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2004年12月26日
振り込み詐欺×PR?
こういうのもコラボ企画というのでしょうか。
マスコミ関係者と名乗る男が登場し、記事掲載をにおわせて振り込みを急がせる新たな振り込め詐欺の手口が明らかになった。
18日午後2時すぎ、埼玉県宮代町の男性(61)の自宅に息子を名乗る男から「もしもしお父さん、○○だよ。自動車で女の子をはねてしまった。いま浦和東警察署にいる」と電話があった。
弁護士と名乗る男が代わり、「息子さんの弁護を担当する『木村』です。脅すわけではないが、マスコミが夕刊締め切りに間に合う事件を探していて、このままでは事故が夕刊に載る。保釈金396万3000円を30分以内に振り込めば掲載を止められる」と話した。その直後、在京民放記者を名乗る男が「お宅の息子さんに絡む面白い事故を見つけた。話を聞かせてほしい」と電話してきたという。
(中略) 保釈は容疑者が起訴された後、裁判所が決定する手続きで、報道とは全く関係がない。日本新聞協会は「記者を装い、取材と錯覚させるような振り込め詐欺は、正当な取材活動にも影響を及ぼしかねない。極めて悪質な犯罪で、遺憾だ」と話している。(毎日新聞)
PR業界だと、昔から「広告入れてくれたら、記事を止めるよ」とか、逆に「○万円払えば、記事を書くよ」、なんて話はよくあるのですが、今回のケースは、メディアそのものがウソであるところが詐欺の詐欺たる所以、ということですか。
私、想像力旺盛なので、こんな記事を見てしまうと、「こんな手もあるな」とか「あんな手も出てくるかも」と、つい想像の翼を羽ばたかせて、どんどん新しい手を思いついてしまいます。
私だって、「1時間の間に2本、○○についての原稿を書いてくれたら、連載をお願いしますよ」なんて、言われたら書いてしまうかもしれません。期待と緊急性。 なお、「我が家のおれおれ詐欺対策マニュアル」というサイトが立ち上がっています。心配な方はご参照ください。
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投稿者 鶴野充茂 : 2004年12月26日 07:21
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