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2004年10月20日

レストランの「当店のこだわり」

私は食に対して相当なこだわりがあります。なので、たとえ「ああ時間がないから、もう、どこでもいいや」という場合でも、妥協ラインは多くの人が考えるレベルより高い所にあると思っています。それを前提に読んでください。

レストランに入ると「当店のこだわり」というカードやポスターを見かけることがあります。自己演出の観点からすると、あれはとても大切な意味があります。

1.待ち時間を退屈せずに使える

2.「こだわりがある」ことを知って、自分に対して安易なレストラン選択をしたのではないという確認ができる(消費者としては購買決定が間違っていないという確信がほしい)

3.食べるまでにその店との心理的な関係ができる(記憶に残るデータを入手することで、ただの1食ではなく、あの時あそこで食べたあの1食になる)

4.食べるときに、「ああ、これが○○を3日間じっくり煮込んだ△△か」という感じるものがある(ただし味の判断は別)

5.印象に残れば話題にしやすい(話すネタになる)

注文してから数分の間に、客はかなり高い確率で店内を見渡します。これは人の自然な状況把握欲求です。この時に見てもらいたい情報をさりげなく設置することで、客との大切な関係作りができるのです。そういう意味で、店は、一人でも多くの客と継続的な関係をつくりたい、という「こだわり」を何らかの形で提示してもらいたいものです。

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投稿者 鶴野充茂 : 2004年10月20日 07:30

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