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2004年09月30日

地域PRコミュニケーション

以前にも地域やエリアでPR活動を強化しているニュースを取り上げましたが、今日の新聞でも見つけました。

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東京・練馬、「アニメの街」PR、制作会社48社協議会を設立、商店街などと連携。
2004/09/30 日経流通新聞MJ

 日本アニメ発祥の地とされる東京都練馬区で制作会社が連携し、国内外への情報発信や地域活性化を目指す協議会を設立した。共同制作の交渉を一括してできる総合窓口を設けるほか、アニメ作品の収集・保存や次代を担う人材育成も検討。地元区や住民とも協力し、「アニメのふるさと・練馬」の定着を目指す。
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映画撮影誘致、専用サイト開設、茨城県、冊子も作成。
2004/09/30 日経流通新聞MJ

 【水戸】茨城県は「いばらきフィルムコミッション・ホームページ」(http://www.ibaraki-fc.jp)を開設した。県内ロケ地二百カ所を六百点の写真を使って紹介。最新のロケ情報も随時提供する。
 ロケ地はキーワードやこれまでの撮影実績、地域別、カテゴリーから検索できる。茨城県の年間祭事スケジュールや平均気象データも掲載。ロケ支援を希望する映像制作者はホームページのフォームからそのまま申し込むこともできる。

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中国人観光客を“熱烈歓迎”――鬼怒川・川治温泉の旅館・ホテル。
2004/09/30 日本経済新聞

 栃木県藤原町、鬼怒川・川治温泉の旅館・ホテルが中国人観光客誘致活動に乗り出した。若手経営者によるプロジェクトチームを設置して共同PR活動を本格化。十月には中国の視察団を受け入れる計画だ。中国語版ホームページ(HP)や各種データベースなどソフト面の誘致・受け入れ体制整備にも取り組む。業界自ら知恵を絞り、他地域との競争に対抗する。

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記事を読んでいて面白いな、と思うのは、新しいことをやろうとする時には、「若手のフレッシュなアイデアが必要だ」と、若い人を集めて企画を出させようとするのはどこでも同じなんだなぁということです。

こういう地域PRも組織のPR担当者が苦労するのと同じで、「1つのメッセージを作ろうとすると、それに当てはまらない所から反対が出る」事態をどうやって、「いろいろあるけど、コレでいこう」と具体的で分かりやすいキーワードに落とし込めるかが成功への第一歩のように思います。

情報を発信する人が自分たちのキーワードを決められなかったら、発信するメッセージは分散して伝わりますから、インパクトがでにくいんですよね。

若い人たちがひねり出したアイデアを、シニアな人たちが守り育ててくれるようなアプローチが必要不可欠なのではないでしょうか。

もう1つ、昨日の新聞にも同類の記事を発見
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近畿のフィルムコミッション、ロケ地誘致、知恵絞る――大学と連携、アジアでPR。
2004/09/28 日本経済新聞

 映画やテレビのロケ地を紹介する近畿のフィルムコミッションが相次ぎユニークな誘致活動を打ち出している。ロケ地を観光の新名所として売り出し地元の振興につなげるのが狙い。大学との連携やアジアでのPR活動で、厳しさを増す地域間での誘致合戦に先手を取りたいとしている。
 兵庫県城崎町は来春の市町村合併を見越して今月、地元観光協会などと「きのさきフィルムコミッション」を前倒し設立した。来春には一市五町で新「豊岡市」になるが、全国的に知名度の高い「城崎」の名を残す。合併後はただちに新市全体に活動エリアを拡大してロケ地を発掘する。

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投稿者 鶴野充茂 : 10:04 | コメント (0) | トラックバック

ホテルの顧客コミュニケーション

私はホテルに泊まると、できるだけ備え付けのアンケートに気づいたことを書き込んでチェックアウト時にフロントで渡すようにしています。

それが結局は次に泊まる時のサービスクオリティにつながるのではないか、という期待があるからです。大体、書き込みスペースいっぱいにコメントを書きます。

内容の配分もイメージがあって、大体、良いこと3-4割、改善点6-7割という感じ。
単なるクレームではなくて、読んだホテルの人が、何か気づきがあるか、その提案をきっかけに日ごろから気になっていたポイントの改善につなげてもらえるようなものを考えて書きます。

ホテルの立場で考えると、顧客からのこうしたフィードバックは貴重なものなのでしょう。経験的に、半数以上のホテルから、「コメント有難うございました」という手紙が後日、郵送で届きます。

