« 2004年10月 | メイン | 2004年12月 »

2004年11月30日

合弁の思惑

電通とADKが合弁会社「ドリル」の設立を発表しましたね。

電通・ADK、新会社で重点――デザイン・広告融合へ戦略(11/30付 日経産業)

電通とアサツーディ・ケイ(ADK)は二十九日、インターネットとイベントを活用する販売促進など広告関連の新事業を開拓する新会社の概要を発表した。デザインと広告・販売促進の媒体の活用戦略を同時に企画する手法などを開発する。十二月一日付で設立、来年一月五日から営業を始める。二〇〇五年度で五億円の売上高を目指す。

何の根拠も提示できないのですが、直感的に「あれ、これって両社合併統合への布石?」なんて思ってしまいました。博報堂DYメディアパートナーズの動きもありますし、言い方ややることは後で考えるとして(とりあえず新領域を共同で開拓なんてことにしよう、とか)、一緒に協力する、というのは大きな経営判断としては充分あるのかな、と。

当初やることとしては、両社にまたがったクライアントを担当しているチームが合体して、もう一回り大きな予算を一緒に取ってこよう、みたいな協力から始めるんですかね。そして出向者には、「自社の取り分が増えるようにがんばれ」みたいなプレッシャーもかかる、と。

うーむ。そんなに外れていないようにも思うのですが、考えすぎ? (知ってる人は当事者で書けないし、知らない人は憶測しかできないこういう話はかなり時間が経たないと一般情報にならないんですよねー。すごく面白いのに)

そんなすき間にできた部隊に就職していくのもチャンスをつかむ1つの方法かもしれません。>就職活動中の皆さん。

こっちの動向も気になるぞ

投稿者 鶴野充茂 : 10:30 | コメント (1) | トラックバック

2004年11月29日

ティッシュの箱と広告

広告代理店には、媒体開発を担当している人たちがいます。つまり、新しいカタチの広告スペースをつくる人たちですね。そんな人たちががんばったのか、また新しい広告が生まれました。

ローソン、ティッシュの箱に広告――第1弾はコンサート告知 (11/29日経MJ)

 ローソンはティッシュペーパーのオリジナル商品の箱を広告媒体として外部企業に提供する。第一弾として人気歌手の「MISIA」のコンサートツアーの広告を掲載する。ティッシュは購入後も家庭などで一定期間、目に留まる商品で、広告媒体としての価値が高いと判断した。
 広告付きのティッシュは王子ネピアと共同企画した「フレスコ アドティッシュ」(百五十五円)で、三十日からローソン限定で発売する。MISIA本人がデザインした第一弾は三十万個を販売。売り上げとは別に一個につき数円の広告料がローソンに入る。(プレスリリースはこちら

え、ローソンが企画!? っていうのが面白いところですね。コンビニが企画して実現した、と。でも、メディアレップはどこかの代理店がやってるんですかね。(ご存知の方、こっそり教えてください) 

それにしても、ティッシュって買い置きが多いから、買ってきてすぐに使わない、なんて思うのは、都心の収納少ないワンルーム一人暮らしの生活を分かっていない私の固定観念に問題があるのでしょうか? MISIAのファン×コンビニでティッシュを買う層×コンサートの期間に買ってきて使う率 みたいな式ですか。在庫残ったら、どうするのかな。

ランキングも気になる!

投稿者 鶴野充茂 : 16:29 | コメント (0) | トラックバック

って何をPRするの!?

PRを仕事にしている人たちが必ず経験する悩みが今日の日経に出ていました。

東京都北区――駅弁で地域イメージ発信

 北区にある鉄道駅にふさわしい駅弁を考えてください――。区民の街づくり活動を支援する東京都北区の外郭団体、北区まちづくり公社(山田統二理事長)が駅弁のアイデアを募っている。
 「北区ふるさと駅弁コンテスト」の応募締め切りは十二月一日、区民以外からも幅広く募集中だ。「駅を一つひとつ拾っていくことで、北区がどんな街かというイメージをつくりたい」。同公社主査の寺田雅夫(40)は狙いを説明する。 (中略)

 「区外から人を呼ぼうにも、何をPRしていいかわからない」(公社の寺田)。これが街づくりを担う今の北区の官民に共通する思いだ。

 北区はJRだけで区内に九駅を抱える。代表格の赤羽駅はかつて東京の北の玄関口としてにぎわい、駅弁も売られていた。しかし、東北、上越新幹線の開業や、埼京線開通により大宮(さいたま市)方面から新宿や池袋に列車が直通するようになり売り上げが激減。一九九一年には姿を消した。
 池袋(豊島区)、上野(台東区)、秋葉原(千代田区)、六本木(港区)……。都会の地域イメージは区名でなく駅名からつくられる。駅弁復活の挑戦はこの考えに基づいた。北区の名は大阪、さいたま、名古屋、札幌などにもある。地域イメージ発信は全国向けの観光PRを考えると切実だ。

そう、「PRしたいけど、何をPRしたらいいのか分からない」という悩み。誰もが感じたことがあるのではないでしょうか。そんな時には、利害が一致する仲間を見つけてきて、一緒に企画を考えるのも手ですね。

でも、こういう企画、もう少し早い段階でパブリシティがんばればよかったのに・・・。明後日締め切りって・・・。

こっちもがんばってます!

