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2006年01月24日
ライフスタイルは自分で選ぶ?
今日は昼にコロンビア大学院で意見交換。
訪れるのは実に5年半ぶり。現役のコロンビア大院生+先生と話をしてきましたが、時代を問わず、日本人学生の間で常にあるのは、卒業後に「アメリカに残るか、帰国するか」という問題。自分のことを振り返って考えてみても、当事者としては確かに大きな問題。でも、しばらく経ってから考えると、「どこにいるか」よりも「何をするか」「いかに働くか」の方がずっと重要だと思いますね。
特に改めてそう確認したのは夜です。忙しく働くメンバーで夜遅くに集まってライフスタイル談義。弁護士、記者、コンサルタント、そして私というメンバーですが、抱える問題は洋の東西を問わず同じで、「いかに生きるか」「いかに人生を豊かにするか」。
自宅で働く方法、健康維持、パートナーとの関係。NYで駐車場に月500ドル払っていた、週2回はヨガに通う。みんなそれぞれに試行錯誤しています。でも、はっきりと今の生き方を選択している理由を自覚しているのが印象的でした。
そうせざるを得ない、というよりも自分の意思でそう決めた、という感覚です。
そして、ここに来て気づいたのは、根本的な発想の差です。
・ この資格を持っていたら安心、とか、この会社で働けたら成功、とよく言う人はいつもしんどそうにしている
・ こういう生き方をしたい、と先に自分で決めて、そのための手段を工夫する人は、いつも生き生きしている
どっちが良いか、という問題よりも、どちらの生き方を選ぶか、というのもまた、人は知らず知らずのうちに選択しているようです。
学生時代に住んでいたアパートメント。一階は今も変わらずにベーグル屋と韓国料理屋。
夕方のロックフェラーセンターの様子。冬にスケートリンクになっている広場は正面奥の半地下にあります。
夕方のタイムズスクウェア。さすがに人が多い。
大阪の道頓堀川のネオンと同じくらい有名なアングルからの写真ですな。
投稿者 鶴野充茂 : 14:53 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月23日
ニューヨークでマーケティングの最新潮流を再確認
日本で起こっている「消費志向」に注目してターゲティングするマーケティングの方法が、アメリカでも一般的になってきているのを確認しました。
日曜日からニューヨークに来ています。
夜10時半のタイムズスクウェア(新宿じゃないよ)。日曜夜でも人が溢れています。
某有名消費財メーカーでマーケティングのマネージャーをしている友人(コロンビア大院卒)とマーケティングにおけるターゲティングの話をしていて、アメリカでもデモグラフィックが意味を持たなくなってきていることを改めて確認。
私のところで開催する「最新トレンド・キーワード研究」の方向性が、アメリカでも時を同じくして有効であると分かりました。
100円ショップで買い物をする人が、時にはグッチやエルメスのバッグを買い、BMWに乗っているのもまったく違和感ない、という現象は、もはや年齢・性別・学歴・年収などのデモグラフィックでは説明できない、という現象は、アメリカでもまったく同じだと彼は言います。
そういえば、ロンドンには、ロールスロイスでテイクアウト(take awayかな)する人がたくさんやってくるフィッシュアンドチップスの店があります。
今後ますます、消費志向研究の重要性が高まりそうです。1/30(月)のセミナー、締切り直前です。これ、本当にオススメです。お見逃しなく!
