なこと」を伝える時にはセオリーがあります。それは、しっかりしたオリジナル(手垢のついていない)エピソードを付け加えることです。エピソードが入るだけで、印象がまったく変わります。
8.スクリーンかPCに向かって一人で喋っている
いますよね、客席ではなく、ずっとスクリーンかPCを見ながら喋っている人。「おーい、こっちですよー」と手を振りたくなることが、私は、何度もあります。そんな癖のある人への対処法としては、喋る前にスクリーンやPCを一度しっかり見て、確認してから、視線を動かし、聞き手を見てから話し始める訓練をする。中途半端に見ながら話すから、客席を見られないんですね。見るなら見る。話すなら話す。ちょっとしたことですが、これ、結構、効きます。
9.スライドと配布資料が違いすぎる
スライドでは見せるけど、配布資料には入れたくない、みたいな差をつける人、いますよね。あるいは印刷に出すタイミングからしばらく本番までに時間があったり、プレゼン直前に手直ししたりして、若干違いがでるのも仕方ないことも確かにあります。でも、全体を要約しているようなページや、「このページがなくて、どうするの?」みたいな重要度の高いページが抜けてたりすると、ストレスを感じますね。
10.態度、姿勢、見た目が気になって話の中身が頭に入ってこない
最近気になったある講演者は、立っている姿勢が悪くて、どうも話がしっかり聞けなかったことがありました。中途半端な「休め」みたいな姿勢で、足が曲がっていて、手がだらんとやる気のないポーズになっている。 人前で話すのがうまい人は、姿勢やポーズが左右対称であることが多いんです。適度な緊張感が体の先っぽまで漂っていて、ピンとしている。そうすると、見た目に安心感が出ます。
きっと、どれも気にならない人もいるだろうし、そんなことより中身に力をいれたい、という話し手もいるかもしれません。でも、こういう小さな「気になること」が積み重なって、せっかく準備した「良い話」も聞いてもらえなかったりすると、本当にザンネンですよね。聞き手も本来、話し手の話にしっかり集中したいわけですから。
良い講演/プレゼンとは、少なくとも内容に集中して話を聞ける、という条件があるのだと思います。
逆に言うと、それくらい集中して話を聞いてもらうためには障害がたくさんある、ということで、
もしご自身が人前で話す機会があれば、上に挙げたような視点をちょっとでも思い出してもらえると嬉しいです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 17:45
2007年11月16日
ディスプレイのアピール力
優秀なスタッフを採用したい。そのために少しでも働きやすく、活躍してもらえるような環境を用意する、というのが企業の1つの対策です。
このIT系ベンチャーは、社内エンジニアの要望で、大きなディスプレイを導入。
大きい方が確かに見やすそうですが、
どうも、仮想空間と現実の境目が分からなくなりそうなのは私だけでしょうか?
オフィスにお邪魔した時に近くで見て、思わず圧倒されてしまいました。
11台、一気に買い揃えたそうです。
大きいものって、近くで見ると特に、アピール力ありますよね。
皆さんのところでは、何か大きいもの、取り入れてますか? (?)
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 12:45
2007年11月07日
初めての入札体験
ある日、農水省から呼ばれました。
コミュニケーション研修、メディアトレーニング等の実績が認められて(のはず)、
省内の研修の入札に参加してほしい、とのことで、まずはその説明会に参加せよ、と。
途中、部屋を間違えてぐるぐる回っていると、記者会見の準備をしている部屋を発見。
何だか馴染み深い雰囲気。思わず広報資料をもらって帰りそうになりました。
呼ばれたのはこの部屋。狭い業界なので見覚えのある顔も。
さて、肝心の「入札説明会」は、コミュニケーション教育に携わる者としては、突っ込み所満点でした。
・配布資料に書いていることしか言わない(私のプレゼン教室では、書いてあることと同じことを話すのは良くない、と指導しています)
・書いてあることしか言わないのに、よく言い間違える(私のプレゼン教室では、人前で話す前は、きちんと練習しておきましょうとアドバイスしています)
・何から質問していいのか分からないくらい、初心者に不親切な資料(読み手が何を知りたいか、を完全に無視した構成になっている)
・一言も話さない「説明担当者」が裁判か面接のようにたくさん座っている
いや、これは多分、人選ミスなんです。 先方じゃなくて私のことなんですが。
スタッフに行ってもらった方が良かったと思います。本当に。
自慢ではありませんが、私は、たとえば規定のフォームに書き込むのが苦手でダメなんです。アレルギーがある。はみ出して書くのはしょっちゅうだし、ついつい欄外に違うことを書いたり、新しく欄を作ったりしてしまうんです。「この表記、分かりにくい」みたいなコメント書いたり。仕方ありませんよね、そういうフォームを作ったりもする仕事をしているわけですから。職業病なんです。
ところが、この日はうちのスタッフが他の仕事で行けなかったので、私が行ってきたのです。
苦手でも、やっぱり代表ですから、とりあえず役割は果たさねばと、問い合わせ窓口の連絡先だけはメモして帰ってきました。
それで、結論から言うと、この入札、参加できなかったんです。
入札する前に見積りを出してほしい、と言われ、参考価格内かどうかを判断して、参加資格があるところに連絡します、とのことで、連絡を待っていたのですが、入札日まで連絡が来ず。
見積りが高すぎた? いやー、それは考えにくい。 安すぎた? うーん、いや、でも現実的な数字でしょう。 ヨソはいくらで出してるか聞けるの? いや、それを談合と言うんでしょう。でも、出した後ならいいでしょう。
釈然としない気持ちでいろんな人と話をしていました。
すると入札翌日に農水省から電話。
「どうして、入札に参加されなかったのですか?」
は? いや、呼ばれなかったもので・・・
「え、どういうことですか?」
どうやら、ミスコミュニケーションのようです。いずれにせよ入札には参加できませんでした。
「ぜひ次回はお願いします・・・」
そうして、初めての入札は終わりました。
実は、一連のこの経験、得るものがたくさんありました。
・私個人としては、コミュニケーションの事例が1つ得られました。研修でも執筆でもどこででも使えそうです。
・この話をして、逆にたくさんの「入札体験談」を聞けました。いや、世の中、いろんな人が入札を経験し、エピソードや「意見」を持ってますね。
・中央官庁の業者登録(結構タイヘンでした)が終わったので、これで日本全国、省庁の仕事もできます。
反省というか、今後の課題としては、「事情が分からない時にどうやって流れを止めて質問するか」というテーマも考えて、いろいろ試していきたいと思います。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 11:38
2007年11月05日
プロダクトプレースメント影響受けました
映画やドラマの中で、何気なく最新イチオシ商品が登場する。
役者が何気なくその「商品」を使う。
視聴者は、「あ、あれ、いいな、どこのかな? こんどお店で見てみよう」と思う。
そういうマーケティング手法をプロダクトプレースメントと言います。
広告側から仕掛けることもあれば、広報から行くこともある。あるいはまた、制作者が持ちかけることもある。日本のドラマでも、主人公の持つ「最新型のケータイ」が、どアップで数秒間映されていたり、スポンサー企業のコーヒーやビールがロゴ・ラベルがはっきり見えるように机に置かれたり、手で持っておいしそうに飲まれたりするシーンを見かけることも多いと思います。
さて。
この秋のドラマで、そんなのを分かっていながら私自身が影響を受けたプロダクトプレースメントが1つあります。
医龍2(Team Medical Dragon)フジテレビ木曜22時~
この中の女性麻酔医が、いつもチョコレートをかじっています。
「私、チョコの軽い中毒なの」
そんなセリフを言いつつ、彼女のシーンに何度も繰り返しチョコレートが登場するのです。(特にこの回)
・チョコレートが毎回出てくるのに違和感を感じさせない「中毒」という設定
・食べているのが若くて「痩せた」(しかも仕事がデキる)女性(大塚寧々)
・スポンサーにグリコが入っているはずだと思ったが、ネット上でデータが見つけられなかった(継続調査します)
で、私もスーパーでチョコレートを探してしまいました。
・チョコレートはオシャレで、若い女性向き
・チョコレートは携帯するもの
・チョコレートを食べても太らない
そんなメッセージを繰り返しすり込まれているようにも思いますが、それにしてもうまくできてる例だと思います。(関係者の方、本当のところ、教えてください)
このドラマ、今後のチョコレートの出方に注目です。
まったく関係ありませんが、私はヨックモックの中毒です。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 06:22
2007年11月01日
M1層向けフリーマガジン創刊
新しいメディア と 大丸ピーコックの「半額」シールには鋭く反応する私としては、
やはり反応せずにはいられません。
M1層向けフリーマガジン「BiZ NEXT」、 サンケイリビングから創刊です。
中身がウェブ上で見られます。
M1層とは、20-34歳 男性。 10万部発行で、都内限定・オフィスに直接配送してくれるそうです。
こちらのホームページから配送登録できます。
競合としては、毎コミ「COBS」(年4回の季刊、18万部)、リクルート「R25」(週刊、60万部)あたりでしょうか。
フリーマガジン、フリーペーパーは、広告がどれだけ取れるかが存続に直結する問題ですが、
それは発行部数はもちろん、配布形態と読者の反応をどれだけ得られるかに大きく影響を受けますよね。
直送できるということはそれだけ(今やものすごく管理が面倒になった)個人情報を持っていて、
「誰が読んでいるか分かる」と言いやすい、という点で、立ち上げ時には広告を取りやすいのかな、
という気がしないでもないですが、
同じように配送型でやっている東京IT新聞で、
「一人でしか読まないのに10部単位の配送しかできないってどうなのよ」という声が聞かれるように、
昨今のエコ意識の高まりもあり、5部単位での配送になっているこのBiz Nextがこれからどう市場に受け入れられるのか、
その動きが注目されるところです。(NHKのニュースみたいなまとめですいません)
投稿者 鶴野充茂 : 11:31
2007年10月29日
にわかに信じ難いメッセージを伝える時
コミュニケーションの1つの難しさは、メッセージの受け手が第三者に伝達するかどうかを判断する時に、
「それが本当かどうか」よりも、
「本当っぽいかどうか」というのを重視する、というのがあります。
そんなことを、 新潟日報の記事を読んでいて(なぜ?という問いは置いておいて)、思いました。
県警、夜間ライト上向きPR
「夜間のライトは上向きが基本」―。県警は11月末まで展開する高齢者交通事故防止運動で、車のライト上向き走行とこまめなライトの切り替えを重点項目として呼び掛けている。横断中の歩行者を早く発見してもらうのが狙いだが、下向き走行が基本だと思っているドライバーが多く、「ほかの車にまぶしくて迷惑では?」などと戸惑う声が上がっている。
道路交通法で夜間走行の際のライトは、「ほかの車両などの交通を妨げるおそれのあるとき」以外は原則的に上向き。だが県警がこれまで目立ったPRをしてこなかったことや、対向車にまぶしいという意識がドライバーにあり、ほとんど浸透してこなかった。
県警がライト上向きを強調し始めたきっかけは、2005年9―11月に実施した調査。夜間に歩行者が死亡した事故16件のうち、事故を起こした車はすべてライトを下向きで走っていたことなどから、対策に乗り出した。
しかしドライバーの認知度はまだ低く、上向きを呼び掛ける道路上の電光掲示板や県警のホームページを見た人から、「間違いじゃないか」といった問い合わせが月に数件、県警本部に寄せられるという。「走行中に切り替える余裕がない」といった声もあった。
新潟市江南区の女性販売員(23)は「下向きが基本だと思っていた」。同区の男性会社員(38)も「迷惑になるから使わない方がいいと思っていた。教習所でそう習ったかなあ」と首をかしげる。
県警交通企画課は、「いまひとつ浸透していないので、事故防止のため積極的にPRしていきたい」としている。(以上、10/27/07付 新潟日報より引用)
何度も読み直したんです。この記事。
おそらく、ドライバーの過半数は、「えっ?」と思っているのではないか。そう思って検索してみたら、こんな調査が。
車のライト「下向き」が浸透 (Yahoo!ニュース意識調査)
もとは、茨城県発で同じようなニュースが出て、そこからあちこちに広がりを見せているようです。
茨城県の情報は見つけられませんでしたが、青森県警、山口県警、でも似たようなキャンペーンをやっていたようですね。
ま、これが法律に定められているのかどうか、あるいは田舎だけの話なのでは?
という話はあるかと思いますが、
私が興味を持ったのは、「えっ、本当なの?」と思った人が、その後、どのようにメッセージ伝達をするのか、
どのように伝達するようなコミュニケーションの仕掛けを、発信者としては、考えるのか、ということです。
正しいかどうか、ではなくて、
・「えっ」と思った人にそのメッセージを浸透させる
・そのメッセージの周知徹底を図るべく、さらに広い範囲に伝えていく
という話、ですね。
いや、世の中って、本当なのかどうかよく分からない、という話、たくさんありますよね。
私の記憶で言うと、
祖母が住んでいた家(大阪市内)に掘りごたつがあって、私がまだ小学生くらいだったころに、叔母から、
「この下に、大阪城までつながってるトンネルがあるんや」
と言われて、「えっ」と思いつつ、
「何のために誰が掘ったんやろう」とか
「大阪城の人がここからいきなり出てきたらどうしたらええんやろう」などと
真面目に考えていた記憶があります。
それで、あまりにいろんなことを考えた挙句に口から出てきた質問は、
「それ、まだ使えるん?」
叔母は声をあげて笑っていたのを覚えています。
つい先日も、
子どもを連れて、あるサファリパークに行く時に、「あそこは、確かカバに乗れるらしいな」と母が言い、
「象はあっても、カバは無理やろ~」と言いながら、
「いや、でも、もう21世紀だし、サファリパークも生き残り競争で、カバに客を乗せるようなアトラクションを考えても不思議ではない」などと考えていました。
ただ、こういうどこかで聞いた「えっ!」という話は、ヨソではしませんよね。
一応、裏は取りたい、と思うはずです。
こういう時に重要なことは、
・「この話がウソだと思う人はこちらに」という参照情報をつけておく
・「えっ」と思う人はメッセージ伝達者としては期待しないで、反応の良さそうなターゲット層だけにフォーカスする
という感じでしょうか。
前者が公共情報のような広く一般に伝達を図りたいメッセージの場合、
後者が企業のマーケティングのような、特定層だけでもしっかり浸透させたい場合に
よく取られているアプローチですね。
本当っぽくしてメッセージの伝達を促進する、という観点では、こんな工夫を見つけました。
小さいので読みにくいかもしれませんが、
熊野古道の魅力を首都圏でPRするセミナーが26日、横浜市保土ケ谷区で開かれた。和歌山県世界遺産センターの速水盛康主任が、後鳥羽上皇にふんして講演。約50人が聴講し、熊野への関心を高めた。 (以上、10/28/07付 紀伊民報より引用)
いいですか、「後鳥羽上皇にふんして講演」ですよ。
こうすれば、メッセージの伝達力って上がりそうに思いません?