投稿者 鶴野充茂 : 16:10 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月27日

3秒でお客をつかむホームページの作り方(荻野浩一郎著)

アマゾンのレビューでは星の数が少ないけど(投稿数が少ないため)、メッセージの効果的な発信を考える上では、こういうのもたくさん読んで、どんな感じかをとにかく順番に自分でテストしていく、という作業が必要なんじゃないかと思いますね。

すぐに読めるし、クリックを誘える「キャッチフレーズ」を考えるのには参考になります。

自己演出

3秒でお客をつかむホームページの作り方

荻野浩一郎(著)

こちらのランキングもテスト中です。

投稿者 鶴野充茂 : 23:07 | コメント (1) | トラックバック

2004年11月26日

「水着」から裸の勝負へ

「水着」から裸の勝負へ : そういう見出しで、思わず読まされてしまいました。

ネットは、キーワードとクリックの世界です。直感に訴えかけてクリックさせる。それによってトラフィックが生まれ、存在が認識される、と。 で、そこから先に、情報の質が問われていくわけですが、始めの反応を喚起できなかったら、何も始まらない。そんなわけで、新聞などがウェブサイトをやるようになって、記事や見出しにきわどいキーワードが随分増えた、という話をNYにいる頃にジャーナリストからよく聞きました。SEXという単語を入れるだけでクリック率が5割アップとか言う話もあったんです。今から5年ちょっと前の話。

今日の日経産業新聞のこの記事を読んで、そんな話を思い出してしまいました。

「水着」から裸の勝負へ (11/26付)

サントリーが今年を最後にビール・発泡酒のキャンペーンガール廃止を決めた。酒類業界では昨年のキリンビールに続く決定だ。水着姿などでビールを片手にほほ笑むキャンギャルが相次ぎ姿を消す背景には、酒類市場の様々な構造変化が浮かび上がる。 (中略)

キリンやサントリーは今後は発泡酒や缶チューハイを含め、商品ブランドごとのPRに力を入れるという。だが酒類市場の多様化や消費者の変化に対応した新たな販売促進策のあるべき姿は今後も刻々と変わる可能性が大きい。女優やタレントのお色気に頼らない、知恵と工夫を凝らした裸の勝負がこれから始まる。

意味も記者の気持ちもわかるけど・・・。

裸で勝負のランキング! 現在の状況は?

投稿者 鶴野充茂 : 10:26 | コメント (3) | トラックバック

まず登録することからはじめよう

転職の本を出してから、以前にも増して転職相談を受けることが多くなりました。

でも、ほとんどの人が自分にどんな選択肢があるのかを知らないのと、どうしたいと思っているのか意思がはっきりしていないんですよね。

今、転職サイトはホントにたくさんあって、情報はいくらでも入手できますし、登録さえすれば、向こうからいろんな情報を持ってきてくれます(しかも無料)から、(1)とにかくまず大手の転職サイトには登録し、(2)スカウト機能を利用して人材紹介会社の人たちと片っ端から会い、(3)それから自分の方向性を具体的に決めたらいいと思います。 動かないと何も話が進みません。

とにかく登録して使ってみる。そんな具体的なアクションが、次につながる大切なきっかけなんだと思います。

転職サイトはいろいろありますが、私が個人的に使い倒して一番反応が良かったのは、[en] 転職コンサルタントです。このサイトのスカウト機能を利用して、今まで私は数十社の人材紹介会社の人たちと会って話をしてきました。

その結論: 転職に興味を持ったら、毎週アポを入れてとにかく会うのがコツ。それで見えてくるものがいっぱいあります。 (それを題材に本も書けるかも) 

年収が高い求人情報とかも掲載されているし、メルマガも出ている(定期的に届くとモチベーション維持には有効)ので、まずはとにかく会員登録して動き出してみてくださいね! 

私は今、こっちの効果を検証中です・・・。

投稿者 鶴野充茂 : 07:21 | コメント (1) | トラックバック

2004年11月23日

バカ売れトレーニング(佐藤義典著)

先日、人気メルマガ「 売れたマーケティング バカ売れトレーニング:売れたま」の佐藤義典さんにお会いした後、佐藤さんの「バカ売れトレーニング」をじっくり読みました。

面白い! 勉強になります。マーケティングの基本を極めて平易に、しかも具体的に書かれているので、自分自身の話としてイメージしやすいです。 

どうして「自分自身の話として」と言うかというと、これ、自分自身をマーケティングするという自己演出の考え方にマッチしているからです。マーケティングは、今や店や企業だけに必要なものではありません。個人にもそのままあてはまるのです。就職・転職の時には自分を応募企業というターゲット顧客に対してマーケティングする。どうやってターゲットをしぼり、どうやって顧客単価を上げるか(良い条件で雇わせるか)。日々の仕事では、自分の成果をどうやって価値の高いものと思わせて評価を得るか。発想は同じですよね。

そんな風に読むと、より一層リアルに感じると思います。秋の夜長にお勧めの一冊です。

自己演出

“マーケティング脳”を鍛える バカ売れトレーニング
佐藤 義典 (著)  秀和システム ¥1500

投稿者 鶴野充茂 : 18:10 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月22日

モリゾーとキッコロ

マーケティングにキャラクターを使うのはよくある手で、特に女性やファミリー層を狙う時には一般的な手法ですよね。で、今日はじめて知ったのが、モリゾーとキッコロ。愛知万博(正式名称:愛・地球博)の公式キャラクターだそうです。

