2004年08月29日
フォローしやすいblogとは?
個人がそれぞれの専門性を持ちながらblogでメッセージを発信しているのはとても貴重だと思うのですけど、それを読んだ第三者がコメントを書いたりトラックバックしたりしやすい文章って、一体どういうものなのかと考えています。これがなかなか難しい。
(独自理論のある方、教えてください)
ただ、フォローしにくい文章については、いくつか思うポイントがあります。
・浅すぎるもの
一言だけでツッコミようがないもの。ほんとにつぶやきだけのような。
・思い入れ深すぎ
一人でガーッと思いつめて書いているもの。そばでただ見守るしかありません。
・そうですね、としか言えないもの
やはり、プラスアルファの情報を出せない自己完結型のはフォローしにくいですね。
・タイトルと2行で注意をひきつけないもの
ニューヨークタイムズなどは、ネットの出現でタイトルの付け方や冒頭の書き出しが変わったと言います。冒頭で興味を持ってもらえないと読み進まないからと。blogもRSSリーダーでチェックする人が増えてくると、個人でもタイトルと書き出しを工夫しないといけなくなる?
・書き手にコミュニケーションツールとしての意識がないもの
少ないとしても世の中に読者がいることを意識して書いてほしいデスネー。
皆さんは、どんなメッセージなら、フォローが入れやすいと思いますか?
投稿者 鶴野充茂 : 09:32 | コメント (0) | トラックバック
[つるの式2] うまいプレゼン
「つるの式」メルマガVol.2 うまいプレゼン
■独立に、就職・転職に、腕一本で仕事をしていく方々に。組織に依存せず、自分の名前で仕事をしていくには、自分自身の営業力、対人開拓力、情報発信力が欠かせません。「つるの式」メルマガはそんなあなたのために書かれています。
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○プレゼンというと技術?
この世の中には、パワポ星人という生き物がいます。
皆さんはご存知ですか?
私の見たところ、仕事でプレゼンの機会が多い人は、ざっと10人中6人がパワポ星人ですね。
ひょっとすると、あなたも自分が知らないだけで、本当 はパワポ星人かもしれません。
一体そのパワポ星人って何者か?
会議やプレゼンと言えば、パワーポイントが登場するようになって久しいですが、最近は人が集まれば、もうとにかく何でもかんでもパワーポイントという会社も多いのではないでしょうか?
パワポ星人は、この時代の流れの中で生まれた、パワーポイント依存の生命体です。昔は普通の「人間」だったのですが、知らない間に変化してしまいました。
いったんパワポ星人になると、「パワーポイント」の技術に執拗なまでに凝るようになります。
どうでもいいチャートやデザイン、レイアウトに必要以上に時間をかけるよ うになるのです。フォントを選び始めたら何時間もクリックし続けているパワポ星人もいます。
ただ、誰もすぐにはパワポ星人にはなりません。まずパワポ中毒と言う状態になります。そして繰り返しプレゼン資料を作っている間に、少しずつ頭脳がパワポ星人化していくのです。
さて、言うまでもありませんが、プレゼンには目的があります。
それは、自分たちが提案するプランに賛成させることです。
一部のクリエイティブ広告などは別ですが、グラフィックがキレイだと思わ せることではありません。
○ロジカル、分かりやすさ、判断には充分な情報量が必要?
そんなことは分かってる! そう言う人も多いことでしょう。
「大切なのは論理性だ。ロジカルでなければ伝わらない」
相手に賛成してもらうためには、しっかり理解してもらう必要があると考える人が多いようです。そんな人たちは、ロジカルであることで分かりやすさを追求しようします。
ところが、分かりやすさというものが意外と曲者で、そう簡単にはいきません。その結果、ついつい情報をてんこ盛りにしてしまいがちです。
「判断に必要なだけの充分な情報が入ってない!」
なんて言いながらスライドのページ数を増やしていきます。
もちろん、本当の意味でちゃんと分かってもらおうとするなら時間がかかり ますし、それに必要な情報をしっかり準備する必要があります。しかし、説 明を聞いている側は、大量の情報を与えられると辛いものです。
数々のプレゼンに参加していて思うのですが、時間をかければ集中力が切れ るんですよね。長々としたプレゼンを最後まで聞くのは大変なのです。
はじめの10分くらいは「よし、聞こう」と思っているのですが、20分くらいで疲れてきて、30分をすぎるともうダメですね。プレゼンテーターの顔とか話し方をボンヤリ見ているだけで、頭には入ってこない。左右の耳から入ってきた情報がそのまま鼻から抜けていくのを感じます。
そこでふと思うんです。
内容を底辺まで分かってもらわなくても、目的を達成する方法を考える方が伝える方も判断する側も楽ではないか? と。
○全部言わなくていい
考えてみると、人は全部を理解して判断するのではなく、なんとなくで決めてしまうことが圧倒的に多いのではないでしょうか。「なんとなくいいと思った」、という感じです。
・高いものを買うときに、価格や商品の比較をしますが、最後は「なんか、欲しい」で決めてしまいます。
・何か仕事の発注をする時に、いろいろ競合の情報を集めたりもしますが、最後は、「うーん、何となくここにお願いするかな」と決めてしまいます。
(価格面でベストでない場合には、違う理由を使って社内で説得します)
・専門性が高いとか、状況が複雑に絡み合っている場合など、理解するのに
相当のエネルギーが必要な場合には、人を見て、「まあ、この人が言ってる んだから間違いはないだろう」で了解してしまうこともあります。
もしこれが当てはまる意思決定の場ならば、プレゼンでは、相手に充分理解 させるのではなく、なんとなく良さそうに思わせればいいのではないか、と考えたのです。
だとしたら、必ずしも全部を言わなくていいのですね。
○意外性と期待感で新たな展開を想像させよう
では、一体どうすればよいのでしょうか?