「この前な、後鳥羽上皇に話聞いてきたんやで」
いや、これは強力だと思いますね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 14:26
2007年10月25日
話を聞かせる工夫、話をさせる仕組み
とある展示会にキーノートスピーチを聞きに行きました。すごいですね、朝一から1000人規模の会場がほぼ満席。
私は講師の目の前、一列目の席で聴講しました。
さて、キーノートスピーチは、有名人を呼んで、参加者には無料で聞いてもらう、それで展示会に人を集めて・・・というのがよくある形ですが、展示会運営者は、キーノートスピーチだけ聞いてすぐに帰られてしまわないような工夫をいろいろ考えているものですね。
ここでは、この展示会でやっていた、イベントの運営者なら比較的採り入れやすそうな工夫をいくつか紹介します。
1つは、キーノートスピーチの後に間髪いれずに次のプログラムをはじめる。
休み時間ナシです。「すぐにはじまりますので、そのままお待ちください」と言われると、「ま、ま、まああと1セッションくらい聞いていくか」となりやすいですね。 この時、席を立った人(トイレと電話と帰る人の合計)の割合が、5%くらい。
次に、 「午前中から参加される方には昼食が付きます」。
ビュッフェ券なんです。会場出たところに食べ物が並ぶ。 それを食べていい、という仕掛けです。
これで、「とりあえず、朝から行って、ご飯食べて、帰ってこよか」となりやすいですね。
最後に、 「展示ブースを回ってスタンプを集めよう」企画。
受付で、入場パスと一緒に、この「スタンプラリー」カードを渡されます。
展示ブースを回ってスタンプを押してもらう。それで、「PSPなど豪華景品が当たる」と。
確かに、展示会に出展する各企業は、新規のコンタクトを求めているわけですから、できるだけたくさんの人と話がしたい。
これに対して、多くの参加者は、「まあ面白そうなところだけ立ち寄って、パンフレットがあればいいか」という感じでしょう。
展示会の主催者としては、出展企業に喜んでもらえないと「次」の時に出展をお願いしにくいですから、参加者の一人でも多くを各ブースに送り込みたい、という意図がある。
それで、このスタンプラリーです。
ただ、話をしてもらうインセンティブとして、PSPが適当なのかどうかは疑問です。 それでも3割くらいの人がチャレンジを試みて、1割くらいの人はスタンプを全て集めるのですかね。どうなんでしょう。
いやはや、いろんな工夫があるものですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 14:45
2007年10月17日
ニフティのビジネスポータルに弊社コーナーできました
ニフティのビジネスポータルに、ビーンスター提供のコラム掲載が始まりました。
本日スタートです。
「自分の名前で仕事をする!」というタイトルのコーナーで、
自分の名前で仕事をしている人や、これからそうなりたいと思っている人に参考になりそうな人物を
紹介していくインタビュー&コラムです。
いろんな人をご紹介します。 どうぞお楽しみに!
ちなみに、ニフティのビジネスSNS「ビジネススペース」で、このコーナーと少し連動した同名のコミュニティを運営しております。
投稿者 鶴野充茂 : 23:19
2007年10月15日
コナ博 公式ガイドいただきました!
先日このブログで、大阪の「コナモン博覧会(コナ博)」について紹介したら、
日本コナモン協会の方からコナ博の公式ガイドブックを送っていただきました。ありがとうございました。
すごい。力作ですよ。
たこ焼き、お好み焼きなどの「こなもん」が、だーっと目に飛び込んできます。
めちゃくちゃおなか空きます。
ぜひ次回は、「おとりよせガイド」もつけてほしい。
ぜんぜん関係ないけど、5月7日は、「コナモンの日」らしい。
投稿者 鶴野充茂 : 19:54
2007年10月09日
出産祝いの「重さ」
パーソナライズして贈るギフトは増えていますが、こちらは出産祝いで贈る「米」。
産まれた時の重さ分の米を詰めて、名前を書いて贈る、というもの。
これを「食べるもの」と考えれば、もらう米の量は多い方がいい。
でも、そのために大きな赤ちゃんを産むというのも変な話。
となると、大きな赤ちゃんが生まれた時に贈ってあげる方が喜ばれるの、かな。
「喜びの重いをお届けします」なんて。
失礼。
投稿者 鶴野充茂 : 06:23
2007年10月05日
東京五輪はウェバーシャンドウィックに
決まったそうです。
16年五輪招致にPR会社と契約
2016年夏季五輪の招致を目指す東京オリンピック招致委員会は3日、国際的な広報活動を展開するために、PRコンサルタント会社のウェーバー・シャンドウィック社と委託契約を結んだと発表した。同社はニューヨークが本社で82カ国・地域に132の拠点を持つ。これまでに2000年シドニー、08年北京の夏季五輪、06年トリノ、14年ソチの冬季五輪招致を手掛けた実績などがある。 (以上、10/3/07 時事通信より引用)
この予算と、プログラム内容、ぜひ知りたいですね。
その他、PR関係だと・・・
五輪招致大使に、みのもんた氏
2016年東京オリンピック招致「アスリートアンバサダー」に現役選手8名
井上康生選手 (柔道 シドニーオリンピック 100kg級優勝)
北島康介選手 (水泳 アテネオリンピック 100m・200m平泳ぎ優勝)
柴田亜衣選手 (水泳 アテネオリンピック 800m自由形優勝)
末續慎吾選手 (陸上 パリ世界陸上3位)
為末 大選手 (陸上 ヘルシンキ世界陸上 400mハードル3位)
冨田洋之選手 (体操 アテネオリンピック団体総合優勝、平行棒2位)
浜口京子選手 (レスリング アテネオリンピック フリースタイル3位)
福原 愛選手 (卓球 アテネオリンピック シングルベスト16)
が就任、と。
招致ロゴはこれ↓
にわかにPRの動きが活発化してきましたね。
ただ、気になったのは、上のロゴがある招致委員会のページのロゴのファイル名。
070710_rogo.jpg
すいません、rogo.jpgでなくて logo.jpgにしません?
国際オリンピックですから。
・・・ いや、え、でも、ギリシャ語ではrogoと表記するの? 私が無知なだけ?
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 10:03
2007年10月03日
トイレの用途
とあるスーパーのトイレの、手を洗う鏡の横に貼ってあった紙。
思わず考え込んでしまいました。
ここはトイレです。
体から出すものは、きっとゴミとは言わない。そういう理解でいいですよね?
手を洗うのは、「身体を洗う」の中にはい入っていない。うん、そういう理解で・・・いいですよね?
そういう疑問を持つ人がいるから、
「体を洗わないで」 ではなく 「身体を洗わないで」 にしているんでしょうね。
メッセージを伝えるというのは、難しいものです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 14:40
2007年10月01日
Free Hugs (フリー・ハグズ) キャンペーン は どこまで広がるか
見知らぬ人同士が街なかで「ハグ」する FREE HUGキャンペーン。
オーストラリア人が「ハグ」を呼びかけながら街を歩く、という動画がyoutubeで話題となり、世界のあちこちに飛び火して、日本でも見られるようになってきています。
2006年12月に探偵ナイトスクープでも放送されたらしい。
東京の動画も ↓
そしてプレイボーイでも。
メッセージが、リアルと ネット動画と メディアで絡み合いながら伝達されていって、
巻き込む人を増やし、その人たちがまた発信していっているようで興味深いですね。
投稿者 鶴野充茂 : 12:20
2007年09月30日
メディアトレーニングが一般化してきた
メディアトレーニングが随分、一般的にも知られるようになってきたなあと最近感じます。
ビーンスターでも最近、メディアトレーニングのお問い合わせを頻繁に受けています。
メディアひきつけろ/人気競技へ浮上作戦
北京五輪の代表選考につながる大会が各地で始まっている。メディアの注目が集まり、何かと選手の露出が増えるこれからの時期を競技の人気上昇につなげようと、「マイナー競技」とみられてきたスポーツ団体があの手この手の作戦を練っている。さて、効果のほどは--
[バトミントン]「オグシオ」写真集
(興味深いけど、長いので略)
[卓球]取材対応を特訓
23日まで中国で開かれていたアジア選手権で、男子団体が25年ぶりに決勝進出を果たした卓球。翌朝の一般紙の記事は10行前後の地味な扱いだったが、中国を筆頭にアジア勢が強く、「アジア大会=世界大会」と言われるなかでの快挙だった。
日本卓球協会は、北京五輪で団体戦が初採用されることから、「男女ともメダルを狙える」と意気込んでいる。
大会前の合宿に採り入れたのが「メディアトレーニング」。サッカーJリーグ選手に指導している元アナウンサーを講師に招き、「囲み」と呼ばれる競技後の取材や記者会見への対応を約2時間教わった。
「テレビなら、コメントを使いやすいよう短く」「インタビュー終了後は45度のお辞儀で感謝の気持ちを」などと好感度を上げるポイントを伝授。模擬会見もやり、自分の話しぶりをビデオで見た選手らは「思ったよりもおどおどした印象を受けた」とそれまで気づかなかった面を学んだようだ。
(中略)協会の前原正浩・強化本部長「一人の発言で卓球全体のイメージががらっと変わることもあり、しっかりした受け答えを身につけてもらいたい」と話す。
女子エースの福原愛選手(ANA)は早速、合宿最終日の取材で、「一試合、一試合、全力を出せるよう、頑張ります」と歯切れ良く答え、「ありがとうございました」と深々と頭を下げた。
(以上、9/27/07付 朝日新聞夕刊より引用)
スポーツは、メディアにとって、「エンタテインメント」コンテンツであり、ヒーローや有名選手を生み出してその競技に注目させる必要があると、以前にもこのブログで書いた覚えがありますが、こういう「広告塔」づくりの「トレーニング」を「研修メニュー」のような形で取り入れた、という記事は、今までにあまり見たことがなく、貴重なデータだと感じます。
メディアトレーニングを受けると、報道される時の記事のトーンや映像での印象が明らかに変わります。
その理由としては、1つに、
自分がどのように質問に対して答えているかを自分でビデオで見て気をつけるということがあり、
もう1つに、
メディアが投げかける質問にどう答えれば、「どの答えの部分を、どのように編集して使われるか」を知るということがあります。
一般的に誤解されやすいのは、「口の達者さ ≠ メディア対応の上手さ」 ということで
概して、饒舌な営業マンタイプの人は、メディア対応がうまくありません。
メディア対応時の話し方って、気をつけるところが違うんですよね。(その件についてはまた後日にでも)
いずれにせよ、メディア対応も表舞台に出てくるテーマになってきたというのは、喜ばしい限りです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 15:13
2007年09月27日
博覧会ってなんだかステキ。
ムーブメントを起こそうとする時、人が集まってイベントをする。これ、よくありますよね。
私なんかだったら、コミュニケーションに関連するビジネスをしている人たちを集めてACフォーラムを開催してきました。
うん。「フォーラム」とか、「カンファレンス」って、すぐ思いつくんですが、「博覧会」って、思いつきませんでした。
「博覧会」って、何かいいですよね。楽しそう。お祭りのニュアンスを感じます。
だから、こんな形でメディアも取り上げるのでしょう。
第1回「大阪コナモン博覧会」、10月に開催 (asahi.com)
たこ焼きやお好み焼き、うどんまで、くいだおれの街にあふれる「粉もん」をテーマにした「大阪コナモン博覧会」が10月1日に始まる。
博覧会といっても会場があるのは2日間だけ、それも難波で開く屋台。年末にかけ、たこ焼き屋など130店を網羅したガイド本や店を動画で紹介するホームページ、ツアー企画などを通じて街に客を呼び込む狙いだ。
コナモン業者、食文化研究家、商店街、旅行会社らがタッグを組んだ。価格高騰に揺れる業界だが、浪速商人に言わせれば、「そんなもん、なんぼのもんや」? (以上、引用終わり)
フェスタ!ですよ、フェスタ! コナモン・フェスタ。略して コナ・フェス!
そして、「博覧会」のガイドブック(コナ博ガイド)まである。
・・・コナ博かあ。 花博みたいやなあ。
ちなみに、このプレスリリースはこちら です。うまいことまとめたはりますわ。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
p.s.熊谷さんの新刊「「粉もん」庶民の食文化」(朝日新書)も読みごたえありますよ。
投稿者 鶴野充茂 : 16:51
2007年09月26日
福田 新 内閣 の メッセージ発信
福田新内閣が発足しました。
私が最も注目していたのは、内閣のネーミングです。
(写真は官邸ホームページから)
福田総理は、「背水の陣内閣」と言いました。記者会見で自分で言ったんです。
官邸の記録にあります。
記者が
「御自分の福田内閣をどのように名づけるかということについては何かお考えはありますか」
と聞き、
福田総理が、
「私は冗談で「背水の陣内閣」というふうに言っております。一歩でも間違えれば、それは自民党が政権を失う。そういう可能性のある内閣だ。こう思っておりますので、それだけに私どもは緊張した日々を送らなければいけない。そういう自覚を持っております。」
と答えています。
それで、翌日の新聞の見出しに「背水の陣内閣」の文字が並びました。
これ、私は良い戦略だったと考えています。
少なくとも自分で表現を決められた。メッセージの先出しで、アジェンダセッティングができました。
ここで曖昧にしていたらどうなったと思います?
「中継ぎ内閣」 や 状態を見て 「崖っぷち内閣」 とか 「しがらみ・がんじがらめ内閣」
なんてまとめられるかもしれないし、
ちょっと同情心を煽るタイプなら、「尻拭い内閣」とか?