日経によると、モリゾーとキッコロの関連グッズがいろいろ出ていて、一番の売れ筋は、2人(?)が主人公の絵本「もりのこえ」。「9月下旬に、皇太子さまが愛子さまとこの本を読まれる場面がテレビで紹介されると出版元に問い合わせが殺到、10月以降はそれまでの発行分の2倍を超える3万5千部を増刷、近く英語版も登場」するそうです。で、NHK教育では、「モリゾーとキッコロ」を全国放送していると。

この表現を読んで、思わずハリウッド女優誰それご愛用のダイエット栄養食、みたいなのを想像してしまいました。

また、モリゾーらの絵入り年賀はがきも出ていて、発行した643万枚のうち、すでに88%が売れ、160万枚を追加発行したそうです。うちにも届くかな。

公式グッズを一括して扱う伊藤忠商事は、680億円の売り上げを見込み、すでに300億円分を出荷したが、包装などにロゴマークを付けたライセンス商品1600点の多くは中部地区向けにとどまっている。絵本に続けと販路拡大を狙うが、メーカー側は「愛知のイベントのライセンス商品は北海道では売れない」(明治製菓)などと話しておりハードルは高い。一方で、人気に賭けた高額商品も。松本徽章工業(東京都)は、全国の有名百貨店で十日から、純金製のフィギュア百体を一体百万円で限定発売した。キャラクター物としては飛び抜けて高額だが、すでに数件の予約があるという。

はてさて、先日公表された 内閣府の調査で愛知万博を知っている人が56%とのことですから、これから先どうなるか楽しみですね。

で、まったく関係ありませんが、モリゾーは爺さんで、キッコロは子どもという設定。いくら少子高齢化が深刻だからって、お父さんとお母さんは不在でいいのか! と思うのは私だけでしょうか。 (両方、仕事に出かけてるのかな) 語呂的にも、モリゾー、XXX、キッコロー と3つの方がしっくり来るような。 

私が考えるなら、やっぱり、

モリゾー、リンリン、キッコロ!  森・林・木。 夫婦は二人で一つ、と。ダメかな。

こっちも気になる!

投稿者 鶴野充茂 : 14:54 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月18日

韓流ブームでふと思ったのですが・・・

事業企画的、マーケティング的な視点に立つと、誰かが「がーっ」と売上をのばすと、別の誰かのシェアは落ちます。

PR的な視点でも、誰かが「がーっ」と注目されると、やっぱり別の誰かは相対的に報道量が落ちます。

さて、韓流ブームでシェアを落としているのは誰か。いわば、韓流の競合になっているのは誰かと考えたのですが、「氷川きよし」になるんですかね。皆さん、どう思われますか?

ところで、韓流って「ハンリュウ」って読むのだと今更ながらに知りました。

こっちの方も気になるところですが・・・。

投稿者 鶴野充茂 : 22:39 | コメント (2) | トラックバック

GREEが株式会社化

GREEが株式会社でスタートするそうです。
プレスリリースはこちら
今後の動きが楽しみですね。田中さん、期待してますよ~!

投稿者 鶴野充茂 : 19:33 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月17日

ワインのネーミングと普及度:ボージョレー?

ボジョレーヌーボーなのか、ボージョレヌーボーなのか、気になるのは私だけでしょうか?

海外モノを導入する際に、マーケティング上、「これは日本語にフィットしにくいから違うネーミングで行こう」というケースはよくあります。映画などが分かりやすい例。原題と邦題では意味まで違うこともよくあります。

さて、明日解禁されるボジョレーヌーボーは、どちらかというと、使っている間にいろいろ混ざった、という感じがしますが(コミュニケーションとコミニュケーションみたいな?)、ボジョレーなのかボージョレなのか、どっちが正しいのでしょうか。

いや、どっちかよく分からないのに、これだけ認知度がある、期待されている商品というところが面白いですよね。

ボジョレー派の人たち vs ボージョレ派の人たち

私も明日は何種類かをゲットする予定です。で、このテーマについて書かれている方々にトラックバックかけさせていただいてます。これを機会に(?)よろしくお願いします! ご迷惑だったらごめんなさ~い。

読んで回っている間に、いろんな知識を得ました。すっかりボージョレー博士な気分です。ボジョレー派もボージョレ派も明日は一緒に楽しみましょう(?)。

こっちも気になる・・・

投稿者 鶴野充茂 : 19:10 | コメント (6) | トラックバック

個人の自己演出

しばらく地域や企業のPR活動の紹介が続いていますが、個人の自己演出として参考になる例がありましたので、ご紹介します。

ステイショナリー評論家 として活動されている 土橋 正さんのサイトです。ブログメルマガで頻繁に情報発信され、見事にオリジナルの世界観を作られています。

「単なる日記」ではなくて、1つ1つを読者にとって「価値ある情報の作品」になっているところが素晴らしいと思います。チャンスあれば、直接お話をうかがいたいな、と思いました。

こちらはどうかな

投稿者 鶴野充茂 : 15:20 | コメント (1) | トラックバック

2004年11月16日

アフィリエイトってスゴイ!

