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2005年02月28日

秋田犬のPR

皆さん、秋田犬って、天然記念物だって、知ってました?

今日の日経新聞に興味深い記事がありました。

小型犬ブーム、飼い主高齢化で減少、秋田犬守れ――幅広く魅力PR 2/28付 日経新聞

天然記念物に指定され、「忠犬ハチ公」でも知られる大型犬の秋田犬が減り続けている。家の中でも飼いやすい小型犬に人気が集まっていることに加え、秋田犬の愛好家の高齢化が進んだことなども原因という。地元の秋田県でも「珍しい存在」になりつつあり、愛好家の団体は人気復活に地道な取り組みを続けている。

「かわいい」「大きいなあ」――。ハチ公の生誕地、秋田県大館市で二月中旬に開かれた伝統行事「大館アメッコ市」での秋田犬十匹のパレード。詰めかけた観客から歓声があがり、子どもらは頭をなでて犬とふれあった。パレードは今年で八回目。「地元の人にとっても秋田犬が珍しくなりつつある」(同市観光物産課)という。

愛好家らでつくる社団法人「秋田犬保存会」(同市)などによると、秋田犬の全国の出生登録数は一九七二年の約四万二千匹をピークに減少を続け、昨年は約二千匹。同市内でも約三十年前は約五百匹飼われていたが現在は約百五十匹に減った。

減少原因は「小型犬ブーム」と「飼い主の高齢化」。都市化が進み、犬を番犬としてではなく愛玩犬として家の中で飼う人が増え、若い世代を中心に、小型犬に人気が集まる。平均で体長一メートル、体重三〇キロの大型の秋田犬は敬遠されがちだ。

秋田犬は力も強く、お年寄りが散歩させるのは一苦労。かつては十匹以上飼う秋田犬愛好家もいたが、飼い主の高齢化で飼育数を減らしたり、飼育をやめる人が増えたという。

この「秋田犬保存会」、設立は昭和2年だそうです。秋田犬のカレンダーも販売しています。

昭和24・5年頃からは全国各地に支部、総支部の設立がはじまって、現在では、東北北海道、関東、東海北陸、関西、中国四国、九州に総支部が置かれ、その管下には50余の支部があり、海外には、米国・ロサンゼルス支部と台湾支部がある。そうして春秋2回の本部展・総支部展は勿論、各支部は年間1~2回の展覧会を開催し、それ以外に観賞会や研究会を随時催している。

尚、本会は昭和52年度が創立50周年に当り、それを記念して秋田犬会館が設立された。1階は本部事務室、2階が会議室で3階が秋田犬博物室になっており、我が国犬種団体唯一の博物室として高く評価されている。 (以上、秋田犬保存会のページから)

深い世界です。でも、まだまだメッセージ発信力に改善の余地がありますよね。特に私が着目したのは「愛好家の高齢化」というポイント。どんなコミュニティでもそうですが、会を設立したら、次の世代をどんどん引き込んで行かないと「気がついたら年寄りばかり」になって、ますます新しい人が入りにくくなり、衰退してしまいます。コミュニティを作る時にはこの点を必ず考えておかないと長期的に反映するのは難しいのだと思います。 こちらも同じく長期的な視点で対策が必要?

投稿者 鶴野充茂 : 09:28 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月23日

フレドリック・ヘレーン氏来日

木曜・金曜で特別セミナーをアレンジしているフレドリック・へレーン氏がついに来日し、月曜・火曜といくつかの日程で私も一緒に行動しました。彼の発想は本当に豊かで自由で、自分が知らず知らずのうちに「当然こうあるべき」「こうすることが当たり前」と思い込んでいたことがたくさんあることに気づかされました。そのほとんどは実はまったく根拠のないことなんですよね。もっと思いつきやアイデアを大事にして、それを活かしたり、せめて試してみるということがとても重要だと繰り返し考えさせられます。

私のセミナーでも、「行動」こそが最も強い自己演出のメッセージだとお話していますが、彼はそのとても良い例です。個人が自分の可能性を拓くためには、考えて行動することが何より大切。凝り固まってないで、動いてみよう。試してみよう。セミナーに参加すると、きっとそんな風に思ってもらえると思います。あなたのインスピレーションを、かなり刺激するはず。頭脳の垢すりみたいな感じ? (なにそれ?)