しかし、ここで、ほぼ毎回、「もったいないなぁ」と感じてしまうのです。

まず、ホテルから手紙が届くと、ほぼ必ず「次にお使いください」という「宿泊特別優待券」が入っています。大体「50% off」などと真ん中に大きく書いてあります。

ところがよく読むと、これは平日の正規料金から50% offになるということで、
休前日なら20%とか、忙しい期間は使えません、などと書いてあります。
ホテルでコメントを残すようなコアユーザーは、正規料金で泊まる人はもともとあまりいないでしょうし、実質的には、ネットで安値を探した方が、優待券を使うよりも安い場合があり、メリットがあまり感じられません。広告のように「50% off」と目をひきつけておいて、よく読むとあまり大したメリットがなく落胆させられます。

期待させられてからガッカリさせられると、印象はかなり悪くなります。

もう1つは、「コメント有難うございました」の手紙です。
大体、ワープロ書きなのですが、ひどいホテルは、名前のところだけが手書きになっていて、「ありものの定型文に名前だけ書き込みました」というのが堂々と届きます。全部のコメントに文面までカスタマイズするのは大変な手間だと思いますし、そんなことは期待していませんが、明らかに「苦情を書いた人用」「感激・お礼を書いた人用」みたいなカテゴリーで定型文化されているものをそのまま使っています、というスタンスは、ガッカリさせられます。

コメントを書き込むのも結構な時間がかかるんですよね。

せっかくできた顧客との接点を、もう少し工夫すれば、もっと良い関係に育てていけると思うのですが、皆さんはどう思いますか?

投稿者 鶴野充茂 : 09:15 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月24日

信頼性を考える

自己演出の最も重要なテーマの1つは、信頼性です。
情報を発信する人は、同時にその情報を信用してもらう必要があるので、常に信頼してもらうための工夫を続けなくてはなりません。

そういう観点で、面白い記事を見つけました。

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信頼できるWebサイトになるには――IntelとMITが見つけた「答え」

「信頼は常に関係に基づく。個人間の関係でも、企業と個人の間の関係でもそうだ。実際の人間同士のやり取りを介して信頼がいかに形成されるかをめぐる従来のパラダイムは、新しい技術によって急速に変化した。このように電子メディアへの依存が高まっていることから、従来の信頼の概念について、企業にとっても個人にとっても興味深い課題が生まれている」

「企業が顧客の信頼あるパートナーとして自己を確立する役に立つ」とする8項目の戦略的要素のリストを作成した。

1. 透明性を目指して努力する
2. 顧客の立場に立つよう再編する
3. 顧客が自分で問題を解決できるよう支援する
4. 顧客に作業させる
5. 突出した製品とサービスを構築する
6. 自分の製品を競争相手の製品と比較する
7. 信頼に基づいたサプライチェーンを作り上げる
8. 信頼を企業のあらゆる機能を超えたものにする

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この論旨でいくと、信頼性を高めることとは、ある意味、関係を強くするという作業の繰り返しなのかもしれません。

もちろん、これはウェブ上の話だけではありませんね。

投稿者 鶴野充茂 : 08:30 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月23日

自己演出は自分の名前で仕事をしていく技術

本格的に自己演出を教えていこうと準備中です。私がイメージしている自己演出は、意思や目標をもっている人が、自力でキャリアを開拓していけるように、ちょっとしたコミュニケーション上の工夫をアドバイスすることです。

今の時代は、営業マンでなくても自分自身の営業をどんどんしていかないと仕事がなくなるような厳しい時代ですし、比較されるものがたくさんあるので特徴を一言で説明できないといけません。それに加えて、どうやって認知度を高めるかもたえず工夫し続けていく必要があります。

春にタイを旅行した際、ホテルのレストラン料理長が、ホテルが企画する早朝のマーケットツアーの案内をしていました。また、ランチタイムの後には、その料理長が、タイ料理教室を教えているのです。 付加価値の高い仕事を考えた時には、単に良い料理を作ること以外にも、いろんな工夫があるのだと学びました。

また、仕事の領域を自分で絞ることで、自分の認知度を高める方法もあります。不動産業などは競争も激しく、それでいて「どこも同じ」ようなイメージが強いビジネスですから、いかに他社と差別化するかは死活問題です。

先週末買った、このラスベガスの本もそういう観点でとても勉強になります。どうして砂漠の真ん中にあるラスベガスが集客し続けられるのか。実はカジノではなく、利便性で人が集まっているのだと改めて認識しました。ずっと興味を持って見ていた町でしたが、たくさんの発見がありました。経営者やPR/マーケティングをやっているすべての人にお薦めです。

