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2006年01月15日
リュクス・マーケティング(1/30)
つるの式の鶴野です。ちょっと今、私は興奮しています。長らく抱いていたマーケティングに対する疑問が解けたからです。「このターゲットは誰ですか? F1層? 30代男性? 平均年収や職業のイメージは?」
ここしばらく、プランの提案をしている時にこんな質問を受けると、何か言葉にできない違和感を覚えていました。
属性で明確に切り分けられないくらい、個人差が広がっているからです。
実際、「女性向けを意識して作っているな」という商品でも、男である私がほしい・必要だと思うものなら買うし、いくら高くても、自分にとってその値段以上の価値があると思えば「年収」は関係なく、お金を払うんだと思うんです。
そうすると、既存の「デモグラフィック(demographic)」と言われる人口統計上のターゲットの設定ってどこまで意味があるのかな、と考えていました。しかし、じゃあその他に、何を基準として「誰のための商品・サービスか」を考え、提案を伝えるのかに明確な答えがありませんでした。
そんな時、名和田竜さんと出会ったのです。彼は、コンビニ業界を中心とした流通の現場で長年プロモーションに携わってきた「売れる」トレンドのプロです。
名和田さんは、先に述べたような疑問を持つ私に明快な答えをくれました。
「鶴野さん、デモグラフィックではなく消費傾向・志向性で考えればいいんですよ」と。
今、この考え方を知って本当に良かったと思います。「どんな人に対してマーケティングするのか」を簡単に説明・説得できるようになったからです。
そして、「これは今、広くマーケティングに関わっている人たちにとって知らないと損をする情報だ!」 そう確信した私は、この名和田さんに、最新トレンドのキーワードを学びながら、「売れる」マーケティングについて考えるセミナーをお願いし、了解を得ました。
マーケティングの観点から最近のトレンド・キーワードを理解すること、そしてその「キーワード」を自社の商品・サービスのマーケティングにどう取り入れるのかを考えられるようになることを各回の目標に考えています。
プレゼンの関係者説得材料としてすぐに使える事例もたくさん紹介してもらう予定です。
もし、あなたが、最新のマーケティング・アプローチやトレンドづくりに興味があったり、広告、PR、商品企画、営業企画などで口コミや話題づくりに興味があるなら、ぜひご参加ください。事例を知るだけでも充分に参加する意味があるはずです。
申込みはこちらから ⇒ http://www.beanstar.net/event/trend/
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◇今回のテーマ:リュクス・マーケティング
第一回は、「リュクス」について取り上げます。リュクスとは簡単に言うと、自分にとっての「贅沢」。金額に関係なく、自分自身が納得できるもの=贅沢という考え方です。最近の「お一人様」や「オーダーメイド○○」といった流れがこのリュクスに入ります。これまでの高級路線とも違うため、見せ方・やり方によって大きな可能性の広がりがあります。女性誌では最近よく見かける単語ですが、男性誌ではこれからでしょうか。
・ リュクスとは
・ リュクス・マーケットの捉え方
・ リュクス・マーケティングの可能性
などを中心に、考えていきたいと思います。
◇ 日時:1月30日(月)19時半~21時
◇ 場所:東京・竹橋 ちよだプラットフォームスクウェア
◇ 参加費:5,000円 (前払い)
◇ 講師:名和田 竜 氏
(SPプランナー兼プロモーション・プロデューサー)
◇ 申込み方法 こちらのページから申し込んでください
講師の名和田さんについても↑に掲載しています
09/15 宣伝会議の巻頭特集で記事を書きました。
09/13 9/21イベントをソーシャルメディアで面白くする「まめさんテレビ」
09/03 劇団四季ミュージカル「ライオンキング」を観た
09/01 日経BP主催/経営者のためのソーシャルメディア実践講座、参加者募集中
08/31 [つるの式55] とっさにコメントを求められた時の対処法は?
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投稿者 鶴野充茂 : 2006年01月15日 16:40
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