木曜・金曜のセミナー、あともう少しだけ席が残っています。本当にお勧めです。

fredrik221

フレドリック・ヘレーン氏

投稿者 鶴野充茂 : 06:37 | コメント (1) | トラックバック

2005年02月20日

就職フォーラムで話をしてきました

本日、京都で開催された広告労協主催の就職フォーラムで「広報」の仕事についてスピーチしてきました。250人くらい参加されてました。

before22005.jpg

で、「PRの仕事に興味がある人~!」と言ったところ、これだけ多くの人が手を挙げてくれました。この写真は私がステージの上から「ちょっとみんなそのままで~」と言いながら撮ったもの。

で、説明の後、「まだ興味がある人は?」と聞いたところ・・・

after22005.jpg

こんな感じでした。少しでも減ったとしたら、それは私の責任かもしれません。PRに興味を持つ学生さんの数はここ数年、確実に増えていると強く感じます。(こっちはどうかな?

スタッフの皆さん、お疲れ様でした!

打ち上げ、参加したかったなあ。また呼んでくださ~い。

投稿者 鶴野充茂 : 22:20 | コメント (0) | トラックバック

[つるの式24] わざわざ優先順位が低いと言わない

人前で話をする機会が多い人は、割と似たような話をあちこちですることになります。本人としてはできるだけ新しい話を次々に出して行きたいと考えているのでしょうが、ネタを編集するにも時間が必要ですから、そんな日替わり弁当やベテランの落語家みたいにたくさんの種類を用意できる人は稀です。

こういう事情がありますから、人前で話す機会の多い人は、多かれ少なかれ、次のように考えながら喋っています。

この話、前にもしたなあ。最近これ、繰り返してるよなあ。このお客さんの中にも以前同じ話を聞いたことがある人がいるかもしれないなあ。いや、多分いるなあ。見覚えのある顔も何人かいるしなあ

そうすると次のような言葉がつい口をついて出ちゃうんです。言わなくてもいいのにネ

私がいつも言っていることなんですが

別のところでも言ったんですが

一部の方にはすでにお知らせしていますが

これを聞いた人たちは、「昔から用意されている/続けられている話なのか」と思い、その後の話をあまり真剣に聞こうと思わなくなってしまう、という場合があります。

「昔から言っていること」を「今になってようやく聞くあなたたち」は「ちょっと遅れてるかも」なんて風に言われているように感じるからなのかもしれません。

どう思うかは別にして、これは明らかに「別にこの話はあなたたちのために用意した話ではない」と目の前にいる人たちの「優先順位が高くないこと」を伝えているようなものです。

話し手は、「同じ話を聞いたことがある人にはごめんなさい」とか、「この話は別に新しくないなあ」なんて考えながら言ってしまうのかもしれませんが、これって聞いている人には失礼な話ですよね。

テレビに出てくる政治家に、特にこんなことを言う人が多いのです。

目の前にいる人に、「新しい話ではないけど」と伝えるような言い方はしないようにしましょう。話す人は何度も言っていることかもしれませんが、目の前にいる人のほとんどは初めて聞く話です。さらに、以前に一度くらい話を聞いたことがあるとしても、それを言われるまではまず記憶に残っていると自覚していません。なので人前で話す方は、言いたくなっても、次からクッと我慢してください

逆に言えば、目の前にいる人たちに向かって、とにかく「この話は今あなたたちが知っておくべきの本当に大切な話なんですよ。今のあなたのために一生懸命準備して、それで今回お話ししてるんですよ」という姿勢で話すことこそが、たとえ同じ話を聞く人がいたとしても、目の前にいる人たちに受け入れられる1つの大切なポイントなのです。

これをつるの式コミュニケーション・メソッドでは、「あなたへの大切な話の法則」と呼びます。

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    まとめ: つるの式(24)あなたへの大切な話の法則
  
  ・ 以前に別の場所で話したことを初めて聞く人たちに報告するな
  ・ バカにされているように感じることがある
  ・ 目の前にいる人たちのために話を用意したという姿勢で話そう
  ・ そうすれば真剣に聞いてくれる

