2008年07月22日
エンジニアTypeに出ています
7/22発売の「エンジニアtype」8/9号に出ています。
「仕事には、巧みな話術より大事なものがある 伝える技術を磨け!」
という全体特集で、ビーンスターの事業内容ともピッタリ。
毎日、私もコミュニケーションの勉強をしています。はい。
投稿者 鶴野充茂 : 18:55
2008年07月18日
まもなく3歳の娘に父親ができること
娘、今月末で3歳になります。
ミッフィー大好きです。
店や街を歩いていて、ミッフィーグッズを見つけたら、
「あ゛っ、ミッフィーちゃんだー!」と言って駆け寄ります。
大人には気付かないくらい遠くて、小さく見えるものでも、敏感に反応します。
さて。
日頃、ゆっくり遊んであげられないパパ。
仕事で街を歩いていて、ローソンの前で、思わず反応したのです。
「あ゛っ、ミッフィーちゃんだー!」。
私は心の中で叫び、駆け寄りました。
ミッフィーグッズが当たる、と。
ミッフィーちゃんのエコバックは、30点集めればもれなくもらえる、と。
私は、店内のありとあらゆる商品を見て回り、
「何を買えば、いくらで何点もらえるか」
「いくらくらいでそのミッフィーちゃんのエコバックをゲットできるのか」
「実現の可能性は? (到底実現不可能なものなら違う方法を考えますよね)」
「目標期日は? (仕事には〆切が大切ですよね)」
「何を買って、ゲットする?」
と短時間のうちに分析、計画を立てました。
私の人生の中で、ローソンとの関わりをこれほどまで深く考えたことはありません。
ミッフィーのためにこんなに必死に戦略を立てたこともありません。
そして、「おにぎりと、からあげくんだ」という結論になりました。
そんなこといっても、私、ふだんはコンビニで買い物しないんです。
行動パターンに入ってません。
だから、オフィスの机にミッフィーのシートを目に入るように置きました。
「ローソン行くなら、ミッフィーのポイントシールちょうだい」とスタッフにも頼みました。
社外でも言いました。
そして!
本日、30点、到達~!
多くの方のご協力の賜物です。いや、すごい。本当にありがとうございました、みなさん。
近々に、ミッフィーのエコバックを入手しに行ってきます。
3歳の誕生日にも間に合いました。
喜んでくれるかな。
「あ゛っ、ミッフィーちゃんだー!」って。
呆れる人もいるかもしれませんね。私もこんな感覚、持つなんて思ってもみませんでした。
でもね、3歳になる娘に父親がしてあげられることって、あんまり思いつかなくて。
ささやかな、自己演出です。
投稿者 鶴野充茂 : 09:54
2008年07月02日
なぜその言葉を使うのか?
コミュニケーションの仕事をしていると、日常的に1つ1つの言葉の使い方が気になります。
御徒町駅前の蕎麦屋。何気なく壁にかかれたメニューを見ていて目がとまりました。
初めて入ったお店で、何を頼めばいいのか分からない状態ですから、1つ1つをイメージしながらメニューを見ていきます。
目が止まったのはここです。「御徒町の五峰」、うちのオススメの酒、ですね。
ふむふむ・・・、あれ?? よ・読めないぞ、と。
「微妙な違いで豁然たる個性を持っている」
というところです。
「微妙な違いで豁然たる個性を持っている」
はい、赤の下線まで引いてあるので、もう一回読みます。
「微妙な違いで豁然たる個性を持っている」
やっぱり読めません。
店の人に聞いても誰も読めません。
・・・なので、写真に撮って、家で調べることにしました。
かつぜん くわつ― 0 【▼豁然】
つまり、「微妙な違いで豁然たる個性を持っている」 というのは、
「飲めばその違いがはっきり分かる」(だから飲め!)
ということなのでしょう、きっと。
でも、漢字が読めないと、意味が分からない。意味が分からないと、注文しにくいですよね。
でも、あ、そうか、二回目以降のリピーターは、家で意味と読み方を調べて、「次に行く時は注文しよう」と決意してから店に行くから、このメッセージはリピーターに効く表現なのかもしれない。
薬に、「胃で溶けずに腸で効く」みたいなのがありますけど、
これは、一回目の来店では効かずに、二度目三度目の来店の時に効く。
そう考えると高度な表現ですよね。
そんなこと考えてる間に酔いもスッキリ醒めました。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 05:38
2008年06月09日
コミュニケーション能力の磨き方
最近、毎週、何人もの人と採用面接でお会いします。
新卒若手の場合もあれば、役員候補のベテランの場合もあります。
それでよく思うのは、
こちらが聞いた質問に、 簡潔に答えを返す人があまりに少ない!