インド人の彼が「マンハッタン1」と薦めるインディアンレストランで最高のインド料理を頂きました。
投稿者 鶴野充茂 : 14:08 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月15日
リュクス・マーケティング(1/30)
つるの式の鶴野です。ちょっと今、私は興奮しています。長らく抱いていたマーケティングに対する疑問が解けたからです。「このターゲットは誰ですか? F1層? 30代男性? 平均年収や職業のイメージは?」
ここしばらく、プランの提案をしている時にこんな質問を受けると、何か言葉にできない違和感を覚えていました。
属性で明確に切り分けられないくらい、個人差が広がっているからです。
実際、「女性向けを意識して作っているな」という商品でも、男である私がほしい・必要だと思うものなら買うし、いくら高くても、自分にとってその値段以上の価値があると思えば「年収」は関係なく、お金を払うんだと思うんです。
そうすると、既存の「デモグラフィック(demographic)」と言われる人口統計上のターゲットの設定ってどこまで意味があるのかな、と考えていました。しかし、じゃあその他に、何を基準として「誰のための商品・サービスか」を考え、提案を伝えるのかに明確な答えがありませんでした。
そんな時、名和田竜さんと出会ったのです。彼は、コンビニ業界を中心とした流通の現場で長年プロモーションに携わってきた「売れる」トレンドのプロです。
名和田さんは、先に述べたような疑問を持つ私に明快な答えをくれました。
「鶴野さん、デモグラフィックではなく消費傾向・志向性で考えればいいんですよ」と。
今、この考え方を知って本当に良かったと思います。「どんな人に対してマーケティングするのか」を簡単に説明・説得できるようになったからです。
そして、「これは今、広くマーケティングに関わっている人たちにとって知らないと損をする情報だ!」 そう確信した私は、この名和田さんに、最新トレンドのキーワードを学びながら、「売れる」マーケティングについて考えるセミナーをお願いし、了解を得ました。
マーケティングの観点から最近のトレンド・キーワードを理解すること、そしてその「キーワード」を自社の商品・サービスのマーケティングにどう取り入れるのかを考えられるようになることを各回の目標に考えています。
プレゼンの関係者説得材料としてすぐに使える事例もたくさん紹介してもらう予定です。
もし、あなたが、最新のマーケティング・アプローチやトレンドづくりに興味があったり、広告、PR、商品企画、営業企画などで口コミや話題づくりに興味があるなら、ぜひご参加ください。事例を知るだけでも充分に参加する意味があるはずです。
申込みはこちらから ⇒ http://www.beanstar.net/event/trend/
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◇今回のテーマ:リュクス・マーケティング
第一回は、「リュクス」について取り上げます。リュクスとは簡単に言うと、自分にとっての「贅沢」。金額に関係なく、自分自身が納得できるもの=贅沢という考え方です。最近の「お一人様」や「オーダーメイド○○」といった流れがこのリュクスに入ります。これまでの高級路線とも違うため、見せ方・やり方によって大きな可能性の広がりがあります。女性誌では最近よく見かける単語ですが、男性誌ではこれからでしょうか。
・ リュクスとは
・ リュクス・マーケットの捉え方
・ リュクス・マーケティングの可能性
などを中心に、考えていきたいと思います。
◇ 日時:1月30日(月)19時半~21時
◇ 場所:東京・竹橋 ちよだプラットフォームスクウェア
◇ 参加費:5,000円 (前払い)
◇ 講師:名和田 竜 氏
(SPプランナー兼プロモーション・プロデューサー)
◇ 申込み方法 こちらのページから申し込んでください
講師の名和田さんについても↑に掲載しています
投稿者 鶴野充茂 : 16:40 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月12日
幸せに成功する人のマインド(1/28)
そろそろ皆さん、正月モードからエンジンがかかり始めた頃かと思いますが、1月って、一年を見通して、今年はどうしよう、どうしたい、という目標を考える時ですよね?