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これとも常に真剣に向き合って・・・

投稿者 鶴野充茂 : 11:50 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月17日

hi-hoで紹介されました

「hi-ho しごと」サイトの人財ウォッチというページで、紹介されました。

ビーンスター

hi-hoのページを見る

このブログを応援する

投稿者 鶴野充茂 : 18:55 | コメント (0) | トラックバック

2・16セミナー御礼

昨日、自己演出マーケティングの初めてのセミナーを開催しました。お集まりいただいた皆様、ありがとうございました。

やはり、発信するとたくさんのフィードバックを得られるので本当によかったです。内容をアップデート・改善しつつ、今後も続けていきたいと思いますので、今後ともよろしくおねがいします!

sem216-1.jpg

会場はこんな感じでした。

sem216-2.jpg

実は途中から胃が強烈に痛くなってたんですよね。ちょうどこの頃から。

sem216-3.jpg

参加者の目を見ていると、興味のあるところとないところ、他に別のことを考えている人などがよく分かります。

sem216-4.jpg

後ろの方だとスライドの下の方が見えにくかったですね。次回から改善します!

こっちもがんばります!

投稿者 鶴野充茂 : 18:52 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月14日

アイデアをアウトプットにつなげるセミナー(2/24&25)

鶴野充茂です。ビーンスターを立ち上げてはじめのビック・イベントのお知らせです!

スウェーデンで超売れっ子の「アイデアの魔術師」フレドリック・ヘレーン氏がスウェーデン大使館のアレンジで来日するという情報を入手し、現地のマネジメントとスウェーデン大使館とに掛け合って、急遽、2日間にわたる特別セミナーが実現しました。

もし、あなたが「最近、頭が固くなってきているなあ」と感じていたり、仕事でクリエイティブな企画や発想を求められていたりするなら、ぜひご参加ください。アイデアをビジネス・お金に変える方法もバンバン出てきます。忙しい人も時間をつくる価値アリです! (ホントに!)

個人の可能性を開花させることにフォーカスした弊社としては、クリエイティブな「アイデア」をいかに個人がビジネスや生活に「活用するか」「具体的なアウトプットにつなげるか」というところにとても興味があり、なんとかこのイベントを実現したいと、この2週間、必死に走り回ってたんです。


彼は3月にダイヤモンド社から「アイデア・ブック」(日本語版)という、発想法の書籍を出版する予定で、これに先がけてやってきます。(この本、現地で大変売れているそうです)

現在、日本で「フレドリック・へレーン」という名は必ずしも有名ではありませんが、スウェーデンでは、年間180以上の講演、セミナーをこなし、クリエイティビティー、アイデア創出、アントレプレナーシップに関する講師として引っ張りダコで、多くのアントレプレナー賞や新しい思考に関わる賞を受賞しています。海外では、ヨーロッパ各国以外に中国、インド、韓国、スリランカなどでも講演を行っています。(アイデアをお金に変える達人らしく、ビジネスで大成功して自分の島を所有して暮らしているそうです。)私はスウェーデン在住の知人から彼のことを聞き、なんとか日本でイベントを実現したいと思いました。

中でも私が注目したのは、彼が扱うケーススタディの多彩さと参加者の満足度の高さです。過去の講演データを見せてもらったのですが、参加者の評価が、プリオーラ社 セミナーの内容: 94,6%、講師: 96,8%、Rescos ・カスタマーデー 総体的に: 97,5%、フォレーニングススパール銀行・カスタマーデー 講師: 96,2%といった具合で、逆に「ほんとかな?」と思ってしまうような高い評価を得ています。それで実際に彼の講演に参加した日本人に確認したのですが、「いや、彼、本当にすごいですよ」「インタラクティブなやりとりが軽快で、気がついたらどんどんのめり込んでいた」「頭から発想の泉が湧く感じ?」(なにそれ?)みたいなことを目を大きく見開きながら言うのを何人もから聞いて、これは本物かもしれない、とだんだん確信に変わってきました。

実はビジネス書籍界では超有名人の「あの人」もこのフレドリック・ヘレーン氏には注目していて、今回の滞在期間中に両者のビック対談が実現しそうで(私も同席予定)、私も今から興奮しています。日経ビジネス等との取材も入っています。

次に来日する時には、もう有名になりすぎてこんなアレンジができないかもしれない(特にこの値段では)、そんな予感がする貴重な機会です。

どうぞお見逃しなく!!