話を聞いてもらうためには、相手に興味を持ってもらうことが必要です。
興味は、自分にどう関係があるのか、知ると得することがあるのかにかかっています。。
そして、少し説明した中で、意外な発見があり、もっと続きを知りたいと
思わせる。そうすれば、最後まで話を聞いてくれます。
そう考えると、まずは「何かおもしろそうだな」と思わせるのがはじめの
第一歩。興味をひいて、自分でイメージを膨らませ、考えてもらう。
そして、「相手から質問をさせる」のです。
こちらはその質問に、少しずつ答えていきます。相手のペースで説明していくわけですね。そうすると、相手は、説明を「聞かされている」状態から「聞いている」状態になるわけです。
営業は売り込まずに相手に欲しいと言わせるのがコツだと言います。プレ ゼンも同じ仕組みかもしれません。
私が新規事業の提案をする時、「全体像が見えているものはたかがしれている」ということをたびたび聞かされてきました。なんだか分からない、すごいかもしれない、ひょっとしたら大化けするかもしれない、というのが一番強く惹かれるものなのですね。そういう話ができると、相手も思わ ず、「面白いねえ~。応援するよ」となります。(プレゼン慣れしている 人ほどそうです)
株価も、みんなが「これから成長するな」と期待した時に、最も上昇しますからね。
そういう、「この話はひょっとしたら大きな話になるかもしれないな」と思わせるのが、うまいプレゼンなのではないでしょうか。
これをつるの式コミュニケーション・メソッドでは、
「期待で賛成の法則」と呼びます。
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まとめ: つるの式(2)期待で賛成の法則
・大切なことを伝えたかったら、ごちゃごちゃ多くを言わない
・全部を伝えるのではなく、何となく面白そうだと思わせる
・意外性で興味をひいて、相手から質問させる
・相手に自分の決断が、「大きな物語の第一歩となるかもしれない」
と期待させる
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
このコラムの筆者による「結果を出す! プレゼン教室」開催中です。
投稿者 鶴野充茂 : 07:00 | コメント (0) | トラックバック
2004年08月27日
GREE/mixi座談会
GREEとmixiに関する座談会を先日やりまして、私はGREEユーザーの代表として参加しました。ソーシャルネットワーキングとblog(RSS)というツールを、どう使うかがこれからの大きなテーマではないかと私は注目しています。
なんか、偉そうにいろいろ語ってます。酔いが醒めた後に気恥ずかしさを感じるような感覚です。 はぁ~。
ご意見ある方は遠慮なくどうぞ。
投稿者 鶴野充茂 : 23:30 | コメント (0) | トラックバック
グッドデザインはメッセージだっ
投稿者 鶴野充茂 : 23:00 | コメント (0) | トラックバック
2004年08月24日
ひょっとして写メールも禁止?
オリンピック関係者は大会期間中、勝手に写真やブログを書いてはいけないらしい。
-------------
|> 五輪選手や関係者のブログは禁止 IOC
アテネ五輪の開催中、出場選手やコーチ、大会関係者が、自分で書いた五輪に関連する文章や自分で撮った写真、ビデオ画像をインターネットを通じて公開することは、国際オリンピック委員会(IOC)が禁止している。理由は、選手やコーチが報道記者のように働くべきではない、という方針のため。しかし、この制限には疑問の声もある。
-------------
誰が撮ったか分からない写真をメールで友だちに送って、その友だちが掲載したらどうか、とか、抜け道はいっぱいありそうな気がするけど。 IOCも、報道関係者がオリンピックの感動を世界に届ける大切なお客さんだから、という一応のポーズみたいなもの? 今は誰でもどこでも情報発信できますからね。
投稿者 鶴野充茂 : 18:30 | コメント (0) | トラックバック
クリエイティブなPRは、知ると「やられた!」と思いつつニヤッとしてしまうもの
◇香川県・小豆島のリゾートホテルで、アテネ五輪にちなみ、宿泊客の子どもにオリーブの冠をプレゼントするサービスが人気。
◇従業員がホテルにある約1000本のオリーブの枝を切って製作。女子柔道・谷亮子選手が金メダルを獲得した翌日の15日から開始した。
投稿者 鶴野充茂 : 11:10 | コメント (0) | トラックバック
2004年08月21日
「つるの式」メルマガVol.1 次につながる自己紹介
■独立に、就職・転職に、腕一本で仕事をしていく方々に。組織に依存せず、自分の名前で仕事をしていくには、自分自身の営業力、対人開拓力、情報発信力が欠かせません。「つるの式」メルマガはそんなあなたのために書かれています。
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人脈ひろげ味方をふやす、実践ビジネス対人要領&自分マーケティング講座。
───────────────────────────────────
■「つるの式コミュニケーション・メソッド」■ Vol.1
───────────────────────────────────
発行: 8/21/2004(土) http://www.kohoman.com/blog
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■ 提供: つるのさん @ 自己演出プロデューサー
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「人」の面白さに気づいて以来、ずっとコミュニケーションを
テーマに仕事をしてきました。うまい話し方、伝え方、コミュ
ニケーションにはちょっとしたコツがあります。
物は力で動く、人はコミュニケーションで動く。
力を抜いて、楽しく「自分の名前で仕事をしていくスキル」を
育てていきましょー!