 

ラスベガス 黄金の集客力―砂漠の真ん中に3500万人呼び込む8つの秘訣

長野 慶太 (著) 価格: ¥1,470 (税込)

投稿者 鶴野充茂 : 21:46 | コメント (0) | トラックバック

バラマキ&口コミPRの威力

9/16の「キンカン」のblogにも書きましたが、サンプリング×口コミって最近のマーケティングで流行の兆しがありますね。

たとえばこれ↓ 車のサンプリングだそうです。
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やはりバラマキが効果的--観客への新車プレゼントでサイトへのアクセス急増
Matt Hines(CNET News.com) 2004/09/21 21:47


 教訓その1:高級品を景品として大量に提供すると、ウェブサイトのトラフィックが急増する。

 昼間のテレビ番組の伝説的司会者Oprah Winfreyと自動車メーカーのGeneral Motors(GM)が先週、276台の自動車を景品として提供したが、仮に彼らの目的が消費者の関心を掻き立てることにあったとすれば、彼らの戦略は大成功したといえる。オンライン市場調査会社ComScore Networksによると、13日にOprah Winfreyの番組が放送された後、Oprah.comとGMのPontiac.comへのトラフィックが急増したという。

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サンプリングとは違いますが、blogを使ったマーケティングキャンペーンも盛り上がってきていて、アリエールでも、読者コメントを募集しながら口コミにつなげる企画がスタートしました。

初期の頃は、こういう「新しいマーケティング手法の紹介」でblogに書かれることが多いと思いますが、なんとか本来の(?)ユーザーとの関係性強化にもつながるといいですね。

こういう企画をスタートした時にありがちなのは、「スタートしました。見に来てください」というスタンスで、自分たちの方からは出かけていかない、というパターンです。盛り上げようと本気で思うなら、ぜひ今自分たちが持っているコンテンツを発信することと同時に、ヨソに(特に個人系サイトなども含めて)出かけていって、積極的にリンクを張り巡らせ、本当にユーザーに役立つ情報を集められるようなサイトにしてもらいたいと思いますね。商品を売ることだけを考えるのではなくて。

できれば、担当者の顔が見えると、親近感が持てて尚良いと思います。

投稿者 鶴野充茂 : 19:50 | コメント (0) | トラックバック

地方自治体と国の観光PR活動

22日付新聞に、複数の観光PRの記事が掲載されてました。
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来月10日、福岡で、マレーシア観光PRイベント 2004/09/22, (日本経済新聞)

マレーシア政府観光局は十月十日、福岡市・天神の西鉄ホールで、観光PRイベント「マレーシアの夕べ」を開く。マレーシア航空の福岡―クアラルンプール便運航再開に合わせた企画。
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札幌市、JTBと組みPR 2004/09/22, (日経産業新聞)

札幌市はJTBと共同で、首都圏で札幌のPRに乗り出す。オールカラー印刷の旅行情報誌を製作、首都圏のJTB約三百二十店で配布を始めた。JTBは札幌観光の旅行商品を企画し、情報誌にパンフレットを挟み込む。
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トップ走る!!、山梨県知事、ソウルで観光客誘致――来月、旅行社代表にPR。 2004/09/22 (日本経済新聞)

 山梨県の山本栄彦知事は十月七日から四日間の日程で韓国を訪問し、同県への観光客誘致を拡大するため、自らトップセールスを行う。二十一日の九月定例県議会での所信表明で明らかにしたもので、他県では知事が海外で誘客促進のためのPRを行った例はあるが、山梨県では初めて。

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先週末、旅をして思ったのは、旅には、(1)そこに今行く理由 と (2)旅の話題 が必要なんです。記事になるのは、新しい直行便ができたとか、行政と企業が組んだ、ということがきっかけなのかもしれませんが、本当に人を呼ぼうとすると、「今」どこの「何」を見に行くという「目的」と、帰ってきた時に「この前の旅はどうだった」という話題を予めイメージさせるのが重要だと思いますね。

一般的な旅の情報は巷にあふれているので、「なぜ今か」「どんなネタがあるか」で引き付けられないとアピール力が弱いのでしょう。


投稿者 鶴野充茂 : 10:55 | コメント (0) | トラックバック

1日1200件のblog開設

blogブームで個人/法人の情報発信が盛んになっています。
GMOの3つのblogサービス、1日1200件超の新規開設があるそうです。
多くの人は何を目的に、一体どんなことを発信しようとしているのでしょうか?
blog内容の分類みたいな調査があれば知りたいものです。

