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2004年10月29日

芸能人と新築マンションのPR

確かに最近多いですね・・・・。

芸能人“マンションPR進出”のワケ CM、広告…施設プロデュースまで

 女優のとよた真帆(37)と人気モデルの中島はるみ(40)が、東京・世田谷に建設されるマンションのモデルルームインテリアなどを手がけ、先ごろ発表会見でPRした。激戦の新築マンション販売業界で、PRに芸能人が登場するケースが目立っている。起用する側される側、確かに効果はあるようで。・・・

投稿者 鶴野充茂 : 15:32 | コメント (0) | トラックバック

テニスとモデル

スポーツも視聴率を稼ぐためにいろいろ工夫している、という話をオリンピックの時に書きましたが、スペインのテニスでも動きがありました。

女性モデルのボールガールに抗議も 男子テニス大会

 スペインからの報道によると、マドリードで開催中の男子テニス、マスターズ大会で主催者側が球拾いの「ボールボーイ」に若い女性モデルを起用。スペイン政府が「女性を飾り物にしており、性差別を助長する」と抗議するなど、物議を醸している。

 スポンサー企業のロゴが入ったタンクトップを着た18~27歳のプロモデルが「ボールガール」として登場。18日の開幕当初から「選手の気が散る」との批判が出たほか、慣れないボールガールがコートでまごついて審判から注意される場面も。

 これまでの大会ではプロを目指す10歳代前半の男の選手たちがボランティアで担当。地元スポーツ紙は、せっかくの晴れ舞台を奪われた彼らが「僕らにはサンドイッチしかくれないのに、彼女たちは報酬ももらえるんだ」とぼやくコメントを掲載した。 (10/24 10:34) Asahi.comから

これを知ったきっかけは、このタンポポ隊メルマガ。これによると、 このボールボーイという仕事、結構神経を使うらしい。 さて、幅広い観客のニーズに応えるためには、良いのではないかと思うというのが私の感想ですが、いかがでしょ?

投稿者 鶴野充茂 : 15:18 | コメント (0) | トラックバック

blogとPRとジャーナリズムの視点

PRとメディアの仕事をしている人の視点の違いが端的に現れているblogを見つけました。

Fear of Bloggers in Business and Journalism

要は、blogなどの個人ネットメディアでの噂が企業に悪影響を与えることがないようにモニタリングする会社のPRピッチがこのジャーナリストに届いた、と。それを見たこの人が、「悪影響を予防するという考え方はおかしい。まっすぐに向き合うしかない」というコメントを書いているわけです。

世間に自分の声を発信したいと思っている人にとっては、自分たちが抑圧を受けるように聞こえるわけですが、PR担当者からすると、「こんな新しいサービスは珍しいでしょう。時代の流れをつかんでるでしょう」みたいなノリです。で、私はちょっと一歩引いて、「ネット世論と向き合おう」よりも「ネットはこんなに怖いから気をつけよう」という方が、お客さんが付きやすいだろうな、という風に思います。すべてのメッセージには理由があるわけです。

まあ、このPRピッチがうまくジャーナリストの心をくすぐってポジティブな記事にならなかったことだけは確かですが。

では、このPRピッチと効果はどうか!?

投稿者 鶴野充茂 : 11:32 | コメント (0) | トラックバック

マークを使うイシュー・ブランディング(タニタ)

マーク×ユーザー参加×イシュー・ブランディングみたいなキャンペーンを体重計メーカーの「タニタ」がやっていたことを知りました。

会社創立60周年を記念に、 肥満の予防を訴える「肥満予防シンボルマーク」 を一般公募して、結果を発表。賞金1000万円だそうです。

こういうマーケティングキャンペーンは、どれだけたくさんの人を巻き込むか(関係者を増やすか)、次にどれだけたくさんの人に知ってもらうか(ユーザーを増やすか)、そして、ここで決まった「記号」を繰り返し使うことで長期的なブランディングに活かすという3つのステップがあるように思います。

さて今、これから「記号」をどう使うか、という段階に来たわけですが、これからのチャレンジは、この肥満マークを見たらタニタを思い出す(タニタと聞いたら、「アノ」記号を思い出す)というところまでどうやってイメージ強化を図るか、というところですね。

投稿者 鶴野充茂 : 10:16 | コメント (0) | トラックバック

知り合いと友だちのコミュニケーション感覚

知り合いと友だちの違い、境目って何でしょうか? 皆さんはGREE / mixiでどの範囲までリンクを許しているでしょうか? 個人の性格特性にも大きく関係するこの問題について、シブヤ経済新聞の10代の「友達」事情を読んでいて、思わず考え込んでしまいました。

今時のシブヤ女子高生の場合、 「何でも話せるのが友達で、一緒に遊んでいても気を遣う人は知り合い止まり」、「友達は自分から連絡するけど、知り合いは自分から連絡しない」、「自分から個人的に会うのは友達。友達から紹介されたときはまだ知り合いで、メアドを交換した後、一緒にプリ(プリクラ)を撮ったりすると、もう友達になる」、「一緒にカラオケをして、音を外した時に恥ずかしいと思う相手は知り合い。音を外しても平気で、一緒に大騒ぎできるのが友達。親友は4、5人くらいいるけど、私が何をしても受け入れてくれて、しばらく連絡を取らなくてもOKなのが親友。信頼度と友達歴が、ただの友達とは違うかも」 などと独自の評価軸が興味深いです。

あと、友達と親友の違いについては、「親友のためだったら何でもできる。例えば、友達と男だったら男を取るけど、親友と男だったら親友を取るみたいな・・・」。友達をやめるのはどんな時かと聞くと「裏切られた時。ま、大抵はあんまり深く関わらないから、その子のメモリーを消すだけでケンカとかはしない。メアド変更して新しいメアドを教えなければそれまでだし」 と、意外と大人と感覚的にそれほど遠くないなと思ったのは、はてさて私だけでしょうか?

投稿者 鶴野充茂 : 06:53 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月28日

ランキング・格付けはこわい

たくさんの種類があると、どれを選べばいいのか分からない。そんな時には、消費者の立場に立って判断のための指標を紹介するというビジネスが出てきます。企業の株・社債などへの格付けやレストランやホテルの星などがそうです。特に消費や投資金額が大きくなればなるほど、ランキングを頼りにするもので、だからこそビジネススクールのランキングなどは注目を集めるのかもしれません。

さて、病院のランキングというのは、どういう風に見られるのでしょうか? ランキング評価されてこなかった業界ですから、当事者は気になるところだと思いますが。

個人的には、総合病院だけじゃなくて、専門医の方も紹介してほしいですね。総合病院だと知名度や馴染みだけで選ばれる絶対数ランキングにしかならない可能性も高いので(就職希望者ランキングでよくある、間口が広い大企業が上位になる仕組み)。どこにどんな特色のある病院があるのかは、消費者としてもとても興味のあるところです。

ところで、ランキングを発表する側も、評価尺度がしっかりしていないと信頼を落とすことになりかねません。評価される方はもちろん、評価する方もまた、別の視点から評価されているわけです。

そういえば、こういうランキングもありますね。参加人口がどれほどいるのか、効果はどうなのか。興味あります。

投稿者 鶴野充茂 : 15:50 | コメント (0) | トラックバック

ネーミングの重要性:コミュニティサイトの場合

コミュニティに参加しようかどうか、見に行こうかどうか、というのは、意外にそのコミュニティの名称が作り出すイメージのインパクトが大きいのかもしれない。化け犬.jpのリリースを見てそう思いました。

うまいネーミングは、それだけで人に紹介しようとしてしまいますし(ちょうどこのメッセージのように)、威力抜群です。化け犬はこちらから 中身の話は、認知されてからですからね。

投稿者 鶴野充茂 : 12:51 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月27日

米PR/AD業界でblogをどうするか議論が。

今日付のニューヨークタイムズに興味深い記事がありました。米国でPR会社、広告会社がblogをどう扱うかという議論が起こっているようです。

Madison Avenue Ponders the Potential of Web Logs

WEB logs have had an astonishing season this year, enough to freckle the faces of bloggers who do not, as a rule, get much time outdoors. Although political blogs have received the most attention, advertising agencies and communications professionals are using blogs to create discussion about ideas within their industries.

