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2007年10月31日

新刊 「男の見た目塾」 完成

春から取り組んできた本がようやく完成しました。

mitame_book.jpg

デキる! 男の「見た目」塾  鶴野充茂(監修) 

¥1,000+税 西東社より


 

初めての監修本です。 嬉しい。

外見でソンしていませんか?

表情・視線、しぐさ・立ち居ふるまい、声の質・話し方、カラダ、ファッション

自己演出で、即、変わる! 」

と表紙に書いてあります。


中身は、非言語(ノンバーバル)コミュニケーションに特化した本です。

いろんな人にご協力いただきながら完成しました。

関係者の皆さん、ありがとうございました! お疲れさまでした。

書店に並ぶまで少し時間がかかるかもしれませんが、どこかで見かけたら、ぜひお手にとってご覧ください。

アマゾンでこちらからどうぞ

 

投稿者 鶴野充茂 : 17:29

2007年10月29日

にわかに信じ難いメッセージを伝える時

コミュニケーションの1つの難しさは、メッセージの受け手が第三者に伝達するかどうかを判断する時に、

「それが本当かどうか」よりも、

「本当っぽいかどうか」というのを重視する、というのがあります。

そんなことを、 新潟日報の記事を読んでいて(なぜ?という問いは置いておいて)、思いました。
 

県警、夜間ライト上向きPR

 「夜間のライトは上向きが基本」―。県警は11月末まで展開する高齢者交通事故防止運動で、車のライト上向き走行とこまめなライトの切り替えを重点項目として呼び掛けている。横断中の歩行者を早く発見してもらうのが狙いだが、下向き走行が基本だと思っているドライバーが多く、「ほかの車にまぶしくて迷惑では?」などと戸惑う声が上がっている。

 道路交通法で夜間走行の際のライトは、「ほかの車両などの交通を妨げるおそれのあるとき」以外は原則的に上向き。だが県警がこれまで目立ったPRをしてこなかったことや、対向車にまぶしいという意識がドライバーにあり、ほとんど浸透してこなかった。

 県警がライト上向きを強調し始めたきっかけは、2005年9―11月に実施した調査。夜間に歩行者が死亡した事故16件のうち、事故を起こした車はすべてライトを下向きで走っていたことなどから、対策に乗り出した。

 しかしドライバーの認知度はまだ低く、上向きを呼び掛ける道路上の電光掲示板や県警のホームページを見た人から、「間違いじゃないか」といった問い合わせが月に数件、県警本部に寄せられるという。「走行中に切り替える余裕がない」といった声もあった。

 新潟市江南区の女性販売員(23)は「下向きが基本だと思っていた」。同区の男性会社員(38)も「迷惑になるから使わない方がいいと思っていた。教習所でそう習ったかなあ」と首をかしげる。

 県警交通企画課は、「いまひとつ浸透していないので、事故防止のため積極的にPRしていきたい」としている。(以上、10/27/07付 新潟日報より引用)

 
何度も読み直したんです。この記事。

おそらく、ドライバーの過半数は、「えっ?」と思っているのではないか。そう思って検索してみたら、こんな調査が。

車のライト「下向き」が浸透 (Yahoo!ニュース意識調査)

もとは、茨城県発で同じようなニュースが出て、そこからあちこちに広がりを見せているようです。

茨城県の情報は見つけられませんでしたが、青森県警山口県警、でも似たようなキャンペーンをやっていたようですね。

ま、これが法律に定められているのかどうか、あるいは田舎だけの話なのでは? 