Fredrik


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1)2月24日(木)Thursday, 2/24 19:30-21:30
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●テーマ 
 あなたのビジネス&キャリアを革新する「クリエイティビティ」(創造性)
 The Creativity - Driving Your Business & Career
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- From the Information Age to the Innovation Age
- The Importance and Value of New Ideas
- The Creativity as Competitiveness
- How you should understand the situation
- When you need a creative idea: what to do
- How to be creative
- Case studies: Creative Ideas
etc.

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2)2月25日(金)Friday, 2/25 19:30-21:30
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●テーマ
 アイデアをビジネスにする方法
 クリエイティビティをお金に換える発想法
 The Creativity - How to Turn Your Ideas into Money
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- Ideas Make You VERY RICH
- People paying for ideas
- The secret keys for making money by your small ideas
- The Importance and Value of New Ideas
- How to find business opportunities
- The first actions you should take when you get an idea
- Case studies: Creative Ideas
etc.

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●日程
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日時:2月24日(木)& 25日(金) 19時半~(約2時間)
   それぞれテーマが異なりますのでご注意ください

場所:東京・六本木
  (混雑が予想されるので、参加者の方にのみお知らせします)

講師:フレドリック・ヘレーン氏
   (講師の紹介については下をご覧ください)

金額: ¥5,000 (両日とも同じ金額です)

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★セミナーは全て英語で行われます。通訳はありません
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◇申し込み方法: 

 1)上の条件を確認後、メールで参加の意思表明をする 
   宛先: info@kohoman.com (鶴野宛て)
   タイトル:「2/24(もしくは2/25)セミナー申込み」としてください
   必ず日付を入れてください。両日参加希望の方はお手数ですが、
   2通別々にメールいただければ間違いがありません
 2)参加費の振込先をお知らせしますので、3日以内に振り込んでく
   ださい。
 3)振込み確認ができた段階で、確認メールをお送りします。

注意: 会場の利用規約や対応上の問題により、現地での参加費徴収が
   できませんので事前振込みのみにて対応させていただきます。お
   手数おかけしますが、予めご了承ください。日が迫っていますの
   で、興味のある方は、お急ぎください。とりあえず、メール一本
   書くだけです。



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●フレドリック・へレーン氏について

interesting.org (インタレスティング・オーガニゼーション) の創始者。
Interesting.org はアイデアを取り扱うことをビジネス・アイデアとした
会社で、独創的な個人と問題を解決するために外部の助けを必要とする企
業の仲介会社の役割を果たす。Interesting.org はここ数年目立ち始めた
新しいアイデア会社のシンボルともなっている。フレドリックはまた他に
もいくつか会社を立ち上げており、最も新しいものは convenient.info
(コンビニエント・インフォ)。1968年生まれ、ストックホルム市内と群
島にある自分の島に在住。スウェーデン・ベクショー大学と米国のCMSU を
卒業。 また、作家として、フレドリックは3冊の本を執筆。最新作、
「アイデア・ブック」は本とメモが一つになったデザインで読者のクリエ
ーティビティーを呼び覚ますことが目的。
この本についての詳細は ⇒ www.jp.interesting.org
(日本語サイトはまだ立ち上がってないかも)


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(以下は、English speakerに転送する時にお使いください 情報少し古いですが)

Sweden's most popular creativity lecturer
Fredrik Haren has quickly become the most talked-about name in the
field of creativity. In 2003 alone, he carried out more than 180
lectures and workshops, and he is a much-appreciated lecturer when it
comes to creativity, idea generation and entrepreneurship. Fredrik has
held seminars for the following, among many others: Hewlett Packard,
TeliaSonera, Swedish Radio, the Swedish Parliament and the Stockholm
School of Economics.

Fredrik was nominated Entrepreneur of the Year 2003 by the magazine
Shortcut and Enterprise Leaders. In March 2004, Fredrik received an
honorary mention in the Innovative Thinker of the Year Award, given
out by the Swedish Post Office's small business magazine, You & Co.

FREDRIK HAREN
Author. Fredrik has written three books, the latest of which is The
Idea Book: a combined book and notebook designed to awaken creativity.
Over 20,000 copies of the Swedish version of the book have been sold.
To find out more about the book, go to: www.interesting.org/ideabook.