この記事を読んで、大手独立系PR会社EdelmanのCEO Richard Edelmanがblogを始めた、というのを知りました。私もこのRichardと面識があり、3年ほど前に一度だけ話し込んだ経験がありますが、blogの文章が話し方のイメージと同じなので思わず笑ってしまいました。

日本では、広告/PR業界の人たちは、blog活用を一体どんな風に捉えているんですかね? 

投稿者 鶴野充茂 : 16:24 | コメント (0) | トラックバック

名刺の役割

毎月、交流会を開催しているといろんな立場の人がやってくるわけですが、名刺って本当に大切だと思いますね。会社の名刺を出す人、個人名刺を出す人。個人名刺でも、個人名だけの人、自分のオリジナル・タイトルを付けている人。名刺を見れば、自分が自分のことを何者だと思ってもらいたいと思っているのかがよく分かります。

私は出会いっていうのは準備で8割くらいはコントロールできると思っています。どんな人と出会いたいか、どんな関係を構築したいかを考えて準備しておけば、ほぼ実現すると。そのきっかけの1つが名刺なんじゃないか、と。

そんなことをこのニュースを見て思いました。皆さんはどう思われますか?

投稿者 鶴野充茂 : 15:43 | コメント (0) | トラックバック

中国が熱い

95%が誘致活動を計画!? どこもめちゃくちゃ力が入ってるんですねぇ。

ツアー助成テレビCM、自治体も動く――10/27付 日経MJ

地方自治体も中国からの観光客誘致に積極的だ。日経MJが四十七都道府県と十三政令指定都市に対し十月上旬に実施した外国人観光客受け入れ調査で、九五%に当たる五十七の自治体が誘致活動を計画。九月のビザ発給対象地域の拡大に合わせ、四十の自治体は具体的に動き始めている。
 活動計画で最も多かったのは「現地でのPR活動」。京都市では「十月末から現地でのテレビCM放映」を計画しており、「訪日旅行商品への助成制度の創設」(福井県)という答えもあった。福島県と沖縄県は上海市に県事務所を開設済み。

2-3年前にどこのメーカーも「中国だ」と叫んでましたが、地方自治体は今が旬のようです。

投稿者 鶴野充茂 : 15:27 | コメント (0) | トラックバック

広島大学ブランドを民間企業で無償利用?

なんだかよく分からなくて、うっかり見過ごしてしまいそうな記事ですが、よく考えると結構面白い取り組みだと思いませんか?

コミュニケーションマーク、広島大、企業に無償貸与――雑貨など商品開発 ( 2004/10/27付 日経新聞 )

広島大学は二十六日、同大学のコミュニケーションマークの使用を公開し、民間企業などに原則三年間無償で貸与することを決めた。マークを使った様々な「広島大グッズ」を開発、販売してもらい、大学の認知度を高めるのが狙い。今春の国立大学の独立法人化を機に各大学では独自のPR作戦を展開しているが、マーク使用の公開は珍しい。

3年間無償でマークを利用できて、4年目以降は販売実績などを勘案しロイヤルティー費用の徴収や取り消しなどについて個別に検討。対象商品として文具のほか、ウエア・ファッション用品、ホビー・おもちゃ、食料品、生活雑貨などを想定している、とのことです。

USでは、大学名がデカデカと入ったTシャツやトレーナーを着ている人をよく見かけますが、日本でもああいうのが定着するのかどうか。 

規約については、こちらに載ってます。

投稿者 鶴野充茂 : 15:15 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月26日

ブログ・エディタって・・・

皆さん、何を使ってますか? 探してみる限り、まだそんなに種類がないんですね。

私は今、BlogWriteを使ってます。

あと、エントリのユーザー名を変えたら、いつの間にかログインできなくなっていてかなりの時間を消費してしまいました。ユーザー名を漢字にすると、ログイン名も漢字になる、というのが頭の中でなかなかつながりませんでして。無意識のうちにユーザー名の入力はアルファベットだと思い込んでいることを発見。こういう思い込みも、コミュニケーション上で考慮すべきポイントの1つかもしれません。

投稿者 鶴野充茂 : 22:16 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月24日

新潟県中越地震とコミュニケーション

昨日の地震発生直後からニュースは地震の特番続きですが、一般メディアが「この世の中は今、地震しかない」という感じなのに対して、個人メディア(blog)は、まったく違う国であるかのように地震について触れているものが少ないことに驚きます。

広告業界就職ノススメの「とおりすがりの業界人」さんが災害と携帯インターネットについてblogに書いていますが、誰か身近な人が住んでいる地域で災害が起こった時、どうやって安否情報を入手するのがいいのか、携帯はどこまで使えるのか、気になることがたくさんありますね。

阪神大震災の時に私は関東にいて、両親が住む大阪と電話がまったく通じなくて本当に心配したものですが、直接連絡がとれない現地の個人情報を入手しようとする時には一体どうしたらいいのかと、ネットをさがしていたらこんなblogが立ち上がっていました。⇒ 新潟中越地震「現地発」情報 

あと、掲示板各種: Yahoo! (緊急)地震掲示板みんなの掲示板 北陸・甲信越災害対策掲示板

全国地震情報

投稿者 鶴野充茂 : 14:36 | コメント (0) | トラックバック

災害時のアクション

今回の 新潟県中越地震のような大災害の時に、企業がどう動くかを消費者はよく見ています。

もちろん、どう「見えるか」は別の問題としてありますが、この セブンイレブン、おにぎり2万6千個寄付」みたいなニュース(しかもプレスリリースもネットに掲載)は、関係者はもちろん、遠くに住んでいる人にも強い印象を持って記憶に残りますよね。地震後半日で2万個を群馬と長野で急遽生産、搬送だそうです。大きな出来事に対してすぐに動く、というのはそれだけで強いメッセージです。

河北新報社のニュースANAの臨時便情報JALの臨時便情報

投稿者 鶴野充茂 : 13:53 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月21日

地域PR:フィルムコミッション

地域PRで、 映画、テレビドラマ、CMなどのマスコミに地元を登場させることで観光客の呼び込みや経済活性化を狙う取り組みがありますが、この重要な役割を担っているのが各地のフィルム・コミッションと呼ばれる組織です。知っていて損はないのでご紹介しておきます。

全国フィルム・コミッション連絡協議会

投稿者 鶴野充茂 : 11:42 | コメント (0) | トラックバック

メルマガで一瞬ユーザーの目を止めさせる技

1つのメルマガにかける時間は平均で30秒だという調査結果があります。メルマガをたくさん登録している人はよくお分かりだと思いますが、ほんとにゆっくり一言一句を熟読するなんてことはほとんどありません。100以上のメルマガに登録している私はおそらく平均10秒もかけていないかもしれません。