そんな今、具体的な目標のある人もない人も、ちょっと時間を作って話を聞いていただきたい人がいます。
まったく未経験なのに、「伝説のホテルをつくる!」と言って着々と準備を進めている新進気鋭の女性経営者、鶴岡秀子さんです。
10歳の頃から起業すると決めていた彼女は、ビジネスの仕組みを理解するために大学を出て流通業界に入り、新人なのに接客営業でいきなり20人分の売上を上げてしまいます。
(参考:一人で20人分の売上! 新人ツルちゃんの接客営業 鶴岡 秀子 (著) ダイヤモンド 05年3月)
その後、外資系コンサルティング会社に移り、さらに2000年にネットベンチャーを立ち上げ、昨年売却しました。
そして今年、彼女はまったく未経験のホテル事業を始めようとしています。
これから数十億円の出資を集めるそうです。
すごいですよね? でも彼女から実際にそんな1つ1つの話を聞いていると、自分が今、課題に感じていることも、実は視点の持ち方と小さな工夫さえあれば、解決していきそうに感じてしまうから不思議です。
* * * * *
昨年、私は毎月8回にわたって、彼女とセミナーを開催してきました。その中で、彼女が次々に実績を出していく起業家でありながら、誰もができればそうありたいと思う働き方や、実践できる方法で、成功してきていることを発見したんです。
どういうことかというと、彼女は、無理や無茶をせずに目標を達成していく方法を知っている、ということです。
難しそうに見える課題は、こう考える
自信をつけるには、こんなことをやってみる
何かを変えたいと思う時には、まずこのアプローチがいい
そもそも目標やビジョンは、こんな風に考えて設定する
非常に具体的で、誰にでもすぐにできる方法がポンポンと飛び出してきます。
この「誰でもできる」「無理せずできる」というところがポイントです。この着眼点や考え方を知っているだけで大きな差が生まれます。
新しい一年に向かって気合いを入れようと思うこの時期に鶴岡さんの具体的ですぐにできるやり方で、目標を実現していくヒントをぜひあなたにも参考にしていただきたいと思います。
彼女自身のこれまでの経験を題材として、どんなことを考えて、どんな課題をどう乗り越えてきたのか、そして、今、どんな風に未経験のホテル事業を進めようとしているのかなどを話してもらいます。(特に、この現在形の話は、今、何かにチャレンジしようとしているあなたには大きなヒントになるはずです)
今年は飛躍の年、変革の年だ、と思っている方、人生の転機だと感じている方には特にオススメです。
1月に聞いておいて良かった、と思ってもらえるヒントや刺激が、きっとたくさんあるはずです。
今回は初めて週末の開催です。新年会も兼ねた打上げもあります。
お申し込みは今すぐどうぞ。
申込みはこちらから ⇒ http://www.beanstar.net/event/genki/
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◇講師:鶴岡秀子氏(ブースト・パートナーズ株式会社 代表取締役社長)
◇「鶴岡秀子の元気がでる教室」新年特別編
テーマ:幸せに成功する人のマインド
1)鶴岡秀子の今までとこれから
2)幸せに成功しているたちのマインド
※周りの沢山の成功者から学び、鶴岡さんが実践していること
・自分を元気にすると・・・
・「天国」と「地獄」は同じ場所
・自信とは、自分を信じること
・あなたのレーゾンデートルは?
・何にフォーカスするのか?
・一番大切なもの?
・成功の反対は?
・3年前の自分と3年後の自分
・塀の上にネコは何匹?
◇ 日時:1月28日(土)16時~17時半
◇ 場所:東京・高輪 ビーンスターオフィス(場所変更の可能性有)
◇ 参加費:5,000円 (前払い)
※+5000円で打上げに参加できます!
◇ 申込み方法 下のページから申し込んでください
http://www.beanstar.net/event/genki/
参加者の声や鶴岡秀子さんの略歴についても↑に掲載しています
投稿者 鶴野充茂 : 10:22 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月10日
満員御礼!メデコミ会開催(1/10)
1月10日、今年一回目のメデコミ会を開催いたしました
「年明けの挨拶も兼ねて~」と大勢の方々にお集まり頂きました
お陰さまで当メデコミ会はすでに6年目、参加者の仕事も多岐にわたります
実は同じ部署の人が知らずに参加している、なんてこともよくあります
この日は、「会おうと思ってもなかなか会えない人とバッタリ会える場所」というコメントをいただきました
会場アプローチの見事なライトアップ
CGのようですが、実写です。不思議な空間に迷い込んだような感じでした
毎回、大阪からやってくる人、何年ぶりかの人・・・
明るい顔が集まって、2006年を面白い年にしよう!という雰囲気が広がっていました
最後までこの賑わい 次回は、2月6日(月)です。今年もよろしくお願いします!
投稿者 鶴野充茂 : 11:22 | コメント (0) | トラックバック
自己演出教室「ビーンスタークラブ」(2/1~)
柔軟でクリエイティブな「発想」、説得力のある「提案」、言いたいことを的確に伝える「表現」の力を、反復練習で鍛えるコミュニケーションの教室がスタートします!ここでは「あなた」が主役です!