Founder of interesting.org. Interesting.org is a company whose
business idea is to do business from ideas. The company acts an idea
broker between creative people and companies in need of external help
in order to solve their problems. Interesting.org has now become a
role model for newly-established idea companies. Fredrik has founded
several other companies, the latest of which is convenient.info.

Facts. Born in 1968. Lives in Stockholm and on his own island in the
Stockholm archipelago. Educated at Vaxjo University and CMSU in the USA.

 

投稿者 鶴野充茂 : 16:25 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月13日

能登野菜をブランドに

地域名産品をブランド化させる定番アプローチが段々見えてきたように思いますね。
石川県、能登野菜をブランド化 (2/13付 日経MJ)

【金沢】石川県は能登半島産の野菜を「能登野菜」としてブランド化する事業を始めた。金沢市周辺で栽培される加賀野菜の人気が高まっていることを参考に、能登特産または能登産の食味が良い野菜のリストアップ、良質な種の選別、県内外へのPRを進める。

県は現在、能登白ネギや金糸瓜(ソウメンカボチャ)、カモウリ(トウガン)などについて品評会開催、料理レシピの開発などを進めている。太くて長いことで知られる沢野ゴボウや、奥能登産で品質が高い小豆である能登大納言、宝達クズなども能登野菜の候補として検討する。

このほか、血圧抑制作用があるとされる中島菜をはじめ、能登特産品種が持つ健康面の機能性も研究していく方針だ。

他の地域食材のブランド化でも同じように、1)候補の選定とリスト化 2)格付けなど評価方法の決定 3)体験型プロモーションの場を増やす といったプロセスをとっています。

さて、ではブログをブランド化するには?

投稿者 鶴野充茂 : 09:10 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月08日

自己演出セミナーのお知らせ

今日は、私のセミナーのお知らせです。来週の水曜なので興味のある方は今すぐどうぞ。

もしあなたが、将来「自分の名前で仕事をしたい」、あるいは「本当に今のままでいいのか迷っている」というなら、ぜひこの方法を試していただきたい、と思います。

どんな方法かというと、「情報発信」です。

戦略的に情報発信することで、すでに専門性のある方は独自性を際立たせることができ自分の道を決めきれない人は周囲からの反応を得ることで自分を再発見することができます

私はこの方法を実践して、長年悩み続けた自分のキャリアで具体的な目標を決めることができ、先月末でソニーを退社・独立しました。(自由人だ!)

まずは今回の「自己演出マーケティング」の導入セミナーで、その可能性や発想に触れていただき、皆さんの発揮しきれていない力を一気に解放し、まったく考えてもみなかったチャンスにつなげて頂けたら、こんなに嬉しいことはありません。
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 ● タイトル ●
 
自己演出マーケティングの時代」~自分の名前で仕事をしていきたい人、
 自分の道を決められない人のための情報発信の方法~
   
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 ■ セミナーのねらい ■

成果主義やプロジェクト単位の業務形態が広がる中、個人が自分自身を的確に説明しマーケティングする重要性が増しています。同時に、ネットを代表として情報発信のツールも普及しています。一方で、情報の「収集・分析」ではなく、「個人が効果的に発信する方法」を学ぶ機会は多くありません。私は自らの経験から「これからは情報発信・自己演出を制する者が仕事・人生を制する」と考えており、1人でも多くの方にまずはこの「自己演出マーケティング」の発想と可能性に触れていただきたいと思います。


 ■ 内 容 ■

・鶴野充茂が興奮しながら会社を辞めちゃった独自の方法論「自己演出マーケティング」って一体何?
・情報発信に目覚めた「あの日」の出来事
・情報発信のノウハウに気づいた「あの日」の出来事
・みんなが見逃している情報発信のチャンスと効果とは
・自分の道を決めきれない人がやるべき始めの一手とは?
・気がついたら専門家扱いされる!? テーマの決め方選び方
・大きな差が出る! メールでカンタン印象作りのコツ
・なぜ名もない会社員が一冊目の本を出せたのか
・いろいろ見えてくる! まったく新しい(?)人の「顔」の見方
・自分の意外な一面に気づくSNS(GREE)の使い方
・GREEのビジネス活用法
・最も強い自己演出メッセージとは?
・メルマガ読者数は増やさなくていいって、一体どういうこと?
・ほとんどの人が失敗している! ブログの効果的な使い方とは
・実はカンタン、ブログを書き続けるコツ
・なぜML告知だけでメデコミ会に毎回多数の人がやってくるのか
・自己演出マーケティングで最も大切な決断とは
・チャンスを生み出す5つのコツ
・自己演出マーケティング最新ケーススタディ多数紹介
・自己演出マーケティングに使える最新ツールの紹介
 ほか、いろいろ。

