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2006年08月20日

パッケージデザインが伝えるメッセージ

夏は餃子だ!ということで(冬でも言ってますが)、餃子をネットで注文しました。

あちこちの餃子サイトを見比べて、「ここだ」と決めた2店からお取り寄せ。

どちらのサイトでも、「○○でランキング1位」とか「チャンピオン」「○○で評判」と賑やかに書いてありました。

ところが届いた商品はちょっとイメージが違います。

gyoza-1.jpg 餃子1

これが1店舗目。40個の餃子が冷凍でビニール袋に入っています。

説明書きはナシ、「本ぎょうざ(40個入り)」とだけ書いたシールが貼ってあります。

gyoza-2.jpg 餃子2

これが2店舗目。プラスチックの容器に餃子1つ1つ分かれて入っています。

「世界チャンピオンの黒豚餃子」をタイトルにした説明書き(料理法+内容物)と賞味期限のシールが貼ってあります。

実は、味は餃子1の方が好きでした。

でも、届いた商品を見た時の印象と、次にリピート注文しようかと考えた時に候補になるのは、きっと餃子2の方なんですよね。

先にも書いたように、どちらもサイト上は、「○○でランキング1位」とか「チャンピオン」「○○で評判」などと書いてありました。

でも、餃子1を受け取って目の前で見た時の印象は、「せっかく美味しい餃子のハズなのに、なんだか、大切にされてないネ。可愛そうに」という感じでした。

袋詰めされているだけなので、輸送中に痛むんでしょう、いくつかモゲて半分に割れているものもいくつもあるし、餃子の皮の破片が粉々になって袋のスミにたまってるんです。

こういう食品の場合、 「おいしいんですよ」というメッセージは、「買うとき」だけじゃなくて、「食べるとき」まできっちり伝える事が、とても大切なんだ ということを今回、実感しました。

それくらいのコストは、きっとリピートで回収できるように思います。この餃子2の場合。

ちなみに、餃子2の店の「しそ入り生餃子」、これはアレンジ餃子ですが、美味しかった。オススメです!

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投稿者 鶴野充茂 : 2006年08月20日 15:53