Eコマースのサイトで、全売上のうちアフィリエイトが占める割合が著しく高まってきていることは前から知っていました。アフィリエイトで儲ける系の本も何冊も読んだし、新しいマーケティングを考える上でも常に意識しています。

でも、私ナメていたことを今更ながらに反省しました。これ、自分で申し込んでみたらその世界の広がりにビックリしたんです。マーケティングとか販売・営業とか、広報・広告やっている人も、本気で取り組むかどうかは別にして、絶対に一度実際に自分で申し込んで、この「アフィリエイトの世界」を覗いてみた方がいいです。これは、実際に登録してみないと分かりません!

☆「アフィリエイト・マーケティング」って何か知らない人はこんなのに参加してみてください。私も取り寄せましたが、無料の資料請求だけでも価値有りです。

☆blogやサイトを持っている人は、実験してみると思ってこちらでぜひ登録を。やってみないとわかんないもんです。と、いうか、このアフィリエイトを広告主とアフィリエイターの両方の立場で見てみた方がいいですね。

この仕組みは、体験しておかないと、頭で分かっていても新しいマーケティングに使えません。

投稿者 鶴野充茂 : 17:34 | コメント (0) | トラックバック

新ブラウザ「Firefox」のキャンペーン

私も早速使ってるんですが、とても軽くて使いやすい。・・・なんて、言って私自身が何人にも勧めてしまいました。このFirefox(日本語のも当然あります)はこのようにして世界中で広まっているようです。

自己演出 「Firefox を広げよう」キャンペーンの成功には Apple ファンもたじたじ

「1日あたり」100万件以上のダウンロード、2万5,000人以上の宣伝ボランティア、約10万サイトによるボタンやバナーの掲載、『The New York Times』紙全面広告掲載用に25万ドルの寄付獲得、以上が SFX の成果だ。

このキャンペーン、マーケティング系の人間にはとても面白いムーブメントですよね。私が一番注目して見ているのは誰が始めに仕掛けて、誰(どんな層の人々)がコアで動かしているか。で、そこに誰が参加してきているのか、というところです。きっかけはみんなIEが嫌いだ、という単純な動機なのかもしれませんが、キャンペーンに参加する手段が分からなかったら、誰も動けませんからね。

ちなみに、Firefoxで Google PageRankとAlexa popularity を表示させるプラグインも出ています。

投稿者 鶴野充茂 : 16:18 | コメント (0) | トラックバック

トイレをPRに利用する!?

皆さんは、「ニーハオ・トイレ」ってご存知ですか? 中国のトイレ事情はあまり良くなく、特に地方都市へ行くと、いまだに個室の区切りがないものやドアのない公衆トイレが多いとのこと。こうした公衆トイレで用を足していると、他人と思わず目を合わせてしまうことがあるため「ニーハオ・トイレ」と呼ばれているそうです。

で、2008年の北京オリンピックに向けて、 公衆トイレなどの改善に取り組む北京市の成果も紹介される「トイレ・サミット」という国際会議が11月17日から開催されるそうです。 (CNNのニュース中国情報局

このニュース、直感的にネタとして面白いですよね。結果的に、報道しているメディアも大変な数です。(google検索で見てみよう!)

当然ながら、生活に深く関係のある問題でもありますから、blogでコメントされている方も多くて、

Haikara日記さんや カルロス・キヨサキの徒然草さん、 manyanaさん、 移動する羊さん、 思いつくままに・・・。 さん、dalian days さん、 PCアレルギ克服体操 さん、など多くの方が思いのたけを語っています。なお、このトイレサミットでは、出席する15カ国以上の代表団に対してフィールドワークを呼びかけており、半日間の視察ツアーを企画されている、と。
「トイレ」というのは、テーマとしての裾野が広いなあと感心しました。(日本トイレ協会でもツアーを企画
PRの視点としては、多くの人の生活に関係して、イメージを膨らませやすいストーリーが情報としてとても流通しやすいことを改めて実感しました。

投稿者 鶴野充茂 : 13:19 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月15日

地域名産ブランド食品

探せば、いろいろ出てくるものですね。

鰆料理で岡山観光PR――JR西など、新幹線の格安切符、食事とセット販売。 11/13付 日経新聞

 西日本旅客鉄道(JR西日本)と岡山市観光協会は旬を迎えた名物の鰆(サワラ)をテーマに秋の岡山観光キャンペーンを展開する。JR西日本はサワラ料理をセットにした岡山行き新幹線切符を発売、観光協会は切符の利用客に備前焼小物などをプレゼントし、JR岡山駅構内で関連イベントを開催する。両者が連携して観光客の呼び込みに取り組む。 身がもろく鮮度保持が難しいサワラを刺し身など生で食べられる地域は少ない。岡山県はその限られた地域の一つで調理方法もタタキやしゃぶしゃぶなど多彩だ。JR西日本や観光協会、岡山商工会議所などはこの独特の食文化を新しい名物に育てる。 