これ、放っておくと危ないですよね。
中身をよく知らない人にとってネーミングは印象や期待に直結するものです。
だからフルにコントロールできないとしても、せめて主張や発信はしておきたい。
実際、各紙でいろいろ命名されています。
「首相になっても森氏の「影」といった感じで「森の木影(こかげ)内閣」」(上杉隆氏)
「これまでと代わり映えしない点で「パチンコ屋の新装開店内閣」」(魚住昭氏)
「声が小さい内閣」(渡部又兵衛氏)
「「古色蒼然(そうぜん)とした貧乏神内閣」(佐高信氏)
(以上、北海道新聞「福田内閣命名するなら」より引用)
ほかにも
「老獪(かい)内閣」(みのもんた氏)
「再留スプレー内閣」(デーブ・スペクター氏)
「幕の内弁当内閣」(田原総一朗氏)
「若い人が少なく“骨密度が気になる内閣”」(丸山和也参院議員)
「そんなの関係ねぇ内閣」(横峯良郎参院議員)
(以上、スポニチより引用)
などとされています。
いずれにせよ、「危険な状態」で期待感は大きくないかもしれないが、
それだけでおしまい、というよりも
「立ち向かう」「挑む」というニュアンスの「背水の陣」という言葉を
全国紙に載せられたのは良かったのではないでしょうか。
目新しさはなくても、「挑む」イメージは出せました。
じゃ、何に挑むの?というメッセージ発信が次に期待されるところですかね。
今週は組閣でタイヘンだーとメディア関係の知人たちからたくさん聞こえてきます。
季節の変わり目でカゼが流行ってますので、皆さん、体に気をつけて。
「健康問題で仕事が続けられなくなった内閣」もありますからね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 11:29
2007年09月20日
自己演出するPR会社
PR会社、エデルマン・ジャパンがyoutubeで自分たちのコンテンツを発信していました。
今日まで知りませんでした。
と、いってもコンテンツ更新が活発になったのはここ1ヵ月くらいのようですね。
熊澤さん、お元気そうで何よりです。
投稿者 鶴野充茂 : 15:24
米国民はこうやってウソを信じさせられている
Lies Americans believe about the war in Iraq
というタイトルのテレビ番組のクリップがyoutubeに出ていましたので、ご紹介します。
米政府のイラク派兵に関するPRキャンペーンがうまく機能している現状と仕掛けについて解説しています。
興味深い。
投稿者 鶴野充茂 : 06:38
2007年09月13日
安倍 辞任党 内閣 : そんなに悪かったのか
安倍さんの突然の辞任から1日、メディアは一斉にネガティブ報道に走っています。
「病院の入り方もコソコソ」安倍首相が検査(産経新聞)「安倍、『お粗末な退場』」(韓国・中央日報)(時事通信より引用)
首相辞任でハシゴ外され、当惑と怒り 拉致、年金など (朝日新聞)
相次いだ不祥事 「政治とカネ」揺れ続け (朝日新聞)
霞が関「自爆テロのようなものだ」 首相辞意表明で (朝日新聞)
安倍首相は数週間「生けるしかばね」だった…W・ポスト紙(読売新聞)
毎日世論調査:安倍政権「評価しない」が74%(毎日新聞)
閣僚のカネ、失言…批判続いたトップとしての対応のまずさ(読売新聞)
こうした報道に影響を受けてか、ブログのキーワードでは、
「負ける」 「厳しい」 「美しくない」 「たいへん厳しい」 「不備」 「空疎」 「多かった」
「しょうがない」 「同情的」 「正式」 「小池百合子防衛相が正式」 「深刻」 「自虐」
「反対」 「対立点が大きく」 「実に」 「温暖」 「めぐる」 「責任が大きい」 「当然」 (以上、gooより)
といった言葉が並びます。
・
でも、どうなんでしょうね。 そんなに安倍さん、悪かったのか
「いや、美しい国づくりはこれからだ」
そう言って立ち上がったグループがある、
・・・・なーんて動きがあれば、あとちょっと先のタイミングなら、良いニュースになると思います。
メディアが一斉に同じ方向を向いている時は、そのちょっと先に、
「ほんとにそうかな」と、真逆の動きを伝える記事が出やすい。
今日の報道ぶりを見ていて、そんなことを考えてしまいました。
それにしても、今日発売の週刊誌のタイトル差し替え対応、
早かったですね。多くの人が寝てないんでしょうね。
皆さんお疲れさまです。 今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 19:00
2007年09月09日
カメラの先にある最高のコンテンツ
一般人がにわにスチルカメラやビデオカメラを取り出し、真剣な顔つきで決定的な瞬間をおさえようとする。
記者会見そっくりです。
この緊迫した現場。
カメラの先にあるのは、いったいどんな不祥事の謝罪か、重大発表か・・・。
と、思ったら、
自分たちの子どもが、歌って踊って可愛い笑顔を見せています。
記者会見の現場では、「いい絵」を撮ろうとカメラマンが押し合い、
前の方で、「オイ、押すなよー」と大声が上がったりすることも珍しくないのですが、
被写体が「パパァ~」と笑顔で手を振っている現場では、
「あっ、スイマセン」と、やりとりも随分紳士的。
他人の結婚式ではケータイで撮影する姿が目立ちますが、
自分の子どもの姿を撮る時にはケータイよりもしっかりしたカメラ。
親たちにとってこれこそが最高のコンテンツなのだと改めて考えさせられますね。
投稿者 鶴野充茂 : 06:50
2007年09月05日
日本語の意味が分かりません
久しぶりに、ほか弁。 たまに行くと新しいメニューが加わっていたりして刺激がありますね。
で、食べながら、何気に包み紙を見ていて気になるところを発見。
「購入後は、なるべくお早めにお召し上がりください。
弁当内容は電子レンジでの使用はできません。
お弁当の容器はお住まいの自治体の区分に従ってお捨てください。
容器に調味料の色が付着し変色することがありますが、品質等には問題ありません。」
と書いてあります。
じっくり読んでみてください。・・・意味、理解できます?
問題は2行目です。
「弁当内容」って何でしょうか。お弁当自体のこと? おそらくそうですよね。
じゃ、「電子レンジでの使用はできません」ってどういうことでしょうか。
・・・
食べ終わるまでに私は理解できませんでした。
日本語がおかしいのではないか、と思い、WORDの文章校正ツールをかけてみましたが、反応なし。
そうか、自分の理解不足なのか、と思い、食べ終わって弁当のフタを閉じた時に、ヒントが目に飛び込んで来ました。
賞味期限が販売から1時間後なのです。(夏だからかな)
と、いうことは、「冷めても電子レンジで温めて食べるな」という意味かな、と。
でも、じゃあ、そう書けばいいですよね。
「賞味期限は販売から1時間なので、冷めたからと電子レンジに入れて食べたりしちゃダメよ」と。
・・・・うーん、ほんとにそういう意味なのかな。 知ってる方、教えてください。
食べた後も余韻を残させる技。ほっかほっか亭、さすがです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 21:52
2007年08月26日
「祭り」での議員の挨拶、どう考える?
地元の夏祭りに家族で参加しました。
開始後1時間くらいたったあたりでしょうか、唐突に来賓の挨拶タイムが始まります。
東京都 港区長 の挨拶。 話のテーマは、「この町」。この町はこんな優れた取り組みをしている、などと。
「え、誰?」
「顔も名前も知らなかったなあ」
という声が付近から聞こえてきました。
(よかったですね、区長。わざわざ来て挨拶した効果があったわけですね)
続いて地元選出、<元>衆議院議員 海江田万里氏。
話は「夏休みの宿題、してください」で始まりました。
・・・・・んー、あんまりシナリオ練ってませんね。それは昼間にした方がいい話です。
ほか、都議会議員などは名前だけの紹介でおしまい。
祭りの開始1時間後、というのは、
・そこそこ人が集まっていて、
・まだそれほど酔っておらず、
・祭りの実行委員会の役員たちもまだ気持ちに余裕がある
というタイミングなのでしょうね。
さて、自分ならどんな挨拶にするか。
立場によって伝えるべきメッセージは変わってくるのでしょうが、最低限必要なのは、
・その時に合った話であること
・その場所にあった話であること
ですね。さらにその上で、その場にいる人が「こうなりたい」という気持ちを盛り上げる手伝いをしたい。
つまり、「単なる、いつでもどこにでもある1つのイベント、ではなく、今日のこの日・この場所が特別な思い出」になるような話をしたい、ということです。
祭りのような「楽しみたい」という場では、楽しめる話をし、「気分サイコー!」となってもらえるような内容を考えたいものです。 (本人はすぐにいなくなるので、一般客にとっては、話の印象がすべての記憶ですから)
そうすることが、地元有力者である、祭りの実行委員会の役員たちや、そこに集まる人たちの希望ですし。
・・・って、誰もそこまで議員の挨拶に期待していないかもしれませんが。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの頭の体操ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 07:48
2007年08月22日
中華航空機の事故処理に見るPRのプロの技
那覇空港で炎上した中華航空機の事故処理を見ていると、PRのプロの仕事を感じます。
航空機の運用とはまったく違うところで、日本企業の危機管理で参考になるところがありますね。

(8/22/07付 asahi.comの記事)
asahi.comには、「中華航空機長ら、台湾で「英雄」扱い 政府から記念品」との記事が出ました。
那覇空港で炎上した中華航空機を操縦していた猶建国機長や客室乗務員たちは22日、総統府に招かれた。外遊中で不在の陳水扁総統に代わって会見した呂秀蓮副総統は、機長らを「(避難誘導で見せた)機知と態度をみんな学ぶべきだ。最高の敬意と感謝を伝えたい」と称賛、記念品のカップを贈った。
台湾に戻った猶機長らに対し、台湾では事故当事者としての責任を問う声より、無事に乗客全員を避難させた行動を評価する向きが強い。
背景には、台湾では90年代から中華航空による数百人単位の死者を出す大型航空事故が相次いでおり、社会全体が「事故慣れ」していることに加え、今回は一人も犠牲者を出さず、安心感が漂っているためだ。
また人々の関心を事故から「美談」に移したい中華航空の思惑もある。21日夜の会見では那覇から戻って会見室に現れた機長らに対し、中華航空の幹部は率先して拍手を送り、カメラの前で機長や客室乗務員らに抱き合うよう要請した。 (以下、略)
かなり考えた演出ですよね。
多くの人が、「うわ、たいへんだ!」とビックリしている間に、
その「意味づけ」を考え、
「いや、あれは、良かったことなのだ」
という認識を広めることができれば、
中華航空は、事故を汚点にしなくて済みます。
これ以外にも、こんな工夫が。
これ、危機管理広報の観点から、たいへん参考になる記事です。
中華航空、事故機のロゴ消す 事故調が許可那覇空港で炎上した中華航空機の事故機の残骸に残っていた「チャイナ・エアライン」の社名や尾翼のロゴが消されていることが22日、分かった。中華航空が会社のイメージダウンを恐れたためと思われる。同社から要請を受けた国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会は「事故調査に影響がない」との判断から許可した。
事故機の残骸には、機体側面に描かれた英語の社名や、尾翼に描かれた台湾の花でもある梅の花が一部、焼け残っていた。20日の事故以来、残骸は連日、新聞やテレビで報道されている。塗装作業は21日夕から始めたという。中華航空は「国際慣例に従って、通常とられる手段を講じた」と説明している。航空関係者からは「会社名を消すよりも、安全性向上に取り組む方が先ではないか」との声も出ている。
同様の事例は最近、インドネシアでもあった。同国の格安航空会社アダムエアが2月、スラバヤ空港で着陸に失敗、炎上し、二つに割れた残骸を白く塗ってロゴなどを消した。 (以上、8/22/07付 朝日新聞夕刊より引用)
この行為について、どんな批判を浴びようと、危機管理広報としてはたいへん重要なんです。1つの事故で二次被害、三次被害を生み出さないためにも。 あるいは、1つの事故のリカバリーにフォーカスするために。
こうした事故の映像は、その後、何年にも渡って繰り返しメディアで使われることになります。そのたびにロゴマークが見られると、人々の頭にすり込まれ、「あのマーク=危ない」というメッセージになります。
ロゴマークはそもそも「覚えやすいように」作られているため、余計に効果的なのですね。
(逆に、そんな経緯で「汚れたイメージがついたロゴマーク」は、「会社の新たな決意を表すためにも、ロゴを一新します」なんて言って、変えてしまうことも珍しくありません)
そういう意味で、事故機からロゴマークを消す、というのはとても大きな意味があります。
ただ、これだけ明らかで強烈なメッセージ発信をすると、当然、バッククラッシュがあるでしょうね。
またそういう意味で、この後の事故処理と広報活動にも注目ですね。
今日も暑かったけど、1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 22:58
2007年08月21日
コクヨ・ポケディア担当者に突撃取材
コクヨがはじめた、PCとケータイで使えるアイデア出し支援サービス「ポケディア」。
私の場合、仕事柄、本や企画をまとめる時に、無理やりアイデアをしぼり出さねばならない、といった状況がよくあります。そんな時にこのポケディアを使うと、質問や考えるヒントが次々に出て、アウトプットを手助けされる。 おっ、これは、役立ちそう、ということで先日このブログで紹介した「ポケディア」ですが、「そもそもこのツールって、どんな発想で開発されたの?」と興味を持ち、
行ってきましたよ、コクヨ株式会社へ!
お会いしたのはポケディアの運営責任者の万木(ゆるぎ)康史さん。
仕事のご担当は、「ひらめき支援に関する新規事業の企画推進」だとか。
その後のやりとりは、以下の通りです。
鶴野) 「このポケディアは、一体どんな人のために、どんな発想で開発されたんですか?」
万木) 「仕事上で企画やアイデアを常に求められる人のために役立ちたい、との思いから開発しました。最近はコストを抑えるために生産部門などがどんどん海外に流出しています。技術も次々に似たようなものが生まれてきます。そうなると、業界を問わず企画への期待というかプレッシャーが大きくなります。そこに目をつけたか!というものを次々に提案していかなければならない時代だと考えています。そんな、常に新しいものを出さねばならない企画系の人たちをイメージして、ポケディアを開発しました。」
鶴野) 「ご自身ではどのように活用されていますか?」
万木) 「『ちょいメモ』を備忘録のように使うことが多いですね。会社にいる間、ほとんど打ち合わせなんです。最近はグループウェアで部下がスケジュールを追加して、気がつくと勝手に埋まっている状況です。2週間先までいっぱい、なんてこともよくあります。 ほんとはじっくり考える時間をつくりたいんです。思いついたものを残したい。それで、そんな時、特に移動中などに、ひらめいたこととか、目に入って『あっ!』と思ったものなどを入れるようにしています。」
鶴野) 「どんなキーワードを入れているのですか?」
万木) 「電車の吊り広告や本・雑誌を見ながら、何かを感じて ○○(競合会社)の○○(製品)の○○(施策) みたいなものを入れたりしてますね。 もっと若い時は忘れにくかったのですが、 今はとっさに思い出せないことがよくあります。それで、あっこれは後で思い出せるようにしておこう、と思うものをちょいメモで送り、『アイデア管理』画面で気になるものを後で確認したりしています。『アイデア管理』のフォルダ名は、○○戦略など、普段考えねばならないテーマにしていますね」
鶴野) 「そのほかに、こんな使い方をして良かった、というオススメはありますか?」
万木) 「商品・サービスのネーミングを考える時に『イデアミキサー』は役立ちますね。イデアミキサーで片っ端から名前を考えて、商標のデータベースで確認するとか。とても便利です。」
鶴野) 今日はどうもありがとうございました!
ケータイの新しい使い方としても、細切れ時間の活用という観点でも、面白いツールです。
ポケディア、面白い活用法を思いついた方は、ぜひ私にも教えてください。
投稿者 鶴野充茂 : 13:23
2007年08月20日
夢のような職場
品川にある某大手企業の社員通用口で見かけた意外なポスター(↓)。
「真夏のオフィスは、ビアガーデン」と書いてある。
おっと、最高じゃないですか。
でも下に小さく 「必ず業務終了後にご来場ください。飲酒後の就業は社内規則違反です」と、飲んでたら、決して読めないように書いてある。
「飲むなら働くな、働くなら飲むな」ということですね。
たいへん勉強になりました。(?)
投稿者 鶴野充茂 : 22:06
2007年08月17日
尻も競えばPR材料
「暑さ」もPR材料、というエントリーを書いたら、「尻」もPR材料になる、という記事がありました。
世界一の美尻は誰? / トリンプ、独でコンテスト / 世界31カ国から参加者募集
スイスの下着メーカー、トリンプ・インターナショナルは11月1日、世界一美しい「おしり」を決めるコンテストをドイツのミュンヘンで開く。世界31カ国から参加者を募る。インターネット上の一次審査と各国の予選を追加した参加者が、独の決勝に進む。優勝者は2008年のキャンペーンモデルとして同社と契約する。
コンテストの名称は「ショウミー・ユア・スロギー」。参加者は下着か洋服を着用して撮ったお尻の写真をインターネットサイトに記録。世界の参加者の投票でランキング上位を決める。(以下略。 以上、8/17/07付 日経産業より引用)
これですね、男女両方です。
発想としては、スポークスパーソンの選抜をイベント化したものですが、下着メーカーだけに、「上か下か」が議論になったはずです。
きっと、「男女一緒に、ということなら、下で」となって、「お尻」がテーマになったのでしょう。
募集ポスターのコピーがなんとも素敵です。
「あなたのおしりで、世界デビュー!」
今日も暑いけど、1つ、お尻でも 自己演出できると学びました!
投稿者 鶴野充茂 : 10:42
暑さもPR材料になるか?
頻繁に紹介されるなら、「暑さ」でさえもPR材料になる、と捉えている自治体があります。
暑さ逆手に街PR
熊谷、多治見、館林などの市ではこの日、「暑さ日本一」をめぐり、さまざまな表情を見せた。
熊谷では、朝の最低気温が28.8度にしか下がらず、正午過ぎには40度を越えた。一方、多治見は午後1時半に40.8度の史上最高記録に並び、午後2時20分には更新。その後10分後に、熊谷が急上昇し、午後2時42分に並んだ。
この間、熊谷の市役所では、職員が気象庁のHPをのぞき込みながら熱心に数字を追い続けた。これといった売り物がない熊谷は、全国的に知られる夏の暑さこそ「無形文化財」と位置づけ、関連グッズ販売やイベント開催で、町おこしに取り組んできた。富岡清市長は「気持ちの持ちようとして、暑さを逆手にとった街づくりは今までどおりにしたい」。(中略)
2日続けて40度を越えた館林では、市観光協会が「どうせ暑いのだから、歴代1位をとりたい。観光PRにもなる」と期待したが、結果はこの日の4位。「夏はまだ続く。チャンスはある」としていた。
一方、74年間、記録を保持してきた山形市。記録が破られると、観光協会の職員からは「悔しいね」と声が上がった。(以下略。以上、8/17/07 朝日新聞より引用)
これ、「ただでは転ばない型PR」と名づけましょうか。
いや、「どうせなら一位PR」の方が前向きな表現?