ということです。
決して難しいことは聞いてないんです。
どうして今回応募されたんですか? とか
どうして転職しようと思ってるんですか? とか
仕事選びのポイントは? などといった、誰でも聞きそうな質問です。
そんな質問に対する答えが、どうもスッキリしません。質問にきちんと答えない人、率にして、5割以上です。
役員候補の面接も含めてです。
なぜこんなことが起こるのか、考えてみました。
私の結論は、まったく面白みがないのですが、
採用面接のような極めて私的な、その人個人の考えや価値観を、
真面目に聞かれたり、答えたりする機会が日常生活の中で少ないのだろうな、と。
でも、じゃあ仮にそうだとして、逆に、「聞いた質問にきちんと答えられるようになる」には、
どうしたらいいんでしょうか。
いろいろ考えて、ちょっと専門的ですが、「メディアトレーニング」が
1つの有効なトレーニングになりそうに感じています。
メディアトレーニングとは、メディアの取材を受ける企業トップや広報担当などが
メッセージの伝達効率を高めるために受ける特殊なコミュニケーションの研修で、
カメラクルーなどを入れて実際に撮影しながら実施したりするのですが、
質問の受け答えの基本を繰り返し練習するだけでも、かなり効果的な訓練になります。
今日も、某外資系企業のエグゼクティブの方々にメディアトレーニングを実施してきました。
もう少し一般的な人たち向けの、お手軽に提供できるようなプログラムの開発を検討してみようと思います。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 19:36
2008年05月31日
調味料のラベルは何を意味するか
中華料理屋に立ち寄ったら、目の前に8種類の調味料。
親切に、ラベルが貼ってあります。
塩、胡椒、山椒、一味、ラー油、醤油、酢、甜麺醤(テンメンジャン)。
それでぼんやり見ていて気がついたんです。
塩だけ「ラベル」がついてない!、と。
いや、確かに、他のはラベルがついてないと分かりにくい、あるいは紛らわしいんです。
胡椒と山椒は紛らわしいし、
醤油はソースと間違えそう。酢も一見、油かと思う人もいるかもしれません。
一味やラー油、甜麺醤なんて、見た目ではちょっと何か分からない。
そう考えると、塩だけは明らかです。砂糖と間違うかとも考えましたが、容器で判別できるでしょう。
ラベルを貼らなくても「一目瞭然」であること。
何度も使った経験と、見た目の明らかな差別化が、きっとラベルなしでも判別できる「ブランド」になっているんだと思ってしまいました。
・・・でも、
塩にラベルがついてなかったのは、そんな理由からではなくて、
実は、使用頻度が高くて、使っているうちに「取れた」のかも。
いずれにしても、今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 08:29
2008年04月30日
チームワーク
某社の研修合宿に参加して日光へ。
そこで目にした地元女子中学生(おそらく)のグループ活動。
ぼんやり見ていたら、グループで体操ともダンスとも異なる、不可解なポーズをとりだしました。
かなり高度なチームワークを発揮しています。ほとんど相談もせずに次々とシーンが変わりますもん。
よく見ると、ケータイで写真を撮っている!
上の写真は、おそらく二人の手の上にあたかも二人が立っているような写真を撮っているのでしょう。
近づいたり、遠ざかったり、
うずくまったり、立ち上がったり、
手をつないだり、バンザイしたり、・・・。
そして、それを遠くからケータイで撮影してブログに載せる自分・・・。
それでまた、近くにいた人は、
「あ、鶴野さん、またブログ用ですか?」
んー、やはりケータイは、生活に不可欠なコミュニケーションツールだと改めて感心しました。(?)
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 18:17
2008年02月22日
R25サイトにコメント紹介されました
私のコメントがR25のサイトで紹介されました。
「ネットはもちろん、メールも禁止? 1週間“ネットなし生活”に挑戦してみた」
という記事内でのコメントです。
・ネットやケータイのない生活をどう思うか?
・ネットやケータイがなかった時代の仕事とはどういうモノだったか?
・「ビジネスコミュニケーションの観点」からすると、この生活はどういう利点/不
利点が考えられるか?
・こういう生活を1日でも体験することの意義はあると思われるか?
といった質問でしたので、次のように答えました。
1.
本当は皆、本来、直接会って話すコミュニケーションをしたいのです。
その代替手段としてネットやケータイというツールが生まれました。
そしてそれを使いこなしているうちに直接会って話す面白さや喜びを
忘れてしまっているところがあると思います。
その証拠に、大切なアポイントで話をしている時にケータイがブルブル
するのはイヤだと感じているはずなのです。ケータイはかえって邪魔な時が
ある。また、店先で何かを聞こうとして目の前に受付案内の人がいたら、
代表番号に電話したりネットをつないたりはしないですよね。
2.
会いたい人とじっくり語り合う時間、共に過ごす時間は、何よりの
贅沢な時間の過ごし方ではないでしょうか。学生時代を思い出す時、
おそらくR25世代の人たちも、ケータイ・ネットの思い出よりも
直接コミュニケーションをとった経験の方が印象に残っていますよね。
3.
メールに依存すると感情の機微に疎くなったり感動しにくい生活を送ることに
なるかもしれません。メールは、文字データを送っているわけですから
信号を伝えるのには向いてますが、感情を伝えるのには不向きです。
したがって、メールでは気持ちよりも信号の伝達が中心になります。
それに慣れすぎると危ない。
4.
事務的なやりとりはメールで、説得したり仲良くなったりするのは直接会って、
などと使い分けている人もいます。これは一理あります。事務的なメールで
効率を追求しようとすると、簡潔に個性をそぎ落としてまとめることになります。
一方で、そんな無味乾燥なデータのやりとりで仕事をしようとすると、
どうしても人間関係を育む行動が別に必要になります。直接会って共に時間を
過ごすというのは、データで送れない何かをやりとりし、お互いに刺激を与え合
い、人間を磨きあっているのかもしれません。そう考えると、
人と直接向き合えば、それだけ人としての魅力も増すのではないか、とさえ
私は思います。
とまあ、こんな風に答えたら、上の原稿のように、一言だけ引用されました。
文字数や時間との戦い、というのはメディアの宿命ですからね。
うまく本意が伝わっているといいのですが。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 19:25
2008年02月19日
ポストイットの説得力。
人の注意をひく、内容を確認してもらう、最後に背中を押す。
このための効果的なコミュニケーションを日々模索しているなか、こんな論文を見つけました。
Post-it Note Persuasion: A Sticky Influence
RANDY GARNER
Sam Houston State University
Journal of Consumer Psychology, 2005Abstract:
Four studies examine the influence of attaching a seemingly insignificant Post-it note to a survey packet on the likelihood of completing the survey. Participants who received a packet with an affixed Post-it note request had significantly higher return rates than participants who received the identical survey with (a) no sticky note, (b) the same message written on the cover sheet but without a Post-it or (c) a blank Post-it with no message provided. Furthermore, they returned the materials more promptly with higher quality responses. A more personalized Post-it appeal increased returns when the survey was long and time consuming but was no more effective than a nonpersonalized Post-it when the survey was easy to complete. Results suggest that the Post-it leads the request to be interpreted as a solicitation for a personal favor, facilitating a normative compliance response.