[ 本日のテーマ ]
01:次につながる自己紹介
02: 新刊が出ました! 「転職」を考え始めたら読む本
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■01: 次につながる自己紹介
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○自己紹介、しなくていいなら悩みナシ
唐突ですが、自己紹介しないで本題に入れる人は、人間関係に悩むことはな
いんじゃないかと私は真面目に思っています。
だって、考えてみてください。初対面にもかかわらず、自己紹介ナシでいき
なり本題の提案を持ちかけるのは、店員(営業)とナンパくらいのものです。
「タイムサービス、タイムサービス、サンマが一匹98円!」
「(鏡の前で服をあてて見ている客に)いやぁ~お似合いですよ~」
「とりあえず、お茶でも行っときませんか?」
「メル友からどうですか?」
自己紹介をしないのは、目的達成までの距離を最短にするため。
見込みのある相手かどうかを瞬時に見極め、可能性がなければ次にあたると
いうスタンスでトライする回数を増やしているのです。
ファーストコンタクトが、長期的な付き合いというよりも見込み客の選別に
なっているわけですね。いきなり本題に入ってコミュニケーションが成立す
る関係なら、何も悩むことはありません。
○TPO
ところが通常、人と付き合おうと思ったら、たいていの人は自己紹介から入
ります。
もちろん、結果的に自己紹介が後になる場合もありますが、後々、良い関係
を築きたいと思ったら、まず自己紹介です。
そうすると、構えるんですよね。
まず場所や場面にふさわしい自己紹介がある。ビジネスだと「初めまして、
○○と申します」から始めて、仕事内容や経験を少し話す、みたいな。これ
が趣味のコミュニティなら、もっとやわらかい感じでしょうか。ワインの会
なら、私はイタリアワインが好き、とか、ボルドーにはまってルドー、みた
いなことを言う人もいるかもしれません。(いや想像です)
人付き合いが苦手な人は、この辺りの間合いを調節するのに苦労しているこ
とが多いのではないでしょうか。つまりTPOに応じた、場所と相手に合わ
せた自己紹介をしないといけない、と頑なに思ってしまっている。
○好かれなくたっていい
一方で、「新婚さんいらっしゃい」を見ていると、「第一印象は?」という
質問に、「最悪」と答えているカップルが意外に多いことに気づきます。最
悪だったのに、なぜ結婚してるの? という疑問を抱かせて最後まで見てし
まうところが番組制作者のうまいところですが、第一印象が悪くっても結婚
できるのです。
じゃ、もう、何だっていいじゃないですか。
もちろん、誰でも次に続く関係を築きたいと思うものです。第一印象が良け
れば、次につながる可能性も高くなる気がしますからね。しかし、好印象=
良い関係ではありません。その証拠に、「彼はいい人、なんだけどネー」と
言われている人がどれだけいることか。
自己紹介の目的を「良い印象を与えること」にしてはいけない。
芸能人など、「イメージ」を売り物にしている人たち以外は。
良い関係作りのための自己紹介だとすれば、目的は、「良い印象を与える」
ことではなく、「次に会うチャンスを作る」ことではないかと思うのです。
○コラボイメージを与えよう
次に会うチャンス作りという観点だと、自己紹介では一体何をすべきでしょ
うか。ここでは、相手に自分とのコラボレーションを想像させることを提案
してみたいと思います。
具体的に言えば、「この人と一緒なら、こんなことができるなぁ」とか「こ
の人に、あの件、手伝ってもらえるかな」とイメージを膨らませてもらうこ
と。そうすれば、次は相手の方から近づいて来てくれます。
このコラボイメージを与えるためには、2つの方法があります。
1つは、「この人の人生、面白いな」と思わせます。立場ではなくて人とし
て興味を持たせることです。あなたの独特な世界観を楽しんでもらう、とい
う感じ。共感してもらう必要はなくてただ「そんな生き方も有りだなあ」と
思ってもらう。特に何かにハマっているとか、ずっと続けていることがある
とか、「ちょっと変わっているけど、これがね、ヤめられないのよ」とい
う、あなたの「味」を感じさせるのです。
相手がもし、あなたの趣味に興味を持ってくれたら、「今度、いっしょにど
う?」と誘えばいいし、興味がなさそうなら、相手の話を聞いて、相手の世
界の中に入っていくというのも有りです。自分に興味を持ってくれる人には
関心を持ちますからね。
「えー、そんなのあるのかなあ」と思う人でも、意外と見つかるものです。
大概の人は、長らく生きてるウチに人と違ったケッタイな部分を持ちますか
らね。あなたにも、ちょっとヘンな部分がきっとある!
それでも「自分にはそんなの、やっぱりない!」と言う人には、もう1つの
方法があります。それは、相手が希望していることにどう協力できるかを伝
えることです。
自己紹介をしている間に、相手の興味や希望している何かを知ることがある
でしょう。それに対して、何か手伝ってあげることはできませんか? 人や
店、本の紹介でもいいですね。その場で何もオファーできなくても、名刺を
もらっておけば、後日メールか郵便で届けることもできます。
初対面なのに自分のことを気遣ってくれた人のことは、記憶に残りますよね
やっぱり。そうすると、次は、相手の方が、「何かできないかな」と考えて
くれます。
こうして、次につながるきっかけを創ることができるのです。
これをつるの式コミュニケーション・メソッドでは、
「コラボイメージ吸引の法則」と呼びます。
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
まとめ: つるの式(1)コラボイメージ吸引の法則
・自己紹介の目的を「良い印象を与えること」に「しない」
・狙うのは「次に会うきっかけをつくること」
・自分と一緒にコラボする姿を相手にイメージさせれば、
次につながりやすい
・コツは、興味を持たせる。想像させる。協力する。
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
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■02: 新刊が出ました: これで急に会社がなくなっても生きていける!