問題は、「暑さが売りなんです」と言って、誰が、どんな風に反応するのか、ということですかね。
でも、まあ、「世界一臭い」と言われるシュールストレミングも、「ニオイ好き」コミュニティや消臭・洗剤のマーケティングの話題として活用されたりしていますので、「この上なく暑い」というのも、認知が広がると資産価値も上がるかもしれません。
それにしても、私、この記事は新聞らしい良い記事だと思ったのですが、みなさんはどう思いますか?
もちろん、「こんなに暑いんだから、暑さをネタに何か探せ」と指令が出てできた記事のようにも思いますが、それにしても新聞らしくて、着眼点の優れた記事だと思いました。
結構前からこんな動きがあったようですが、知りませんでしたね。 (参考) あついぞ!熊谷キャンペーン 多治見のあっちっちサミット
さあ、 今日も一日、暑さを乗り切りましょう!
投稿者 鶴野充茂 : 10:08
2007年08月15日
新しい制度はメッセージ
社内でこんな新しい制度を導入することになりました、というのはよくPRのメッセージになります。
全社員が「マイハシ」運動 / いなげや、年36万膳節約
いなげやは9月1日から、従業員が昼食時などに再利用可能なハシを使う「マイハシ運動」を全社的に実施する。全社員、パート・アルバイト計15000人が使う年間36万膳の割りばしが節約できると見る。同社は昨年10月にも全従業員にマイバッグを配るなど会社ぐるみの環境対策を強化している。
本社、物流センターの社員食堂では今春から塗りばしに変えたが、全126店舗では自店で買った弁当を食べる従業員が多く、割りばしを使いがちだった。(中略)
同社は弁当、惣菜類を購入した客には必要なハシの数を聞き、使用量を最低限にとどめるようにしている。実質的に環境対策を強いている以上、従業員も率先して取り組む必要があると判断した。(以下略、以上8/15/07付 MJより引用)
CSR的な広報としては、理想的なパブリシティ成果ですよね。
ところで、
必要性を感じても、会社でまとめて負担します、というのと、全スタッフで取り組みます、というのでは心証が違うと感じるのは私だけでしょうか。
「わが社は、経営努力で年間36万膳の割りばし利用を減らします」
というのと
「わが社は、全スタッフを対象にマイハシ運動に取り組み、年間36万膳の割りばし利用を減らします」
というの。
結果は同じでも、後者の方が、その企業への印象は良い気がしません?
「みんなでがんばってまっせー!」という気合が感じられる。
そんな観点で、制度の導入というのは、対象者が具体的にどんな取り組みをするのかが見えたほうが、コーポレートメッセージは伝わりやすいのかもしれませんね。
今日も暑いけど、1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 10:26
2007年08月09日
すり込み は 味覚も変える
コミュニケーションの専門家として、ポジティブに捉えるべきか、ネガティブに捉えるべきか悩んでしまうような調査結果が出ました。
幼児はマクドナルドのマーク入り食品が好き 米調査シカゴ──ファストフード大手マクドナルドのマークがあれば、幼児はどのような食品もおいしく感じる傾向があることが、米スタンフォード大学のトム・ロビンソン博士が学会誌に掲載した調査結果で明らかになった。
調査はカリフォルニア州サンメテオ郡の幼児施設に通う低所得者層の3─5歳児63人を対象に行われた。マクドナルドで販売している食品と、一般の店で販売している牛乳やキャロットジュースを各2個用意し、1個はマクドナルドのマークが入った包装、残り1個はマークなしの包装で子どもたちに食べさせ、どちらがおいしいか質問した。
すると全ての食品について、「マーク入り」が「マークなし」よりおいしいとの結果が出た。差が最も顕著だったのはフライドポテトで、マーク入りを選んだ子どもは77%と、マークなしの13%を大幅に上回った。キャロットジュースもマーク入りが54%で、マークなしの23%の倍以上。対照的に、ハンバーガーはマーク入りが29人、マークなしが22人と、人数ベースで大きな差がなかった。
被験者の幼児63人中、マクドナルドの食品をこれまでに食べたことがなかったのは2人のみで、約3分の1は毎週少なくとも1回は食べていると答えた。子どもたちの大半はマクドナルドのロゴを認識し、認識しなかった子どもに対しては説明が行われた。
ロビンソン博士は、広告が幼児に絶大な影響を及ぼすことを示す結果だとしており、収入がより多い家庭の子どもたちについても、ほぼ同じ結果が出るだろうと予測している。
調査結果は、幼児向け広告の規制をめぐる議論を加速させるものとみられる。米国では先月、マクドナルドを含む食品・飲料大手11社が、12歳未満の子どもを対象とするマーケティングを新たに自主規制する方針を発表したばかり。 (以上、8/7/07付 CNN/APより引用)
これ、示唆に富んだ調査・調査結果だと思います。 いろんなことが頭に浮かびますよね。
まず、この調査結果をポジティブに受け止められる人は誰か。
え? そんな人いるの? と思います?
マーケティングコンサルタントは、1つの価値のある情報だと捉えると思いますね。
・幼児向け広告の規制によるビジネスチャンスの拡大
・情報のすり込みは味覚も変えるという事実
これに対してマクドナルドのマーケティング担当は、微妙な立場ですよね。
・マーケティングがうまく機能していた という事実
・優良顧客へのアプローチが困難になる という見通し
が同時に伝えられているわけですから。
それ以外の多くの人は、やはりネガティブに見てしまうのでしょうか。
私は、サンプル数が少ないのであまりこれが米国の事情を示しているとは言えないと思いますが、
・対象の低所得者層・幼児 の 3分の1が毎週、少なくとも1回はマクドナルドで食べている
という事実に、 やっぱりそうか、という確認と驚きが混ざった感覚を持ちました。
しかし、上の調査結果だけでは、これが幼児向け広告が効いた結果なのか、その他のマーケティングの効果がより強くて
親が子どもを連れてマクドナルドに行っているのか、それは分かりませんよね。
ロゴ(シンボル)マーク と 習慣 が 味覚を変えていく効果を持っている、ということだけは言えそうに思いますが。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 10:23
2007年08月07日
問題解決のためのPR
問題解決のための第一歩は、問題意識を共有することです。
でも、多くの「問題解決」に取り組んでいる人たちは、とにかくまず「問題解決しよう!」と発信するのが大切だと思っています。
ここに、ほんの小さな、でも、決定的な差があります。
もちろん、一人でなんとかなる問題ならそれでも良いのですが、みんなで力を合わせないと解決しない問題については、「問題」が「問題であること」の理解を徹底する。それが解決に向けて一見遠回りに見えて、実は最も重要なはじめの一歩ではないか。
下の記事を読んで改めてそんなことを考えました。
前橋の中心市街地は?/ 学生の6割「知らない」 / 商議所調べ 衰退ぶり浮き彫り「前橋の市街地を知らなかった若者が62.7%に上る」。市郊外に住む大学生、専門学校生を対象にしたアンケート調査で地盤沈下が進む前橋の中心市街地の衰退ぶりが浮き彫りとなるショッキングな数字が出た。
調査は、郊外にある大学、専門学校の一部授業を中心市街地で行う「まちなかキャンパス構想」を打ち出している前橋商工会議所が群馬大学社会情報学部に依頼して今年1、2月に5大学12専門学校の1500人以上から調査した。(以下略、以上8/6/07付 MJより引用)
前橋の町おこしをしなければならない。みんなで力をあわせてガンバロー!
そう声を上げても、それだけでは本当にその問題に切実で、危機感を持っている人たちしか反応しません。
なのでその前に、「前橋の今の状態はヒドイ、大きな問題だー!」とアピールする必要があります。
こういうのをイシュー・ブランディングと言います。
ヒドイ状態というのは、それだけでPRのために重要な情報なのですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 11:56
2007年08月02日
安全性のアピール風評被害対策つづき
今度は都内での対策が出てきました。
俳優の三田村さんや新潟県知事が、風評被害防止フェア
新潟県中越沖地震の「風評被害」を防ごうと、県は1日、東京都渋谷区の「表参道・新潟館ネスパス」で緊急の「にいがたサマーフェア」を開いた。泉田裕彦知事や県出身で俳優の三田村邦彦さんらが通行人に魚沼産コシヒカリなどを配った。
三田村さんは「一度食べたらやみつきになる味ですよ」。泉田知事は「交通網も旅館も大丈夫。ぜひ遊びに来てください」と訴えた。
(以下略、以上 8/2/07付 asahi.comより引用)
ちなみに、フェアは2日と6日にも開かれる、と。
地元出身のタレントを起用し、都内でイベントを開催、というのもオーソドックスではありますが、1つの有効な方法ですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 06:34
2007年07月27日
安全性のアピール・PR
事例が3つ出たら1つの記事になる、という鉄則に基づいて新潟県中越沖地震後の現地の安全性アピールの流れを整理します。

新潟知事が魚の安全PR 原発近くの漁協で試食
新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原発から放射性物質を含む水漏れがあったことを受け、泉田裕彦知事は22日、同原発に近い出雲崎漁港(同県出雲崎町)を訪れ、朝に水揚げされたばかりのタイやアジなどの刺し身を試食し「何の心配もなくいただける」などと安全をPRした。 (以下略、7/22/07付 SankeiWebより引用)
私のチェックできた限りでは、これが安全性アピールの初動です。この記事の中で知事は、「事業者が安心と言っても安心できない。国際機関に早く入ってもらい、客観的な評価をしてもらうことが必要だ」と話したとあります。
まず現地に行く。そこでプレスイベントを開く。そして、「いや、食べられますって言うだけじゃ、ダメでしょ」という不安に対して、第三者機関のチェックがあることを伝える。これがきっと王道のパターンですね。

長岡市で闘牛が“海水浴” 観光地の安全性PR
中越沖地震による海水浴場の風評被害を払拭(ふっしょく)しようと、長岡市の寺泊中央海水浴場で25日、旧山古志村(現長岡市)の闘牛2頭が“海水浴”をして、観光地の安全性をPRした。 (以下略、7/25/07付 SankeiWebより引用)
これは、一瞬、意味が分からないけど、カメラ的には良かったですね。主要紙には揃って掲載されていました。イベントをやっている、現地を応援しよう、というメッセージ効果があったと思います。

「海は安全」長岡でPR・五輪銀の中村真衣さんら招く
新潟県中越沖地震の影響で激減した観光客を呼び戻そうと、同県長岡市の寺泊観光協会が27日、長岡市出身でシドニー五輪競泳女子100メートル背泳ぎの銀メダリスト、中村真衣さん(28)を招き、寺泊の海をPRするイベントを開いた。
同県の泉田裕彦知事も駆け付け、中村さんと一緒に水着姿で泳ぎを披露。寺泊と古くから交流のある同県佐渡市赤泊の小学生ら約120人が招かれ、中村さんに泳ぎを教わったり、一緒に伝統の地引き網を楽しんだ。 (以下略、7/27/07付 Nikkei Netより引用)
そして、今日のこの記事です。地震からしばらく立つと、どんどん記事が出にくくなります。でも、観光客はすぐには戻ってこないんですよね。
観光客って、基本的には映像でアピールするのが最も効果的だと思うので、こんな写真付でカバーされるのはたいへん重要なPRですね。
できれば、
海にみんなで入るなら、横断幕かみんなで視覚的な大きなメッセージを写せるような形を作れると、も1つ良かったかもしれません。
文字を読ませようとすると写真を大きく扱わざるを得ない、ような。
しかし、それは別にしても、PR的にはとても努力されていると思います。2日おきに3回出てますからね。
ちなみに、上で紹介されている寺泊海岸のライブカメラはこちらです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 18:35
2007年07月23日
努力を示す時のコミュニケーション
現状がひどくてもPRの工夫はできる、と何度か書いたことがありますが、また1つ、新たな工夫を見つけましたのでご紹介します。
デパート冷房2度アップ/百貨店協会
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日本百貨店協会は加盟94社の266店舗で、冷房温度を通常よりも2度ほど引き上げる期間限定のキャンペーンを行う。地域別に7月末から8月中旬にかけて順次実施する。 (以下略。以上、7/23/07付 MJより引用)
クールビズの普及効果か、最近は汗をかいて訪問先にたどり着いても、オフィス内の設定温度が高く、おまけに風の流れもないため余計に汗をかくようなところが増えました。そんな中、店舗は世の中平均より体感できるほど温度が低く、ほてった体には、「おお~生き返る~」とあり難い存在に感じられる場所でもありますよね。
いろいろ調べてみると、百貨店の設定温度は24-25度だそうで、私のよく訪問する某大手企業は「28度に設定しております」と大きくロビーに書いてあるので、これは確かに大きな差です。
自分たちだけが、地球環境に良くない動きをしている。
そんな風に考えるのは分からないでもありません。
で、どうしたかと言うと、
「28度にします」
と言うのではなくて、
「2度ほど引き上げます」
と言いました。これが工夫1。
現状はどうあれ、努力を示す時の表現の工夫です。
もう1つの工夫は、業界団体でとりまとめたこと。
「みんなでやります!」 (だから、期間限定で、2度ほどという曖昧な取り組みでスイマセン) と。
これ、とても効果的ですよね。94社266店舗が足並みをそろえるのはタイヘンです。
と、いうわけで、私はこれを努力賞狙いのPRと名づけたいと思います。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 10:11
2007年07月20日
失敗をPRする効果
できればうまくいった結果や、オススメしたい商品・サービスをPRしたい、というのが人の心だと思いますが、うまくいかなくてもPRのきっかけは作ることができる、という例がありましたのでご紹介します。
農水省PR、効果さっぱり /遊休農地の活用 /430万円投じ反応17件
あなたの田舎にある農地、眠っていませんか?--。昨年末、「いねむりかかし」をあしらったポスターとチラシで遊休農地の活用を呼びかけた農林水産省のキャンペーンの効果がさっぱりだ。430万円を投じたが、電話やファックスなどの反応は2月末までにわずか17件。夏休み期間にキャンペーン第2弾を展開するが、いねむりかかしは目覚めるかどうか。(中略)
キャンペーン第2弾の予算は約300万円。全国の高速道路サービスエリアで配布されるフリーペーパー、都電荒川線の電車、羽田空港ラウンジの映像メディアに広告を出す。(以上、7/20/07付 MJより引用)
さて、うまくいってないのにメディアで紹介される条件は何でしょう。
・税金を使っているか、多数の人が関係している
・みんなが知っているテーマ・キーワードである
・知ると、「えーそうなのー?」 と 何がしかのリアクションが期待できる
というような感じでしょうか。
しかし、問題はタイミングです。上の記事が記事として生まれたのは、あくまで、「前回、失敗したのに、またやるって!」というタイミングだからですよね。
また300万円の税金を投じて取り組む。オイ、本当に今度は大丈夫なの? というメッセージ性を感じさせる記事・・・なのですが、そのメッセージ性がなかったら、内容的にはおそらく記事にはなっていないと思いますので、そう考えると、前回の失敗をPRしたことが、パブリシティに活かせた、効果があった、と考えるべきでしょう。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 12:34
2007年07月15日
部下の方がコミュニケーションしたい
興味深い調査結果が出ていました。
上司や同僚とのコミュニケーション/「改善したい」が半数以上/翔栄クリエイト調べ
オフィスデザインを手がける翔栄クリエイトが、会社内での付き合いに関するアンケート調査を実施した。調査では、半数以上が「上司や同僚とのコミュニケーションを改善したい」と回答した。(中略)
「上司、同僚、部下のどの人とコミュニケーションを改善したいか」との質問で、上司と答えた人が最も多く54.7%。2位は同僚で52.3%、部下は28.6%だった。20代では約7割が上司との付き合いを改善したいと考えている一方、40代、50代で部下とのコミュニケーションを改善したいという回答は3割強にとどまった。(以上、7/13/07付 日経産業より引用)
このあと、「オフィス内で交流できる場所を増やす」というのが解決策として望まれている、という答えが出て、「オフィスデザインなら、うちに」というメッセージになっているのがオチです。
素朴に、疑問がわきます。
1) なぜ上司より部下の方がコミュニケーションを改善したいと考えるのか
2) 部下は、そのために、どんな工夫をするのか
と。
1)は、まずこんな関係で説明できますかね。
・上司が仕事を進める上での部下の影響 < 部下が仕事を進める上での上司の影響
・上司にとっての部下の悩み < 部下にとっての上司の悩み
すると、スタッフが成果を上げない、とボヤいている経営者は多いですが、スタッフの方が実はもっと悩みは深いのかもしれません。
私がより興味を持つのは、2)です。
部下が上司とのコミュニケーションを改善したいと思う時、部下は一体なにをするのか。
そもそも、何か次々に施策を打っていくくらいに改善を希望するような切実な問題なのか。
もし、ここで具体的な取り組みがそれほど出てこないとするなら、
そのためにオフィスの再設計をするよりも、職場のコミュニケーション研修を、私ならオススメします。
最近、私のところでは、スタッフの説明力や提案力を高めたい、という相談が増えているのですが、
日ごろから、自分で問題解決に取り組む練習をしていないと、いきなり求められてもうまくいきませんよね。
この「解決」のほとんどは、コミュニケーションがカギを握っている と思うのです。
たとえば。
研修をやってますと、部屋が暑くなったり、エアコンで寒くなったりします。
こんな時、ブツブツと「暑いなあ」とか「ちょっと寒いよね」などと、隣の人と言い合う姿が見られます。
こういう人は、問題解決が下手な人です。
うまい人は、 「すいません、ちょっと窓を開けていいですか?」とか「エアコンの温度を少し上げてもらえませんか?」とはっきり言います。
この一言で、多くの場合、問題は解決です。
私は、部屋の温度を常に快適な状態に保つことも大切なことだと思いますが、
スタッフの力というのは、問題を感じた時に、どれだけ自分で解決を図ることができるかによる と思うんです。
その力は、全自動の仕組みの中で過ごしていると、なかなか養われません。
そして、個人の付加価値というのは、イニシアチブをとって問題解決を図った時に、認められるものなんですよね。
そう考えると、「改善したい」と考えた時に、どう「改善しようとするか」がその人の実力を表していると言えるのではないでしょうか。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 11:23
2007年07月10日
困った時はテストだ
こういうの、観光広報の施策として、いろんな展開が考えられそうですよ。
明石のタコ検定に熱気
兵庫県明石市で、地元名産のタコや魚の生態などの知識を問う「第3回明石・タコ検定」があった。294人が受検を申し込み、会場は熱気に包まれた。
魚の街・明石を全国に発信しようと、市や明石商工会議所などでつくる第三セクター「明石地域振興開発」が昨年3月に始めた。第1回検定は、全国から応募が殺到し、定員300人を大幅に超過。結局、566人で打ち切った。
同社の上田博・事業部長は「明石タコのブランド力に改めて驚いた」。昨年7月、受検できなかった人のために第2回を実施。それでも580人が集まった。
今回は遠方の受検者に配慮し、交通の便が良い市中心部の商工会議所などに会場を絞った。問題は4択形式で8割の正解で合格。プラスチック製の真っ黒な「お墨付き認定証」やバッジなどが贈られる。今後は、ペーパーテストだけでなく、試食検定もできないか模索するという。 (以上、7/10/07付 朝日新聞 asahi.comより引用)
いいですよね、まず、「タコ検定」という名称が。
この記事を読んで、地元の名産品で検定を作れないか考えてしまう観光広報関係者も多いのではないでしょうか?