 ■ 講 師 ■ 
 
 ビーンスター株式会社 代表取締役 鶴野充茂

[講師略歴]

在英国日本大使館、国連機関、PR会社、ソニーを経て個人の効果的な情報発信の方法論「自己演出マーケティング」(商標出願中)普及に向け独立。対人向けから企業向けまで一貫して「コミュニケーション」と「情報発信」をテーマに経験を積む。筑波大学(心理学)、米コロンビア大学院(国際広報)卒業。著書には「転職を考え始めたら読む本」(全日出版)、「できる社員は要領がいい」(DART)、「つるの式仕事術」(IEC)などがある。

 ■ 日 程 ■
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  日時: 2月16日(水)19時30分~21時30分ごろ
  場所: 東京・六本木 
     (詳しい場所は申し込み受付後にお知らせします)
  主催: ビーンスター株式会社
  費用: ¥5000
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 ◇申し込み方法: 

 1)上の条件を確認後、メールで参加の意思表明をする 
     宛先: info@kohoman.com (鶴野宛て)
     タイトル:「2/16セミナー申込み」としてください
 2)参加費の振込先をお知らせしますので、3日以内に振り込んでください。
 3)振込み確認ができた段階で、確認メールをお送りします。

注意: 会場の利用規約や対応上の問題により、現地での参加費徴収ができませんので事前振込みのみにて対応させていただきます。お手数おかけしますが、予めご了承ください。日が迫っていますので、興味のある方は、お急ぎください。とりあえず、メール一本書くだけです。


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皆さんの期待をできる限り反映したいので、「こういうのも内容に入れてよ!」というのがありましたら遠慮なくお知らせください。検討させていただきます。

 
 

投稿者 鶴野充茂 : 22:32 | コメント (0) | トラックバック

満員御礼、2月のメデコミ会

昨日2月7日、今月のメデコミ会を開催しました。

Feb05-1.jpg

今回も各方面から多数お集まりいただきました。

メデコミ会

こんな感じで大盛況。

メデコミ会

「福岡からこのために来ました」のお二人も。

メデコミ会

就職活動中の学生さんの姿もちらほら

メデコミ会

今年、関西と福岡でメデコミ会を立ち上げようと計画中です。ご興味のある方、詳細決まり次第メーリングリストでお知らせしますので、未登録の方はこちらから ご登録ください。

こういうのにも参加しています。

次回は、3月7日(月)です。告知・リマインダーはメーリングリストで配信しておりますので、未登録の方はこちらからどうぞ

投稿者 鶴野充茂 : 06:24 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月07日

古くて新しいメッセージの伝え方

メッセージを伝える方法にはいろいろありますが、今やどんどん利用頻度が下がっている意思伝達手段である「手紙」を利用するのも時に効果的です。その中でも、こういうツールを使えば、かなり印象に残りやすいんじゃないですかね。

巻物レター

140円切手を貼付すれば、そのままポスト投函で郵送可能な巻物。年賀状、招待状、挑戦状などに使用すれば、お相手に大きなインパクトを与えること受け合いです。

変化がよく分かりますね。

投稿者 鶴野充茂 : 09:24 | コメント (0) | トラックバック

自分の強みを見つけるコツ(3)

強みを見つけるコツとして、これまで、
(1) 発言・発信することで、周りから「教えてもらう」
(2) 記録することで、自分で「気がつく」
という方法を考えてきました。

自分の強みがわからなくて、苦悩しているときの状態というのは、“店を開きた
いのに、何屋さんをすればいいかわからない”のとよく似ています。つまり、ど
んな店を始めるか決める前に、とりあえず手持ちの在庫を見渡して(自分の強み
を探して)みるものの、結局何も始められないような状態です。