投稿者 鶴野充茂 : 10:40 | コメント (1) | トラックバック

2004年09月22日

インパクトのあるblogを考える日

10/2(土)に、PRマーケティング的な視点から、インパクトのあるblogを考えるセミナーを開催します。

単なる日記から個人マーケティング・ツールへ。
単なる会社のホームページ担当者から、強力な販促マシンのプロデューサーへ。

この日を境に新たな展開ができるかもしれません。

詳しくはこちらをどうぞ

投稿者 鶴野充茂 : 17:04 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月21日

世界一の朝食

連休を利用して、関西に行ってました。今回の目的の1つは、「世界一の朝食」を食べること。
「えっ、何?」と思うでしょう。コミュニケーションって、こういう仕掛けが重要なのだと改めて思いますね。
何が世界一なのか。なぜ朝食なのか。
 
「世界一の朝食食べて来る」と言うと、皆、「え、何が世界一? 値段? 量? 味?」と質問してきます。
この興味を誘うところ。強力なブランディングです。
 
さて、何の話かと言うと、神戸・北野ホテルのことです。なかなか予約が取れなくて泊まれなかったのですが、今回やっと実現。噂の「世界一の朝食」は、ほんとに良かったです。自家製パンとフルーツとヨーグルトとハムと卵と・・・朝食に1時間半かけて満腹のご馳走(カロリーはそんなに高くない)を堪能してきました。あれだけの量の朝食を食べたのは初めてかもしれません。世界一量の多い朝食?? いやいや、一皿一皿、素材の味を生かして、どれもおいしかったです。部屋もイギリスの小奇麗なB&Bみたいな感じでGood。お薦めです。
 
「詳しくは知らないけど、とにかく世界一で、すごいらしい」そんなメッセージを広められれば強いですよね。
 

投稿者 鶴野充茂 : 22:40 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月17日

インパクトのあるblogの活用を考える日

お待たせしました。数多くの方からもお問い合わせ頂いているblogセミナーのご案内です!

最近のブログブームで、皆さんの中にもブログを使って情報発信されている方もたくさんいらっしゃると思います。出てきた当初は、簡単に更新ができる日記ページ、くらいなイメージでした。ところがしばらくして、トラックバックやRSSなど、単なる日記の枠組みに収まらない使い方もでき、なおかつ妙にgoogleの上のほうに出現してくる特性もあるというSEOの観点からも注目され、最近ではビジネス活用の可能性を模索している人も多いのではないでしょうか? (実は私もその一人・・・)


blogセミナーは最近ちょくちょく見かけるようになりましたが、ほとんどが「blogってなに?」レベルに留まっていて、私自身、自分の仕事にどう活用できるかというイメージがもう1つ膨らまないなと感じています。

そこで今回は、blogというテーマで、広い意味でPRマーケティング的に、どう使って、どんな成果を狙うのかを考える機会にしたいと思い、企画しました! 

そう、とりあえずblogは立ち上げたけど、書くネタを探すのも大変だし、これ一体、この先どうするのよ、という、まさにあなたのためのセミナーです!

今回の特別講師は、インターネット初期時代から自分でメルマガを発信し、一時は(今も?)ちょっとしたネット・カリスマになったこともある人物で、今は企業配信コンテンツの相当なシェアを握っている、隠れた急成長コンテンツ制作会社の経営者です。
(私は個人的に10年以上の付き合いなんです)

他ではあまり聞けない(表には出てこない)インターネットのトレンドも聞けるかもしれません。


※会場のスペースの関係で、30名程度の限定募集です。興味のある方は、今すぐメールください。
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■タイトル
「blog/RSS」を活用した情報発信の実際と期待される効果
 ~CMSの観点から見たブログ活用術~

日時: 10月2日(土) 14時半から17時ごろまで
場所: 五反田・東京デザインセンター 2F「サーカス」
参加費: 3500円 (前払い)

特別講師: 白石 崇 氏(株式会社ライトアップ代表取締役)
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[セミナー内容]
 ◇CMSとしてブログを活用したサイト構築の実際
  ・現在のブログの利用シーン
  ・人気のブログ
  ・CMSとは、また、その活用メリット
  ・ブログでのサイト構築方法
  ・ブログでのサイト構築の予算
 ◇RSSによる情報配信
  ・なぜメールマガジンの代替になると言われているのか
  ・RSSリーダーの機能、活用方法
  ・RSSで何を配信するべきか
  ・RSSの問題点
 等など。