強引な引用(コピペ)ですいません。 興味がある方はこちらからダウンロードできます。
ポストイットの「説得力」に関する論文です。
一言で言うと、ポストイットに手書きのメッセージを書いて貼り付けておいたら、お願い事を聞いてくれるよ、という意味ですね。ちょっと意訳しすぎかもしれませんが。でも、そう感じてもらえるだけの印象を生み出せる論文だと思いました。
食品や製薬の分野では、効果・効能の研究が進んでいます。学会・論文発表をして、それを誰か(薬事法の関係で当事者が発信するのが難しい場合も多いので)がPRする。そして、その素材の効果・効能に対する期待によって売れる、ということがよくあります。
ところが、文房具のような一般消費財で、見た目や使い勝手以外のところで、効果・効能の研究ってあまり表に出ませんよね。
なので、面白い論文だと感心してしまいました。
これが3Mの助成研究かどうかはわかりませんが、マーケティング的に、ポストイット=「説得力を高める文房具」として発信するのも面白いですよね。
効果・効能を検証して「実はこれは○○に効く」と言えるものがないか考えてみる、というのも、効果的なメッセージ発信の方法として一考の余地がありそうです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 20:20
2008年01月26日
口説き力判定テスト
ATOKのジャストシステムが「口説き力」判定テストのサイトをやっています。
日本語力テストと性格診断テスト。
私の「口説きタイプ」は、「指一本で世界を操る怪物トレーダー型」でした。
「勘の鋭いあなたは、口説き方も本質にズバリと切り込むタイプ。交渉の規模が大きければ大きいほど、集中力も研ぎ澄まされていきます。ハイリスク・ハイリターンな人生が続きそうです。豊かなインスピレーションと、わずかな情報から本質を見抜く予測力があなたの切り札。取引や駆け引きに長けたタイプです。」
だそうです。
こういう診断結果って、履歴書に書いて通用したら面白いですよね。
「口説き」や「交渉」の本を書く時、著者略歴のところに書いてみようかな。
投稿者 鶴野充茂 : 15:50
2008年01月17日
「コミュニケーション」の仕事
コミュニケーションの仕事の醍醐味は、
普通ならなかなか伝えにくいメッセージを相手に伝えるところにあります。
そのために「注目してもらう」「目立つ」仕組みを考えたり、
「わかりやすく」加工したり、「記憶に残る」工夫をしたりします。
この時、純粋にメッセージ発信の効果・効率を追求するほど、
その「伝達」の工夫をする人たちの存在は見えにくくなる傾向があります。
このニュースがまさにそんな例でしょう。
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阪神大震災で、語り継がれた「なぞ」があった。電話がつながらず、行政機能もまひした当時、各地の避難所などでひときわ目立ち、被災者と家族や友人を結んだ赤い枠の伝言メモだ。誰がこの用紙を用意したのか分からないままだったが、震災から13年を前に、研究者が「広告マンのアイデアだった」と明らかにした。近く日本災害情報学会の会報で公表する。
震災を映像などで伝える「人と防災未来センター」(神戸市)の「防災未来館」。避難所の様子を伝える写真には、赤枠の張り紙がずらりとならぶ。A3判とはがき大。上部に「私はここに居ます」「We are Here」と印刷され、その下が伝言欄になっていた。
当時、神戸市広報課長だった桜井誠一・保健福祉局長は「ずっと気になっていたんです」と言う。市庁舎の玄関にいつの間にか大量の張り紙の用紙が積まれていた。誰が届けたのかわからず、「海外のレスキュー隊では」とうわさされた。
調査した吉井正彦・国立民族学博物館客員教授によると、博報堂関西支社(大阪市北区)が届けたものだった。
(以下、詳しくはこちらから記事をご覧下さい。いい記事です)
(1/14/08付 朝日新聞)
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こんな専門家の仕事をしたいですね、とか
本当にプロの仕事ですね、みたいな話は当然あるのだと思いますが、
私が最も感心するのは、
何年も前の「仕事」を後輩が見つけて、
それを「歴史」だと世の中に発信したこと。 しかも当時の写真付で!
それをまた朝日新聞の記者が、「それはニュースだ」と記事にしたことです。
存在が見えない、でも「いい仕事」をした「人」の存在を認めて
それを「こんなに素晴らしい仕事をしたのはこの人たちだ」と「伝える」。
それぞれの仕事が、また、コミュニケーションの仕事をする人たちの励みになりますよね。
本日、阪神・淡路大震災から13年を迎えます。
元気で生きていることに感謝し、今日もいい仕事ができるよう努めたいと思います。
投稿者 鶴野充茂 : 07:03
2008年01月15日
行動を促すメッセージ
目の前の相手に「こういうこと」をしてもらいたい。
でも、それを直接的に言ったって、必ずしも聞いてもらえる訳ではない。
コミュニケーション力、メッセージ力というのは、そういう場面で最も試されますよね。
これ、何だか分かりますか? ある目的で、壁に貼られているメッセージなのですが。
女性で分かったら、すごい。
・・・
男性トイレの壁に貼られているメッセージです。
直訳はあえてしませんが、「もう少し近づいてください、汚れますから」というメッセージ。
同じメッセージを伝える表現(少し婉曲的なもの)としては、私が知っているだけでも数種類はありますが、私はこれが一番好きです。(?)
これ、日本国内の飲食店のトイレに貼ってあったんですよ。
その他、日本語表記はありません。結構、チャレンジングですよね。
でも、メッセージって、本来、受け手を選ぶんですよね。
伝えられる人に絞って伝えることで、伝わりやすくなる。
それ以外の人は、諦めているんです。
そうすると、受け手も、「あ、これは自分に向けられたメッセージだ」と気づく。
上のメッセージも、
「理解できるなら、・・・分かってるよね?」という気持ちが一緒に運ばれてくる。
そうやって、行動が促されるのだと思います。
1つ素朴な感想を付け加えるならば、
このメッセージはもう少し小さい字の方が効果的かもしれません。
その方が近づいて見るから。
どちらかと言うと、
酔ってる人向けなんですよね。これ。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 10:35
2007年12月07日
ついにシリーズ発売!鶴岡秀子の元気がでる教室DVD
かねてよりご要望の多かった「鶴岡秀子の元気がでる教室」DVDがついに
シリーズ全商品発売になります!