そういう読み方をしている人に向けて、「ここだけは注目」とか、「ここはちゃんと読んでね」という技をメルマガ発行者はいろいろ考えるわけですが、今日1つ、私が一瞬スクロールを止めてしまった(しかもこんな紹介文を書いている)ものがありました。

それは、↓この区切りラインです。

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(ここに注目。大切なポイント。ぜひ見てね、なんてのがこの部分にある)

---─-----─----─-----─----─-----─----─-----─----─-----

このザラザラ感。手書き感。まっすぐデジタルなメール文にあって、このガタガタは私の注意を引きつけました。

いろんなのを考える人がいますよね。お見事です。今度使ってみよう。

投稿者 鶴野充茂 : 10:35 | コメント (0) | トラックバック

米ソーシャルネットワーキングサイトの動き

各サイトはビジネスモデルに苦労しているところですが、アフィリエイトをうまく活用しようという動きがありました。

Buy.com、ショッピング ソーシャルネットワークを買収

オンライン小売大手の Buy.com は18日、Metails.com を買収したと発表した。Metails.com は、アフィリエイトマーケティングとソーシャルネットワークを組み合わせた独特のコミュニティを築いているサイトだ。買収は現金と株式によるもので、先月17日に手続きを終えたという。

投稿者 鶴野充茂 : 10:23 | コメント (0) | トラックバック

11/13(土)SEMセミナー開催します!

今度はSEM(サーチエンジンマーケティング)を考えます。 「ネットどっぷりではない」私でも、今このタイミングで学んでおかないとまずいな、と思ったからです。 ちなみに、前回のblogセミナーは、満席でした。もし興味のある方は今すぐメールを。
 
SEM
 
講師はこの本を翻訳した深澤幸一郎さんです。
     *        *        *        *

皆さんは、SEMってご存知ですか? SEM = Search Engine Marketingです。ネット業界にいる人ならよく知っていると思いますが、「リアルどっぷり」な仕事をしている人にとっては、???という感じかもしれません。

かくいう私もどちらかというとリアルで勝負(?)な方ですから、検索エンジンの重要性よりも対面でどう説得するか、の方が重要でしょう、と思っていたわけです。 ところが・・・


まず自分の存在を認知してもらわない限りは、対面勝負ができません。自分のことを知らない人は説得できないのです。

自分でサイトを運営している人は分かっていただけると思いますが、ネットの世界ではこの傾向が特に顕著です。というか、トラフィックがないと存在を知らせる手段がありません。SEMは、検索エンジンを通して集客し、それを売上に結びつける一連のマーケティング活動のことです。


私がこのテーマを取り上げようと思った理由は、主に3つあります。


1. 日本の検索連動型広告市場は1年前に100億円だったのが今年は360億円。前年比300%以上の伸びです。300%以上というのは、DVDレコーダーの市場並みの伸びです。昨年の今頃、DVDレコーダーを持っている人はまだまだ少数でしたが、昨年末から今年にかけて爆発しました。もちろん、利用者数の違いもありますから単純比較はできませんが、数字上、同じ勢いで伸びてます。こんな急拡大の市場はめったにありません。

ちなみにネット広告市場は、数年内に雑誌広告市場を抜くというUSの調査を少し前に見かけました。検索連動型広告市場は、そのネット広告の4割を占めるそうです。

2. ネットって、少し先のリアル市場の縮図だと思うんです。参入コストや障壁が低くて、情報の比較をしやすい(例: カカクコム)。経済学的視点で考えると、完全な市場競争の状態に近いのです。その時、市場は何をテーマにとらえてどんな競争が起こるか。SEMの概念は、そんな一歩先の時代を考えるのにとても良いテーマではないかと。

3. みんなが注目しているテーマには、必ず何かあります。
PR/Marketing的視点で、どう使うのか。何に着目すべきなのか。当然ながら、SEMのコンサルを依頼する時は、何に気をつけるべきなのか。あるいは、SEMのコンサル依頼が来た時に、サービスを提供する側は、最低何をおさえておくべきか。

そういうわけで、技術者のためのではなく、コミュニケーションを仕事にする人のための、SEMセミナーを開催します。


★前回のblogセミナーは、満席で参加できなかった方もいらっしゃいます。興味のある方は、迷ってないで、今すぐどうぞ。


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■ 「PR・マーケティング担当者のための最新SEM入門

日時: 11月13日(土) 14時半から17時ごろまで
場所: 六本木某所(参加者の方にのみお知らせします)
参加費: 3500円 (前払い)

特別講師:  深澤 幸一郎  氏
株式会社ワサビ・コミュニケーションズ 代表取締役)
ワサビのSEMサービスサイト「サーチラブ」 http://www.search-lab.jp/

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[セミナー内容]

・今さら人に聞けないSEMの基礎知識
・知らないと損するSEMのポイント
・クライアント別SEM活用法(大企業から中小企業まで様々な事例を紹介)
・すぐできるSEM
・SEMの今後
・海外でのSEMの状況
・SEMとPR
・SEMとブランディング
 等など。

なお、事前に「質問」をいただければ、それをできるだけ盛り
込んだ内容にしたいと思いますので、鶴野までお願いします。


[講師略歴]
元外務省海外広報課担当官及び公式通訳官。外務省において、インターネットPRの責任者として外務省英語版ホームページやG8サミット公式ホームページ等を総合プロデュース。また、ブッシュ元米大統領、森前首相・橋本元首相等各国政府要人の通訳を務める。十代の頃から外交官時代にかけて過ごしたアメリカ、ヨーロッパ、アフリカ等世界各地での経験やネットワークを活かし、ビジネスから生活文化などのあらゆる分野における日本の魅力を世界にPRするというライフワークに取り組むため(株)ワサビ・コミュニケーションズを創立。早稲田大学政治経済学部卒。ロンドン大学SOAS、ケンブリッジ大学大学院修士課程(応用言語学)修了(Downing College)。

◆深澤さんが翻訳したSEMの本

SEM サーチエンジン・マーケティング
Shari Thurow (著) 深澤 幸一郎 (翻訳)

SEM

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私がSEM講師をこの深澤さんにお願いしたのは、海外ネット事情に非常に詳しいことです。一歩先行くUSの動向なども細かくウォッチしながら混乱しつつある日本のSEMサービスがどうあるべきかを真剣に考えていらっしゃいます。今、このタイミングで、この人に、私は話を聞きたい。まじめにそう思いまして、今回のセミナーが実現しました。前回同様、聞いて「使える」「すぐに効果が出せる」セミナーにしたいと思いますのでぜひご参加ください!