繰り返し何度も何度も練習していただきます。
そして、気がついたら、あなたは人前で堂々と話し、「なるほど!」と言われるような提案ができ、仕事やプライベートでわくわくするような楽しい人たちとの人間関係を楽しむことができるようになる・・・・・。
そんな場を提供したい! そう思って、プログラムの開発と改善を進めています。
これまで数々のコミュニケーション関連のセミナーや研修を実施してきた私(鶴野)には、実は1つの大きな課題がありました。
それは、セミナー当日に学んだことをスキルとして定着させるにはどうすれば良いか、ということです。
つまりこういうことなんです。
多くの人は、コミュニケーションスキルはとても重要だ、と言います。
これに対して、こうすればコミュニケーションスキルは向上する、というノウハウは、私のところで提供できます。
でも、実際にコミュニケーションスキルを高めるためには、習慣付けが必要です。いくらノウハウを知っても、自分で繰り返し練習したり、意識して続けていかなければ、自分の、本当のスキルにはなりません。
そして、悲しいかな、私も含めて多くの人は、日々の忙しさの中で、せっかく新しいことを学んでも、それを復習したり、反復練習することができずにいます。
1回のセミナーや研修では、どうしてもここまでのフォローができません。
学んだことを繰り返し繰り返し練習できて、試してみて、フィードバックを得られて、そして少しずつでも「できるようになってきた感」、「成長している感」が得られるような場を何としても作りたい! いつからか、そう思うようになりました。
さまざまなワークショップを実験し、効果的なものを精査し、楽しく続けられて、効果も得られるようなものを必死で探してきました。セミナー会場だけではなくて、日々の仕事の中で使えるスキルになるような、コミュニケーションが楽しくなるような反復練習を検討してきました。
そして、何人もの協力を得て、そのプログラムが今、ようやく、出来上がりつつあります!
繰り返し練習することで、大勢の人の前で、あるいは一対一の対面で、自然に、効果的に、自分をアピールできるようになる。さらに、練習を続ける中で、自分の強みが自然と開発・強化され、自分自身に自信を持って、自分の名前で仕事をしていけるようになることをめざして、このプログラムを「自己演出教室:ビーンスタークラブ」と名付けました。
今回、募集するのは、このプログラムの第一期の参加者です。
プログラムは2/1、2/15、3/1、3/15、3/29、4/12の6日間です。
これまでのテストプログラムで、数多くの方々にプログラム改善のためにご協力いただきました。「自分の課題が明確になった」「効果が出てきた」「自信がついてきた」と多くの方からコメントをいただきました。
ちょっと行って終わり、ではなく、ずっと続けて行きたい、と思っていただけるようなプログラムにしていきます。 そして、わくわくするような楽しいプログラムにしていきます。 コミュニケーションは、生きている限りずっと続くテーマですからね!
すでにたくさんのステキな方々が、参加申込みをしていただいています。
面白い人たちとの新たな出会いもあるかもしれません。
あなたもぜひ、ご参加ください! 残席あとわずかです。今すぐどうぞ。
申込みはこちらから ⇒ http://www.beanstar.net/event/bc/
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◇ プログラム内容:
発想力、提案力、表現力を鍛えるさまざまなワークショップを
行ないます。
2/1 自己紹介&第一印象
2/15 説明力
3/1 説明と課題解決
3/15 提案力
3/29 発想と表現のトレーニング
4/12 説得力
(内容については若干変化する可能性があります)
◇ 日時:2月1日(水)、2月15日(水)、
3月1日(水)、3月15日(水)、3月29日(水)、
4月12日(水)の各19時半~21時半
◇ 場所:東京・竹橋 ちよだプラットフォームスクウェアほか
◇ 参加費:36,000円 (6回分前払い)
特別割引:ペア割3万円/人
(あなたの素敵な仲間と2人で申込みの場合の一人分)
◇ 申込み方法 下のページから申し込んでください
http://www.beanstar.net/event/bc/
テストプログラム参加者の声や講師についても↑に掲載しています