という話はあるかと思いますが、


私が興味を持ったのは、「えっ、本当なの?」と思った人が、その後、どのようにメッセージ伝達をするのか、

どのように伝達するようなコミュニケーションの仕掛けを、発信者としては、考えるのか、ということです。

正しいかどうか、ではなくて、

・「えっ」と思った人にそのメッセージを浸透させる

・そのメッセージの周知徹底を図るべく、さらに広い範囲に伝えていく

という話、ですね。

 

いや、世の中って、本当なのかどうかよく分からない、という話、たくさんありますよね。

 私の記憶で言うと、

 祖母が住んでいた家(大阪市内)に掘りごたつがあって、私がまだ小学生くらいだったころに、叔母から、

「この下に、大阪城までつながってるトンネルがあるんや」

と言われて、「えっ」と思いつつ、

「何のために誰が掘ったんやろう」とか

「大阪城の人がここからいきなり出てきたらどうしたらええんやろう」などと

真面目に考えていた記憶があります。

それで、あまりにいろんなことを考えた挙句に口から出てきた質問は、
 

「それ、まだ使えるん?」

 
叔母は声をあげて笑っていたのを覚えています。



つい先日も、

子どもを連れて、あるサファリパークに行く時に、「あそこは、確かカバに乗れるらしいな」と母が言い、

「象はあっても、カバは無理やろ~」と言いながら、

「いや、でも、もう21世紀だし、サファリパークも生き残り競争で、カバに客を乗せるようなアトラクションを考えても不思議ではない」などと考えていました。


ただ、こういうどこかで聞いた「えっ!」という話は、ヨソではしませんよね。

一応、裏は取りたい、と思うはずです。

こういう時に重要なことは、

 
 ・「この話がウソだと思う人はこちらに」という参照情報をつけておく

 ・「えっ」と思う人はメッセージ伝達者としては期待しないで、反応の良さそうなターゲット層だけにフォーカスする

 
という感じでしょうか。 

前者が公共情報のような広く一般に伝達を図りたいメッセージの場合、

後者が企業のマーケティングのような、特定層だけでもしっかり浸透させたい場合に

よく取られているアプローチですね。


 

本当っぽくしてメッセージの伝達を促進する、という観点では、こんな工夫を見つけました。

kumano102907.gif

小さいので読みにくいかもしれませんが、

 熊野古道の魅力を首都圏でPRするセミナーが26日、横浜市保土ケ谷区で開かれた。和歌山県世界遺産センターの速水盛康主任が、後鳥羽上皇にふんして講演。約50人が聴講し、熊野への関心を高めた。 (以上、10/28/07付 紀伊民報より引用)

いいですか、「後鳥羽上皇にふんして講演」ですよ。


こうすれば、メッセージの伝達力って上がりそうに思いません?


「この前な、後鳥羽上皇に話聞いてきたんやで」

いや、これは強力だと思いますね。

 

            今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!

 

 

投稿者 鶴野充茂 : 14:26

2007年10月25日

話を聞かせる工夫、話をさせる仕組み

とある展示会にキーノートスピーチを聞きに行きました。すごいですね、朝一から1000人規模の会場がほぼ満席。

私は講師の目の前、一列目の席で聴講しました。
 

さて、キーノートスピーチは、有名人を呼んで、参加者には無料で聞いてもらう、それで展示会に人を集めて・・・というのがよくある形ですが、展示会運営者は、キーノートスピーチだけ聞いてすぐに帰られてしまわないような工夫をいろいろ考えているものですね。

 
ここでは、この展示会でやっていた、イベントの運営者なら比較的採り入れやすそうな工夫をいくつか紹介します。

 
1つは、キーノートスピーチの後に間髪いれずに次のプログラムをはじめる

休み時間ナシです。「すぐにはじまりますので、そのままお待ちください」と言われると、「ま、ま、まああと1セッションくらい聞いていくか」となりやすいですね。 この時、席を立った人(トイレと電話と帰る人の合計)の割合が、5%くらい。 


 

次に、 「午前中から参加される方には昼食が付きます」

ビュッフェ券なんです。会場出たところに食べ物が並ぶ。 それを食べていい、という仕掛けです。

これで、「とりあえず、朝から行って、ご飯食べて、帰ってこよか」となりやすいですね。

 