で、そもそも、この手の「検定」が成り立つ条件はなんでしょう。
・ 全国規模で知名度がある
・ ファンがいる(受検しようと思う人がいる)
・ 正解と不正解を決められる問題を少なくとも数十問用意できる
・ 合格すると何かいいことがある
・・・・などですか。
でも、検定として成立するかどうかは、やっぱりやってみないと分かりませんよね。
市場に聞いてみないと。
タコ検定の場合は、初回566人。第2回580人。さあいよいよ盛り上がってきた、と期待したら第3回は294人。
これ、多いのかどうか、正直、分かりませんよね。
でも、この記事書いた人は、「いや、タコ検定って、おもしろいやないですか」と、それだけでまとめたはずです。
「あんたがほっといたら、来年あたり、もう消えてまっせ」「明石のタコ、あんたは見捨てますんか」
そんな風に、関係者が記者に凄んだのかもしれない。
いずれにしても、困った時は検定だ、と一度考えてみてもいいかもしれません。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 19:07
2007年06月28日
そうか博士になれるのか!
興奮させてくれるチラシに出会いました。
いいですか、博士になろう! という呼びかけですよ。
私が反応したのは、それが「メダカ博士」だったからです。
あまり公にしていませんが、うちのベランダには、メダカがいます。
ビオトープにしている水鉢が7つあります。
毎年春に卵を産むので、それを取り分けて、別の鉢に移していくので、
鉢が増えるんです。
でもですね、自分がメダカ博士になれると考えたことはありませんでした。
だって、博士ですよ。
憧れますもんね。 博士になったら、間違いなく名刺に書きますね。
今、私の名刺には肩書きが2つあります。 代表取締役 と 自己演出プロデューサー。
その隣に書きますね。
メダカ博士。
名刺交換の時、また心つかみますよね。
鷲づかみじゃないですか?
そんなこと考えたらドキドキしてきましたよ。
それで、このチラシ、よく読んだんです。
・・・・・
一番上に小さく書いてありました。
「小2・小3 対象 無料プログラム」
理科/実験教室 ・・・・ +学力診断。
「お友達をお誘いの上、下の申込書を提出してください」
・・・・・
対象者じゃないんですが、有料でも参加できますか?
学力診断も受けないといけませんか?
お友達・・・誘える自信ないんですけど、・・・いいですか?
このチラシ、栄光ゼミナールという塾の入塾促進イベントなのですけど、やられましたね。
・・・メダカ博士になるには、小学校の時から準備が必要なんですね。
いやはや、 塾のチラシでも、大人の心をつかむ力があるんですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 20:40
2007年06月25日
みのポリティクス
日曜の日経新聞に、興味深い記事がありました。
(風見鶏) 「みのポリティクス」の時代
与野党の国会議員の話を聞いているときに、「みのもんた」という名前を耳にすることがめっきり増えたように思う。 テレビで顔を見ない日はないほどの売れっ子だが、話題にのぼるのは「おもいっきりテレビ」や「どうぶつ奇想天外!」ではなく、TBS系列で平日の朝に放映されている「みのもんたの朝ズバッ!」だ。
「今朝のあのコメントはおかしいと思わない?」「みのもんた流の割り切りで本当にいいのかね」。批判的な声も多いが、政治家がこの番組をかなり気にしている様子がうかがえる。露出度の多さから見て、みの氏は今や最も影響力のあるオピニオン・リーダーと言える。安倍晋三首相と親しく、それを隠さない。
さまざまな番組に出演経験のある自民党の山本一太参院議員は「みのさんは話術の天才。『赤坂の議員宿舎はけしからん。なぜなら家賃が安すぎるから』という二段論法は強力だ。裁判官になって判決を下すような弊害もあるが、影響力という点であの番組が主戦場になっている」との見方を示す。
政治とテレビの関係などを専門とする逢坂巌・東大大学院助手は「みのポリティクス」と名付けて、学生とともに「朝ズバッ!」の研究に取り組んでいる。
逢坂氏は上限金利、議員年金、議員宿舎問題などの放送例を挙げて「単純な切り口でわかりやすいから、国民がどう見ているかという日々の世論調査のような場になっている。あそこで相場観ができる」と指摘する。「組織の政治から広報の政治に変わり、世論をいかに反映するかというところに政治のステージが移った。テレビというアリーナで話せる一種の雄弁術が政治家に必要不可欠な時代になったのではないか」。こんな問題意識を抱く。 (以下略、 以上 6/24/07付, 日経新聞より引用)
「みのポリティクス」っていいですよね。 私ならもう少し短い名前を考えるだろうけど。
小泉劇場だとか、テレビ政治といった言葉が出てきて久しくなりましたが、司会者の個人名がメディア名に取って代わるのはおそらく初めてではないでしょうか。
田原総一郎氏も、古舘伊知郎氏 も、はたまた久米宏 氏も、政治メディアとしての名称は得ませんでしたからね。
だから、そんな意味で、概念的には、局を横断する政治チャンネルができたようなイメージですかね。称するならば、「みのチャンネル(略して みのチャン)」。
日本初政治放送の「みのチャン」開設、米C-SPANに対抗。とか。 お、見出しになりそうだ。
これを東大で研究テーマにした逢坂巌さん に拍手。
どこかでお会いする機会があったら、じっくりお話ししてみたいところです。(どなたか紹介してください)
投稿者 鶴野充茂 : 19:54
2007年06月21日
京都で自己演出PRプロジェクトの打ち合わせ
本日は早朝の新幹線で京都へ。日帰り出張で自己演出PRプロジェクトの打ち合わせです。
PRの発想って、「いかに他と違うか」がベースにあります。
今進めている 「自己演出PRプロジェクト」 の場合、
正しいか正しくないか、ではなくて、
一番初めに頭に思いついたかどうか、ではなくて、
他の人と何が違うかを意識するところから、コンテンツ(PRメッセージ)づくりが始まります。
でも、
日ごろからそんな思考をする人って、そんなに多くないんですよね。
継続的に取材される人になるには、トレーニングが必要という場合が多いかもしれません。
そんなことを考えながら東京に戻ってきました。
さすが京都。修学旅行生がいっぱいでした。
投稿者 鶴野充茂 : 18:10
2007年06月20日
今日はメディアトレーニングへ
今日はメディア対応を実践的に学ぶ、メディアトレーニングの研修です。
場所は帝国ホテル。きっと毎日のように記者会見があるのでしょう。スタッフの方はとても慣れていらっしゃいました。
模擬記者会見の様子。画像は加工してあります。
投稿者 鶴野充茂 : 19:32
2007年06月19日
伊豆・修善寺で観光広報の講師をしてきました
静岡県の観光広報研修の講師で、修善寺にいってきました。
先週の下田と同じテーマですが、今回は割と行政で広報関係の仕事に就いておられる方が多かったですね。
またもや天気は快晴。
会場は「生きいきプラザ」。 なぜ「生き生き」ではなく「イキイキ」でもなく 「生きいき」なのか。
そのヒントは、館内にあったこんなボードにあるのかもしれません。(?)
合間に修禅寺に。
手水舎(境内の手を洗うところ)の竜(?)の口からは、温泉が流れ出ています。冷たい感触を無意識のうちに期待しての温水との出会いで、ちょっとしたサプライズ。
修善寺で一番良かったのは、これ。 レストラン情報誌(見開き4P)です。 ほんとは、どこの店がどんな人に最もオススメなのかを、書いてもらいたいんですけど、こういう地域広告型のメディアでは、これが限界・・・かな。
でも、店主の顔写真入りはとてもいいですよ。職人魂を感じさせる顔つきの店主が載っている蕎麦屋とかね。こだわり感じさせる割に営業時間短いけど。
修善寺でやっかいなのは、車が止めにくいこと。しかも、レストランが分かりにくかったんですよね。
研修に参加された方々に、「私、このあたりに来ると、食事でどこに行ったらいいか分からなくて、車の中でPCをネットにつないで、検索するんですが、なかなか良い店がひっかからなくて」と言うと驚かれてしまいました。
修善寺なら、「修善寺 レストラン」で検索しますね。 観光協会とか行政のホームページから店を探したりはしません。 そういうと、なぜかその言葉で、また驚かれます。
地元の人たちは、情報の出入り口が観光協会だと思っている人がホントに多いです。
でも、レストランは、ネットの場合、レストランガイドから入っていくでしょう。ダイレクト検索で。ねぇ。
観光地でお店をやっている皆さん、「(場所名)+レストラン」で、ぜひオススメ・レストランがひっかかるようにSEOをかけてくださいねー。
伊豆の皆さん、また呼んでください!
投稿者 鶴野充茂 : 11:34
2007年06月16日
PR業界の再編
今年、私が注目しているテーマの1つに、日本のPR業界の再編があります。
その発端は、オズマピーアールとコムデックスの提携。 先に このブログでも紹介 しました。
そして、昨夜、業界再編の台風の目となるか注目される、インテグレート社 の設立記念パーティが開催されました。
社長は、キシリトールやファイバーデトックスなどを仕掛けた藤田康人さん。
弊社でも2月にキシリトールのマーケティングに関するセミナーを開催しました。反響が大きかったため、現在、セミナーをDVDにして販売中です。
パーティ会場は、新宿・パークハイアットのボールルーム。
会場には約300人のそうそうたる顔ぶれが結集。
ディナービュッフェに舌鼓を打ちながら、パークハイアット39Fからの眺めも楽しめました。
新会社は9名でのスタート。
メンバーがサッカー選手のように紹介され、舞台へ。
男性は全員、ストライプ柄のダークスーツで登場。
私が、「誰のアイデアですか?」と聞くと、
スタッフの1人曰く、「社長はカネを出さずに口を出す人です」(笑)とか。
オズマピーアールとコムデックスの提携の背後には、このインテグレート社がありました。
それぞれの人事交流もどんどん進んでいるそうです。
インテグレートの事業ドメインは、PR、広告、マーケティング領域を複合的にカバーします。
私のところとも連携がある・・・かな?
いずれにしても、新たな展開を楽しみにしています!
投稿者 鶴野充茂 : 11:22
2007年06月13日
伊豆・下田で観光広報の講師をしてきました
静岡県から呼ばれて、観光広報研修の講師として伊豆・下田に行ってきました。
観光協会や旅館組合、市の広報担当者の方々向けでした。
昨年お声がけいただいて、静岡の観光広報テーマではすでに3度目のご依頼です。
天気は快晴。
スーパービュー踊り子で品川から2時間半。到着すると、あじさいがお出迎え。
会場は135号線沿いの道の駅、ベイステージ。
下田と言えば、キレイな海!
それに金目鯛!
開国の町。
それから・・・?
でも、広報素材があるのは良いのですが、メディアリレーションの際には、「今までと何が違うか」「何が新しいのか」という話をぜひ忘れないように入れてくださいね、
と話してきました。
帰りは新幹線。オフィスについたら打ち合わせがビッチリお出迎え(?)
来週は修善寺に行きます。
投稿者 鶴野充茂 : 12:48
2007年06月08日
アピールし過ぎは逆効果か
素朴な疑問なのですが、
PC の ウイルスバスター がソフトの更新をするたび(ポップアップが出てきてダウンロードしている絵が出るたび)、
ほんとに必要な更新をしてるんだろうか、と思ってしまうのは私だけでしょうか?