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[申し込み方法]★興味がある方は、お急ぎください!! また満席になるかも。

 1)メールで参加の意思表明をする 宛先: info@kohoman.com(鶴野あて)
 2)参加費の振込先をお知らせしますので、3日以内に振り込んでください。
 3)振込み確認ができた段階で、確認メールをお送りします。

注意:会場の都合で事前振込みのみにて対応させていただきます。
   お手数おかけしますが、予めご了承ください。とりあえず、メール一本書くだけです。

投稿者 鶴野充茂 : 04:02 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月20日

九州のブランド食品

九州各地で地元名産を全国ブランドにした例が、今日の日経新聞(九州版)に掲載されているようです。ナカナカ興味深いので、地元の方は読んでみてください。 第1部飛躍への芽生え(1)工夫実りブランド続々(めざせ農業立州) というタイトルで、14面です。

 「なかなか実の付きにくい品種だが、やりがいはある」。JAながさき西海(長崎県佐世保市)させぼ地区かんきつ部の永田恒会長はほほ笑みながら話す。作っているブランドミカン「出島の華」が昨冬、全国平均の三倍を超す値段で売れ、今年も期待をかけているからだ。
 佐世保市内で見つかった突然変異の枝から生まれ、へん平で紅色がかかる実。糖度の計測と実際に食べてみる「うまみ検査」を通じて選別したものだけを「出島の華」と名付け、一九九九年から出荷を開始。「甘くてうまみがある」との評価でブランドが確立した。

という出だしで、この後いくつもの九州ブランド食品が紹介されています。

 

出島の華

出島の華

 

きなこ豚地鶏「天草大王」、 佐世保の「出島の華」、 合馬たけのこ 、熊本いちご「 ひのしずく 」、 福岡の「あまおう」、佐賀の「さがほのか」などです。共通点は、生産面の創意工夫、アピールする名前選び、味への高い評価の獲得――。」「 特徴は高い値段で、しかも、よく売れること。」 

良い記事です。こういうのを各地域で地方版ででも紹介して、全国版に特集でまとめてほしいと強く思います。

投稿者 鶴野充茂 : 22:47 | コメント (0) | トラックバック

西海岸でPRイベント

結構面白そうなPRイベントの情報を偶然見つけました。このサイトには海外からもアクセスがあるので、西海岸の情報ですが、参考までに掲載しておきます。

The Press Club of California's International Media Summit on “Best Practices in International PR”

The Press Club of California's International Media Summit on “Best Practices in International PR”

Get the answers to the following questions and more:
•For journalists: how can I get that interview with leading Silicon Valley executives?
•What do foreign correspondents in the San Francisco Bay Area cover?
•How can I get my company/client to reach out internationally without flying all over the world?
•How do I reach out to foreign correspondents?

Who's attending?
•Press
•Corporate PR execs
•PR firm execs
•Anyone dealing with ­ or wanting to deal with ­ foreign media based in the San Francisco Bay Area

Program:
4:30 PM: Registration and networking reception
5:30 PM: Program starts
•Introduction: The role of a foreign correspondent by Jean-Baptiste Su, La Tribune (France)
•Award ceremony: Best corporate PR in technology, according the members of The Pressclub of California
5:45 PM: Panel discussion: Best practices in International PR
Panellists:
•Ron Piovesan, Corporate Public Relations, Cisco Systems
•Kristin Hollins, International Public Relations & Executive Communications, Oracle
•Agnes Kwan, International Public Relations, Intel
•Kristin Huguet, International Public Relations, Sun Micrososystems
Moderator:
Tom Sanders, Silicon Valley Correspondent, VNU News Centre, United Kingdom

6:45 PM: networking reception

The following publications will be present (among others):
c'T - Germany
DigiTimes - Taiwan
The Economist - United Kingdom
Het Financieele Dagblad - Netherlands
Nikkei - Japan
Der Spiegel - Germany
La Tribune - France
vnunet.com - United Kingdom

When: Thursday October 21
Where: Zibibbo, 430 Kipling St, Palo Alto.

Drinks and hors d’oeuvres will be served. The event will be co-hosted by Sun. Gold sponsors include Adobe and Mobissimo (sponsorships opportunities still available).

General Admission: $35
To Register, send an email to register@thepressclub.org

投稿者 鶴野充茂 : 12:42 | コメント (0) | トラックバック

レストランの「当店のこだわり」

私は食に対して相当なこだわりがあります。なので、たとえ「ああ時間がないから、もう、どこでもいいや」という場合でも、妥協ラインは多くの人が考えるレベルより高い所にあると思っています。それを前提に読んでください。

レストランに入ると「当店のこだわり」というカードやポスターを見かけることがあります。自己演出の観点からすると、あれはとても大切な意味があります。

1.待ち時間を退屈せずに使える

2.「こだわりがある」ことを知って、自分に対して安易なレストラン選択をしたのではないという確認ができる(消費者としては購買決定が間違っていないという確信がほしい)

3.食べるまでにその店との心理的な関係ができる(記憶に残るデータを入手することで、ただの1食ではなく、あの時あそこで食べたあの1食になる)

4.食べるときに、「ああ、これが○○を3日間じっくり煮込んだ△△か」という感じるものがある(ただし味の判断は別)

5.印象に残れば話題にしやすい(話すネタになる)

注文してから数分の間に、客はかなり高い確率で店内を見渡します。これは人の自然な状況把握欲求です。この時に見てもらいたい情報をさりげなく設置することで、客との大切な関係作りができるのです。そういう意味で、店は、一人でも多くの客と継続的な関係をつくりたい、という「こだわり」を何らかの形で提示してもらいたいものです。

こだわり

投稿者 鶴野充茂 : 07:30 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月19日

粘着性のある広告

aikawaさんが、面白い広告をblogで紹介してくれました。

クイズ形式で企業名を考える仕掛けです。就職サイトの「場」に単価の高い広告媒体をつくりました。

少なくとも答えを考えている間はいろいろな会社を思い浮かべますから、最後まで企画者の意図通りについてきたユーザーには、粘着性のある広告だと思います。ただ、答えを教えるまで回答者は確信を持てませんので、難易度をどうコントロールするかがクイズ形式の企画のポイントなのと、媒体枠に限りがある(乱発できない)という側面はありますね。

見てもらって、どう記憶に留めてもらうか。広告というコミュニケーション手段の永遠の課題だと思います。

ちなみにこのキャンペーンは就職活動中の学生しか応募できないそうです。

投稿者 鶴野充茂 : 10:18 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月18日

ニュースになる「認定制度」

自社や自社製品などをニュース報道してもらうためのPRのノウハウには様々なものがありますが、少なくとも自分たちが取り扱っているテーマが「社会性がある」「本物である(⇔ニセモノが存在する)」「価値がある」ことを伝えられると、ニュースに載りやすいですね。

そういう意味で、今日の日経MJにあった「認定」というキーワードは、効果的に使えることがあります。

十勝ワイン普及で池田町の研究所、独自のソムリエ認定 (10/18 日経MJ)

池田町ブドウ・ブドウ酒研究所(北海道池田町)は十勝ワインのソムリエを認定する「十勝ワインバイザー制度」を創設した。十一月の試験合格者には同研究所が認定証書や名刺などを授与し、十勝ワインの普及に役立ててもらう。

はじめ私は、十勝ワインのニセモノを見分けるための制度かな、と思ったのですが、詳しく読んでみると、受験資格は20歳以上で受験料は無料。「 合格者には新製品開発に関する意見を求めるほか、各種行事に参加してもらう 」ということですから、どちらかというと十勝ワインのファンづくりを意図としたもののようですね。興味深いです。

投稿者 鶴野充茂 : 16:34 | コメント (0) | トラックバック

なぜ玉子屋か

玉子屋の弁当が人気、というニュースを見つけました。

仕出し弁当に革命 玉子屋 ミス、ムダ排除し、質向上を徹底

 オフィスや事業所などに弁当を届ける仕出し弁当で、玉子屋(東京都大田区、菅原勇一郎社長)が人気だ。注文件数は1日3000食あれば大手といわれるこの業界で、同社は平均57000食を誇る。作るのは430円の日替わり弁当一種類だけ。デフレのご時世、極端に安いわけでもないし、宣伝もいっさい行っていない。ムダやミスを徹底的に抑えることで余った資源を弁当の質を高めることに集中。正午までにキッチリと届ける信頼性と相まって、多くの取引先から支持を集めている。(小熊敦郎)
 特大エビとササミのフライ、ヒジキとガンモ煮、パスタサラダ、つくだ煮、信州野沢菜、ごはん、フルーツ缶…。
 ある日の玉子屋のメニューだ。「このボリューム、品目数で430円は割安でしょう。しかもおいしいんです」と菅原社長は胸を張る。

1日57000食がどれくらい多いのかはピンと来ませんが、単品弁当の売上額が1日2451万円、1ヶ月4.9億円、1年でざっくり59億円と計算すれば、「これは多いな」という印象を持つのではないでしょうか?