サワラを食べに岡山に行こう! という話ですかね? ちなみに、「さわら料理を岡山名物に育てる会」 初代サワラ大使は、元阪神タイガース星野監督らしいです。興味深い。

内弁慶返上全国区めざす、栃木・にっこり梨――大型、贈答用にPR 11/13付 日経新聞

 栃木県では一九九六年に「にっこり梨(なし)」というナシを品種登録した。日光市の「にっこう」と、梨の音読みである「り」を組み合わせて名付けた。「にっこり」笑いながら食べるという意味もあるという。 にっこり梨は、果実汁の重さが平均八百グラム。五百グラム前後の一般のナシに比べ、かなり大型だ。平均糖度一二と甘く、食感は柔らかい。(中略)日持ちが良く冷蔵保存すれば年末年始までもつため、歳暮などの贈答用にも向く点などを訴え、全国ブランドに育てる考えだ。

「にっこり梨」なんて良いネーミングですよね。明るく楽しい年を、なんて言ってうまく贈答の名物へとブランド化できるといいですね。と、思って調べていたら、おっとやばい。こんなのを発見。思わず注文してしまいそうです

内弁慶返上全国区めざす、茨城・常陸牛、レストランに「推奨」指定 11/13付 日経新聞

 十一月四日夕、千葉県市川市の行徳駅前のレストラン「ステーキ石井」に茨城県の橋本昌知事や県内の畜産関係者ら約三十人が集まった。県産の高級和牛「常陸牛」を使った料理を提供する「推奨店」第一号として、指定証を渡すためだ。(中略) 県産高級和牛を常陸牛と名付けたのは一九七六年。全国に和牛産地、茨城を売り込む戦略からだった。 最近は県内での認知度は高まったが「首都圏では三重県の松阪牛などに比べ知名度はいまひとつ」(県農林水産部)。過去十年間、出荷頭数は三千―四千頭で伸び悩んでいる。 このため県常陸牛振興協会は小売店や流通業者を対象に「指定店」制度を設け、七月時点で百八十六店を指定した。さらに今度は飲食店を対象とした推奨店制度で、PRに一役買ってもらおうという算段だ。

これ、アプローチが「このレストランガイドで紹介されましたシール・マーケティング」(命名、つるの式)によく似てますよね。つまり、「なんだか分からないけど、良い食材を使っているらしい」という店側のPRと、「良い食材らしい」という常陸牛の両方にメリットがある、と。もちろん、両方を厳選しないと価値が出ないわけですが。

投稿者 鶴野充茂 : 15:04 | コメント (2) | トラックバック

タコはブランドになる!?

地域の名産品をブランド化するという取り組みは各地で行われていますが、今度はタコです。

関門海峡産タコ、平松漁業協同組合――太く短い足噛むと甘み(羽ばたけ九州ブランド) 日経11/13付

北九州市の中心、小倉北区に事務所を構える平松漁業協同組合が同市水産課の協力を得て、関門海峡産のタコのブランド化に取り組んでいる。海峡の速い潮流の中で育ったタコは、足が短く太い。船に上げられると、立ち上がり歩くという。「噛(か)めば噛むほど甘みがでる」(同漁協の西口組合長)という食味は最高級、太い足はすしネタに適している。
 取り組みを始めたのはおよそ二年前。元々、タコは関門の有力な産品だったが、市水産課の職員が「タコは産品として特徴があり、付加価値が高い。漁獲量もまとまっている」と目を付け、平松漁協にブランド化を働きかけた。これを受け、漁協はタコ漁の世話人三人を置いて、普及策の検討を始めた。

Yahoo! ニュース

「船に上げられると、立ち上がり歩く」というのがいい表現ですよね。なんだか目に浮かびます。タコといえば兵庫県の明石が有名ですが、記事によると、「 ブランド・タコの大先輩、兵庫県明石浦漁協を視察 」して、「 乱獲が進み、取れるタコも小型化している現実を知り、資源を守るルールを作った」とのことです。

ブランドにするには、「価値」が明確なことが重要で、「希少性」も重要な要素だと思います。ただ、食品という視点からすると、やはり「味」がどうなのか、というのが消費者として一番知りたいところですよね。

69Partners Cafeさんが関門炊きタコ弁当というのを紹介されています。食べてみたい。

投稿者 鶴野充茂 : 10:31 | コメント (1) | トラックバック

2004年11月12日

新潟に向けて、「ガッツだ」!?

露出の機会にはなるものの、ガッツ石松に対するポジティブな印象にはつながりにくいと思うのですが、皆さんはどう感じますか? 本人が考えてアレンジした企画とは思えないところが重要なポイントなのですが。

ガッツ石松が新潟中越地震被災者へ義援金寄付

 タレントのガッツ石松(55)が11日、東京・芝大門の日本赤十字社を訪れ、新潟県中越地震の被災者へ義援金100万円を寄付した。話題の告白本「最驚(さいきょう)!ガッツ伝説」(光文社、1000円)で得た印税約2000万円の一部をあてたもの。「私たちが心を示す。もう少しがんばって!」。この日は得意の持ちネタ「OK牧場!」を小声で披露するなど遠慮がちだったが、代わりに被災者に“最強”エールを送った。

しかし、なぜいつも赤十字なのか。それはきっと、赤十字以外のところに寄付をすると、そちらの方が目立ってしまうからなのかもしれません。

このイベントで何より大切なメッセージだと伝わってくるのは、「 第2弾の「最驚!ガッツ伝説2」が近く発売される 」というポイントですからね。 「支援のために寄付した」という誰も非難できないニュースなのが、も1つネガティブな印象につながると思うのですが。うーむ。