これまで、Vol.1 「一歩踏み出すアプローチ」 Vol.2 「本当のビジョンの見つけ方」
は販売しておりましたが、このたび、Vol.3~8と特別編が一気に同時発売になります。
詳しくは、「鶴岡秀子の元気がでる教室DVD」のページをご覧ください。
特別モニター価格で提供中です。
全9商品がパックになった「元気セット」は、さらにお得になっています。
机にまとめて飾ると、オシャレですし、パッケージを眺めているだけで元気が出そうでしょ?
ぜひお求めください。
投稿者 鶴野充茂 : 15:22
2007年11月21日
何とかしてほしい講演/プレゼン と その対処法
仕事柄、多くの講演やプレゼンを見る機会がありますし、
時間をつくってできるだけ多くの講演やプレゼンを見るようにもしているのですが、
見ていて、居たたまれない、痛々しい講演やプレゼンに出くわすことも意外と少なくなく、
たまたま先日もそんなことがあったので、
当日、講演会を聞きながら手元でメモしたものをベースに、
そのポイントと、セルフチェック/対処法を、
改めて自分のためにもと、まとめてみました。
何とかしてほしい講演/プレゼン と その対処法
1.スライドの文字が小さくて読めない
大きなホールでの講演会や、配布資料なしのプレゼンの場合、スライドに書いてある文字を聞き手は一生懸命に読もうとします。読もうとするのに読めないのは、聞き手に強いストレスを与えます。
部屋の一番後ろからでもすべての文字が読めるのか、そうでなければ配布資料を充実させたいところです。
2.スライドの文字をメモできない
話を聞きつつ、スライドを見つつして必死でメモをとっている聞き手。後で解読できるのかどうかも分からない「速攻」文字でメモをとっているにもかかわらず、無情にスライドが切り替わる。その瞬間、「ァッッ」と吐息まじりの小さな声が、自分が座っている近くの席から聞こえてくる・・・。
こんな時ほど、切ない気持ちになることはありません。 気持ちはわかりますよ、もう少し待ってくれてくれてもいいですよね、聞き手を何だと思ってるんだ。私はあなたの味方ですよ、と近寄って伝えたくなります。
配布資料を配らずにスライドを見てもらうなら、聞き手が何をメモするのか、したいのかを考えてスライドを作る。メモされて困るものはスライドに書かない。メモしてもらいたいものは、メモの時間も考えながら話を進めたいところです。
3.言葉が不明瞭でよく聞き取れない
早口はいいんです。問題は、数字と固有名詞、そしてCSRとかDRMみたいな省略語です。たまにそれが間違っていて、余計に何を言っているのか分からなくなることがあります。 聞き取り間違いをしそうな単語が出てきたら、そこだけでも意識的にゆっくり、はっきり言いたいですね。いやもう、できれば繰り返し言ってほしい。自信を持って。本当に。お願いします。 (?)
4.「えー」「あのー」がやたら多い
これ、意識して練習すれば確実に減らせます。それでも気になるほど多い人は、単に準備不足なのではないでしょうか。
5.本や商品を手で持って紹介している時に、手を揺らすので、ちゃんと見えない
「この本、いいですよー」と紹介してもらうのは良いのですが、タイトルが読めないとメモできず、タイトルを読もうとしている間は少なくとも話が頭に入ってきません。話し手にも聞き手にも、お互いにもったいない時間です。見せる時は、しっかり見せる。終わったら、片付ける。それで格段にスッキリします。
6.スライド/手元資料の文字が多すぎて読む気も起こらない
講演/プレゼンの「場」は、話し手がマネジメントしているので、「今」なにをすべき時間なのかを伝えてあげないと、聞き手はよく混乱します。文字の多いスライドや資料を見せられたら、「え、これ、今、読むの?」「どこ見るの?」と聞き手は思います。話を聞きながらたくさんの文字を読むのは無理なので、「詳しくは後で資料を見ておいてください」なのか、「たくさん書いてありますが、今、見ていただきたいのはこの部分です」と指し示すかしてもらえると、安心して話についていくことができます。
7.話が当たり前すぎる/オチがない
それは確かにそうなんですけど、それだけですか? という話が結構多いですね。著名経営者や学者でも、「え、それで終わりですか?」「オチは?」みたいな。 もちろん、「大切なこと」は、基本的なこと、当たり前のことが多い。 でも、当たり前の「大切なこと」を伝える時にはセオリーがあります。それは、しっかりしたオリジナル(手垢のついていない)エピソードを付け加えることです。エピソードが入るだけで、印象がまったく変わります。
8.スクリーンかPCに向かって一人で喋っている
いますよね、客席ではなく、ずっとスクリーンかPCを見ながら喋っている人。「おーい、こっちですよー」と手を振りたくなることが、私は、何度もあります。そんな癖のある人への対処法としては、喋る前にスクリーンやPCを一度しっかり見て、確認してから、視線を動かし、聞き手を見てから話し始める訓練をする。中途半端に見ながら話すから、客席を見られないんですね。見るなら見る。話すなら話す。ちょっとしたことですが、これ、結構、効きます。
9.スライドと配布資料が違いすぎる
スライドでは見せるけど、配布資料には入れたくない、みたいな差をつける人、いますよね。あるいは印刷に出すタイミングからしばらく本番までに時間があったり、プレゼン直前に手直ししたりして、若干違いがでるのも仕方ないことも確かにあります。でも、全体を要約しているようなページや、「このページがなくて、どうするの?」みたいな重要度の高いページが抜けてたりすると、ストレスを感じますね。