最後に、 「展示ブースを回ってスタンプを集めよう」企画

card.jpg

受付で、入場パスと一緒に、この「スタンプラリー」カードを渡されます。

展示ブースを回ってスタンプを押してもらう。それで、「PSPなど豪華景品が当たる」と。


確かに、展示会に出展する各企業は、新規のコンタクトを求めているわけですから、できるだけたくさんの人と話がしたい。

これに対して、多くの参加者は、「まあ面白そうなところだけ立ち寄って、パンフレットがあればいいか」という感じでしょう。

展示会の主催者としては、出展企業に喜んでもらえないと「次」の時に出展をお願いしにくいですから、参加者の一人でも多くを各ブースに送り込みたい、という意図がある。

それで、このスタンプラリーです。

ただ、話をしてもらうインセンティブとして、PSPが適当なのかどうかは疑問です。 それでも3割くらいの人がチャレンジを試みて、1割くらいの人はスタンプを全て集めるのですかね。どうなんでしょう。
 

 
いやはや、いろんな工夫があるものですね。

           今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!

投稿者 鶴野充茂 : 14:45

2007年10月24日

経営者の不可解な言動を理解するtips

コミュニケーションには長らく携わっていますが、その立場になってみないと分からないことって、やっぱりありますね。中でも、私が会社員時代に不思議に思っていたことが、経営者になってしばらくしてから、「つまり、こういうことだったのか」と理解できることや、同じような立場の人たちの話を聞いて「みんなこう思ってるんだな」と分かることが多々あります。そこで今回は、昔、疑問だったことを振り返ってコメントしてみたいと思います。


経営者の不可解な言動についてのQ&A
 

その1. 人に言っていることと、やっていることが、違いますよ

建前: 指示する人と指示される人の、役割分担です。

本音: 自分以外の行動で責任取らされるんだから、自分の行動を細かく言うのはカンベンしてよ。

 

その2. 言うことがコロコロ変わりますね

建前: 新しい情報が入れば、そりゃあ判断も変わるよ。

本音: 人の表情も変わるだろう、言うことが変わったくらいで動じるなよ。こっちは毎日、問題の多さに神経をすり減らしてるんだ。

 

その3. 同じことを何度も言いますね

建前: 何度も言わないと伝わらないからだ。

本音: そろそろ口も滑らかになってきたのに、もう新ネタを求められるの? キビシイね。

 

その4. 声が大きいですよ

建前: 聞こえない人がいたら困るだろう。

本音: こっちだって一生懸命やってんだ。言うことをきかせる方法は、これくらいしか思いつかないし。

 

その5. だんだん太ってきてますが・・・

建前: 仕事の付き合いが多いから。

本音: 単純に痩せる理由がない。 どうやったら痩せるのよ?

 

その6. すぐ否定しますね

建前: キミたちが分かってないから、当然の反応だ。

本音: クセです。はい。気をつけます。

 

その7. 機嫌がコロコロ変わりますね

建前: 切り替えが早いと言ってほしいね。

本音: 今度からもう一息ガマンするか。その方が、話を聞くのかもしれないな。

 

その8. 何を考えているのか分かりません

建前: 誰よりもいろいろ考えている。当たり前だ。

本音: 自分で考えて意見を出すスタッフが一人でも多く、早く育つのを待っているのがわからないのかなあ。

 

その9. ちょっと威圧感あって怖いんですけど

建前: 企業の舵取りは迫力がないとできねえ

本音: 威圧感かあ・・・いい熱燗。 よし飲みに行くか。

  

さて、どうでしょうか? 違いますかね。 まあ同じタイプの経営者ばかりでもないと思いますが。

直球で指摘すると、基本的には強い反応がある場合が多いと思いますが、内心は複雑な思いをしている人が多いはずです。

お勤めの皆さん、御社の経営者が上のようなタイプなら、ぜひ直接、質問をしてみてください。新たな発見があるかもしれません。

そして、私にその相手の答えを教えてください。


  人って皆、愛すべき存在ですよ。いやほんと。

 

投稿者 鶴野充茂 : 15:42

2007年10月22日

人の不可解な行動

本人たちにはそれなりに理由はあるのでしょうが、はたから見ると不可思議な行動というものがありますね。

窓を見る

タイトル:「まあ、座って食べませんか?」

 

公園のイス

タイトル:「向こうのイスは、かなり余裕がありますよ」

 

だって・・・

sittinginthepark2.jpg

ちょっと詰めすぎでしょう。広い公園なんだから。






だから、人はおもしろい。

           今日も1つ、自己演出コミュニケーションの面白さを発見できました!