こっちの成績もうーむです。

そんなことをいろいろ見ていたら、結構、芸能界・スポーツ界が地震被災地区の支援に動いていますね。

がんばろう新潟!とジャニーズがチャリティー野球 ◇ ホリプロが義援金500万円 ◇ アップフロントグループ義援金受付窓口を開設 なっちも“頑張れ新潟” ◇ ジーコ功労代表、新潟と震災チャリティー戦 ◇被災者へ癒しのメロディー…ベルリン・フィル公開リハ

もちろん、それぞれの意図や見え方はどうあれ、具体的な行動に結び付けていることにはとても大きな意味があります。それは間違いありません。

投稿者 鶴野充茂 : 18:30 | コメント (0) | トラックバック

地域と芸能人の関係

地方都市にとっては地元のPRが全国区でできるというメリットがある。

芸能人にとっては、出演番組・作品のPRができるというメリットがある。マスコミ露出のきっかけにもなる。

そういう意味で、両者が組むことにはメリットがあるんでしょうかね。

お勧めデートスポットはロケ地…坂口&長澤が香川PR大使

 俳優、坂口憲二(29)と女優、長澤まさみ(17)が第1回「香川かがやき大使」に任命され11日、東京・目黒区のウェスティンホテル東京で行われた委嘱式に出席した。

 坂口の主演映画「機関車先生」、長澤の出演映画「世界の中心で、愛をさけぶ」が香川県で撮影され、PRに寄与したためで、2人は香川県の真鍋武紀(たけき)知事から感謝状と委嘱状、同県名産品の数々を贈呈された。

投稿者 鶴野充茂 : 17:43 | コメント (0) | トラックバック

団塊世代の定年と新たな経営課題

日銀の広島支店が発表した調査で興味深い結果を見つけました。

団塊世代の定年、ノウハウ伝承、企業4割悩む――広島県内、日銀調べ (11/12付 日経)

日銀広島支店はこのほど、広島県内企業の人材戦略に関する調査結果をまとめた。調査では、数年後に予想される団塊世代の大量定年退職により、四割強の企業が技能・ノウハウの伝承が経営課題になると回答。一部退職者の雇用延長や社内教育の拡充で優秀な人材を確保しようとする姿が浮き彫りになった。同県のこうした雇用環境の変化は中国地方の他地域にも影響を与えそうだ。

興味深いのは、人材確保に苦労していることではなくて、ノウハウの伝承という「コミュニケーション」が今後とても重要な経営課題として求められてくるという話です。

技能伝承の取り組みでは職場内訓練(OJT)による個別指導が五六%に上り、技能のマニュアル化(三九%)、個人の習熟度表の作成(一六%)などを大きく上回った。

まあ、こういうカテゴライズの仕方しかないのかな、という感じもしますが、どうやって効果の高いOJTにするか、それはつまり、社員教育の話であり、コミュニケーション強化が課題だという話ですよね。ううむ。コミュニケーション専門家にとっては新しいビジネスチャンスです。

投稿者 鶴野充茂 : 11:00 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月08日

観光旅行にご招待!?

招待してくれるんだそうです。アジアのメディア関係者だったら。

海外向け観光地宣伝、県内自治体、メディア関係者を招待、アジアに照準、取材費負担も(11/6付 日経新聞)

山梨県内の自治体で、海外のテレビや新聞、雑誌関係者などを県内に招待し、観光スポットを宣伝しようという試みが広がってきた。富士河口湖町は台湾のテレビ局を、山梨県は香港の新聞や雑誌社を招待し、番組や記事などに取り上げられることによる宣伝効果に期待する。少子化で減少が予想される旅行需要を、アジアを中心とする外国人観光客で補う狙い。
 富士河口湖町は十月二十八日から十一月六日までの日程で、台湾のテレビ局の旅番組のロケ撮影を誘致。町が取材費などを負担し、予算を約二百五十万円確保した。同町の負担による海外メディアの誘致は初めてで、「広告よりも低コストで高い宣伝効果を得られると判断した」(同町)。番組は一回一時間で四回のシリーズ。毎週日曜のゴールデンタイムに放映される。

PR業界用語で言うプレスツアーです。まったく関係ありませんが、山梨県のサイトはRSS対応。自治体ではまだ珍しい取り組みだと思います。

今週、新しい顔ぶれが増えましたね

投稿者 鶴野充茂 : 09:52 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月05日

昔、ネットは匿名の世界でした

ソーシャルネットワーキングサイトが普及してから加速したんですかね。今では、ネットはファンを募る場にもなっています。⇒ ミス慶応コンテスト

もう一回、大学に行きたくなりました。

投稿者 鶴野充茂 : 21:55 | コメント (2) | トラックバック

「式」の威力

グレート・マーケティング・マスターへの道さん(長いから今後はグレ道さんと呼ぶことにします)のblogで、「式」をつけるだけで「 確立した方法論というイメージを与えることが出来る」というのを偶然通りかかって見つけました。

おお、なんと! 私も「つるの式」とやってます(このblogのタイトルもそうだった)。ちなみにこの通信添削講座は、当初の予定よりも評判が良いそうです。理論のオリジナルはこの本です。今後も書籍やなんかで「つるの式」を増やしていこうかとも思っていますが、こういうのは「公文式」並に知名度がない場合には、営業担当者などの「追加の説明」がつかないとフックとしては今ひとつ力がないように思います。(説明があると強い)

つまり、反復して認知されればブランド化しやすいものの、初めて見た時にはひっかかりにくい、と。

それでもまあ、私としてはせっかく付けていただいた名前なので、「つるの風」とか「つるの的」、「つるのチック」あたりまで発展できればいいなあと、毎晩星を見ながら思っています。究極的には「つるの様式」?