そんな状態で、何屋を開店するか決めるには、どうすればよいでしょうか。

「ああ、こんなお店をやってみたいな」という具体的なイメージを持つこと。そ
れが店を長く続けられる秘訣です。

話を個人の「強み」に戻しましょう。こういう状況では、まず、「漠然とした強
み探し」をやめることです……

続きはこちらから ⇒ http://career.mycom.co.jp/job/job_project/

こちらもチェック

投稿者 鶴野充茂 : 06:50 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月03日

政府広報の予算

以下、今日の日経新聞から。

郵政民営化の広報に3億円、自民、中止を求める

自民党は二日の総務部会で郵政民営化の政府広報を中止するよう求めることを決め、細田博之官房長官に伝えた。関係者によると政府がこれまで郵政三事業の民営化を訴える広報活動に投じた予算は新聞、ラジオ、雑誌などへの広告費だけで約三億円。テレビやパンフレットの広告にもさらに数億円がかかっているものとみられる。

自民党の広報中止要求について小泉純一郎首相は記者団に「『もっと説明しろ』と盛んに言ってたでしょ。『説明を中止しろ』というのは分かんないね、何でか」と反論した。

これは、広報予算というよりも「広告予算」なのでは? と、誰もがつっこんでしまうような内容ですね。これも広報と広告が正しく理解されてないからでしょうか。政府広報を中止するよう求める、というのもおかしな話で、数億円も広告にかけることを見直して、もっと低予算で効果が狙える広報活動の見直しを求める、という発想になってほしいものです。

こっちも見直そう

現場担当者が広告代理店に丸投げしている構図がとてもよく想像できます。で、また、本人は「こんなに調整の大変な仕事はない」なんてと思っているのかも。そして広告代理店も、「言う事が細かい割にはうまみが少ないなあ」と思ってたりして。

ちなみにこの数億円の予算の中に広報スタッフの人件費は入ってないんでしょうね。きっと。

投稿者 鶴野充茂 : 06:54 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月02日

2/2発売のリクルート・ビーイングで私、語ってます

本日発売のリクルート・ビーイング2・9号で私、語っています。

[リポート]社外にブレーンを持つ! 「人脈づくり」10の方法 の中です。

b-ingFeb2005.jpg

ご参考まで。

投稿者 鶴野充茂 : 15:50 | コメント (0) | トラックバック

[つるの式23] 苦手なあの人との関係

なぜ、人間関係の本がレジ前で一番売れているのか、ずっと考えてきました。

新宿・高島屋横にある紀伊国屋書店で買い物をすると、レジの前にずらっと実用書が並んでいるフロアがあります。私はいつもその中でどのテーマの本が売れているのかを確認しています。そして少なくともここ数年、季節に関わらず常に残数が少ない(つまり売れていると推測される)のが、「人間関係のお悩み解決」の本です。

人生の大きな悩みには、お金・人間関係(恋愛を含む)・仕事・健康の悩みなどがありますが、人間関係がもっとも直感的に本を読んでなんとかなりそうに思うテーマなのかもしれません。

というのも、レジ前は支払いの場ですから、ゆっくり立ち読みをする場所ではありません。そういう特性のある場で売れる本は、極めて直感的に「あ、今、私、コレ、必要ネ」とまるでコントで出てくる中国人の話し方のように反応してしまう課題なのではないかと。

仕事と人間関係というのは、切っても切れない関係です。仕事という立場や役割によってたまたま同じ空間、時間を共有しながら仕事をすることになった人々ですから、その中には必ずしも好き好んで付き合おうとは思わない人たちも含まれているでしょう。

それで時々「なんかちょっとあの人は苦手」なんて気持ちも持つのですよね。

そんな時どうするか。会話で違和感を感じる相手の場合には、ちょっとしたコツがあります。

この方法、生理的に受け付けない相手の場合は別ですが、とりあえず会話がぎこちなくてしっくりこないから苦手、という相手には効果があります。


それは、「息を合わせる」ということです。

会話がうまくかみ合わない時に相手と息(呼吸)のリズムを合わせるのです。

単純なことなのですが、なぜ話がかみ合わないかというと、リズムが違うからであることが意外とよくあります。

息がぴったり合う」とか「息の合った二人」という表現は、やりとりのリズムがいい人たちを描写して使う言葉ですよね。心理学にも恋人同士や親友など気の合う人同士は話をしている間、一定の周期・リズムでうなずきやしぐさを繰り返していることが多いという実験があります。人間関係においてリズムは大切なのです。