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今月、新しい本を出しました。転職×コミュニケーションの本です。
「転職」を考え始めたら読む本 鶴野充茂(著) 全日出版
http://www.kohoman.com/tt/book
と言います。最近どんな求人でも「コミュニケーション・スキル重視」とい
う文言が入っているのをご存知ですか? これが何を意味しているのか答え
が定義されてないんです。コミュニケーションは私のライフテーマなので、
「それっていったい何なのよ」と思って、取り組んでみました。
すぐに転職を考えていない人でも、自分の選択肢を作っておく意味でお薦め
です! 自分を高く売る方法をまとめています。
『 転職はコミュニケーション力で決まる。それが、自らの転職活動を含めて
複数の立場でさまざまな転職活動を見て得た確信です。ある時、私は求人側
と求職側で大きな意識のギャップがあることに気づきました。とりわけ採用
側の期待と、応募者のアピールが、まるでかみ合っていないのです。
成功する転職の鍵は、求人側の情報をよく理解し(インプット)、相手が求め
ている情報にマッチしたものを自分から発信する(アウトプット)こと。つま
り「コミュニケーション」。両者の正確な意思の確認作業なのです。』
(「はじめに」から)
私が主宰する業界コミュニティで数多くの転職相談や企業経営者の求人ニー
ズに応えてきたこともあるのですが、自分でも毎週のようにヘッドハンター
たちと会って転職活動を続けてきた経験をまとめました。
実体験に即して、転職活動をする上での迷いや悩み(自分が採用される立場
にならないと書けないんですよね)を踏まえた、自分のやりたい仕事の情報
を見つけてから実際につかみとるまでの、極めて具体的で実践的な転職プロ
ジェクトの指南書です。
読者からは「簡単で読みやすい」「一気に読んでしまいました」と好評、人
事や人材紹介会社の人たちも、「これならお薦めできます!」と評価を頂い
てます。
ぜひともご一読いただき、感想を聞かせてください。頂いたメールは、一生
懸命読ませていただきます。
以上、「つるの式コミュニケーション・メソッド」Vol.1でした。
次回をお楽しみに。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集後記 『 つるつる通信からのご縁バンザイ! 』
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今回は、人事研修用の教材を作っていたので、内容がちょっとまじめ系に
なってしまいました。いや、それは正確じゃないな。木曜日に久々に出し
たところ、意外なほど「読んだよ」と反響が大きかったのです。それでち
ょっと力が入ってしまいました。コロンビア日記時代から読んでいただい
ている方も多いかと思います。ほんとにご無沙汰でした。今後とも、よろ
しくお願いします。
★このメルマガを読んだ感想をお聞かせください!!★
こういう場合は一体どうすればいいの?という質問もお待ちしています。
いただいたメールには、必ず返事を書かせていただきます。
また、メルマガ紙上やHPでもご紹介させていただきます
メールはこちらへどうぞ。 --->> info@kohoman.com
●ご意見・ご感想・ご質問はこちら → mailto:info@kohoman.com
___________________________________
□───★このメルマガをお友達や周りの方々にご紹介ください★────□
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ぜひこのメルマガ自体をコミュニケーションのネタに活用してください。
このメルマガ面白いよって、下のURLを転送するだけです。きっと新しい
話題にもなるし、貴重な情報ありがとう! なんて感謝されるかも!?
↓↓↓(以下をそのまま転送するだけ!!)↓↓↓
これ最近のお勧めメルマガ「つるの式コミュニケーションメソッド」です!
⇒ http://www.mag2.com/m/0000023445.htm
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■イベント情報:PRセミナー開催 (締め切り間近!!)
私の友人で、ベストセラー「宣伝費ゼロ時代の新しいPR術 ~ 低予算で
商品や会社を知らしめる知恵と方法」の著者である高橋眞人さんのセミナー
を開催します。8/28(土)14時半から、場所は有楽町の東京国際フォ
ーラムです。広報宣伝担当の方、予算をかけずに商品や企業の認知度アップ
したい方は、お見逃しなく!!
詳しくはこちら⇒ http://www.kohoman.com/blog/archives/2004/08/post_1.html
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詳しくは⇒ http://www.jikopr.net
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好評発売中「できる社員は要領がいい」鶴野充茂 著(ディーアート)
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「つるの式コミュニケーション・メソッド」
編集長 : 鶴野 充茂 ●自己演出プロデューサー
発行元 : 日本コミュニケーション・コンサルティング協会
お問い合わせ: mailto:info@kohoman.com
ホームページ: 「つるの式」コミュニケーション365日!
http://www.kohoman.com/blog
自己PRネット http://www.jikopr.net/
広報マンドットコム http://www.kohoman.com/
つるつる通信 http://www.kohoman.com/tt
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[筆者略歴]大阪府堺市出身。筑波大学(心理学)、米コロンビア大学院(国際
広報)卒業。外務省在外公館派遣員として在英国日本大使館で要人接遇とい
う「対人コミュニケーション」業務、国連機関や米系PR会社、メーカーで
広報という「コーポレート・コミュニケーション」業務、そしてライセンス
や提携アライアンスという「企業間コミュニケーション」業務等さまざまな
コミュニケーション関連の仕事を続けてきました。好物は餃子とLAVAZZAの
コーヒー。副業はラテンパーカッショニスト(最近休業中)。夢は馬で通勤
すること。趣味はオモロイ人探しと「紹介」。「めだか」の話で盛り上がる
のも特技の1つ。
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投稿者 鶴野充茂 : 10:45 | コメント (0) | トラックバック
2004年08月20日
応援したくなる人(2)
トラックバックしてもらったので、スポーツとメディアの関係についての考察の続きを書きます。
今年は、アテネオリンピックで、スポーツの夏みたいなイメージが強いですけど、オリンピックと関係のないところでやってる試合は注目されにくくて大変だと思いますね。
高校野球とか。
出場校のOB/Gや選手の関係者と、毎年習慣的に見ている人は、他のイベントに関係なく見るのかもしれませんが、そうでないと、「え、あ、やってたの?」みたいな。
よく、ネットはトラフィックがないと存在がないのと同じ、みたいに言われることが多いですが、最近はテレビでも同じように思いますね。テレビの前でゆっくりチャンネルを順送りするような時間のある人でないと、何を放送しているのか分からない。
自分の生活を考えてみると、視聴パターンもかなり固定化されてますから、見ない時間帯とチャンネルは本当に見なくなってます。
そんな中で、「オリンピック!」みたいに注目テーマにくくられないスポーツは、どうしたらいいか。
そんなことを考えながら高校野球を見ていたら、回の「チェンジ」の時間帯に、あれ、スタンドの様子、映すんですね。それで一生懸命応援している人を「抜く。」
汗をかきながらウチワをもって、応援している姿。
これが不思議と、若い女の子の確率が高いんです。たぶん出場校の生徒なのでしょう(というイメージを出している)。
「高校野球は青春」というのは分かるんですが、あれ、結構意図的なはずです。
しかもルックスで選んでます。
おかげで、試合よりスタンドの様子の方が気になる。
レースクイーンとかチアリーダー、キャンペーンギャルと同じ仕組みですね。
直接、試合と関係ないけど、違う動機付けができます。
最近はITの展示会でもすごいことになってますね。
「あんたそのヘソと短パン、展示してるPCとまったく関係ないやん」みたいな。
そういえば、K-1は、解説や観客席に女優を座らせました。
テニスもそういう工夫、してるんですかね?