まったく更新されないと有り難味がありませんが、
一日に何度も更新されると、
やりすぎやろ、
と、今日はついにオフィスで口に出して、突っ込んでしまいました。
アピールもほどほどに、ということでしょうか。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 19:07
2007年06月06日
チャンスを見逃したくない衝動
久しぶりに工夫して作られている「ティッシュ」に出会いました。
「このティッシュがきっかけで
大胆な水着を
買った人もいる」
「いろんなきっかけご用意しています。 ボディ・コンサルタント フィットネスクラブ ティップネス」
うん、考えて作ったコピーですよね。
今始めれば、この夏に間に合うかも、みたいなチャンスを見逃したくない衝動に駆られる人もいるかもしれません。
あえて難を言えば、最後の部分にカタカナが多いこと、かな。
ティップネスというブランド名を変えるわけにはいかないでしょうから、フィットネスクラブを日本語にするとか。
・・・ 室内型運動施設?
ボディ・コンサルタントってよく分かりませんね。
・・・ 「あなたの体」指導員とか?
上のコピーから、夏前にフィットネスに入会するターゲットは、明らかに、水着の時に「モノ想う」女性ということになりますね。 私も近所のジムが閉鎖になって困ってるんですけど、「大胆な水着」になろうという衝動は起こりません。
むしろ、
「このティッシュがきっかけで
何の気兼ねもなく
ビールと焼肉を、死ぬほど食べ始めた人もいる」
とかだとチャンスを逃したくない衝動に駆られます。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 22:36
2007年06月05日
【御礼】自己演出PRプロジェクト
昨日募集告知しました、ビーンスターの自己演出PRプロジェクトは、早々に申し込みが定数に達しました。
ありがとうございました! 現在、キャンセル待ちを条件に受付中です。
一日も早く、「これが成功事例です」と胸を張って言えるようなモデルを作っていきたいと考えております。
今後ともよろしくお願いします。
投稿者 鶴野充茂 : 07:17
記念日狙いの調査広報
企業や業界団体が設定した「○○の日」ってありますよね。その日は、そのテーマに合わせた調査広報に最適な日です。
面白いテーマだと、パブリシティ効果がかなり期待できます。
たとえば、こんな感じ。
レストランで注文 何分待てる? 東京と大阪で比較調査10日の時の記念日にちなみ、大手時計メーカー「セイコー」が行った「東京人と大阪人の時間感覚」の比較調査で、食事の待ち時間に関する東西の意識の違いが浮き彫りになった。
「1度は行きたいと思っていたレストランで、注文から料理が出てくるまで気持ちよく待てる時間」を尋ねたところ、東京、大阪いずれも15分以内が約4割と最も多かったが、30分以内と答えた人が東京では12.1%(大阪2.8%)もいた。
「そのぐらいの時間はかかるのが当たり前」(60代女性)、「イライラするとその場の雰囲気も台無しにする。話でもしていれば苦にならない」(30代男性)という東京人に対し、大阪では「遅いとお金を払う気がなくなる」(20代男性)、「10分以内に出てこないのは客へのサービス不足」(30代男性)という意見があった。
一方、ファストフード店では、大阪の男性では「5分以内なら並ぶ」という人が48.6%(東京35.2%)だったのに対し、東京の男性は「1分以内」という人が18.1%(大阪2.9%)もいた。
セイコー秘書・広報部は「東京人はおいしいものなら待つのをいとわないのに対し、大阪人は早さも大切な要素と考えているのでは」としている。 調査は5月9、10の両日に実施。東京都か大阪府のどちらかで生まれ育った20~60代の男女計428人に対し、インターネット上でアンケートをした。 (以上、6/5/07付 SANKEI-Webより引用)
この種のリリースで覚えておきたいのは、 「○○にちなんで」 という言葉です。記者は「なぜ、今、このニュース?」というのを常に考えますので、「今はこのタイミングだから」という意味を暗に示す「ちなんで」という言葉が相手の興味を引くのに効果的なのです。
今回の「時間感覚」に関する調査の場合、「いや、6/10は、時の記念日ですから」って言えば、「ああそうか」となる。それをつなぐのが「ちなんで」なのです。
それにしても、ほぼ1ヵ月前に500人弱のネット調査でパブリシティネタが生まれるって、ほんと、お手軽ですよね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 07:12
2007年06月04日
【10社限定】自己演出PRプロジェクト始動!
社長もしくはスタッフをメディア露出することで、会社の認知度を上げる
プロジェクトを【10社限定】で開始します。
メディア露出が上がると
・営業しなくても問い合わせが増えます
・価格競争しなくても成約率が上がります
・記事が信用につながり、初めて会う人との話が格段に早くなります
・面白い人や仕事の案件と出会う機会が飛躍的に増えます
・出版や講演のお誘いも来ます(○○の話を聞くならあの人だとなります)
・商談や紹介の時、「メディアでもよく紹介されてるんですよ」と言えます
ここで提案です。あなたも、取材される人になってみませんか?
あなたの会社の社長を、もっと強力な会社の広告塔にしてみませんか?
私が経営するビーンスターのサイトをご覧いただいている方にはよくご存知かと思いますが、
2005年の創業以来、弊社は安定的・継続的に大手メディアから取材を受け、
紹介記事が出続けています。
これに対して、今までずいぶん多くの方から質問されてきました。
◆「どれくらいお金払ってるんですか?」
広告ではなくPRの手法なので、掲載にお金はまったくかかっていません。
普通にPR会社に頼むと少なくとも月50-80万円くらいはかかりますが、
自分でやっているので必要なのは自分の工数だけです。
◆「どれくらい手間をかけて、あるいはどれくらいの頻度で
プレスリリースを書いてるんですか?」
2005年2月に創業したビーンスターは、1年以上、私以外にスタッフが
いませんでしたし、創業直後のベンチャーですから目の前にある仕事を
進めるのに精一杯で、ほとんどPRに手間はかけられませんでした。
プレスリリースを書いたのも、結局、今までたった1度だけです。
(よく驚かれます)
◆「じゃあ、一体、どうやってるんですか?」
会社を露出しようとするのではなく、社長個人を発信してきたのです。
取材テーマが社長なら、プレスリリースも必要ありませんし、
季節に関係なく、極端に言えば、商品・サービスのあるなしに関係なく、
メディアに出られます。しかも継続的に。
欧米では、ベンチャーや差別化の難しい商品・サービスを取り扱う企業が
経営者を前に打ち出すPRに注力します。そして、「ほら、こんなに
メディアに紹介されているんですよ」というのを武器に、売上を伸ばして
いきます。その手法をビーンスターでも活用してきました。
◆「でも、誰にでもできる芸当じゃないでしょう?」
ある方法論にしたがって情報発信を続ければ、意外と難しくありません。
私自身、米コロンビア大学院で2年間1000万円以上もの費用をかけて
みっちり欧米型PRのアプローチを学び、
外資系大手PR会社・国連機関・ソニーでPRの実務に携わり、
かつ7年間、延べ数千人が参加している業界コミュニティを主宰して
最新の情報を入手し続けて来ましたので、必要最小限の手間とコストで
効果を上げるPRに精通しています。
この方法論で自己演出すれば、
ほとんどの業界・人物で効果を出せる自信があります。
でも、問題はここからです。
ビーンスターでは、情報発信(自己演出)の重要性やその効果を、
企業研修やメディアを通して発信して来たのですが、そこに私たち
だけでは解決できない問題が起きています。
それは、世の中にある成功事例の少なさです。
情報発信は大切ですよ、こうやればいいんです、と言うのは簡単です。
でも、「じゃあ、たとえばどんな会社を参考にすれば良いですか?」と
言われると、「うっ」と詰まってしまうのです。
たとえば、大手もしくは有名企業は、メディア側に担当記者がいて、
広報担当と記者間でコンテンツを介して相互依存している関係があります。
こういう所は、これから積極的に情報発信しようという人たちにとって
あまり参考になりません。
それ以外の会社になると、単発で面白い記事が出たとしても、
それはたまたま偶然だったり、継続的な活動としては難しいくらいの
手間やコストをかけていたりします。
そうすると、意外と「見習いたいPR体質の会社」って見つけにくいん
です。
経営者の方ならお分かりいただけるかと思いますが、
そんなに次々と革新的な新商品・サービスを生み出し続けられるわけでは
ありませんし、かといって、事業は継続するものですから、露出の機会って
安定的にほしいですよね?
そうすると、打ち上げ花火のような広告やPRを気合を入れてやるよりも、
低額で取材依頼が勝手に入ってくるようなPR体質にする(つまり仕組み化
する)のが最も有効なのです。(その方が予算も立てやすいですし)
そして、それには会社の代表者個人をパブリシティで有名にしていく方法が
最適です。(私もありとあらゆるPRを試したので自信を持って言えます)
そこで、今回のプロジェクトを開始することにしました。
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【10社限定】自己演出PRプロジェクト ◆あなたを成功事例にします◆
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詳しい内容はこちらを⇒ http://www.beanstar.net/biz/pr.htm
投稿者 鶴野充茂 : 09:36
2007年06月02日
手間なく分かるようにする
あんまり出したくない情報を出さざるを得ない時、その躊躇が垣間見えると逆効果ですね。
そんなことをこの記事をきっかけに考えました。
コンタクトレンズ洗浄液を回収、角膜障害発症が高確率
コンタクトレンズケア製品などの輸入販売会社「エイエムオー・ジャパン」(東京都港区)は1日、ソフトコンタクトレンズ洗浄液「コンプリートアミノモイスト」の自主回収を発表した。 「アカントアメーバ角膜炎」と呼ばれる角膜障害の発症率が、同製品の使用者で高いという米疾病対策センター(CDC)の調査結果を受けて回収を決めた。 同社によると、国内では同製品の使用による同角膜炎の報告はないという。問い合わせは、フリーダイヤル(0120・720・808)。 (以上、6/2/07付 読売ONLINEより引用)
この記事を見て、「えっ、どの製品なんだろう・・・」ってネット検索したんですよ。
もし、自分が使っているものなら、イヤだなあ・・・と思って。
そうすると、メーカーの告知ページがすぐに出てきました。
出てきた・・・んですが、顧客の視点からすると、一番確認したいのは、
「どんな外観か」なんですね。こういう時。
「一体、どの製品なの? ウチにあるのかな?」と考える。
こういう、製品名のリストとJANコードだけだと、消費者はすぐに分かりません。
(きっと取り扱い業者向けに出している意識が強いんでしょう)
写真がほしい。写真が!
ウェブを探しまわって、ようやく出てきたのがこの小さな写真でした。
でも、「製品詳細」をクリックすると、上の文字ばっかりのページが出てきます。
製品回収のプレスリリースには、写真もしっかり入れる。
ちょっとしたことなんですが、重要なことだと思いましたね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 07:31
2007年06月01日
トイレで施設のメッセージを感じる
麻布台の東京アメリカンクラブでランチ・ミーティング。
何気なくトイレに入って、改めて、そこがアメリカンクラブであることを確認しました。
靴磨き機があったんです!
た、た、たしかにトイレは、化粧室とも呼ばれ、身だしなみを整える場所ですよね。
はい、了解。私もトイレを後にする前に靴を磨きました。男の嗜みですよね。いや、まったくです。必要なことですよ。
で、何気に、横を見ると・・・
おむつの交換台がありました。男性用トイレの中です。 たしかに、子育ては男の嗜みですよね(?)。いや、まったくです。
こういうのを見ると、施設のサービスというよりも、むしろ「メッセージ」だと感じますね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 15:54
100点未満ではいけない世界
東京で、クレジットカードの支払い単価が一番高いホテルってご存知ですか?
パークハイアット? リッツカールトン?
いえいえ、ちがいます。
2005年オープン、三越本店の隣、日銀の向かい、三越前駅直結、全157部屋の6つ星ラグジュアリーホテル。
そう、
マンダリン・オリエンタルだそうです。
まだ行ったことがなかったんですよね。
と、いうわけで(?)フラリと行って、見せてもらってきました。一体どんなホテル?と思って・・・
標準タイプのデラックスルーム。50平米、ネットで調べると一泊4万~5万円です。
でっかい薄型テレビに仕事デスク。仕事デスクには、壁側に、見えないようにしてコンセント類が集められています。
しかも、電源が3つくらいあって、「そうそう、いつも電源で困ってたんだ」というのを思い出しました。PCとケータイ2つの充電をしようと思うと、どれかはバスルームか電気ポットを抜いて使うことになったりするんてすよね。
でも、一番驚いたのはコレ。
入り口のクローゼットに常備されている「ヨガマット」! 利用率を知りたいです・・・
そして、次に見せていただいたのはスイートルーム。
こちらは90平米、一泊14-5万円のタイプ。
入り口のアプローチ部分がまず広い。入ると奥に、デラックスルームより、も1つ大きなサイズのテレビ。
32階の見晴らしは最高。外は雨模様でしたが、東京タワーがキレイに見えました。
仕事コーナーが使いやすそう。
フロからも見えるキレイな街並みと・・・テレビ!
