2008年03月29日

平面から垂直に

近所のスーパーで気になるものを発見。

yogurt1.jpg

いつも見慣れている商品棚って、少し違うものが加わるだけで目が行きますよね。

これ、何だと思います?

ヨーグルトです。

一瞬、認識できなかったのですが、「ヨーグルト4個入り」というPOPで手を伸ばしました。

yogurt2.jpg

正面はこうなってます。

ちょっと離れて見ると、洗濯洗剤のようなパッケージです。


でも、インパクトありますよね。

 

yogurt3.jpg

サイズが一般的なものと、これくらい違いますから。


ヨーグルトは、4個セットのパッケージだと、4つを上から見て正方形になるような配置にして売られてますよね。

つまり、平面でパッケージを作っています。

それがこの森永「なめらかビヒダス」は縦に2段に積まれたパッケージ。

きっと平面の方が、パッケージ化も店頭での積み上げやすさも良いのだと思いますが、

平面パッケージを見慣れているところに縦型が入ると、目立ちますね。

それだけの理由で、私は1つ、買ってしまいました。

 

平面のものを垂直にしてみる。覚えておくことにしたいと思います。

 

          今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!

 

投稿者 鶴野充茂 : 17:43

2006年08月20日

パッケージデザインが伝えるメッセージ

夏は餃子だ!ということで(冬でも言ってますが)、餃子をネットで注文しました。

あちこちの餃子サイトを見比べて、「ここだ」と決めた2店からお取り寄せ。

どちらのサイトでも、「○○でランキング1位」とか「チャンピオン」「○○で評判」と賑やかに書いてありました。

ところが届いた商品はちょっとイメージが違います。

gyoza-1.jpg 餃子1

これが1店舗目。40個の餃子が冷凍でビニール袋に入っています。

説明書きはナシ、「本ぎょうざ(40個入り)」とだけ書いたシールが貼ってあります。

gyoza-2.jpg 餃子2

これが2店舗目。プラスチックの容器に餃子1つ1つ分かれて入っています。

「世界チャンピオンの黒豚餃子」をタイトルにした説明書き(料理法+内容物)と賞味期限のシールが貼ってあります。

実は、味は餃子1の方が好きでした。

でも、届いた商品を見た時の印象と、次にリピート注文しようかと考えた時に候補になるのは、きっと餃子2の方なんですよね。

先にも書いたように、どちらもサイト上は、「○○でランキング1位」とか「チャンピオン」「○○で評判」などと書いてありました。

でも、餃子1を受け取って目の前で見た時の印象は、「せっかく美味しい餃子のハズなのに、なんだか、大切にされてないネ。可愛そうに」という感じでした。

袋詰めされているだけなので、輸送中に痛むんでしょう、いくつかモゲて半分に割れているものもいくつもあるし、餃子の皮の破片が粉々になって袋のスミにたまってるんです。

こういう食品の場合、 「おいしいんですよ」というメッセージは、「買うとき」だけじゃなくて、「食べるとき」まできっちり伝える事が、とても大切なんだ ということを今回、実感しました。

それくらいのコストは、きっとリピートで回収できるように思います。この餃子2の場合。

ちなみに、餃子2の店の「しそ入り生餃子」、これはアレンジ餃子ですが、美味しかった。オススメです!

投稿者 鶴野充茂 : 15:53

2004年08月27日

グッドデザインはメッセージだっ

今日、グッドデザイン賞を決める展示会に行ってきました。お台場の東京ビックサイトで土曜日まで開催しています。企画系の仕事をしている人、コミュニケーションの仕事をしている人、商品考える人、皆さん、時間作ってぜひ行ってください!
詳しくはここからhttp://www.g-mark.org/gdp/
 
初めて見に行ったのですが、デザインはコミュニケーションだと思いましたね。
 
メッセージの伝え方にもいろいろありますが、見て分かる・使って分かるというデザインというのも立派なコミュニケーションの伝達方法です。なんとなくグッドデザイン賞って、家電やお皿みたいな小物をイメージしていたのですが、とんでもない。もう、ペット用品から墓石からトラックまで置いてある。見て触って興味を持って、どうしてこういう形になっているのかの説明を読むと、作り手の問題意識や今までのものとの違いがスッと理解できます。
 
まず、アテンション。なんじゃこりゃーと思わせて、「はっ、そういうことか!」とメッセージを伝える。これは言葉でも文章でもプロダクトデザインでも同じでした。
 
その中で、いくつか目に止まったものをご紹介。
 
イス
 
まず、イス・マニアな私として見逃せないのがこのコクヨのオフィス用ソファ。座り心地が良かった。肘置きのところにコンセントとEithernetの差込みがついていて、PCのテーブルにして使えます。
 
 
で次はこれ。
 
モルツ
 
なんじゃこりゃ~ というサントリー・モルツの生ビールジャケット(?)
 
モルツ
 
こんなふうにリュック型になっていて、生ビールの樽を背負うようになっています。
 
これもグッドデザイン?
 
 
 
プロジェクター
 
ちょっと地味ですが、業務用プロジェクター。
 
これね、形がかわいい。NECなんです。NECですよ、NEC。NECの業務用プロジェクター!
NECが、こんなにかわいくなってる。プロジェクターのデザインは、ソニーのが良いと思ってましたが、このプロジェクターは良いです。
 
 
で、これ。
 
ガテンタオル
 
腰が抜けました。イ、イカシテルじゃーん。
参考までに実物はこんな感じ
アフリカで散髪のための髪型イラストボードを見た時以来の驚きでした。
(それがどんなのか、と思う人はこのPDFの3ページ目を参照)
 
 
で、私が「あっ、これ、欲しい!」と思ったのがこちら
 
tumi bag
 
TUMIのキャリーオン・バッグです。めちゃくちゃ良い。シルバー(青?)とブラックの2色。これでもっと軽かったらすぐ買ってしまいそう。ちなみに国内で7万円くらい。アメリカ出張した時に買うかな。
 
 
 
いずれにしても、頭に心地よい刺激があります。ゆっくり回って2時間くらいかな。時間のある方、ぜひ行ってください。お薦めです。
 

投稿者 鶴野充茂 : 23:00 | コメント (0) | トラックバック

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