投稿者 鶴野充茂 : 06:35 | コメント (0) | トラックバック
2004年08月19日
「つるの式」メルマガ創刊準備号が出ました
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■01: つるの式コミュニケーションメソッドって何?
==================================================================== 人はどうして人間関係に悩むのでしょうか。
同じように人と話をしているのに、どうして人によってコミュニケーション スキルに差が出るのでしょうか。 いつもは普通に話ができるのに、なぜ大勢の人前で話そうとすると緊張する のでしょうか。 不思議ですよね。同じ人間が相手なのに。 コミュニケーションは、力が入るとうまくいきません。相手に緊張感が伝わ ることも影響してしまいます。 とは言っても、「苦手だからつい意識してしまうものだ」と言う人がいるか もしれません。 どうにもうまく行かないと思う場合には、こう考えてください。 そもそも価値観も考え方も違う人を相手に、自分が思っていることを伝えよ うとしても簡単には伝わらないものなのだ、と。 簡単に伝わらないから、本当に伝わった時には涙が出るほど嬉しいと感じる ものです。そんな経験ありませんか? あゝ、この人、今、本当に分かって くれたんだなと感動することって。 人はほとんどの場合、話していても相槌を打っているだけで、話し手が思う ようには理解していません。相手の話なんてあまり聞いてないんです。 でも、無反応だと話が進まないから首を縦に振っているのです。 私の尊敬する人にこんな人がいます。(日本人です) 若い頃、ほとんどスペイン語が話せないのに、スペインでホテルの仕事につ きたいと思い、採用面接に行ったそうです。 ~そこは、緊張感漂う面接の場。 でも案の定、相手が何を言っているのか分かりません。 彼はぼんやりと、おそらく募集している仕事の説明をしているのだろうなと 思いながら聞いていました。そしてある時、何か自分に聞いているような間 が空いたと感じたのです。そこで思わず「Si(Yes)」とだけ答えたんだそう です。 そうすると、またおもむろに相手が話しはじめました。 しばらくして、間が空いたら、「Si」 しばらくして、間が空いたら、「Si」 面接官は書類を見ながら質問をし、ちょっと首を傾け目線をこちらに送って 答えを待つ。そして「Si」という言葉を聞いたら、「OK」と言って、また書 類を見る、このやりとりが何度か続きました。 そしてある時、また答えを求められたような間があったので、同じように 「Si」と答えました。 すると、面接官は一瞬「えっ?」という顔をします。 彼はそこで、「おっと、いやいや」という顔をし、低い声で「No」と答えま した。 面接官は、「そうだよなあ」という顔をして、また書類に目を落としてやり とりを続けるのです。 そして、それだけの会話で彼の採用は決まりました。 「何を言っているのか、さっぱり分からなかった」 彼は当時を振り返って言います。 それでも、コミュニケーションの目的は達成したのです。 ちなみにその人は今、大手外資系ホテルのエグゼクティブです。 きっと当時のそのホテルでは、本当に人に困っていたのでしょう。しかし、 ポイントは、相手のことを理解することも自分のことを伝えることも大切で すが、目的を達成するためには、何もお互いで理解し合う必要はないのだと いうことです。 採用面接で一番大切なのは、採用してもらうこと。雄弁にプレゼンをするこ とではありません。 そんな観点から、力の抜けた、目的達成型の要領の良いコミュニケーション 講座を進めて行きたいと思っています。 ヒトって、コミュニケーションって、面白い。 それが「つるの式コミュニケーション・メソッド」です。
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投稿者 鶴野充茂 : 12:30 | コメント (0) | トラックバック
応援したくなる人
オリンピックをTVで見ていて、繰り返し放送される人とメダルをとってもほとんど見たことがない人がいることに気がつきました。
福原愛ちゃんは、初戦からバンバン放送されました。
結局、メダルは取れませんでしたが、テレビの前で釘付けになった人も多いはずです。(私も、あの「サアッ!」という叫び声が聞けなくなるのは寂しい)
柔道や水泳でメダル取った人たちの方が、「メダリスト」ですから報道のトピックとしては大きいはずですが、扱いはベスト8落ちした愛ちゃんよりはるかに小さい。
なぜなのでしょうか。
基本的には、視聴率をとるために何をどう扱うかを決めているからなのでしょう。
1つは知名度ですかね。福原愛ちゃん(15歳でも「ちゃん」付け)は3歳くらいからテレビに出てる。下手な芸能人より有名です。
次にキャラクター性ですね。見る人を釘付けにする「タレント」を持っているかどうか。チャンネルを変えられないような「おおっ、ホレ、行けっ、オリャッ」というドラマにする力を持っていること。めちゃくちゃ強いとか、弱くても応援したくなるとか。容姿も大切な要素でしょう。
スポーツ選手は、スポンサーがいて初めて活動を続けられるようなところがありますから、どうやってメディアで継続的に取り上げてもらい、ファンを増やし、結果を出す(選手が広告媒体という考え方をすれば試合に勝つだけではない)かがとても大切。オリンピックに出たとしてもあまり放送されない人がいることを考えると、ここでも熾烈な戦い(本人はあまり意識してないでしょうけど)があるはずです。
スポーツである以上、勝ち残れないとどうしようもないのですが、選手一人ひとりの面白さを見つけて発信する方法を考えるような人もきっと必要なんでしょうね。
投稿者 鶴野充茂 : 09:15 | コメント (0) | トラックバック
2004年08月14日
転職本出版のいきさつ(2)
8/7に転職の本を出しました。
「転職」を考え始めたら読む本 鶴野充茂著(全日出版)
と言います。
この本がめざすものは、次の通りです。
① さまざまな情報リソースや仕組みを利用して、効率よく自分の希望する仕事に就くための具体的な方法を理解すること