 

投稿者 鶴野充茂 : 09:43

2007年10月17日

ニフティのビジネスポータルに弊社コーナーできました

ニフティのビジネスポータルに、ビーンスター提供のコラム掲載が始まりました。

本日スタートです。

「自分の名前で仕事をする!」というタイトルのコーナーで、

自分の名前で仕事をしている人や、これからそうなりたいと思っている人に参考になりそうな人物を

紹介していくインタビュー&コラムです。

theme_image.gif

いろんな人をご紹介します。 どうぞお楽しみに!

ちなみに、ニフティのビジネスSNS「ビジネススペース」で、このコーナーと少し連動した同名のコミュニティを運営しております。

投稿者 鶴野充茂 : 23:19

2007年10月16日

エグゼクティブ女性向け雑誌はなぜ続かなかったか

新しいメディア と 大丸ピーコックの「半額」シールには鋭く反応する私としては、

ひそかに注目していたんですけどね、この雑誌。 

今年3月に創刊、 5号で、休刊になりました。


 「できる女」は読まない? 「日経EW」休刊

 そうだろうな、と言ってしまったら身もふたもないだろうか。「日本初、女性リーダーのためのビジネス&ライフスタイル誌」とうたい、今春3月に創刊した月刊誌「日経EW」(日経ホーム出版社)が、5号でひっそり休刊していた。

 男女雇用機会均等法の施行から21年。そろそろ管理職に就き始め、既存の「日経ウーマン」誌は物足りなくなった40代に向けた試みだった。「EW」とは、いわく、エグゼクティブでエレガント、エクセレントな女たち。「部下を育てる、愛の言葉」「パワーブレックファスト」といった仕事関連の特集だけでなく、ファッションや恋愛、エッセーもちりばめ、盛りだくさんではあった。

 創刊号で約3万部を実売した後は、厳しい数字が続いた。「期待したほどマーケットが成熟していなかった」(熊井健二・同社管理部長)。女性エグゼクティブなど、まだまだ少ない現実が突きつけられた。対照的に、派遣などで働く読者を意識した「日経ウーマン」の方が好調と聞くと、格差論議で見落とされがちな「女―女」間格差の拡大になおさら納得がいく。

 無論、失敗の原因は複雑だろう。横並び社会で「エグゼクティブ」と名乗ることのためらいとか、「頑張ってます的」なスタイルへの拒否感とか。女性と一くくりにされることへの違和感や無関心も、近年のフェミニズムの退潮とあわせてあるかもしれない。

(以下略、以上、asahi.com 10/16/07付より引用) 


 

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そう、確かに表紙のキャッチコピーが一生懸命だったんですよね。ちょっと重い感じ。 

「へぇ~、こういうのが響くのかなあ」と興味を持ってたんです。


たとえば、

06年11月号(創刊準備号):堂々、エグゼクティブ

4月号(創刊号): 新世代エグゼクティブ500人の実像

5月号: 部下を育てる、愛の言葉。

6月号: 38歳からのネクスト・ステージ

7月号: 世界のCEOの休息

8月号:  魂を刺激する、NY 


(この続き、興味あったので、関係者の方、こっそり教えてください。)