[講師略歴]
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NTT在職時、子会社ISPであるぷららのコンテンツ等を担当。
その後、サイバーエージェントにおいて新規コンテンツ事業部
を立ち上げ。現在は、株式会社ライトアップ代表取締役として、
企業発のメールマガジン・フォローメール・WEBマガジン等の
「連載型コンテンツ」の企画製作を手がける。

本年より企業におけるブログを活用したCMSとしてのソリュ
ーションを提案し、年初よりブログの運営を企業より請け負う。
また、現在国内数百万人規模のISP2社のブログサービスの
立ち上げから、その運用管理までを担当。また、9月末にブロ
グを活用した、中小企業向けCMSソリューションの第1弾サ
ービスをリリース予定。

ライトアップのコンテンツは各企業から月間5000万部配信
(2004年1月現在)。企業の利益を尊重しつつ、ユーザの視点を
持ったメールコンテンツの企画・製作には定評がある。
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[申し込み方法]★★日が迫っていますのでお急ぎください!!

 1)メールで参加の意思表明をする 宛先: info@kohoman.com (鶴野)
 2)参加費の振込先をお知らせしますので、3日以内に振り込んでください。
 3)振込み確認ができた段階で、確認メールをお送りします。

注意:会場の都合で事前振込みのみにて対応させていただきます。
   お手数おかけしますが、予めご了承ください。あと、席数は限定30程度です。
   興味のある方は、お急ぎください。とりあえず、メール一本書くだけです。


 blog:今ならまだ先行者利益(インパクト)が狙えるタイミングだと思います。
 一緒に面白い仕掛けを考える日にしましょう!!

投稿者 鶴野充茂 : 09:30 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月16日

個人ブランドとキンカンの努力

個人ブランドとか自分マーケティングみたいなのが最近少しずつ流行りだしてますが、ほとんどの人は、ブランドマネジメント以前に、自分のことを認知されたり記憶してもらったりすること自体にあまり意識が及んでないような気がします。つまり情報の発信力が圧倒的に弱すぎる、と。
 
キンカンみたいに知名度がある商品でも、やっぱりコツコツと「体験してもらうきっかけ」をつくってます。
 
以下、今日の日経産業新聞から

金冠堂、「キンカン」、若年層狙い拡販――携帯容器や試供品。
 
 家庭薬メーカーの金冠堂(東京・世田谷、山崎寅社長)は、主力のかゆみ止め薬「キンカン」の拡販に乗り出す。今年から、六ミリリットル入りの小型の試供品の配布を開始。あわせて、若年層向けの製品開発も進める。キンカンブランドに親しみを持つ顧客層が高齢化しているため。若年層にターゲットを絞って、新たな顧客層としての開拓を進める。
 

最大30万個のサンプルを用意して配る予定だそうです。ブランドは、その人自身の体験と相手との関係の中で初めて強くなるものだと改めて思いますね。
 
あと、この記事の後半を読むと、ブランドは、自分で勝手につくるものじゃなくて、いろいろテストしながら受け入れられるものに調整していくものだということも考えさせられました。
キンカン
がんばれキンカン。

投稿者 鶴野充茂 : 21:20 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月14日

自己中心の世界を広げよう

一般的に自己中心的というのは、ネガティブな意味で使われることが多いですが、自己演出の概念でいくと、自己中心的な世界を広げることはポジティブです。
 
いや、自分を中心とした世界を広げていくことこそが自己演出のコア概念と言ってもいいかもしれません。
 
どういうことかというと、自分が持っている強みや商品、サービスが高い価値を持っているものであることを伝えるためには、独自の世界観をきっちりと作っていく必要があるわけなんですね。何が問題で、自分はそれに対してどんな解決策を持っている、というようなメッセージを発信し続けるわけです。
つまり、自分からどんどん情報を発信し、届ける相手を増やす活動をする、と。それが自分を中心とした世界という意味です。
 
タレントやカリスマのファン・コミュニティというのが良い例ですね。
 
そんなことを日比谷の宝塚劇場の前を歩いていて思いました。
 

投稿者 鶴野充茂 : 18:45 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月12日

企業が発信するメッセージ

日経BPコンサルティングが、「コーポレート・メッセージ調査」の結果を発表しました。
コーポレート・メッセージを聞いて企業名を答える「企業名想起率」では、ロッテの「お口の恋人」がトップ。続いて、味の素の「あしたのもと」、コスモ石油の「ココロも満タンに」が続くという結果でした。
 