② 転職してから、「あーこんなはずじゃなかった」というミスマッチのリスクを最小限に抑えること
③ 転職を勧めるものでも、踏みとどまらせるものでもなく、成功する転職を選択肢の1つとして持っておくことで、現在と未来の仕事を思いっきり充実させること
④ 人生を大きく左右するかもしれない転職を人任せにするのではなく、自分自身でコントロールできるようになること
⑤ 相当のエネルギーが必要な転職を「元気に」乗り切ること
順番に見ていきましょう。
① 効率的な転職活動
現在、大型総合転職サイトから業界専門サイトまで数多くの転職サイトがあります。また、20年前にわずか200社程度だった人材紹介会社は、今や6000社以上あります。こうしたリソースをうまく活用しなければ損です。ただ、これらは貴重な情報源であると同時に、使い方を誤ると、必ずしも自分の望まない転職につながることもあるので注意が必要です。転職のプロたちと敵対するのではなく、うまくパートナーシップを組む方法をまとめました。
② ミスマッチのリスクを抑える
ミスマッチには避けられないものもありますが、注意しておくポイントを見逃さなければ回避できるものも多々あります。転職を決める前に確認すべきポイントとは? 詳しくは本書でご確認ください。
③ 選択肢の1つとしての転職活動
別に今すぐ転職するつもりがなければ転職活動をしてはいけない、という決まりはありません。すぐに転職を検討しているわけでなくてもいざという時のための情報収集は有効です。
④ 自分でコントロールする
皆それぞれ「自分にとって最高の仕事」と言えるものがあるはずです。その仕事の情報を自分で探し、獲得するまでの「転職プロジェクト」の具体的な方法論をまとめています。
⑤ 元気!
この本の編集を担当したある人は、「こんな強気な転職活動があるのか」と驚いていました。転職にはエネルギーが要ります。自分の過去を否定されるような言葉を投げかけられることもあるでしょう。何度も不採用になるかもしれません。それでも、元気な人が成功します。とにかく明るく元気に活動してもらいたいと思ってまとめました。
これまで、「人事のプロ」やヘッドハンターが書いた転職本はたくさんありました。しかし、そのほとんどは「採用する側の論理」を解説したものでした。私は、転職活動をする人には本人にしか分からない迷いや悩みがあると感じ、自分の経験も踏まえて転職をする立場でこの本をまとめました。
本書の軸になっているのは、「コミュニケーション」です。数多くの人が、本人の実力に関わらず、コミュニケーションが下手なために失敗しています。相手がほしい情報を伝えることができないためです。ところが、その理由を本人にフィードバックされることはほとんどありません。
この本を読んで、一人でも多くの人が、自分の本来の力を相手にきちんと伝えることができ、自分が本当に「最高の仕事」だと思う仕事を獲得できることを祈っています。
本書を読まれた方は、意見やご感想など、どんなことでも結構ですので、お知らせいただければと思います(あて先: info@kohoman.com)。
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投稿者 鶴野充茂 : 17:10 | コメント (0) | トラックバック
転職本出版のいきさつ(1)
8/7に転職の本を出しました。
「転職」を考え始めたら読む本 鶴野充茂著(全日出版)
と言います。
転職の専門家でもない私がなぜ? と思われる方もいるかもしれません。
この本を書くきっかけは3つありました。
1つは、自分自身の転職活動です。これまで4つの組織で仕事をしてきましたし、現在の会社に入ってからも「自分の可能性探し」を続けてきました。数多くの転職サイトに登録し、レジュメを更新し続け、人材紹介会社の人たちとも毎週のように会っていた時期があります。
この経験を通して、私は「情報量の不均衡」を痛感しました。つまり、ある程度の転職経験があるにしても、最新の動向や採用側のニーズを知らない「転職素人」の自分が、「転職市場のプロたち」にうまく言いくるめられそうになるのです。
少し油断をすれば、とにかく簡単に決まりそうな求人案件を紹介し、そのポジションの良い面ばかりを強調して転職を決めさせようとする人材紹介会社と、他にも候補者がいるから早く決断してほしいと迫る採用担当者 vs 圧倒的に判断する情報が足りない自分との戦いのような構図です。
もちろん、世の中そんなヒドイ人ばかりではありません。中には本当に親身になってキャリアアドバイスをしてくれる人もいます。しかし、資本主義の論理で動いている以上、可能性の低い人より決まりそうな求職者を紹介するのが人材紹介会社の正しい戦略であり、急拡大する人材採用のノルマを確実にこなしていくのが採用担当者の仕事ですから、その気もないのに長々と付き合ってもらえるわけでもありません。
2つ目は、人の転職活動を見ていて思ったことです。私は広報、広告・メディアなどコミュニケーションに関わる仕事をしている人たちのための社外ネットワークを主宰していることもあり、転職をしたいという人や、「いい人いませんか?」と求人をしている人たちと日常的に接点があります。(特にこの業界は転職が頻繁ですからね)
そこで、気がついたのは、求職者と求人側の意識に大きなギャップがあることです。仕事と人のベストマッチな組み合わせを確認するのが転職/求人のはずなのに、どうも見ているところもかみ合っていないし、興味があるという人の自己PRもまったく的外れというケースがよくありました。
3つ目は、どんな業種・職種の求人案件にも共通する言葉を見つけたことです。それは、「コミュニケーション・スキル重視」。
営業や広報など、コミュニケーションが仕事になっているような場合はよくわかります。ところが今や、経理であろうがエンジニアであろうが、「コミュニケーション・スキル重視」なのです。
その一方で、「じゃあ、コミュニケーション・スキルって一体どうやって高めるの?」「自分のコミュニケーション・スキルのレベルってどうやって確認するの?」に対する明解な答えはありません。
そこで、コミュニケーションを生業としている者として、求職者の立場で、コミュニケーションの方法を具体的に解説するような転職の本を是非まとめてみたいと思い、執筆をスタートしたのです。
(つづく)