さてどこまで行くか、こっちも気になってます

投稿者 鶴野充茂 : 15:39 | コメント (2) | トラックバック

2004年11月04日

PRしたいのは、ボジョレーヌーボー? それとも船?

こんな記事を見つけました。

新酒ワイン片手に東京湾景、都が観光船PRで企画 (11/3付、日経MJ)

隅田川の夜景を眺めてヌーボーを――。東京都は荒川、隅田川と東京港を周遊する観光船「東京水辺ライン」で、フランスの新酒赤ワイン「ボージョレ・ヌーボー」を飲み放題で楽しめる企画を開催する。観光船の認知向上策の一環で、ボージョレ・ヌーボーをテーマにするのは今年が初めて。
 イベントは「新酒のお届け便」。十八日の解禁に合わせ、東京都公園協会(東京・新宿)が特別便として一便を運航する。定員は四十人で、料金は乗船料、オードブル込みで大人八千円。往復はがきによる予約申し込みが合計二十人以上になれば、催行する。

なんとも、誰が主体で何をPRしたいのかよく分からない記事ですが、8千円でボジョレーヌーボーとオードブルと東京湾の景色が楽しめるということですね。船に乗ってもらうために、ボジョレーヌーボーで呼ぶ、と。船酔いしたら、それが船のせいなのか、ワインのせいなのかがよくわからない、と。船を下りても船に乗ったときのことを覚えてくれているといいですね。・・・うーむ。

すごい、順位がのびてる!

投稿者 鶴野充茂 : 16:01 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月03日

ライブドア・堀江社長の自己演出

不祥事を起こしたわけでもないのに、なぜテレビに出るたびに株価が下がったのか。

これは、PR/コミュニケーションをテーマに仕事をしている人たちにとって、極めて興味深いケーススタディだと思います。一般的には、認知度が上がれば、株価は上がるのがPR/IR業界の共通認識でした。露出が増えて株価が下がるのは、不祥事を起こして記者会見をし、さらにその席で社長が失態を演じた場合くらいでした。

もちろん、世間のblogの書き込みを見ている限り、ライブドアがファンを増やしたことは確かです。リアルの場に社名が出た価値も大きかった。それでも投資的な視点で考えれば、社長の露出が増えるたびに市場はライブドアに対する期待を下げていったということです。

情報発信力が強ければ強いほど、ポジティブにもネガティブにも強く影響が出る。情報発信の難しさですね。

ライブドア株価

投稿者 鶴野充茂 : 15:07 | コメント (1) | トラックバック

求人を出す時の自己演出

こんな仕事ができる人を募集しています、というのが従来の求人広告ですが、「単なる人材募集」を告知するだけでは優秀な人材を惹き付けることが難しいという場合があります。

応募する方としても、「そこで働いたらどんないいことがあるのかな?」と考えるためです(優秀な人材には選択肢が豊富にある)。そういう観点で、米国企業のウェブサイトで採用ページに、「うちで働くとこんなメリットがありますよ」という紹介を掲載しているケースが増えているのを興味深く思いますね。たとえばgoogleのこのページ Top 10 Reasons to Work at Google )。優秀な人材獲得は企業の大小に関わらず大きなテーマですから、その会社で働く意義や御利益をアピールすることもどんどん重要になってくるのでしょう。

投稿者 鶴野充茂 : 14:18 | コメント (0) | トラックバック

やっぱり大統領選挙は面白い

PR/コミュニケーションの専門家にとって、米国大統領選挙ほど面白い題材はありません。今回は歴史上稀に見る接戦ということで、余計にPR合戦が過熱化しています。

今回目立った動きはblogを使った草の根の活動(最近こんな言葉を使わなくなりましたね。これも大きな変化かも)が増えたこと。なんだかんだ言って選挙の最後は大量の広告を投入していること(最終段階の大きな寄付は広告に消費される)。また、選挙手法としては、これまで定石とされていたswing votersという無党派層をターゲットにせずに、組織票固めを強化したことなどがありました。

そこにきて最後の今、こんな面白い動きがあります。

Election-prediction addiction (CNET)

With just hours left before voting is scheduled to end in one of the most-anticipated presidential elections in U.S. history, political pundits ranging from the amateur to the academic are scrambling to update their Web sites with final forecasts.

みんなが一斉に、結果予想を自分のサイトでやっている、というのです。国民総評論家みたいなノリ? それにしても、選挙でここまで多くの人の参加意識を高めるというのは本当に面白いと思いますね。米国でも日本同様、投票率はどんどん落ちてるんです。非常に一般化して言うと、シニア層しか投票してません。それでもここまで盛り上げるというのはやはりコミュニケーションの力だと思いますね。

投稿者 鶴野充茂 : 01:21 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月02日

マーケティングとSNS

Ad Innovatorさんが興味深いニュースを紹介しています。MTVがティーン向けソーシャルネットワーキングサイト(SNS)やblogと提携、と。(もとネタはこちら: The Hollywood Reporter:MTV taps into tech alliances to reach teens )

"We think that blogging and social networking is really where the growth is coming in terms of the teen market in particular." He said "social circuitry" within groups of people and between groups of people on the Web, on blogs, and via cell phone text messaging was "absolutely" the best way to market to teens today.