これを見ていて思うのは、キャッチコピーをがんばって決めても、実際に会社を見てみるとコーポレート・メッセージ(スローガン)とのギャップが大きいものが多いな、ということです。個別の商品もそうですが、特に企業イメージと社員や企業文化とのギャップが大きいことが多い。
 
なんだかポップなメッセージを出しているのに、社員と話をしたら妙に保守的で時代後れな感じがしたりね。
 
大きな会社の場合、本社のブランドマネジメント部と各商品の宣伝部が別々に動いていて、それぞれで個別最適のメッセージを作って発信していますから、そんなことになってしまうのも分からないでもないのですが、コーポレート・メッセージを決めたら、それをきちんと経営方針の軸にして広報し、社内の雰囲気をつくり、社員の意識にも浸透させないともったいないと思いますね。
 
あと、どういう統一メッセージを出していくかというブランディング視点はとても大切だと思いますが、メッセージを決めるだけで認知度アップが弱い、という会社もたくさんあるので、企業のコミュニケーションというのは簡単にはいきませんね。
 

投稿者 鶴野充茂 : 12:40 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月05日

エクセルシオールのイスを買いました!

原稿を書いていると、新しい発想が出やすい環境、原稿が進みやすい場所、というものがあります。
イスと机も重要なツール。体にあったイスと机ってなかなかありません。私はけっこう家具好きなので、いろんな家具屋を回っているのですが、「これはいい!」というイスや机に出会うことは、なかなかありません。
 
最近、原稿を書いていて、「お、これはいい!」と思ったのがエクセルシオールのカウチ型のイスとテーブルの組み合わせ。
体のサイズにもピッタリで、背中のあたり具合もいい。これを何とか入手できないかと思って、エクセルシオールを経営するドトールに問い合わせをして、本当に購入してしまいました。
 
エクセルシオールのイス
 
色は写真のエンジと紺の2種類あって、どっちもよかったのですが、周りの家具とのバランスを見てエンジに決定。
店舗用だけあって、汚れても拭きやすいし、汚れも目立たない色で満足。
 
本当はイス2つ欲しかったのですが、見積もりを出してもらったら、おっと予算オーバー。「なんとかもう少し下がりませんか?」と交渉したものの、「特別注文品なので」と。まとめ買いのタイミングなら少しは安くなるかと思って、「じゃあ、エクセルシオールの新規出店の予定は?」などと聞いてもみましたが、ダメでした。
 
と、いうわけで週末に待ちに待った実物が届いたので、早速リビングルームのコーナーに設置。コーヒーを楽しみました。
 
エクセルシオールのイス
 
(こんな感じになってます)
 
座ってみると、そうそう、これこれ、やっぱり体にフィットするイスっていいねって感じです。
ちなみにテーブルには、禁煙マークのシールはついてませんでした。
 
BGMはボサノバ。ゆっくりコーヒーを飲みながら新聞を読む。おー、カフェの気分・・・と。なんだかゴキゲンな一日でした。
 
 
これで原稿が進んだら、原稿料でもう1つ買おうかな。
 
 
これいいよ、原稿が進むよってツールがあったら、皆さんも教えてくださいね。
 
 

投稿者 鶴野充茂 : 14:47 | コメント (5) | トラックバック

2004年09月03日

みんなコミュニケーションを求めている

不覚にも、このニュースを見て、「おっ、これ欲しい」と思ってしまいました。

プレスリリースを読む限り、私はこのターゲット層ではないようですが、なんだか心をくすぐられるものがあります。

9/7発売。よし、見かけたら買おう。

バンダイ:「うなずきん」

投稿者 鶴野充茂 : 15:30 | コメント (1) | トラックバック

2004年09月02日

転職コラムを書きます!

ありがたいことに好評頂いている(あとは認知度アップだけが課題)「転職を考え始めたら読む本」をきっかけに、毎日コミュニケーションズの新規メルマガで、毎週コラムを書くことになりました。

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「最高の仕事」獲得プロジェクトというタイトルです。実はこれ、「転職を考え始めたら読む本」のオリジナルタイトルです。こちらのページの名前にもしています。

メルマガのスタートは9/13。スタートしたら、皆さんのご意見、ぜひ聞かせてくださいね。

投稿者 鶴野充茂 : 11:02 | コメント (2) | トラックバック

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