スイートの中にある洗面。2人で同時にうがいできます。
キングサイズのベッドも寝心地よさそうでした。(寝させてもらえなかった・・・)
部屋を見せていただきながら、こんな話を聞きました。
「ホテルって、お客さんの中で100点満点からスタートするものなんです。1万円には1万円のホテルの、10万円には10万円のホテルの期待がある。それで、あーこれが問題だ、でマイナスされていきます。あーこれが良かった、でもなかなかプラスになりません。もともと100点満点ですから。でも、マイナスは一気に行きます。それで100点未満だと、なかなかリピートにつながりません。ホテルは100点未満ではいけないんです。」と。
部屋や建物といったハードに、ソフトのサービスが加わってホテルでの「体験」を提供する。そこでお客さんの100点満点スタートの期待を、どう超え続けるか。
特に最近の東京は、数々の外資系高級ホテルがオープンしているので、市場環境がたいへん厳しい。そこで生き残っていくのは本当に大変なことだと思いますね。
その中で、支払い単価が一番高い、というのは、きっとすさまじいまでの努力によって運営されているに違いありません。
いやはや、また1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
ちなみに、マンダリンオリエンタルに行く機会があれば、ぜひフロントロビー(38F)にあるトイレに入ってください。特に夜。
心を打たれますよ。(あえて写真は載せません。あ、もちろん男性の方しか確認できてませんが・・・)
レストラン・バーの食事も、連れて行った人をちょっと驚かせることができる素敵な演出があります。
土地柄、夜は割と空いてます。穴場です。お試しください。
投稿者 鶴野充茂 : 09:34
2007年05月30日
別のカテゴリーに出かける
パブリシティを考える時に、自分のカテゴリーを自分のいる業界だけに決め付ける必要はありません。
セシール、Second Lifeでアバター用の衣裳を無料提供セシールは5月22日、仮想世界「Second Life」において、アバター用の衣裳を無料提供するサービスを開始した。
セシールは3月26日に通信販売企業としては初めてSecond Lifeに店舗を出店し、カタログの展示や、同社からのメッセージを集めたリクルーティングビデオ「CECILE LIVE」の放映を行っている。今回開始するアバター用の衣裳提供は、来店したセカンドライフユーザーに、ファッション通販企業としてより具体的なサービスを提供するというもの。
アバターは、マネキンが設置された特設ステージ前の衣裳配布看板をクリックすることにより、衣裳を受け取ることができる。配付される衣装は、女性アバター用ワンピースと男性アバター用スーツ各1デザイン3色となっている。今後、バリエーションを増やしていくことも計画しているという。 (以下略。以上、2007/05/23 C-Net記事)
通販の会社でも、通販業界のニュースとしてではなく、ITのニュースとして位置づけることができるわけですね。
このアプローチや考え方は汎用性が高くて、流行・注目のモノと組み合わせることで、業界や媒体によらずニュースを生み出せる可能性があります。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 10:00
2007年05月22日
同じニュース、異なる表現
今日の新聞を斜め読みしていて、同じニュースでも、記事のまとめ方に違いがあるんだな、と発見しましたのでご紹介します。
(日経) たばこ代、2倍なら3割が禁煙検討・京大教授ら分析
京都大学の依田高典教授と甲南大学の後藤励准教授らのグループは21日、日本のたばこ価格を現在の2倍以上と欧米並みに値上げすると、ヘビースモーカーの約3割が禁煙を試みるとの分析結果をまとめた。ニコチンへの依存度が高いと健康被害などを唱えても効果がなく、研究グループでは「喫煙者を減らすにはたばこを大幅に値上げする必要がある」と話している。 (5/22/07 日経)
(読売)たばこ1箱1000円ならほとんど禁煙…アンケート結果喫煙者が気にするのは健康よりもたばこの値段?京都大大学院経済学研究科の依田高典教授(応用経済学)らの研究グループは、たばこ1箱が1000円なら、喫煙者のほとんどが禁煙し、ニコチン依存度が高い人ほど、価格が禁煙の動機付けの重要な要素となる、とのアンケート結果をまとめ、21日、発表した。(5/22/07 読売)
(毎日)ヘビースモーカー:価格800円で、ようやく7割禁煙ヘビースモーカーは、健康リスクや多少の値上げといった「脅し」にはほとんど動じないが、価格が800円になると約7割が禁煙を試みる--。京都大の依田高典教授(応用経済学)らのグループは21日、こんな研究結果を発表した。ニコチン依存度があまり高くない喫煙者には、価格や健康情報も禁煙を試みる動機になった。依存度別の調査は国内初という。(5/22/07 毎日)
(朝日)なし
日経の見出し、頭で一度意味をよく考えないとイメージできないですよね。一番難しい。
分かりやすさという観点だと、読売が一番でしょうか。「1000円なら、そりゃ買わないよな」と思わせる見出しです。
毎日は社会学的な解説っぽい感じ、ですかね。
同じプレスリリースからの記事化だと思いますが、同じ事実を伝えるにもいろんな表現があることを改めて感じさせられました。もちろん、記事化しない、という朝日のような判断もあるわけです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 16:46
2007年05月12日
今時の自販機
高速道路のPAで何気に自販機を見ていて目が留まりました。
ん? ちょっと値段が高くないですか・・・? と。
カップ・コーヒーのイメージは80-100円くらい。それがこの自販機は倍以上です。
「いくら高速道路の上でも、高すぎるような・・・」と、視線を動かすと・・・。
自販機の上に「世界初!! 一杯毎に豆を挽くミル挽き珈琲」と書いてある。
(ちなみにこんなに大きな看板をつけておいても、商品を見ている視線の外にあるため、はじめは目に入りません)
で、「そんなに自信あるなら飲んでみよう」と思ってボタンを押しました。
す、すると!
この自販機の中央・上部に取り付けられているディスプレイがいきなりライブ映像に切り替わり、
この自販機の中で豆が転がり、ドリップして、コップに注がれている様子が複数のカメラで
中継し始めたのです。
たしかに、この写真の中でも、「生映像でご覧になれます」と書いてありますね。
なんだか、NHK「ピタゴラスイッチ」の仕掛け遊びを見ているようで、単純にカップコーヒーを自販機で買う以上の楽しさを味わいました。
でもこれ、価格帯が普通の2倍以上だから、「あれ?」と思ったんですよね。
150円くらいだったら、「高いなあ」と言うだけで、それ以上気にすることがなかったかもしれません。
「あれ?」→「え?なんで?」という疑問を喚起する刺激の大きさにもレベルがあることを学びました。
ドリップしたコーヒーもおいしかったですよ。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 06:24
2007年05月06日
それと分かるかとうか
サービスを提供していても、それを認知されなければ、使ってもらえません。
何かを提供するにはコストがかかりますから、使ってもらえないものを用意し続けるのは問題です。
そんなことをオフィスの向かいのスーパーで思いました。
何の話かと言うと、公衆電話です。
最近の公衆電話はオシャレになっていて、ほら、この写真。レジの後ろにちょこんと置いてあったのですが、よーく見ないと、これが公衆電話であると分かりませんでした。
こんな風にコピー機の隣に置いてある。店としては、公衆電話を設置してある、と言いたい。でも、これだと気がつかないですよね。
いや、おそらく、この場合は気づかれないことを狙っているのでしょう。だからこそ視覚的にうるさくないように同系色にしたりして。それで、お客さんから聞かれたら、「あそこにあります」と言う。でももしそうだとしたら、それは普段、携帯電話を持っていて、公衆電話を探すことのない人の発想のように思います。
今、公衆電話の数がどんどん減っているので、携帯電話を忘れたり、携帯電話を持ち歩かない人が電話を探す時、とても苦労するんですよね。
いざと言う時に「あそこにあったはず」という記憶があるのとないのとでは、頼りにされる・活用される機会がまったく違うと思うんです。トイレの場所なんてそうですよね。店のどこにあるのか、どこの店のトイレが広くてキレイなのか知っておきたい。いざと言う時に、快適に使いたいからです。
そう考えると、やっぱりこの公衆電話も、日ごろからもっと認識されておく方が良いと思うんです。
マーケティングに力が入っているサービス(写真の中だと右隣のEdyとか)なら店頭表示用のPOPなども用意されているものですが、コモディティや標準インフラ化したものはサイン(表示)が少ないものです。
そうすると、もう目に付く置き場を選ぶしかないんでしょうね。配線の問題がありますが。
そこまで工夫しても、電話料金の売上は大して変わらない、だからここにまとめて置いておこう、という発想なんでしょうが、私は逆に、そんな細かな工夫がある店の方が、記憶にひっかかりがあって店全体の利用度が上がるような気がするんですよね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 08:57
2007年04月28日
諸行無常
運動を続けることと、ビジネスを続けることは、本当に難しいことだと思います。
2月にスタートした私のフィットネス通いも、突然今月で終了を余儀なくされました。
今日、行ってみたら、「4月末で閉鎖となりました」という張り紙が!
わずか2年前にオープンしたばかりのジムなのに!
このブログでも、過去、何度か私がこのフィットネスジムで学んだコミュニケーションを紹介しましたが、
本当にザンネンです!
ビジネスを続けるのも難しいですが、
運動を続けるのも、本当に難しいです。
5キロ痩せねばならないのに! 12回ほど通ってペースが出てきたのに!
「お腹すっきりコース」の「ステップ1」がまもなく終わるところだったのに!
投稿者 鶴野充茂 : 15:50
政治に見る共感の表現
政治家が長けている(鍛えられている)コミュニケーションの1つに「共感」があります。
「あなたの大切なことを、私も大切に思っています」というメッセージの発信です。
それによって相手に、思わず「彼はいい人じゃないか」と思わせてしまいます。
そんなことをこの記事を読んで思いました。
米大統領、めぐみさんの写真「執務室に置いてある」
「拉致問題に対する私の強い感情が薄れることはない」――。
ブッシュ米大統領は27日昼(日本時間28日未明)の安倍首相との共同記者会見で、昨年4月に拉致被害者・横田めぐみさんの母、早紀江さんと面会した時の衝撃を首相と語り合ったことを明らかにし、拉致問題解決に向け、協力を続ける考えを強調した。
大統領は早紀江さんとの面会について「胸が張り裂けそうだった。娘さんへの感情は時間を経ても薄れず、悲しみは真実のものだった。娘さんの写真は私の執務室に置いてある。横田さんのホワイトハウス訪問は、拉致問題に人間的な側面を与えた。決して彼女の訪問を忘れない」と感情を込めて説明した。
安倍首相は傍らで「(大統領から)変わらぬ支持の確約をいただいた」と感慨深げだった。 (以上、4/28/07付 読売ONLINEより引用)
私、仕事でかれこれ200人以上の国会議員と会ってきましたが、地盤がしっかりしている議員ほど、共感によって心をつかむのがうまいと感じてきました。
で、大体そんな時には話の流れが決まっています。
まず相手の話を聞いて、それにまつわる自分のエピソードを話す。
そしてそこに、その話が嘘じゃない、と言わんばかりの「証拠の品」が登場します。
上の例だと、「写真」がそれ。また、「片時も忘れていない」みたいに「身近にある」と言うんです。
大統領など、国家元首クラスになると、この「共感」もシナリオを書いて予めセットされている(つまり仕組み化されている)ことも多く、それをわざとらしい、という解釈もありますが、私は逆にこういう配慮こそが外交の面白さであり、また、個人のコミュニケーションにも活用できる気持ちの示し方のように思うんです。
だって、相手の気持ちの流れを読めないと準備も気のきいた一言もないですからね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 15:22
2007年04月27日
ニュースはタイミングだ
ニュースメディアには、ネタがなくて困る時期があります。
人が動かない時期、休みの前後。それでもニュースは毎日出さねばならないので、無理やり記事を作って紙面、スペースを埋めることになります。
この記事を読んで、そんなことを思い出しました。
森元首相がダイエット成功、110キロ→99・7キロに自民党町村派の森元首相は26日の同派総会で、約3か月間で10キロ余りの減量に成功して体重がついに100キロを切ったことを報告し、派閥の議員から盛んな拍手を浴びた。 森氏は約110キロの巨漢を誇っていたが、医師の勧めもあって約3か月前に食事制限によるダイエットを決意。政治家との夜の会合も低カロリーの野菜スープを持ち込む徹底ぶりで、99・7キロまでシェイプアップした。 (以上、4/26/07付 読売オンラインより引用)
いや、一応はニュースの形式になっているんですよ。5W1H。
Who=森元首相が
What=ダイエット成功
When=4/26報告
Where=自民党町村派総会で
Why=医師の勧めでダイエットしていた
How=食事制限によって
ね。
でも、これ、本当に世間に伝えるべきニュースだと思って記事にまとめているとしたら、
私なら、最低次のポイントを追加します。
・森元首相にとって、この10キロはたいへんなダイエットだった(過去200回の挑戦に失敗し続けてきた末に成功したとか)
・画期的なダイエット法だった(どんなに誘惑に弱い人でも無理なく成功する方法だったとか)
・珍しい試みだった(メタボリック症候群の撲滅をめざして制作する政府広報ビデオのために取り組んだとか)
などですね。
ゴールデンウイーク前は、広報的に、ねらい目の時期だということですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 08:56
2007年04月19日
組み合わせの妙
意外性のある言葉や概念の組み合わせが成立するだけで、人の興味をかなり引くニュースが出来上がります。
その典型がこれ。
三等陸佐がメイド喫茶で盗み ( 4月19日 スポーツ報知配信記事より引用)
防衛省の統合幕僚監部で、男性の三等陸佐(47)が、秋葉原のメイド喫茶で盗みを働いていたことが18日、分かった。
統幕や警視庁万世橋署によると、三佐は1月25日午後10時過ぎ、東京・外神田のメイド喫茶で、2万円相当のガラス製の置物を盗んだ。「中に子どものような男女の形、カップルの姿が見える」もので、三佐はポケットに入れて盗んだという。防犯カメラに、犯行の一部始終が映るなどしていたため発覚した。
「酔っていて、きれいな物だなと思った」などと話しているという。同店は、メイドさんと一緒にトークを楽しむほか、一緒にお散歩に出かけるサービスも受けられる。三佐は窃盗容疑で警視庁から書類送検された。防衛省からは停職30日の懲戒処分を受けている。
「自衛官」「メイド喫茶」「盗み」の組み合わせでこれだけ「お!」思わず紹介したい、と思ってしまうような記事になるとは私も驚きです。
まあ、当の本人や当人を抱える組織では受けとめ方は違うと思いますが・・・
最後のパラグラフなんて、書いている記者も脱力しながら書いている姿が目に浮かびますよね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 09:27
2007年04月17日
名前を変えるだけで
名前を変えるだけで新しく見えるという効果は確かにありますね。
ほか弁屋で「幕の内」だったものが「幕王」になっただけで、いつも完売。 昨日も売りり切れ。
「一日○○食限定」というのも書かれると余計に注目させるきっかけになるようで。
そういえば、こちらも名前を変えたのだとか。
タウンミーティング改め「直接対話」、東京・秋葉原で開催 (4/16/07読売オンラインより引用)
やらせ質問など不適切な運営が問題となった「タウンミーティング」に代わり、政府が特定の施策について国民の意見を聞く対話集会「新しい国民との直接対話」が16日、東京・秋葉原で開かれた。
公務員制度改革などをテーマに、36人の参加者が渡辺行政改革相と意見交換した。政府は今回の対話集会を「試験的な開催」と位置づけており、運営上の問題点などを検証したうえ、7月ごろに安倍首相が出席して新たな対話集会を正式にスタートさせる方針だ。
政府は今回の開催にあたり、運営方法を全面的に見直した。最大のポイントは経費の削減だ。タウンミーティングでは、1回あたりの平均運営経費が2200万円にのぼったこともあったが、今回は100万円に抑えた。
でも、「直接対話」より「幕王」の方が何となく強そうですよね。
また1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 16:30
顧客情報とコミュニケーション
昨年泊まった伊豆の宿からハガキが届きました。
眺めながらしばらく考えていたのですが、
これまであちこちのホテルに泊まって、住所・氏名を書いてきたのに、
その後、DMハガキをもらった経験がほとんどないことに気がつきました。
もちろん、営業の電話があるわけではありません。
もちろん、メールが来るわけでも・・・これはたまに来るかな、でも、ほとんどありません。
営業しないのなら、いや、顧客とのコミュニケーションをとらないのなら、
なぜ、毎度毎度、住所と氏名を書くんでしょうか。
きっと、宿には宿側の理屈があるはずです。
支払いせずに逃げられたら、とか、法人営業の際の参考に、とかね。
でも、個人情報を出したんだから、もっと活用してほしいですよね?
逆に言うと、
今だからこそ、ハガキって、顧客とのコミュニケーションをとるのに良いツールになりそうに思うんですよね。
ところで、このハガキ、
「気ままに一人旅プラン」というのは、空いてる時期に良い提案だと思いました。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 13:54
2007年04月16日
「キシリトール」市場の舞台裏DVD発売
待望のDVDが遂に発売になります。
今年2月に開催し、大好評だったセミナーのDVDが販売開始になります。
広くマーケティングに興味のある方にはイチオシです。
現在、ガム製品の80パーセント以上に配合されているという
「キシリトール」。市場規模は約2000億円だそうです。ところが10年前、
キシリトールはまったく無名でした。
いかにしてキシリトールはこれほど短期間のうちに急速に広まったのか。
その仕掛け人が、当時社員4人の食品素材メーカーに勤めていた、藤田康人氏です。
ほとんどゼロから2000億円もの市場を生み出した背景には、他社や専門家を
さまざまな仕掛けで巻き込んだ独自のB2B2C戦略がありました。
その驚きの戦略を具体的な事例と共に語っていただきました。
大入り満員だったこのセミナーは、参加者アンケートでも満足度がたいへん
高く、参加できなかった方々からもビデオ化を希望される声が高かったため
今回、セミナーDVDとして提供を開始することになりました。
このキシリトールの事例は、近くマーケティングの常識として語られる日が来そうな予感がします。ぜひ、今のうちに知っておいてください。
◆お申し込み・詳しい内容は、こちらからどうぞ◆
投稿者 鶴野充茂 : 06:01
2007年04月15日
「見てしまった」感の演出
都知事選が終わったと思ったら、今度は区議会議員選挙の投票用紙が届きました。
で、真新しい選挙ボードが近くの公園にも掲げられ、毎度見慣れた風景が・・・と思っていたところに、なにやら挙動不審な男の影が・・・
(その瞬間を激写)
その男は、自転車で選挙ボードに近づき、スポーツバッグらしき入れ物から白いものを取り出したと思ったら、ある「ます目」をじっと見て、何か作業を始めたのです。
そう、選挙ポスターを貼り付ける瞬間でした。
選挙ボードを見る機会は多くあれども、ポスターを貼り付けるまさにその場面って、考えたら初めて見かけたんですよね。
なんだか、「珍しいものを見てしまった」という気持ちになって、思わずケータイのカメラで「激写」してしまいました。
理屈では「何でもない」出来事を「特別な体験」のように感じる、この不思議な気持ち。
そう考えると、出来上がるまさにその場面をうまく演出し、イベント化して見せる、というのもメッセージ発信に効果がありそうですね!