人は、反応が読めない相手に対してストレスを感じやすいものです。そして、言動が理解不能な人のことを「あぶない人」と呼びます。

とりあえず反応を読もうとするには、まずリズムを合わせてみることです。

やり方ですが、息のリズムは相手の話している時に息を吐き、話し終わったところで相手と同じように息継ぎをします。

不思議なことに、自分が息継ぎをしはじめたところで話し始められると違和感、圧迫感を感じるものです。

まあ、呼吸に意識を集中するために相手の話を聞いていないと別の問題で話がかみ合わないこともありますが、呼吸のリズムで印象が変わるってちょっとした驚きがありますよ。

慣れてきたら、しっくりくるリズムやテンポを試してみてください。リスクフリーですぐにできる実験ですから。

これをつるの式コミュニケーション・メソッドでは、「呼吸合わせの法則」と呼びます。

 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

    まとめ: つるの式(23)呼吸合わせの法則
  
  ・ リズムは人間関係にとって大切な要素
  ・ 仲の良い人同士はリズムが合っていることが多い
  ・ 苦手意識のある人と話をする時には呼吸を意識してみよう
  ・ 相手と呼吸のリズムを合わせることで会話のリズムができる

 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

さあ、今回はどうでしょうか!

投稿者 鶴野充茂 : 14:17 | コメント (0) | トラックバック

全国対抗キャラクターコンテスト

毎日新聞主催の「 全国対抗キャラクターコンテスト 」の結果が出ました。

一番多くの人のハートを射止めたのは群馬県のゆうまちゃんです。ゆるキャラの“元祖”鳥取県のトリピーや徳島県のすだちくんなど、強豪を抑え見事に1位に輝きました。 (毎日新聞のページ

と、あります。

今年で10歳。つぶらな瞳とおちょぼ口が魅力かな。あちこちから引っ張りだこで、結婚披露宴やお誕生会にもよくお呼ばれされるヨ! オリジナルグッズも大人気です。

だそうです。群馬県のページでは、ゆうまちゃんデザインの壁紙も公開しています。

毎日新聞によると、「 ◇参加は12県。ゆうまちゃんは1次選抜から断トツの人気で、2次選抜でも5123票中2716票と2位の鳥取県を大きく引き離し、「先行逃げ切り」した。 」とのこと。仕掛けはこういう地道な地元支援活動

コンテスト一位をきっかけに全国区になるといいですよね。

キャラクターマネジメントの話は次の本が参考になります。

 

小さな会社のキャラクター戦略(仮) PHPビジネス選書
濱田有弘(著) ¥1,260 (税込)

こっちもがんばろう

投稿者 鶴野充茂 : 10:28 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月01日

あれもこれもではなく、あれかこれ

今日の日経産業新聞に久々に「お、いい事言うなあ」というコメンタリーがありましたのでご紹介します。

<眼光紙背> トレードオフ

競争戦略に優れた日本企業を表彰する「ポーター賞」には「トレードオフ」という審査基準がある。独創的な製品、サービスで他社との差異を際立たせるには「何をするか」だけではなく、「何をしないか」の選択が重要だという。何でも屋はダメというわけだ。(以下略)

このあと、セコムは人手による巡回警備を廃止して機械警備に転換すると宣言し、ヤマト運輸は1976年に主婦を顧客とした「宅急便」を始めると79年には商業貨物からの撤退を宣言した。この時、松下電器にも自ら取引辞退を申し出たと続きます。宅急便というビジネスモデルのヒントは牛丼しか出さない吉野家だった、とも。

何かにフォーカスせよ、特化せよ、とはよく言われることですが、代わりに既存事業を「辞める」という決断は大変な意思決定です(役所なんて特に)。しかし、情報発信もやはり同じで、「なんか、いろいろやっている」人よりも、「あれを辞めてこれをやってる」人、という方がメッセージ性ははるかに強いですね。

情報発信のメッセージ性だけで意思決定をする人もいないかもしれませんが、何かをやめて何かを選択する、という意思自体がドラマであり、ニュースにつながりやすいことだけは確かです。

私も昨日で会社を辞めて今日から独立です。ニュースにつながるような展開ができるようにガンバリマス。

こちらも含めて。

投稿者 鶴野充茂 : 12:49 | コメント (0) | トラックバック

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