さて、なぜこの雑誌が支持されなかったか。 今となっては貴重なこの6冊の中で、インタビューされた知人曰く、

「女性でも経営者や管理職は、普通のビジネス誌を読んでいる。それで日常会話には事足りる、雑誌はそれで充分。」

なるほど。

私は、仮にこの雑誌の想定読者が本当にエグゼクティブ女性なのだとしたら、

ここに出ている情報は、ダイレクトに普段付き合っている仲間から入手できてるんじゃないかと思うんですよね。


たとえば、「なかなか仕事に着られるスーツがないのよねー」と言えば、仕立て屋さんを紹介してもらったり、「私は海外出張の時に買ってくる」といった情報が普段の会話でやりとりされる。旅先なら、どこの国のナントカホテルが良かったよ、などと教えてもらえる。

同じような境遇の人が周りにいて、つながっている。

いや、男性の私のところでさえも聞こえてくる、公式・非公式のキャリア女性の勉強会やコミュニティの話がいくつもありますから。

これまで雑誌がなかった層は、きっとそうやって高度にネットワーク化されてるような気がするんです。


で、仮にそうだとしたら、

エグゼクティブなライフスタイルを紹介するよりも、業界各社の最新・人事情報とかの方が、売れそうな気がするんですけど、

それだと媒体と広告が変わってしまいますね。

いやはや、メディアは難しい。


         今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!

投稿者 鶴野充茂 : 19:41

2007年10月15日

コナ博 公式ガイドいただきました!

先日このブログで、大阪の「コナモン博覧会(コナ博)」について紹介したら、

日本コナモン協会の方からコナ博の公式ガイドブックを送っていただきました。ありがとうございました。



konahaku.jpg


すごい。力作ですよ。

たこ焼き、お好み焼きなどの「こなもん」が、だーっと目に飛び込んできます。

めちゃくちゃおなか空きます。

ぜひ次回は、「おとりよせガイド」もつけてほしい。

ぜんぜん関係ないけど、5月7日は、「コナモンの日」らしい。

投稿者 鶴野充茂 : 19:54

2007年10月09日

出産祝いの「重さ」

パーソナライズして贈るギフトは増えていますが、こちらは出産祝いで贈る「米」。

kome.JPG

産まれた時の重さ分の米を詰めて、名前を書いて贈る、というもの。

これを「食べるもの」と考えれば、もらう米の量は多い方がいい。

でも、そのために大きな赤ちゃんを産むというのも変な話。

となると、大きな赤ちゃんが生まれた時に贈ってあげる方が喜ばれるの、かな。

「喜びの重いをお届けします」なんて。


失礼。 

投稿者 鶴野充茂 : 06:23

2007年10月05日

東京五輪はウェバーシャンドウィックに

決まったそうです。

 16年五輪招致にPR会社と契約

2016年夏季五輪の招致を目指す東京オリンピック招致委員会は3日、国際的な広報活動を展開するために、PRコンサルタント会社のウェーバー・シャンドウィック社と委託契約を結んだと発表した。同社はニューヨークが本社で82カ国・地域に132の拠点を持つ。これまでに2000年シドニー、08年北京の夏季五輪、06年トリノ、14年ソチの冬季五輪招致を手掛けた実績などがある。 (以上、10/3/07 時事通信より引用)

この予算と、プログラム内容、ぜひ知りたいですね。


その他、PR関係だと・・・

五輪招致大使に、みのもんた氏

2016年東京オリンピック招致「アスリートアンバサダー」に現役選手8名

井上康生選手 (柔道 シドニーオリンピック 100kg級優勝)
北島康介選手 (水泳 アテネオリンピック 100m・200m平泳ぎ優勝)
柴田亜衣選手 (水泳 アテネオリンピック 800m自由形優勝)
末續慎吾選手 (陸上 パリ世界陸上3位)
為末 大選手 (陸上 ヘルシンキ世界陸上 400mハードル3位)
冨田洋之選手 (体操 アテネオリンピック団体総合優勝、平行棒2位)
浜口京子選手 (レスリング アテネオリンピック フリースタイル3位)
福原 愛選手 (卓球 アテネオリンピック シングルベスト16)

が就任、と。

招致ロゴはこれ↓

tokyo2016.jpg

にわかにPRの動きが活発化してきましたね。

ただ、気になったのは、上のロゴがある招致委員会のページのロゴのファイル名。

070710_rogo.jpg

すいません、rogo.jpgでなくて logo.jpgにしません?