10.態度、姿勢、見た目が気になって話の中身が頭に入ってこない
最近気になったある講演者は、立っている姿勢が悪くて、どうも話がしっかり聞けなかったことがありました。中途半端な「休め」みたいな姿勢で、足が曲がっていて、手がだらんとやる気のないポーズになっている。 人前で話すのがうまい人は、姿勢やポーズが左右対称であることが多いんです。適度な緊張感が体の先っぽまで漂っていて、ピンとしている。そうすると、見た目に安心感が出ます。
きっと、どれも気にならない人もいるだろうし、そんなことより中身に力をいれたい、という話し手もいるかもしれません。でも、こういう小さな「気になること」が積み重なって、せっかく準備した「良い話」も聞いてもらえなかったりすると、本当にザンネンですよね。聞き手も本来、話し手の話にしっかり集中したいわけですから。
良い講演/プレゼンとは、少なくとも内容に集中して話を聞ける、という条件があるのだと思います。
逆に言うと、それくらい集中して話を聞いてもらうためには障害がたくさんある、ということで、
もしご自身が人前で話す機会があれば、上に挙げたような視点をちょっとでも思い出してもらえると嬉しいです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 17:45
2007年11月12日
後輩を傷つけない物言い
11/10/07付の日経プラス1に、「後輩を傷つけない物言い」という記事がありました。
入社10年目までの全国会社員男女500人へのネット調査から、
「上司・先輩に言われて傷ついた言葉」
がまとめられており、識者のアドバイスをもとに、
「部下・後輩を傷つけない物言い5カ条」がまとめられてあります。
ちょっと引用しましょう。
上司・先輩に言われて傷ついた言葉
□人格を否定する
・バカじゃないの
・君は本当にドンくさい
・役立たず
・使えない人間だな□疑いの目でみる
・うそをつくな
・間違うやつなんておまえしかいない
・本当に理解しているのか
・やる気がないならやめろ□人格をおとしめる・価値を認めない
・あなたのかわりはたくさんいる
・(他の人に向かって)この人はどうせよく分かっていないから
・お前が考えていることはすべて間違いだ
・(プレゼンのときに)どうせたいした内容でないから発表しなくていい□他人と比較する
・○○さん(前の担当者)は仕事がキメ細やかだった
・後輩のほうがずっと仕事ができるぞ□責任を放棄する、無視する
・もういい、出て行け
・もう俺には相談するな、ほかの人に相談して
・私には関係ない
・(なげやりに)いいんじゃない
で、これに対して、
部下・後輩を傷つけない物言い5カ条
(1)相手に逃げ道を残す
「おまえのやることはすべてダメだ」など頭ごなしに否定せず、追い込まない
(2)1つほめてから1つ注意
「君は仕事が早く、助かっている。だが、少しミスが多い」など注意する前に、1つほめる
(3)注意したりするときはすぱっと短く
「だいたいいつも君は」などだらだらと言わない
(4)言い方など発言以外の部分にも気を配る
表情や態度などでも、言われたほうの受け取り方は大きく変化する
(5)「あなた」ではなく「私」を主語に
「あなたは仕事が遅い」ではなく、「私はもっと早く仕事をしてほしい」など、自分の気持ちを素直に伝える
と、ありました。
そうですね、よく分かります。で、これ、言われる側からしたら、どうなんでしょう。
指摘やアドバイスを聞く気がない人はどうしようもありませんが、
改善していく気がある人なら、どう言われたいか。
もし、ダメなところを指摘された段階で、凹んでしまう人だとすれば、あるいは、
「また私、何か問題起こしたの?」と気が動転するような人ならば、
何か一言でも 「こうしてみたら?」と具体的な対策についてアドバイスをしてもらえると
改善のための一歩を踏み出すきっかけになるように思います。
今に始まった問題でもないかもしれませんが、最近、経営者と話をしていると、
問題を指摘しても、本人がどう改善すれば良いのかわからないようだ、
という話がよく出てきます。
そう考えると、
今までは、「問題に気づく」→「自分で対応できる」のを前提にしていたのが、
「問題には気づいた」→「でもどうすればいいのか分からない」という人のことも
考えて、言葉をかけていかねばならなくなっている、ということかもしれません。
ただ、「そんなことまで言わないとできないの?」という気持ちは誰でも持つものでしょうし、
忙しい時に手取り足取り教えてあげられるわけでもない。
そんな時には、やはり周りの人がチームとしてサポートしてあげたいところですし、
指摘を受ける本人としては、ミスをしてもフォローしてもらえるような人間関係を構築するとか、
かわいがってもらえるような工夫をしていく必要があるのでしょうね。
皆さんは、どう思われますか?
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 10:28
2007年10月31日
新刊 「男の見た目塾」 完成
春から取り組んできた本がようやく完成しました。
¥1,000+税 西東社より
初めての監修本です。 嬉しい。
「外見でソンしていませんか?