( 誰のポスターを貼っていたのかが見えなかったのが、彼の失敗ですが)
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 14:05
2007年04月12日
極端なものはニュースになる
普通ではない、というものはそれだけで記事になる可能性があります。
釣りざお100万円/ダイワ精工/輪島塗で仕上げる
百万円の釣りざお、受注生産します--。ダイワ精工は6月に、輪島塗で仕上げた高級釣りざお「漆宝シリーズ」を売り出す。価格は詰めている最中だが、40万~100万円となる見通し。これまでは68万円が最高級品だったが、景気の回復などで高価な釣りざおでも愛好家の需要が期待できると判断した。
「アユ用」「カワハギ用」「クロダイ用」「ヘラ用」の4種類を用意する。(中略)6-7月に注文を受け、2008年2月に納品する。100本の受注を見込む。(以下略、4/12/07付 日経産業より引用)
すでに68万円の釣りざおを出しているんです。しかも、値段はひょっとすると40万円かもしれないんです。売れても100本なんです。それでも、100万円の見出しで記事になります。しかも一面に。
超○○なモノ、というのを考えてみるだけでも損はないですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 11:50
2007年04月08日
はやく卒業させる動機づけ
2月ごろからフィットネスクラブに通っています。人間ドックで「運動で5キロ痩せなさい」といわれたのが一番の理由。
いろいろ手厚い(?)サービスで、入会申込みをしてから、自分で施設を使い始めるまでに2週間くらいかかりました。施設の案内とカウンセリングを受け、個人メニューを作り、それを持って、各トレーニング機器の使い方を聞くのにそれぞれ予約を入れねばならなかったからです。以来、週1-2回程度の頻度で通っています。
さて、問題はこの個人メニュー。カルテ型のA4横サイズの紙なのですが、私のメニューには左上に大きく「お腹すっきりコース」と書いてあります。
これ、トレーニングの最中は床に置いておくことになるのですが、とにかく目立つのです。
「お腹すっきりコース」の文字が。
心なしか、私の目の前を通るすべての人が、何気に床に置いてあるこのカルテを見て、
「お、お腹すっきりコースですか」(含み笑い)みたいな顔をして横切っていくのです。
これ、強烈な動機づけになりますね。
「今に見てろよ」と。
お腹すっきりコースのトレーニングも中盤を越えました。
もうすぐ卒業。
・・・でも、今日、新たな事実が判明しました。
「お腹すっきりコース」の右端に小さく「初級」と書いてあったんです。
つまり、これを終了したら、次は、「お腹すっきりコース中級?」
早くもっと、自信をもってカルテを床に置き、「どうだ」と世間に示せるようになりたいと思います。
同時に、こういう動機づけの方法もあるのだと、思わず感心。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 16:50
2007年04月03日
知事の発言事故
暖かい季節になると、気持ちも緩むのか、発言事故も発生しやすいようです。
人殺しの練習・異常言動・遺伝子…知事発言も様々県の新規採用職員を迎える知事発言で2日、釈明を求められる例が相次いだ。
埼玉県の上田清司知事は、職員就任式で、使命感の一例として、「自衛官は大変だ。平和を守るために人殺しの練習をしている。『国民の生命と財産を守るために頑張って下さい』と褒めたたえないといけない」と述べた。
式後、上田知事は記者団に「殺傷という言葉を使えば良かったかもしれない。分かりやすくなり過ぎて、きつい言葉となった」と話した。
宮崎県の東国原英夫知事は辞令交付式で、インフルエンザで入院中に治療薬「タミフル」を服用したことに触れ、「5日間ほど飲み放題飲んだ。異常言動に走るかもしれないが、大きな心で受け止めてほしい」と述べた。県に「不適切」と苦情が寄せられ、東国原知事は「(発言に)何の問題があるのかと思う」とする一方、「不快にさせたことは申し訳ない」と述べた。
愛知県の神田真秋知事は、職員入庁式で、福祉に対する意識に触れ、先天的障害のある人などを指して、「悪い遺伝子を持った方」と発言した。報道陣から真意を問われた神田知事は、「ハンデは本人のせいでなく、しっかり対応しなければいけないという意味だった」と釈明した。
(以上、4/3/07付 読売オンラインより引用)
新入社員や支持者など、自分の話を真面目に聞いてくれる人を前にすると、ついつい気持ちよくなって、気持ちも緩んで口が滑ってしまうこともあります。特に、人前で話す時、話し手は、せっかく話を聞いてくれているのだからと、少しは面白い話も入れようという工夫をしてしまいがちです。
それが悪いとは言いませんが、やはり、花見に来ている人がみんな酔っているわけではない、ということも覚えておく必要がありますね。
明日は私も泊まりで新人研修です。気をつけよう。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 07:25
2007年03月28日
対人コミュニケーションと広報
対人コミュニケーションから広報のような企業コミュニケーションまで、対象・目的をあまり限定せずに「コミュニケーション」の教育を軸に事業をしている私にとって、個人のコミュニケーションも、組織のコミュニケーションも、意識の上ではほとんど差がありません。実務的にも、考え方やアプローチにそれほど違いがないのです。
なのですが、これが、関係者はどうかというと、まるで違う顔ぶれになります。
企業のコミュニケーションは、マーケティング系の人々が中心で、
個人のコミュニケーションは、教育関係の人々が中心です。
そうすると、先方の頭の中に、それぞれが「つながっている」というイメージをもてる人はほとんどいません。
だからなのかもしれませんが、この記事を読んで、思わず反応してしまいました。
フットボールの熱源 / 社会とつながろう 3/28/07 日経(スポーツ面)より引用
Jリーグのあるクラブの広報担当から、こんな嘆きを耳にした。「私の悩みの種はA選手なんです。取材の場で、誤解を受けかねない横柄な言葉遣いをしてしまうので」。大げさな言い方をすれば、恥ずかしくて世間に出せないというのだ。
各クラブは新人研修だけでなく、常に選手の社会性を磨こうと腐心している。柏では学校や福祉施設に派遣し、技術の披露や講演をさせている。地域密着を第一義とした試みではあるが、選手をサッカー界の外に出して人と触れ合わせ、社会とのつながりを意識させようという意図もある。
この手の話を聞くとレバノンでのことを思い出す。(中略)
海外に出ると子供たちのコミュニケーション能力の高さに気付かされる。社会を意識し、社会とつながり、自己表現をする強い力が養われている。実は彼らのレベルが高いのではなく、日本の子供たちのレベルが低いのだろう。だから各クラブはプロ選手の社会性を磨くことに注力しなければならない。
これを読むと、対人コミュニケーションのスキルが、広報のスキルにつながっていることがわかっていただけるかと思います。
この記事のタイトルにある「社会とつながろう」。この「社会」は英語にするとPublicと理解してよいと思いますが、Publicと関係をつくることをPublic Relationsと言います。略してPR。つまり広報という意味です。
またまた自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 16:02
2007年03月27日
発言事故のしくみと対応
政治家や組織のトップがコミュニケーション上、注意すべきことの1つに不謹慎・不適切な発言というのがあります。
大体、何か大きな問題について問われた時や、気持ちよく喋っている時に「ポロッ」と出た言葉が、「不適切だ」とメディアなどに騒がれて(一般の人が騒ぐだけではそれほど影響がないのですが、メディアが反応すると拡張されますので)、発言の「責任」問題に発展します。
ちょっとした表現で辞職に追いやられるケースも珍しくなく、そういった場面を私は『発言事故』と呼んでいます。
安倍内閣は、この発言事故が頻発している内閣です。期間の長さの割には異例の多さではないでしょうか。
・溝手顕正防災担当相は26日、能登半島地震の被害状況を視察するため訪れた石川県輪島市で「人命(被害)は幸い少なかった。1人だから」と記者団に述べた。(時事通信 3/27/07)
・柳沢伯夫厚労相 「女性は産む機械」発言
・伊吹文科相 「人権は大切だが、尊重しすぎたら、日本社会は人権メタボリック症候群になる」発言
・麻生外相 「青い目・金髪は駄目」 ほか
・久間章生防衛相 イラク戦争に踏み切ったブッシュ大統領の判断は間違いと批判+米軍普天間飛行場の移設問題で「偉そうなことを言ってくれるな」発言など米国批判
以前にも書きましたが、こうした発言の多くは、現場では問題になりません。
メディアが報じた時、もっと言えば、活字になった時に問題になります(テレビは記録・共有・再現が難しいので)。
文字は、現場の雰囲気やメンバーや共有意識とはまったく関係なく、言葉を、そのまま一般の読者に分かるような意味にして伝えるからです。
その報道をベースに、「これはけしからん」と怒り出す人が出てきます。
それがニュースに取り上げられて、先の活字の発言は「問題発言」になります。
新聞記者や雑誌編集者など、紙メディアの人たちはこうした「文字」にたいへん敏感で、言葉の使い方や表記に常に神経を使っています。 こんな表現をすると、こういう人がクレームをつけてくる、という明確なイメージを持っているのです。こうしたところに気を使うように徹底的にトレーニングを受けているので条件反射のように気がつくようになります。
だからこそ、誰かの発言についても、活字になった時、余計に目に付くんですね。
それで対抗する立場にある人に伝えるんです。
「あの人がこんな発言をしていましたが、それについて、ご意見は?」と。
記者としては、怒りが強い方がニュースになるので、「発言」の持つ意味の大きさを強調したりもします。
これが発言事故が発生する瞬間です。
では、発言事故を防ぐにはどうするか。
一般には、「発言に気をつける」という言葉で片付けられてしまいがちですが、運用面ではあまり参考になりません。 誰でも自分の発言には可能な限り、気をつけているものだからです。
普段考えていることがそのまま表れる、ボロが出るもの、というまとめ方もありますが、それでは批判にはなっても、本人へのアドバスになりません。
私のオススメは、もっと積極的に情報発信する、ということです。
ニュースを自分でたくさん出すのです。
記者が1日に書ける記事の量には限りがあります。
毎日、記事にできる情報を出す。それで、記者も細かな発言のフォローをしなくて良くなります。
発言事故よりも面白いニュース を数多く生み出す。
これは広報の専門家が日々気を使っていることです。記者が危ない文字に条件反射のように気がつくように、とまではいきませんが、継続的にニュースを出せるように情報を加工するトレーニングを受けています。
情報のニュース化は、スキルです。
ニュースに取り上げられる人は、ぜひこのスキルを自分でトレーニングして身に付けるか、専門家を身近に置いて役立ててほしいですね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 13:15
2007年03月23日
情報を出さないとストレスを与える
先のエントリーで、こんな風に書きました。
行動はメッセージだ
広報の仕事をしている人なら、記者に情報を発信し続けることがいかに重要か、日々、痛いほど感じています。
もし、自社を「担当」する記者がつくような、注目のテーマや商品を扱っている組織の広報担当者なら、情報を出し続けないと、記者が勝手に都合の良いことを書き、それは多くの場合、自社にとって好ましくないか、憶測が入った広報担当者的には「正しくない」記事になるからです。
このことを確認する記事をまた見つけました。
安倍首相:「安倍語」に変化 逆質問倍増、官僚言葉は減少安倍晋三首相が発する言葉が変わってきた。記者団を問い詰めるような「逆質問」が増えたのがその一例。内閣支持率の続落で、首相は「どうせ落ちるなら、やりたいことをやる」(首相周辺)という心境になっていると言われ、「安倍語」の変化も、そんな開き直りの姿勢と関係しているようだ。
記者 公務員制度改革は必要なのか。
首相 必要じゃないと思ってます?
記者 そんなことないと思う。
首相 そうでしょうね。多くの人がそう思っているからやるんです。
記者 国民にとってどんなメリットがあるか。
首相 公務員制度改革をですね、やるべきというのは国民の声だと思いますよ。あなたもそう思いませんか?
記者 はい。
首相 だったら質問しないでください。
15日夜、立ったまま記者団の質問に答える「ぶら下がり」でのやり取りだ。衛藤晟一前衆院議員の復党問題でも9日、記者団から「党内に不満がくすぶっている」と指摘され、「そんな不満くすぶってませんよ。誰かいます? 特定の人物?」と切り返した。
毎日新聞の調べによると、首相がぶら下がりに逆質問など「疑問形」で応じた回数は、政権発足後の3カ月では11回だったのに対し、最近の約2カ月半(1月5日~3月22日)では25回と倍以上に上っている。
(以下略。3/22/07付 毎日新聞サイトより引用)
記者の苛立ちがよく表れた分かりやすい記事です。
こうやって、ネガティブな印象が広がっていきます。
またまた1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 12:22
どっちか分からない表現
人は、情報を与えられて、その意味がすぐに理解できないとストレスを感じます。
私はこの記事を読んで、テレビのニュースで発表の様子を見て、ストレスを感じました。
タミフルと転落の因果関係、厚労省「否定的」を撤回
インフルエンザ治療薬「タミフル」を巡る問題で、厚生労働省の辻哲夫次官は22日の定例記者会見で、タミフル服用と異常行動の因果関係について「これまで『否定的』という見解をとってきたが、虚心に検討する。今後、判断も変わりうる」と述べ、従来の見解を事実上撤回した。 また、服用後に異常行動をとりながら死亡に至らなかった負傷事例を分析していなかったことも明らかにした。
(以上、3/23/07付 読売ONLINEより引用)
分かりにくいですよね?
私だけじゃないですよね?
まず、事務次官の発表の表現が良くない。
「これまで『否定的』という見解をとってきたが、虚心に検討する。今後、判断も変わりうる」
って。
「タミフルと転落には因果関係があるかもしれません。この先、しっかり調査して改めて発表します。」くらいの方が、聞き手、読み手にやさしいですよね。
伝えたくない、でも、伝えなければならない、という場合は仕事ではよくあります。
そういう時、「わかりにくく言えば、意味を理解しにくくていいだろう」と考える人がいます。
そして、あえてややこしい表現を使います。
しかし、白なのか黒なのかが、大きな影響を与える今回の発表のような場合、誤解を与えないメッセージを発信しないと、大きな混乱を招きます。
この発表を受けて、メディア各社は、上の記事にあるような「否定的」を撤回なんて見出しをつけたニュースを報じました。
・タミフルと異常行動、因果関係「否定的」を白紙撤回・厚労省次官(日経)
・因果関係「判断し直す」=「否定的」は撤回(時事通信)
・タミフルと異常行動、厚労省が関連「否定」撤回(産経新聞)
・タミフルと異常行動の関係、「否定的」を撤回 厚労省 (朝日新聞)
インフルエンザをきっかけに、ストレスが蔓

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