と。なんだかマーケティング手法が急速に変化しているのを感じますね。これまではマスコミという「面」で何万人に直接リーチできる方法こそが宣伝、みたいな感じでしたが、昨年あたりから「口コミ」「バズ」という「伝染型」が騒がれ始めて、最近はもっとつながりが読みやすい「芋づる型」のblogやSNSと。

さて、まったく関係ありませんが、驚くほど順位がのびてます。行くかベスト10入り。

投稿者 鶴野充茂 : 18:59 | コメント (0) | トラックバック

発見!? 「はい」は一回!

コミュニケーションの技術とどれだけ関係があるのか分かりませんが、私は昔よく親から「ハイは一回!」と怒られてました。「はいはい」と返事をすることが多かったためです。

で、その「はいはい」のリズムなのですが、その人がPCのマウスでダブルクリックをしているテンポに限りなく近いことを今日、職場で発見しました。つまり、同じ「はいはい」でも、人によって大体固有のリズムがあるように見えてきたのです。

もちろん、ゆっくり言う時の「はい、はい」と、話を早く切り上げたい時などに使う「はいはい」は誰でもリズムが違うのですが、概していつもすばやく「ハイハイ」と言う人は、ダブルクリックの動作も同じようなスピード。ゆっくり「はい、はい」と言う人はダブルクリックのスピードもやっぱり同じくらいゆっくりなのです。

なんせサンプル数が少ない仮説ですし、まったく科学的ではない感覚値ですが、皆さんどう思いますか? 地球が同じスピードで回っているように(?)、人も固有のスピードというのがあるのですかね。

投稿者 鶴野充茂 : 11:13 | コメント (0) | トラックバック

メデコミ会11/1満員御礼

ひゃ~今回も満員でした。ご参加いただいた皆さん、有難うございました。今回も、参加者同士がトラックバックやコメントで見つけやすいようにここにメッセージを残しておきます。

自己演出

「今日はまだ飲んでません」と誇らしげに語っていた人も5分後にはいつも通りの顔に。

自己演出

来月は12/6(月)です。

このつるの式blogブログランキングで大健闘中です! 

投稿者 鶴野充茂 : 01:04 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月01日

地震とセブンイレブン

ジャーナリストの視点で見ると、ぜひ伝えたいニュース。

現地生活者の視点で見ると、ぜひ知りたいニュース。

ビジネス専門家の視点で見ると、こうありたい感動のサービス例。

広報の視点で見ると、こんな形で自社が紹介されてよかったとホッとするニュース。

それがこのセブンイレブンのニュースですね。みんなの笑顔が想像できて何だか嬉しいですね。

投稿者 鶴野充茂 : 16:12 | コメント (0) | トラックバック

「編集会議」12月号に出てます。

11/1発売の「編集会議」12月号に私が写真付きで紹介されています。

タイトルは、「一人編集長の進化系」です。

編集会議

読まれた方、感想をお知らせください。

▼さて、つるの式blogの最新ランキングはいかに?

投稿者 鶴野充茂 : 10:57 | コメント (0) | トラックバック

ビジネス系ソーシャルネットワーキング

「biji」ビジ が今日スタートですね。招待状届くかなぁ~。

投稿者 鶴野充茂 : 10:33 | コメント (0) | トラックバック

低下するのは「聞く力」? ほんとかな

今日(11/1付)の日経新聞に興味深い記事が出ています。

低下する社員の「聞く力」――企業も鍛え直し着手(シグナル発見)

「日本人はコミュニケーション下手」と、よく言われる。しかし、そもそも話を聞く能力が低下しているのではないか、とあちこちで指摘され始めた。社員の「聞く力」を鍛える企業も出ている。

かなり大きな記事です。コミュニケーションは私の専門でもあるので、全部しっかり読みました。

記事は、「最近の若者は~」調で、年配の視点でのみ書かれていることがまず気になるのですが、何よりも、「聞く力が低下する」と言うにはまず、「話す力が現代に対応できてないんじゃないのか」という視点でも検証しないといけないのに、それがまったく欠落しています。

どんどん時代が変わって、コミュニケーションの形態が変化しているのに、それに対応したコミュニケーションのとり方を情報の発信者がきちんと考えていないことにこそ問題があるというのが私の見方です。

話は、聞かせたい方が工夫をしなければならないように思うのですが、皆さんはどう思いますか?

投稿者 鶴野充茂 : 10:19 | コメント (1) | トラックバック

「つるの式コミュニケーションメソッド」メールマガジン登録

このblogの筆者によるメルマガにご登録ください。自分の名前で仕事をしていきたい人のための実践ビジネス対人要領&自分マーケティング講座(無料)がメールで届きます。独立・起業・経営、就職・転職・留学に使える! 話し方と伝え方。コンサルタント、広報宣伝・営業担当者、経営者必読です。

メールアドレス:

Powered by まぐまぐ