表情・視線、しぐさ・立ち居ふるまい、声の質・話し方、カラダ、ファッション
自己演出で、即、変わる! 」
と表紙に書いてあります。
中身は、非言語(ノンバーバル)コミュニケーションに特化した本です。
いろんな人にご協力いただきながら完成しました。
関係者の皆さん、ありがとうございました! お疲れさまでした。
書店に並ぶまで少し時間がかかるかもしれませんが、どこかで見かけたら、ぜひお手にとってご覧ください。
投稿者 鶴野充茂 : 17:29
2007年10月24日
経営者の不可解な言動を理解するtips
コミュニケーションには長らく携わっていますが、その立場になってみないと分からないことって、やっぱりありますね。中でも、私が会社員時代に不思議に思っていたことが、経営者になってしばらくしてから、「つまり、こういうことだったのか」と理解できることや、同じような立場の人たちの話を聞いて「みんなこう思ってるんだな」と分かることが多々あります。そこで今回は、昔、疑問だったことを振り返ってコメントしてみたいと思います。
経営者の不可解な言動についてのQ&A
その1. 人に言っていることと、やっていることが、違いますよ
建前: 指示する人と指示される人の、役割分担です。
本音: 自分以外の行動で責任取らされるんだから、自分の行動を細かく言うのはカンベンしてよ。
その2. 言うことがコロコロ変わりますね
建前: 新しい情報が入れば、そりゃあ判断も変わるよ。
本音: 人の表情も変わるだろう、言うことが変わったくらいで動じるなよ。こっちは毎日、問題の多さに神経をすり減らしてるんだ。
その3. 同じことを何度も言いますね
建前: 何度も言わないと伝わらないからだ。
本音: そろそろ口も滑らかになってきたのに、もう新ネタを求められるの? キビシイね。
その4. 声が大きいですよ
建前: 聞こえない人がいたら困るだろう。
本音: こっちだって一生懸命やってんだ。言うことをきかせる方法は、これくらいしか思いつかないし。
その5. だんだん太ってきてますが・・・
建前: 仕事の付き合いが多いから。
本音: 単純に痩せる理由がない。 どうやったら痩せるのよ?
その6. すぐ否定しますね
建前: キミたちが分かってないから、当然の反応だ。
本音: クセです。はい。気をつけます。
その7. 機嫌がコロコロ変わりますね
建前: 切り替えが早いと言ってほしいね。
本音: 今度からもう一息ガマンするか。その方が、話を聞くのかもしれないな。
その8. 何を考えているのか分かりません
建前: 誰よりもいろいろ考えている。当たり前だ。
本音: 自分で考えて意見を出すスタッフが一人でも多く、早く育つのを待っているのがわからないのかなあ。
その9. ちょっと威圧感あって怖いんですけど
建前: 企業の舵取りは迫力がないとできねえ
本音: 威圧感かあ・・・いい熱燗。 よし飲みに行くか。
さて、どうでしょうか? 違いますかね。 まあ同じタイプの経営者ばかりでもないと思いますが。
直球で指摘すると、基本的には強い反応がある場合が多いと思いますが、内心は複雑な思いをしている人が多いはずです。
お勤めの皆さん、御社の経営者が上のようなタイプなら、ぜひ直接、質問をしてみてください。新たな発見があるかもしれません。
そして、私にその相手の答えを教えてください。
人って皆、愛すべき存在ですよ。いやほんと。
投稿者 鶴野充茂 : 15:42
2007年10月22日
人の不可解な行動
本人たちにはそれなりに理由はあるのでしょうが、はたから見ると不可思議な行動というものがありますね。
タイトル:「まあ、座って食べませんか?」
タイトル:「向こうのイスは、かなり余裕がありますよ」
だって・・・
ちょっと詰めすぎでしょう。広い公園なんだから。
だから、人はおもしろい。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの面白さを発見できました!
投稿者 鶴野充茂 : 09:43
2007年09月30日
メディアトレーニングが一般化してきた
メディアトレーニングが随分、一般的にも知られるようになってきたなあと最近感じます。
ビーンスターでも最近、メディアトレーニングのお問い合わせを頻繁に受けています。
メディアひきつけろ/人気競技へ浮上作戦
北京五輪の代表選考につながる大会が各地で始まっている。メディアの注目が集まり、何かと選手の露出が増えるこれからの時期を競技の人気上昇につなげようと、「マイナー競技」とみられてきたスポーツ団体があの手この手の作戦を練っている。さて、効果のほどは--
[バトミントン]「オグシオ」写真集
(興味深いけど、長いので略)
[卓球]取材対応を特訓
23日まで中国で開かれていたアジア選手権で、男子団体が25年ぶりに決勝進出を果たした卓球。翌朝の一般紙の記事は10行前後の地味な扱いだったが、中国を筆頭にアジア勢が強く、「アジア大会=世界大会」と言われるなかでの快挙だった。
日本卓球協会は、北京五輪で団体戦が初採用されることから、「男女ともメダルを狙える」と意気込んでいる。
大会前の合宿に採り入れたのが「メディアトレーニング」。サッカーJリーグ選手に指導している元アナウンサーを講師に招き、「囲み」と呼ばれる競技後の取材や記者会見への対応を約2時間教わった。
「テレビなら、コメントを使いやすいよう短く」「インタビュー終了後は45度のお辞儀で感謝の気持ちを」などと好感度を上げるポイントを伝授。模擬会見もやり、自分の話しぶりをビデオで見た選手らは「思ったよりもおどおどした印象を受けた」とそれまで気づかなかった面を学んだようだ。
(中略)協会の前原正浩・強化本部長「一人の発言で卓球全体のイメージががらっと変わることもあり、しっかりした受け答えを身につけてもらいたい」と話す。
女子エースの福原愛選手(ANA)は早速、合宿最終日の取材で、「一試合、一試合、全力を出せるよう、頑張ります」と歯切れ良く答え、「ありがとうございました」と深々と頭を下げた。
(以上、9/27/07付 朝日新聞夕刊より引用)
スポーツは、メディアにとって、「エンタテインメント」コンテンツであり、ヒーローや有名選手を生み出してその競技に注目させる必要があると、以前にもこのブログで書いた覚えがありますが、こういう「広告塔」づくりの「トレーニング」を「研修メニュー」のような形で取り入れた、という記事は、今までにあまり見たことがなく、貴重なデータだと感じます。
メディアトレーニングを受けると、報道される時の記事のトーンや映像での印象が明らかに変わります。
その理由としては、1つに、
自分がどのように質問に対して答えているかを自分でビデオで見て気をつけるということがあり、
もう1つに、
メディアが投げかける質問にどう答えれば、「どの答えの部分を、どのように編集して使われるか」を知るということがあります。
一般的に誤解されやすいのは、「口の達者さ ≠ メディア対応の上手さ」 ということで
概して、饒舌な営業マンタイプの人は、メディア対応がうまくありません。
メディア対応時の話し方って、気をつけるところが違うんですよね。(その件についてはまた後日にでも)
いずれにせよ、メディア対応も表舞台に出てくるテーマになってきたというのは、喜ばしい限りです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 15:13
2007年09月26日
福田 新 内閣 の メッセージ発信
福田新内閣が発足しました。
私が最も注目していたのは、内閣のネーミングです。
(写真は官邸ホームページから)
福田総理は、「背水の陣内閣」と言いました。記者会見で自分で言ったんです。
官邸の記録にあります。
記者が
「御自分の福田内閣をどのように名づけるかということについては何かお考えはありますか」
と聞き、
福田総理が、
「私は冗談で「背水の陣内閣」というふうに言っております。一歩でも間違えれば、それは自民党が政権を失う。そういう可能性のある内閣だ。こう思っておりますので、それだけに私どもは緊張した日々を送らなければいけない。そういう自覚を持っております。」
と答えています。
それで、翌日の新聞の見出しに「背水の陣内閣」の文字が並びました。
これ、私は良い戦略だったと考えています。
少なくとも自分で表現を決められた。メッセージの先出しで、アジェンダセッティングができました。
ここで曖昧にしていたらどうなったと思います?