投稿者 鶴野充茂 : 17:00 | コメント (0) | トラックバック
2004年08月12日
PRセミナー:PRとはニュースだ!~元新聞記者PRコンサルタントの新PR論
好評のメデコミ会PRセミナー、8月は・・・
メデコミ会でもお馴染み、
日本メディアストラテジー株式会社 代表取締役の高端さんに
「マスコミが思わず注目するクリエイティブなPR」をまとめたセミナーを
やりませんか? とお声がけしたところ、ご快諾いただき、8月28日(土)に
実現することになりました! 全国紙記者とPRの両方の経験を豊富に持つ高端さんに、メディアの反応が大きなPRのアプローチをレクチャーしていただきます。
◆PRとはニュースだ!~元新聞記者PRコンサルタントの新PR論
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日時: 8月28日(土)14時半~17時頃
場所: 有楽町・東京国際フォーラム 会議室
主催: 日本コミュニケーション・コンサルティング協会
費用: ¥5000
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申し込み方法:
1)メールで参加の意思表明をする 宛先: info@kohoman.com (鶴野)
2)参加費の振込先をお知らせしますので、3日以内に振り込んでください。
3)振込み確認ができた段階で、確認メールをお送りします。
注意: 会場の利用規約により、現地での参加費徴収ができませんので事前
振込みのみにて対応させていただきます。お手数おかけしますが、予め
ご了承ください。 あと、席数は限定40程度です。興味のある方は、
お急ぎください。とりあえず、メール一本書くだけです。
(前回のように打ち上げもあるかも。)
セミナー内容:
近著「宣伝費ゼロ時代の新しいPR術 低予算で商品や会社を知らしめる知恵と方法」
KAWADE夢新書- 高橋 眞人 (著) をベースに、本に書ききれなかったケース
スタディを取り入れ、演習を組み入れることで、考え方が分かり、実際に使える
ようになる! をめざして現在、内容を構成中です。
(こういうのが知りたい、という皆さんのご意見も今なら反映できるかもしれません)
ぜひとも、その場だけでなく、使える技術として身に付けて帰ってくださいね。
とにかく、行きたい!という方は、今すぐメールを!
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「宣伝費ゼロ時代の新しいPR術」読者の反響 (抜粋)
【出版社書籍編集長】
私は○○出版・編集部の▲▲と申します。この度、高端先生の著作『宣伝費ゼロ
時代の新しいPR術』を拝読いたしまして、一言お礼を申し上げたくご連絡させて
いただきました。
「販促=広告がコストゼロで出来るなんてスゴイ! なにが書いてあるのだろ
う?」という安直な考えで本書を手に取りましたが、本書で先生がおっしゃてい
る“PR”という概念を知らなかった自分に、今は赤面するばかりです。
また、私どものような弱小出版社にとっても、一番大切なことを教えていただ
き、感動しました。本当にありがとうございます!
実は先日、『13才のハローワーク物語』という講演に行ってきましたが、そこ
で幻冬舎の編集担当の石原正康常務が「『好きで好きでたまらないことを仕事に
しよう』という、この本のメッセージを浸透させようと、そればかり考えていた
んですよね」とおっしゃっていました。これこそPRの本質だったのだ、と先生の
本を読んで改めて気付きました。
“本を作ることだけではなく、売ることも考えなくては”とはいつも思っていま
したが、これからは先生の本を参考にしながら、“売ることも大事だけどPRにつ
いても真剣に考えていこう”と思っています。
【ネットワーク企業社長】
このたび「宣伝費ゼロ時代の新しいPR術」拝読し、ぜひ高端様に、弊社のPR戦略
についてご意見を伺えればとメールさせて頂きました。もし可能であれば、一度
直接お会いしてご相談させて頂けませんでしょうか。よろしくお願いします。
【NPO代表】
当団体では現在、集客力を高めるためにどのようなマーケティングを行えばいい
かを検討しており、さまざまな選択肢を考慮しているところです。中でも、認知
度を高めブランドを確立するため、PRをどう効果的に実施するかは非常に重要
と考えています。
そのようなときに、御社の社長である高端さんの書かれた「宣伝費ゼロ時代の新
しいPR術」を目にしました。パブリックアフェアーズに強いPR会社というこ
とに関心を引かれ、NPOである当団体のミッションと事業内容を広く世の中に
知ってもらうために、御社の協力を得たいと考えています。
【広告会社マーケティング担当者】
広告会社、株式会社○○のマーケティング担当▲▲と申します。小職が貴殿の本
「宣伝費ゼロ時代の新しいPR術」を拝見し、同じ業界で活動している者とし
て、弊社のスタッフにはない考え方やマインドに感銘を受け、問い合わせをさせ
ていただこうと存じました。
具体的には、現在、弊社内にて社員研修プログラムを企画中ですが、研修内容の
中でその道のプロの方々に講師をお願いしてトレンドの習得やマインド・リセッ
トを行っていきたいと考えております。つきましては、社員研修で講師をお願い
することが可能でしょうか。
【企業マーケティング・広報担当者】
私は現在○○株式会社に勤務しているものです。これまで主に外資系企業のマー
ケティング・広報を担当してきており、専門はマーコムです。先ごろ高端様の
「宣伝費ゼロ時代の新しいPR術」を読ませていただきました。的を得て、簡潔
で、私がいつか書きたいと思っていたことを書かれているので、敬服いたしまし
た。どうも有難うございました。
【クリッピング会社営業担当者】
高端社長の著書「宣伝費ゼロ時代の新しいPR術」を拝読させていただきました。
PRについての本は数が少ない中、実例を多く取り上げており、PRについてわかり
やすく理解できました。
高端社長の本を読んで、PRの実務に携わっている方々だけではなく、日本の企業
全体にPRの役割が浸透していってもらえると、企業活動の活性化という意味で
も、プラスの面が多くあるように思えます。
私もこれまで、PRについての本はいろいろと読みましたが、高端社長の本には