さて、宣伝なしで新規契約希望が急増しているのはなぜか、と多くの人は思うわけですが、このニュースではミス、ムダの排除と質向上を徹底というのがメインで報じられています。しかし、自己演出の観点だと430円の日替わり弁当一種類しか扱っていないことの方が面白いと思うのです。

弁当には、500円以下、800円くらい、1000円、~1500円、それ以上という5つのカテゴリーくらいが存在していて(あくまで私の私見ですが)、玉子屋はこの低価格帯での勝負に集中しています。

500円以下のカテゴリーだと、毎日1000円ランチをしている人たちにはあまりひっかからないんです。でも、500円弁当を習慣にしている人たちには試してもらえる。そこで他の500円カテゴリーと比べて優位性がある、と思ってもらえば、繰り返しの消費につながります。つまり、カテゴリーNo.1をめざしている。自分から他のカテゴリーを捨てることでメッセージ性が高まっているわけです。

いろんな弁当を出すこともメッセージ。単品勝負もメッセージです。このメッセージを自分でどう決めるかが、商品や業者を選ぶ側に対するアピール力になるのだと思います。

投稿者 鶴野充茂 : 08:02 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月17日

ビジネス系専門のソーシャルネットワーキングサイト

10/15付の日経産業新聞のSNS特集内で私がコメントしている「ビジネス系のSNSができたらなあ」というのが早々に実現されそうです。その名も「biji(ビジ)」。

LinkedInRyseのようなビジネス系で広告収入型のビジネスモデルだとか。

ビジネス系で私が期待したいことは、質の高いコミュニティであることと、情報のセキュリティが高いこと。さてさて、どのように発展するか楽しみです。

このあたりのSNS特化の流れをソーシャルネットワーキング.jpさんが追いかけています。私もよく参考にさせていただいてます。

投稿者 鶴野充茂 : 08:30 | コメント (0) | トラックバック

ソーシャルネットワーキングサイトを楽しむ7カ条

10/15付の日経産業新聞に掲載された7カ条をここにも載せておきます。多方面から「見たよ」というご連絡をいただきました。皆さん、有難うございました。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
      初心者のためのSNSを楽しむコツ7か条  (c) 鶴野充茂
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

1.情報は自分から発信すると心得る

 情報は発信するところに集まってくる。新しい情報や人脈が欲しいと思ったらまず自分の持っている情報を発信する。
 
2.名前と写真、プロフィールを公開する

 知られても良い個人情報はきちんと掲載することで自分が発信する情報に対しての信頼性を高められる。少なくとも直接的な知り合いからは検索で自分を見つけられるようにしておく。

3.自分から仲間を呼び込む

 知人リンクがなければ楽しめないし、新しい出会いをつくりにくい。まずは自分が直接知っている人に声をかけて参加してもらう。

4.人の紹介文をマメに書く

 知人リンクに入った人は、書ける限りマメに紹介文を書くようにする。そうすることで自分の紹介文も書いてもらえやすい。
 
5.リアルの関係に結びつける工夫をする

 せっかくの「知り合い」もネットの中だけだと「人脈」にはなりにくい。豊かな人間関係を構築するには実際に会うきっかけをつくる。

6.自分のblogやホームページなどとリンクさせる

 自分がネットで発信している他の情報と「SNS上の自分」とを紐付けすることで自分に興味をもってくれた人に、自分のことをもっと詳しく知ってもらうきっかけを与えることができる。

7.誰に見られているか分からない緊張感を持ち続ける

 オープンな場で情報を発信しているということは、誰に見られているか分からないということ。必要以上に不安になる必要はないが、最低限の注意は必要。

投稿者 鶴野充茂 : 08:00 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月15日

本日付の日経産業新聞で私、語ってます。

ソーシャルネットワーキングサイトの注目度が上がってきていますが、今日の日経産業新聞に私のコメントが掲載されています。

ネットで広げよ、ビジネス人脈、「ソーシャルネット」活用術――顔・趣味わかる
2004/10/15 日経産業新聞

 できるビジネスマンは、幅広い人脈を持っている。ビジネスのヒントを生んだり、アイデアを育てたりもできる。その人脈作り。名刺交換した人を確実につなぎ留めたり、取引先の紹介を利用するなど様々だ。だが、ビジネスにインターネットが欠かせない時代。コミュニケーションツールとして使えば、人脈作りだってできる。ネットで人脈を広げ、新しいビジネス展開を図った人たちには共通点があった。
 「○○さんは××県出身か。映画もよく見るんだな」。広報活動支援などを手がける日本コミュニケーション・コンサルティング協会(東京・港)の鶴野充茂代表は、これから面会する相手の情報チェックを欠かさない。
 鶴野さんが見ているのは、インターネットのソーシャルネットワーキングサービス「GREE(グリー)」。相手の略歴だけでなく趣味や写真が公開されている。見る人が限られるので、情報の信頼度は高いという。
 鶴野さんは、広告宣伝やメディアにかかわるビジネスマンを集めた勉強会を開催。GREEは、そのメンバーの情報交換の場だ。「実際に集まるには限界がある」が、ネットを使えば気軽に連絡も取れる。「ここはリアルな世界を補完するもの」と割り切っている。
 こうして築いた人脈も、もともとは“知人の知人”という関係の積み重ね。仕事内容が近いケースが多く、ビジネス人脈として十分に活用できるという。
 仕事領域が近いが、直接ぶつかり合うわけでもない。「そんな人たちと交流すると、仕事のアイデア探しや新規営業に役立つことがある」と鶴野さん。「転職先を探しているというGREEを通じて知り合った人に、転職先を紹介したこともある」とか。「ビジネス専門サービスなど、より専門性の高いサイトができれば、利用頻度はさらに高まる」と期待する。
 「ソーシャルネットワーキングサービスは、名刺の公開データベースのようなもの」と、鶴野さんは考える。第三者が書き込んだ紹介文を読めば、客観的な評価だってみえてくる。

本当はもっと面白い話もたくさん喋ったんですが、それはまた別の機会に。皆さんのご意見もお待ちしております。

投稿者 鶴野充茂 : 06:38 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月14日

北九州市のIR活動

地方も自分たちで投資家がいるところに乗り込んで認知度と信頼性を高める努力をする取り込みを始めました。
東京で北九州市、来月IR説明会――市債安定消化狙い (10/14付, 日経新聞)
北九州市は東京・大手町で、IR(投資家向け広報)説明会を十一月十二日に開く。市独自の初の取り組みで、機関投資家の拠点が集中する同地区に末吉興一市長自ら乗り込んで、市の財政状況や将来の成長性をアピール。十二月発行予定の市債の安定消化や有利な発行条件の獲得につなげたい考えだ。
 市場公募地方債を発行する33の自治体の中でも、大手町での説明会は初めてで新北九州空港などのインフラ整備による将来性を投資家に訴える計画、とのことです。

投稿者 鶴野充茂 : 11:00 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月13日

広告出稿の際のメディア分析をネットで

太田さんがやっているPR会社「ビルコム」が、メディアリサーチセンターと共同で、ネット上での媒体情報サービスを開始されるそうです。(プレスリリースはこちら、背景は太田さんのblog参照)
 
ビルコム、広告効果、ネットで検証、媒体比較サイト
10/11付 日経新聞
PR会社のビルコム(東京・渋谷、太田滋社長)は十二月からインターネットで国内五千以上の新聞・雑誌の発行部数や読者層、広告料を検索できるサービスを始める。過去に出した広告の効果を検証する機能もあり、一般企業の広報宣伝担当者が専門知識なしに広告の費用や効果を比較できるようになる。
こういうサービスは便利ですよね。今まで手軽に使えるのがなかなかありませんでした。サービス開始は12月ですか、楽しみですね。

投稿者 鶴野充茂 : 14:50 | コメント (0) | トラックバック

長崎のPR

ロケ地誘致は、地元にとっては大きなトピックですよね。さて、釣りバカ日誌は、佐世保を救うか!?

