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2006年06月26日
タクシーも自己演出
今日乗ったタクシーの運転手さんが、「指名と車を見つけて乗ってくれる常連が多い」と言うので、その理由を聞いていたところ、1つの工夫がこの行灯。
自分で細工をして作ったのだとか。わずかこれだけで「いつものお客さんは見つけてくれる」のだと。
後ろから見るとこんな感じ。
もっとも、こんな工夫も「組合に入ってないからできること」だそうです。個人タクシーで、しかもどこの組合にも属していないからこそ自由にできる。
ちょっとした工夫ですが、圧倒的多数の他のタクシーが同じルールにしたがって形が決まっている中に、一台こういう車があると、確かに目を引きますね。
もう1つ運転手さんが言っていた工夫は、「大手町で待つ」という決まりごと。
それで、固定客をつかんでいるようです。
投稿者 鶴野充茂 : 23:01
2006年06月06日
発信者のイメージは共有されるか
コミュニケーション上、意図やイメージを、いかに伝えるかというのは永遠のテーマだな、とこういうポスターを見ていると思います。
きっと発信者の頭の中では、「決まった、このコピー!」みたいな感覚があるんでしょう。
(そういう感覚、私もよく持ちます)
でも、このポスターを街で見かけた時、私は素朴な疑問を感じてしまいました。
それは、「音楽」と「コク」と「人生」は、受信者にとってうまくつながるのか、ということ。
そもそも、コクのある人生って、どんな人生なんでしょうか。
コクは、ある方が良いんですよね、きっと。
コクといえば、やはりコーヒーでしょうか。暑くなってきたらビールも?
そうすると、嗜好品のイメージが強いんですかね。
じゃ、ニュアンスとしては、ちょっと豊かな人生を、みたいな感じですか。
No Music No Lifeほどは強くない、というわけですね。
奥が深いですね。いや、ここでは味わいが深いと言うべきでしょうか。