「中継ぎ内閣」 や 状態を見て 「崖っぷち内閣」 とか 「しがらみ・がんじがらめ内閣」
なんてまとめられるかもしれないし、
ちょっと同情心を煽るタイプなら、「尻拭い内閣」とか?
これ、放っておくと危ないですよね。
中身をよく知らない人にとってネーミングは印象や期待に直結するものです。
だからフルにコントロールできないとしても、せめて主張や発信はしておきたい。
実際、各紙でいろいろ命名されています。
「首相になっても森氏の「影」といった感じで「森の木影(こかげ)内閣」」(上杉隆氏)
「これまでと代わり映えしない点で「パチンコ屋の新装開店内閣」」(魚住昭氏)
「声が小さい内閣」(渡部又兵衛氏)
「「古色蒼然(そうぜん)とした貧乏神内閣」(佐高信氏)
(以上、北海道新聞「福田内閣命名するなら」より引用)
ほかにも
「老獪(かい)内閣」(みのもんた氏)
「再留スプレー内閣」(デーブ・スペクター氏)
「幕の内弁当内閣」(田原総一朗氏)
「若い人が少なく“骨密度が気になる内閣”」(丸山和也参院議員)
「そんなの関係ねぇ内閣」(横峯良郎参院議員)
(以上、スポニチより引用)
などとされています。
いずれにせよ、「危険な状態」で期待感は大きくないかもしれないが、
それだけでおしまい、というよりも
「立ち向かう」「挑む」というニュアンスの「背水の陣」という言葉を
全国紙に載せられたのは良かったのではないでしょうか。
目新しさはなくても、「挑む」イメージは出せました。
じゃ、何に挑むの?というメッセージ発信が次に期待されるところですかね。
今週は組閣でタイヘンだーとメディア関係の知人たちからたくさん聞こえてきます。
季節の変わり目でカゼが流行ってますので、皆さん、体に気をつけて。
「健康問題で仕事が続けられなくなった内閣」もありますからね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 11:29
2007年09月05日
日本語の意味が分かりません
久しぶりに、ほか弁。 たまに行くと新しいメニューが加わっていたりして刺激がありますね。
で、食べながら、何気に包み紙を見ていて気になるところを発見。
「購入後は、なるべくお早めにお召し上がりください。
弁当内容は電子レンジでの使用はできません。
お弁当の容器はお住まいの自治体の区分に従ってお捨てください。
容器に調味料の色が付着し変色することがありますが、品質等には問題ありません。」
と書いてあります。
じっくり読んでみてください。・・・意味、理解できます?
問題は2行目です。
「弁当内容」って何でしょうか。お弁当自体のこと? おそらくそうですよね。
じゃ、「電子レンジでの使用はできません」ってどういうことでしょうか。
・・・
食べ終わるまでに私は理解できませんでした。
日本語がおかしいのではないか、と思い、WORDの文章校正ツールをかけてみましたが、反応なし。
そうか、自分の理解不足なのか、と思い、食べ終わって弁当のフタを閉じた時に、ヒントが目に飛び込んで来ました。
賞味期限が販売から1時間後なのです。(夏だからかな)
と、いうことは、「冷めても電子レンジで温めて食べるな」という意味かな、と。
でも、じゃあ、そう書けばいいですよね。
「賞味期限は販売から1時間なので、冷めたからと電子レンジに入れて食べたりしちゃダメよ」と。
・・・・うーん、ほんとにそういう意味なのかな。 知ってる方、教えてください。
食べた後も余韻を残させる技。ほっかほっか亭、さすがです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 21:52
2007年08月21日
コクヨ・ポケディア担当者に突撃取材
コクヨがはじめた、PCとケータイで使えるアイデア出し支援サービス「ポケディア」。
私の場合、仕事柄、本や企画をまとめる時に、無理やりアイデアをしぼり出さねばならない、といった状況がよくあります。そんな時にこのポケディアを使うと、質問や考えるヒントが次々に出て、アウトプットを手助けされる。 おっ、これは、役立ちそう、ということで先日このブログで紹介した「ポケディア」ですが、「そもそもこのツールって、どんな発想で開発されたの?」と興味を持ち、
行ってきましたよ、コクヨ株式会社へ!