“釣りバカ日誌”のロケ有力 佐世保 (長崎新聞)

 映画「釣りバカ日誌」の佐世保ロケ誘致を目指す有志「『釣りバカ日誌』を誘致・成功させる会」(会長・浦山政信佐世保観光コンベンション協会理事長)は七日、途中経過報告説明会を佐世保市内で開き、佐世保を含む本県がロケ地に決定する可能性が高いとの報告があった。

 報告によると、浦山会長らが製作会社の松竹を訪問して要請したほか、八月下旬には松竹の幹部が佐世保を訪問して九十九島などを視察した。今月中旬にはロケ地が決定する予定で、浦山会長は「間違いなく佐世保に決まると思う」と述べた。

 ロケ実施決定後は「『釣りバカ日誌16』西海国立公園ロケ支援委員会」(仮称)に名称変更した上で、二千万円を目標に協賛金を集めたり、前売り券三万枚を販売する活動案も報告された。ロケは来年五月から六月にかけて行われ、八月に公開予定。
10/13付日経新聞によると、これが決定したそうです。
釣りバカ日誌、佐世保などロケ地に――長崎県知事、「観光PRに期待」
 
松竹の人気映画「釣りバカ日誌」の次作のロケ地に佐世保市など長崎県北部が選ばれた。誘致運動を進めていた、釣りバカ日誌を誘致・成功させる会(会長・浦山政信佐世保観光コンベンション協会理事長)が十二日発表した。
 
 

投稿者 鶴野充茂 : 13:30 | コメント (0) | トラックバック

自民党とPR会社

10/12付の日刊ゲンダイが配信しているメルマガを読んでいたら、こんな記事があったので、一応記録しておきます。

フザケルナ! 自民党PR会社を動員の愚劣

▼ 政党助成金を使って国民を丸め込み作戦 ▼ 自民党が末期的だ。9月下旬、電通など広告会社6社に党の広報戦略を競わせるコンペを行っていたという。「PRの長期的・総合的な視点に欠けていた」「民主党にイメージ戦略で後れをとった」(自民党関係者)のが理由だそうで、結党50年セレモニーや06年の次期総裁選に向け、このPRとともに年金問題や日歯連ヤミ献金事件、「人生いろいろ」の小泉発言などについて、マスコミにどう対応するかをプロに考えてもらうというのだ。

(中略)

広報を一元的に担当する「コミュニケーション戦略統括委員会」を新設。民間人スポークスマンを常駐させ、マスコミへの情報発信をするというのだ。これじゃ、国会議員の説明責任の民間への丸投げだ。

記事のトーンはさておき、個人的には、どこの誰さんチームが担当するのかとても関心があります。(知っている方、こっそり教えてください)

それにしても、「広報戦略」なんていい加減な言葉だと思いますね。当初は秘書官が女性週刊誌等に向けてインタビュー記事などの露出を図ることが小泉内閣の「広報戦略」だとされていたはずですが。

以前、政党の仕事を担当した友人は、「何がどうなっているのか、自分たちがやっていることがマスコミに筒抜け」だったと話していました。守秘義務も何もあったもんじゃない、と。いずれにしても民間に丸投げしてくれるのなら簡単でしょうが、実際はとても難しい仕事だと思います。

もう1点、気をつけないといけないのは、「説明責任を果たすこと」と「効果的に伝えること」は別ですね。説明責任を果たす(目的)ために、何をどのように伝えるのが効果的か(手段)を考えるのは、かなり専門的なコミュニケーションのノウハウが必要です。

投稿者 鶴野充茂 : 02:58 | コメント (1) | トラックバック

2004年10月12日

メールでビデオが届く

メールを開けると、動画ファイルが流れ始める、とそういう仕組みらしい。名前はStickEmail

まあ、プロモーション手段としてのメールが力を落としてきたという指摘はあるものの、自分のメールボックスに直接届くというのはやっぱりインパクトありますよね。メールを開けたらいきなりカラオケを始めるようなプロモーションビデオを作ったりしてみてもいいのかもしれない。効果的なビデオメールの使い方を考えてみますか。

投稿者 鶴野充茂 : 12:54 | コメント (0) | トラックバック

ヒトのニオイ?

大阪で人材紹介業をされているかずめさんが、面白いことをblogに書いてます。
曰く、人には「匂い」があると。
一目見たら、その人がどんな人なのか、どんな会社に合っているのかが分かる、と。

で、北新地のママはその「匂い」を嗅ぎ分けて客同士のマッチングをしている、と。

私もその「匂い」は理解できます。人よりも敏感に感じ取れる自信もあります。
ただ、そういう匂いを自分がどうコントロールして発信できるのか、という所にもっと興味がありますね。それが自分をマーケティングするという自己演出をより一層強力にすると思うので。

投稿者 鶴野充茂 : 06:55 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月11日

地域PR(別府温泉)

別府温泉の外国人向けPRは町ぐるみの活動としてはかなり先進的な事例かと思います。

投稿者 鶴野充茂 : 15:15 | コメント (0) | トラックバック

GREE会員が10万人突破

今日見たら、GREEの会員が10万人を突破していました。今年はソーシャルネットワーキング(SNS)とblogが注目を集めているようで、「何か面白い事例を」とよくコメントを求められます。(過去事例参照)10万人は確かに「だいぶ盛り上がってきたなぁ」という数字ではありますが、GREEの会員数を見てみると、東京都で4万人強、島根県では65人しか参加していないわけですから、ほとんどの人にとっては、まだ「何それ?」の段階です。国民の0.01%以下ですからね。

ただ、だからこそ、すでに使っている人は、「こんな経験がありました」なんて情報をマメに発信しておくと、メディアで紹介してもらえる可能性も高くなります。新しい大きなテーマは、まず試してみて体験談を発信する。自己演出・基本セオリーの1つです。

さて、それはそうと、SNS先進国のUSでは、大統領選挙にSNSが利用されているという記事を発見。ネットをごく自然に使える30歳以下にアピールするのに有効な手段である、と。 例:Meetup・・・選挙運動のコミュニティ活動が活発だと以前からよく取り上げられています。

投稿者 鶴野充茂 : 12:58 | コメント (0) | トラックバック

インテリア業のPR・コミュニケーション戦略

岐阜県産業経済振興センターが公開している「家具産業におけるコミュニケーション戦略の研究」という報告書を見つけました。行政機関がこの手のレポートを出しているのは珍しいと思います。