国際オリンピックですから。

・・・  いや、え、でも、ギリシャ語ではrogoと表記するの? 私が無知なだけ?



        今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!

投稿者 鶴野充茂 : 10:03

2007年10月04日

思わず発信したくなる「自分の願い」

「自分の願い」が第三者に見られるならば、

その願いは人に見られることを意識して、やっぱり変わっていくものなんでしょうか。

自分の願いがポスターに大きく書いて貼りだされる。 さあ、あなたなら、何と書きますか?

 nankai.jpg

大阪・南海電鉄で、「ワタシの願いゴト、カナエバイイナ! 企画」というのをやっています。


願い事と自分の写真(!)をポスターにして、南海なんば駅に貼りだしてくれるそうです。

で、その後、住吉大社に奉納してくれると。

う~む、自分なら、なんと書くか・・・・・・ しばらく考え込んでしまいました。

で、これに応募する人がどんなことを書くのかも考えてしまいました。


注意書きにこうあります。

 ※公序良俗に反する願いごとはお受けいたしかねます。

まあ、貼りだすわけですしね。

でも、少なくとも平均的な大阪人なら、ウケを狙いますよね。

だって、ナンバの駅に顔写真と一緒に貼りだされるわけですよ。知り合いにも見られるわけです。


そうすると、↑の写真にあるような、「アイドルになりたい」なんて書かないでしょう。

いや、書く人がいたとしても、そんなにたくさんは採用されないはずです。 

「おもろないがな」と通行人に言われたら、事務局も肩身が狭い思いをしますよね。


だから、なんでしょうか。 抽選・当選の基準は書いてありません。

それも願え! ってこと?



果たしてこの企画に、南海電鉄のどんな「願い」が込められているのでしょうか。

  こういう問題で「暗いイメージ」がついたのを、明るい「願い」の空間づくりで一新しよう、という発想?

(だとしたら新しい危機管理広報のアプローチですよ!!)


  「願いをテーマに、本人の顔写真とともにポスター展示したらどうでしょうか? 笑顔があふれて、

  駅構内の雰囲気がパッと明るくなりますよ。想像してみてください。」

なんて、私だったらプレゼンしているかもしれません。 どうでしょう、外れてますかね。

       今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!

投稿者 鶴野充茂 : 19:33

2007年10月03日

トイレの用途

とあるスーパーのトイレの、手を洗う鏡の横に貼ってあった紙。

K3200008.JPG

思わず考え込んでしまいました。 


ここはトイレです。


体から出すものは、きっとゴミとは言わない。そういう理解でいいですよね?

手を洗うのは、「身体を洗う」の中にはい入っていない。うん、そういう理解で・・・いいですよね?


そういう疑問を持つ人がいるから、

「体を洗わないで」 ではなく 「身体を洗わないで」 にしているんでしょうね。


メッセージを伝えるというのは、難しいものです。


      今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!

 

 

投稿者 鶴野充茂 : 14:40

2007年10月01日

Free Hugs (フリー・ハグズ) キャンペーン は どこまで広がるか

見知らぬ人同士が街なかで「ハグ」する FREE HUGキャンペーン。

オーストラリア人が「ハグ」を呼びかけながら街を歩く、という動画がyoutubeで話題となり、世界のあちこちに飛び火して、日本でも見られるようになってきています。

Wikipedia の フリー・ハグズ

フリー・ハグズ、知っていますか?

 


 

2006年12月に探偵ナイトスクープでも放送されたらしい。

名古屋でもやっている

東京の動画も ↓



そしてプレイボーイでも。

メッセージが、リアルと ネット動画と メディアで絡み合いながら伝達されていって、

巻き込む人を増やし、その人たちがまた発信していっているようで興味深いですね。

 

投稿者 鶴野充茂 : 12:20

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