「取材する側」からの視点が大きく取り上げられており、今までわかっていな
かった部分への理解も広がりました。
また、iモードについての高端社長自身の体験も、非常におもしろく、かつこの
本に説得力を持たせているように感じました。元新聞記者の利点を活かされた内
容はさすがですね。
さっそく、追加で購入し、お得意先に配らせていただきました。
【広報コンサルタント】
私はかつて企業の広報を担当し、2年前からは広報コンサルタントをやっている
○○というものです。貴著の「宣伝費ゼロ時代の新しいPR術」を拝読させていた
だきました。新聞記者の視点ということもあり、非常に面白く読ませていただき
ました。コミュニケーション担当者としては当然だということでも、そうした認
識が当然のことになっていない、そんな気がしていた事柄をまとめいただき、な
ぜか胸がスキッとした充実感が残っています。
【PR会社員】
この本は、実際にやるべき事が分かりやすく沢山書いてありました。電車内で
も、すんなり文字が頭に入り、あっという間に読み終わる事が出来ました。記者
を、相手を知る事が良い関係を築く上で重要だと言う事が分かりました。職場で
企画書を書くように言われたときも、本の中に出てきたプレスリリースの章を思
い出し、大手企業のホームページでプレスリリースを見つけ、参考にすることが
できました。最後の章では、服装も表現であるという所まで発展し、びっくりし
つつも面白く読み終わる事が出来ました。PR、広告に興味のある学生にも分かり
やすい本だと思います。
【PR会社員】
パブリシティの威力が良く分かり、ためになりました。マイクロソフト、スター
バックスなどのケースも取り上げられ、読み物としても面白いです。PR会社に勤
務する身としては、マスコミ対応のツボをそんなにばらしてしまってよいの?と
も思いましたが、逆を言えば、それほど実践的で画期的な内容でした。
【PR会社員】
スターバックス、マイクロソフト、イエローキャブ、ルーズソックスなど身近な
企業や時事ネタ、それに2003年、2004年の比較的新しい出来事を例に挙げている
ため非常に興味深く読めました。また、それぞれのテーマが2Pで収まっているの
も読みやすかったです。 私はPR会社に勤めていますが、専門職の人間にとって
も、筆者の元新聞記者としての経験談、新聞・テレビ・雑誌へのアプローチ方
法、記者に取材したい気にさせる招待状の書き方は実践的で役に立ちました。
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◇「宣伝費ゼロ時代の新しいPR術 低予算で商品や会社を知らしめる知恵と方法」
KAWADE夢新書- 高橋 眞人 (著)
投稿者 鶴野充茂 : 09:44 | コメント (0) | トラックバック
2004年08月10日
新刊 「転職」を考え始めたら読む本 発売!
全日出版 ¥1365(税込) ISBN4-86136-025-0
最近の求人を見ていると、営業や広報など「コミュニケーション」が業務の中心となるような仕事はもちろん、エンジニアや経理など、一見、「コミュニケーション」とはあまり関係がなさそうな職種に至るまでほとんどすべての職種で「コミュニケーション・スキル重視」という言葉が入っています。私は、この事実に着目し、コミュニケーション専門家として、この「コミュニケーション」という観点から「転職」をまとめてみようと思いました。
また、これまでに人事のプロやヘッドハンターが書いた転職本は山ほどあるものの、当事者の視点、転職活動をする立場でまとめた本がほとんど存在しませんでした。これは、一人ひとりの体験だけでは効果的な転職活動を体系的にまとめられなかったからです。しかし、これでは、素人の求職者が採用担当者や人材紹介会社など「転職市場のプロ」を相手に戦いを挑んでいるような構図であり、ミスマッチや話が違うなど多くの転職の失敗(ある調査では約半数の人が感じている)につながっています。
本書は、転職者の視点、転職紹介の視点、求人の視点という複数の立場から「転職」を見てきた筆者によるミスマッチのない「転職」を成功させる本です。実際、自らも数多くの転職サイトを活用し、毎週のように人材紹介会社との面談を重ねながら転職活動を続けてきました。
その実体験に即して、求職者の迷いや悩み(自分が採用される立場にならない「転職のプロ」には書けない!)を踏まえた、自分のやりたい仕事の情報を見つけてから実際につかみとるまでの、極めて具体的で実践的な転職プロジェクトの指南書です。
乱立する転職サイトの効果的な使い方、20年前にわずか200社、今では6000社以上に増えている人材紹介会社との付き合い方。採用企業へのプレゼン。自分のやりたい仕事の情報を見つけて、実際につかみとるまでを具体的に解説しています。転職しようとしている人はもちろん、いつか転職するつもりの人にも最適です。
◆読者の声◆
読者の皆さんの反響を頂いてます。ありがとうございます!
・「転職読本」読みました。各項目が4P以内でまとめられていて気づいたらあっという間に読み終えてしまいました。「相手の立場に立った考え方」の重要さを改めて感じました。あと、テクニックについては、「契約交渉」でも役に立ちそうです!(笑) ありがとうございます。(J.Y)
・「自分がどうした」は好きじゃない、あんただからできたんだろ、という気がするから。この本は、誰にでもできそうなアプローチで自分がやってみた姿を想像できるからよい。
・相手の立場に立って話す、というのはよく言われるが、とても具体的で1つ1つ試せる。転職活動だと、つい「あれができます、これができます」と言ってしまいがちだが、反省した。
・コミュニケーションのプロフェッショナルがまとめた日本で唯一の転職本。転職関連の書籍は、100冊以上出版されていますが、PRやコミュニケーションのプロがまとめた本という意味で、貴重で、新しい発見があります。通常、よくあるのは、ヘッドハンターがまとめた転職本なのですが、書き手とターゲットとなる読み手に開きがあるケースが非常に多いのが、実情で、こちらの書籍の素晴らしい点は、いわゆるどなたにも当てはまるトピックスをまとめてあるところだと思います。まさに、「転職」を考え始めたら読む本ですね!(H)