中身は、家具会社がどんなPR活動をしているかという調査と、同業界の代表ブランドからヒントを得る、という感じでまとめられています。

1-1 調査研究の背景と目的

平成14 年度調査では、飛騨地域で生産された家具は、購買行動の「認知段階」における消費者の正しい理解が得られておらず、次の段階にうまくつながっていないこと、そして、素材面、技術面で高い評価がある一方で、機能面、流通・販売面では弱みがあることが指摘された。これは、市場・消費者とのコミュニケーションの不足が招いた事態と考えられ、今後、プロダクトアウトからマーケットインへと製品思想を転換することが求められている。そこで、飛騨地域家具産業の消費者に対するコミュニケーション戦略のあり方について調査研究し、飛騨地域家具産業の今後の発展に資することを目的とする。

つまり、認知度が低いのを何とかしたい。そこでどうすれば良いかを考えてみました、という感じでしょうか。

広報の仕事は、業界によってまったく違うことをやっています。でも共通しているのは、自分たちが伝えたいメッセージを決めて、誰とコミュニケーションをとるのかをはっきりさせることがはじめの第一歩だとこの調査書を読んでいて改めて思いました。

面白いことを書いてあるレポートなので、あとは誰が読んでどんなアクションを起こすためのものなのか、もう少しはっきりさせれば更に良くなる気がします。このままだと、せっかくの価値ある情報を飛騨の家具会社の人たちは使いこなせないような気がするのです。

がんばれ、岐阜県産業経済振興センター

投稿者 鶴野充茂 : 12:33 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月10日

地域PR(中国地方と台湾)

エリアで一緒にやる、というのも確かに1つの方法ですよね。
台湾の観光客呼び込め――5県で取り組み活性化、台北旅行博に出展
2004/10/09 日本経済新聞
中国5県が台湾からの観光客誘致に力を入れている。5県の観光連盟などは11月中旬、台北市内で開く観光展「台北国際旅行博」に共同出展し、中国地方の観光名所や名産品をPRする。鳥取県では11月末に米子―台北間のチャーター便を計画。5県で唯一、6月から定期便を就航した広島県はすでに約2000人が来日しており山口、島根県などを周遊する広域観光ルートを売り込んでいる。
最近の大きなITショーに行くと、必ずと言っていいほど台湾や韓国からの出展を一まとめにしたコーナーをつくっています。バラバラではなく、一まとめにして見せた方が、確かに印象には残りやすい。 そういえば、台湾や韓国からの人は日本入国に観光ビザが要らなくなるようです。こういうきっかけをうまく使って人の流れを生み出せるかどうかが、地方財政に大きなインパクトを与えるのでしょうね。

投稿者 鶴野充茂 : 11:45 | コメント (0) | トラックバック

ネット広告

ネット広告、米で定着――上期の総収入最高、数年後、雑誌並みに」という見出しの記事を読みました。10/9付けの日経朝刊です。

記事によると、今年上半期(1-6月)の市場規模はネットバブル最盛期2000年の同時期を上回り、通年で過去最高の見通し。2-3年後に雑誌と肩を並べるとの見方もあるとのこと。

伸びているのは、ネット広告全体の4割を占める検索サイトとの連携広告。不特定多数を相手にしたテレビ広告などよりも、特定の潜在顧客に的が絞りやすいため年率2倍の勢いで市場が拡大だと。昨年は、米雑誌広告が124億ドル、ネットが73億ドルだったそうです。

もう少し詳しいレポートがこちらにあります。

参考: Interactive Advertising Bureau

投稿者 鶴野充茂 : 10:46 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月07日

CEATECに行ってきました

本日、幕張メッセで開催されているCEATECに行ってきました。CEATECというのは、大きなITの展示会(ITレポートはこちら)なのですが、自己演出の観点でいくつか発見と考察を。

1)ITと関係ないものがたくさんある

 ITショーなんて言っても、目に入るのはIT機器ばかりではありません。行ったことがある人は分かると思いますが、レースクイーンみたいな短パン/ミニスカ・キラキラの若い女性たちが少し歩くごとに何かを手に持って近づいてきます。渡されるのはサンプルやオマケで、交換条件としてアンケートに答えなければなりません。カメラを向けられて笑顔でポーズをとっているシーンにもよく出くわします。
 さらに進むと、また女性が多数並んでいて(ITブースの女性たちとはタイプが異なる)、TOIECの点数を聞いてきたりします。英会話スクールの勧誘です。話を聞いたところ、結構な確率で申し込みをする人がいるそうです。

2)大音響、高速ダンス

 歩いていると、いたるところで大音量のショーをやっています。外国人が歌っていたり、今日はVAIOのブースに竹中直人が来ていたり、イエローキャブのタレント(私には誰だか分からない)がキャハキャハ笑っていたりします。その他のステージでは、上の方から降りてきて、上下左右に歩き回って、ブロードバンドだハイビジョンだと、動きとはあまり関係のなさそうなことを解説します。私が気になったのは、あまりにスラスラ間違えずにセリフを喋るので、どこかで間違えないと頭に残らないな、ということです。逆にね。

こういう状況を見ていると、同じようなテレビや携帯電話を並べていてもなかなか注目してもらえないので、通行人の聴覚や視覚に訴えてとにかく自分たちのブースに人を集め、動きのあるショーに意識を集中させているうちに、商品の特徴を繰り返し説明するわけです。ただ、こうなると高音質のデモをしている後ろで高音質を謳ったショーをやっていたりして、音量がどんどん上がっていき、音質のことはよく分からないけど、高音質は静かなところで楽しみたいね、という感じです。

CEATECのまとめ: ITのように一目で分かりにくいものは、注目を集めるのに多大な労力が必要な割に、ユーザーとしては見て回った後に疲れだけが残って印象は薄い。みんなと違う目立ち方を工夫しないと、印象に残らない。

投稿者 鶴野充茂 : 18:34 | コメント (0) | トラックバック

オレオレ詐欺の市場規模は100億円超

オレオレ詐欺の被害総額が100億円を超すと警察庁の発表で明らかになりました。(Yahoo! News)
「オレオレ」と言う言葉で、100億円が動いたということです。
 
新規事業をやっている人は分かると思いますが、100億円市場というのは、立ち上がりの市場規模としては決して小さな規模ではありません。
どれくらいかというと、
ビタミンBの健康食品(2001)の市場規模くらいある。
eラーニングのB2Cの市場規模(2005)くらいある。
ペットケア用品の猫砂、トイレ用シーツ市場くらいある。
 
モノは力で動く。ヒトはコミュニケーションで動く。」というのを日々テーマで考えていますが、ある意味、「オレオレ」というのは、強力な力を持つ言葉なのだと改めて思いますね。皆さん、気をつけてください。
 
オレオレ詐欺市場のシェア内訳も知りたいところですが、これはおそらく出ませんな。
 

投稿者 鶴野充茂 : 07:45 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月05日

国のブランディング

マレーシアの国のブランディングのコラムを見つけました。国のブランディングというテーマは国内であまり情報がないので、ちょっと見かけるとつい反応してしまいます。
個人的には以前、コロンビア本で国のブランディングを考えた時からマレーシアには注目していました。

 Malaysia’s tag is currently “Malaysia, Truly Asia.” The tagline was chosen to offer the tourist a multi-cultural experience. However, some have argued that the top of mind recall of Asia is one of dirt, grime and cheap labor. Others have pointed out that tourists who are seeking a culture experience will go to the birthplace of the culture?e.g., India, China. Yet others have observed that Hong Kong has also used the same message calling itself “Asia’s World City,” while Singapore has used the tagline “New Asia.” Indonesia carries on the same theme with “Endless Beauty of Diversity.”

このあたりがメッセージなのですが、これで本当にいいのか、結構チャレンジがあるんじゃないか、というのが述べられています。
 
それでも、このブランディング・キャンペーンの成果か、観光客はうなぎのぼりのようです。
 
 According to Tourism Malaysia, nearly 8 million tourists visited Malaysia in 1998, the year before the campaign began. Figures for 2003 show 13.3 million tourists, and already +10 million tourists have visited in 2004 (figures from January through August). Ministry officials are upbeat that the total figures for this year will exceed 15 million, which they translate into earnings of US$ 8 billion, compared with 6.8 billion from 2003.
 
 

投稿者 鶴野充茂 : 12:00 | コメント (0) | トラックバック

10/4 メデコミ会、満員御礼

10/4月曜日は、メデコミ会の月例交流会でした。あいにくの雨にも関わらず満員で、23時の閉店時まで多くの方々が残っていました。ご参加いただいた皆さん、有難うございました。

今月からblogの方にもメッセージを残し、参加された皆さんが自分のblogで「メデコミ会に行った」という書き込みをする時にトラックバックできるようにしておきます。これで、当日知り合ったけど、名前を忘れちゃった人やどんな人か詳しく知りたいと思った時にこのサイトからトラックバックのリンクでたどり着くようにできれば、コミュニケーションがいっそうしやすくなるのではないかと。なので、遠慮なくトラックバック/リンクしてください。blogじゃない人はコメントを残すだけでもOKですよ。

さて、就職活動中の学生さんが増えてきたので1つアドバイスさせてください。
名刺をもらって後日、挨拶メールを出すのはとても良いと思いますが、全員一斉に1つのメールを出すのは無意味です。どうせ出すなら、面倒でも一人ひとり、どんな話をしたかをちょっとメモして送る方が、相手の記憶を呼び覚まします。全員宛だとどうしても、「私のことおぼえてますかー?」というだけの内容にならざるを得ず、読んでる側は、一瞬考えますが、記憶に残ってなかったら、その縁はその時点でなくなってしまうことがとても多いと思います。せっかくの縁は大切に育てるようにしましょう。

あと、全然関係ないのですが、この座談会でGREEユーザー代表として話をしているためか、「mixiでリンク依頼したらダメですよね?」みたいなこと何度か言われました。いえいえまったく問題ありません。今は、どこのサービスというより、ソーシャルネットワーキングサイトの普及の方が興味あります。これが人間関係のインフラになったとき、とても面白いことができると思いますので。

投稿者 鶴野充茂 : 07:30 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月04日

地域PRコミュニケーション2

今日の新聞にも地域PRの記事がありましたので、ご紹介。

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宮崎県がテレビCM、全国ネットで農産物PR。
2004/10/02, 日本経済新聞

 宮崎県と県経済農業協同組合連合会で組織する「みやざきブランド推進本部」は十月から、県産農産物をPRするテレビコマーシャルを全国ネットで放映する。農業県宮崎のイメージアップで、県産品の消費拡大につなげたい考えだ。
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現在のNHK朝ドラ「わかば」でも、宮崎県は「農業」というイメージを出しているのでうまくリンクするといいですね。

宮崎県観光情報サイトも農業体験とかのカラーをもっと出してもいいのじゃないでしょうか。

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サザエさんが鹿児島をPR(窓)
2004/10/02, 日本経済新聞

 サザエさんが鹿児島をPR――人気アニメ番組「サザエさん」のオープニングで十月三日放送分から主題歌に合わせ桜島、西郷隆盛像、仙巌園、霧島など鹿児島の観光名所が次々と登場する。
 九州新幹線の開業を機に鹿児島の観光地を全国に紹介しようと、観光かごしま大キャンペーン推進協議会(会長・伊藤祐一郎知事)が制作に協力した。サザエさんが新幹線で鹿児島中央駅に到着した場面から始まる。

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ところで、観光かごしま大キャンペーン推進協議会の情報って、これだけ


こういう記事はどうしても地域版にしか掲載されないことも多いのですが、PR関係者はどこでどんな工夫をやってるか知りたいので、テーマごとのウェブ情報サービスみたいなのをやってくれたらいいと思いますね。

あと、プレスリリースを出したらすぐにウェブにも掲載してほしいものです。
マスコミ媒体が勝手に原文を変えて意味が変わってしまうこともあるので、原文が見たいというニーズも多いはず。

リリース文をマスコミにFAXする/発表するのと同時にネット掲載している企業も増えているので、行政も対応を急いでほしいですね。

北海道もありました。
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北海道運輸局など、中国に観光客誘致団、上海など3都市。
2004/10/04  日経流通新聞MJ

 【札幌】北海道運輸局は北海道観光連盟やJR北海道などと共同で十一月に中国で官民合同の観光誘致ミッションを派遣する。道内のホテルなどにも参加を求め、上海など三都市で現地旅行会社との商談会などを開く。九月十五日から日本向けの団体観光ビザの発給地域が増えるのを機に、PRを強化し観光客増加につなげる。
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北海道――JTB・道、韓国から観光客誘致
2004/10/05  日本経済新聞

 JTBは北海道開発局と共同で、レンタカーでの道内ドライブを売り物に韓国から観光客を誘致する。韓国の旅行社と協力して今月上旬にモニターツアーを実施、受け入れ態勢などの課題を探る。夏季にゴルフ目的で訪れる韓国人観光客が多く、ドライブを組み合わせてPRする。
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投稿者 鶴野充茂 : 12:30 | コメント (0) | トラックバック

メルマガ「転職はじめ~る」連載コラムのページ完成

9月から、毎日コミュニケーションズの「転職はじめ~る」というメルマガでコラムを連載していますが、ついにウェブサイト上でバックナンバーが読めるようになりました。

皆さんの率直な感想や意見をぜひお聞かせください。サイトのアンケートフォームで送ってもらっても結構ですし、このblogにコメントやトラックバックをつけてもらっても結構です。

特に、実際に今、転職活動をしている人の試行錯誤している情報が共有できればと思っています。こういう工夫が効果有り!という情報がやりとりできると面白いですね。

昔は、メディアを介して発信する側と受信する側が明確に分かれていましたが、今はメルマガ、blogやソーシャルネットワーキングサイトなども普及して、誰でも情報を発信できるようになっています。そうなると、一方的に発信するだけじゃなくて、いかに双方向あるいは複数方向にコミュニケーションができるかが、今後重要なスキルになってくるのではないかと私は見ています。 そして、情報は、収集するだけより発信することによって、もっと良質な情報が、もっと大量に入ってくるようになります。

情報は発信するところに集まるのです。

投稿者 鶴野充茂 : 01:59 | コメント (2) | トラックバック

2004年10月03日

10/2 blogセミナー満席御礼

昨日のblogセミナーはお陰様で満席でした。

参加いただいた皆さん、有難うございました。満席でお断りせざるを得なかった皆さん、すいませんでした。

参加者アンケートに目を通しましたが、満足度はかなり高かったです。企画側としてもこんなに嬉しいことはありません。

さて、こんなイベントでお近づきになれたのも何かのご縁だと思いますし、blogがテーマだったので、私が見つけられる範囲で、トラックバックもしておきますね。(リンク先が必ずしもテーマにあっていないこともありますが大目に見てください。問題あれば外しておいてください。こちら側へのトラックバックも遠慮なくどうぞ)

打ち上げの方も大いに盛り上がりました。

blogセミナーの次は、SEMセミナーを予定しています。講師は、ワサビ・コミュニケーションズ(サーチ・ラボ)の深澤社長です。日にちは11/13(土)の予定。詳しくは、メデコミ会ML等で後日、告知致します。お楽しみに~!

投稿者 鶴野充茂 : 07:46 | コメント (0) | トラックバック

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