お会いしたのはポケディアの運営責任者の万木(ゆるぎ)康史さん。
仕事のご担当は、「ひらめき支援に関する新規事業の企画推進」だとか。
その後のやりとりは、以下の通りです。
鶴野) 「このポケディアは、一体どんな人のために、どんな発想で開発されたんですか?」
万木) 「仕事上で企画やアイデアを常に求められる人のために役立ちたい、との思いから開発しました。最近はコストを抑えるために生産部門などがどんどん海外に流出しています。技術も次々に似たようなものが生まれてきます。そうなると、業界を問わず企画への期待というかプレッシャーが大きくなります。そこに目をつけたか!というものを次々に提案していかなければならない時代だと考えています。そんな、常に新しいものを出さねばならない企画系の人たちをイメージして、ポケディアを開発しました。」
鶴野) 「ご自身ではどのように活用されていますか?」
万木) 「『ちょいメモ』を備忘録のように使うことが多いですね。会社にいる間、ほとんど打ち合わせなんです。最近はグループウェアで部下がスケジュールを追加して、気がつくと勝手に埋まっている状況です。2週間先までいっぱい、なんてこともよくあります。 ほんとはじっくり考える時間をつくりたいんです。思いついたものを残したい。それで、そんな時、特に移動中などに、ひらめいたこととか、目に入って『あっ!』と思ったものなどを入れるようにしています。」
鶴野) 「どんなキーワードを入れているのですか?」
万木) 「電車の吊り広告や本・雑誌を見ながら、何かを感じて ○○(競合会社)の○○(製品)の○○(施策) みたいなものを入れたりしてますね。 もっと若い時は忘れにくかったのですが、 今はとっさに思い出せないことがよくあります。それで、あっこれは後で思い出せるようにしておこう、と思うものをちょいメモで送り、『アイデア管理』画面で気になるものを後で確認したりしています。『アイデア管理』のフォルダ名は、○○戦略など、普段考えねばならないテーマにしていますね」
鶴野) 「そのほかに、こんな使い方をして良かった、というオススメはありますか?」
万木) 「商品・サービスのネーミングを考える時に『イデアミキサー』は役立ちますね。イデアミキサーで片っ端から名前を考えて、商標のデータベースで確認するとか。とても便利です。」
鶴野) 今日はどうもありがとうございました!
ケータイの新しい使い方としても、細切れ時間の活用という観点でも、面白いツールです。
ポケディア、面白い活用法を思いついた方は、ぜひ私にも教えてください。
投稿者 鶴野充茂 : 13:23
2007年07月26日
メッセージが支持される時の条件
政治家など情報発信力の高い人やメディアには、アジェンダ・セッティングの力があります。
つまり、
限られた時間に何を喋るか 会議で何を議論するか
限られたスペースでどの記事を取り上げるか、何を「今、大切な情報だ」と紹介するか
を決める力です。
で、
それを自分のペースで発信していると、バックラッシュもあります。
まず、以下の文章を読んでください。朝日新聞の投書欄に載ったものです。
顔は関係ない 考え方が大切
小学生 田村永遠(長野市 10歳)
「参院選スタート」の新聞(13日朝刊)に麻生太郎外務大臣が「奥さん方にわかりやすく言えば、小沢一郎の顔をとりますか、安倍晋三の顔をとりますか? どちらが奥さんの趣味に合いますか。それが問われる」という発言をしたと書かれていました。私は女ですが、議員を選ぶとしたら、顔では選びません。
また、何度か国会中継をテレビで見ていると、大声でヤジを飛ばして、結局は多数決で法律を決めていました。反対する議員の意見を最後まで聞かず、採決してしまう姿を見ていると、数さえ多ければ、無理やり通せる、と与党の議員たちは考えているのではないかと思えます。
私がもし投票できるのなら、その議員のこれまでやってきたこと、これからやろうとしていること、その人が考えていることで判断します。麻生さんの発言は、投票しようとしている女の人たちに、とても失礼な発言だったと私は思います。このような発言は二度としないでほしいです。
(以上、7/26/07付 朝日新聞より引用)
さあ、あなたは、これを読んでどう思いましたか?
私が注目したのは、このコメントをした人物が「10歳」だというところです。
まず、上のような意見を「10歳」の「女性」が持っているというメッセージ性。
次に、「お! 10歳なら使える!!」 と興奮して掲載を決めた、朝日新聞「声・主張」紙面担当のメッセージ性。
この2点が強烈ですね。
仮に、引用文の中に出ている麻生大臣の発言記事に「ケシカラン!」と思ったとします。
「ケシカラン!」と思うことは自由ですが、第三者の力を借りて、世の中に発信するには、「何を言うか」と同時に「誰が言うか」もとても大切です。
上のメッセージが主婦のものだとすれば、おそらく掲載されなかったと思います。
今は選挙期間中ですので、尚のこと。
それが選挙権のない、しかも、他の思想にあまり影響を受けていない、と「考えられる、イメージのある」10歳の「女性」が発している。
紙面担当者は、「来た! これ、載せざるを得ないな」と思ったはずです。
きっと、上の文章は、親か先生のアドバイスを受けてまとめられたものだと思います。
でも、そんなの、問題じゃないですよね。
メッセージを発信する代表者として、つまり代弁者として、適任がいれば、みんな支持しますよね。
そうやって、メッセージは運ばれていきます。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 14:20
2007年07月15日
部下の方がコミュニケーションしたい
興味深い調査結果が出ていました。
上司や同僚とのコミュニケーション/「改善したい」が半数以上/翔栄クリエイト調べ
オフィスデザインを手がける翔栄クリエイトが、会社内での付き合いに関するアンケート調査を実施した。調査では、半数以上が「上司や同僚とのコミュニケーションを改善したい」と回答した。(中略)
「上司、同僚、部下のどの人とコミュニケーションを改善したいか」との質問で、上司と答えた人が最も多く54.7%。2位は同僚で52.3%、部下は28.6%だった。20代では約7割が上司との付き合いを改善したいと考えている一方、40代、50代で部下とのコミュニケーションを改善したいという回答は3割強にとどまった。(以上、7/13/07付 日経産業より引用)
このあと、「オフィス内で交流できる場所を増やす」というのが解決策として望まれている、という答えが出て、「オフィスデザインなら、うちに」というメッセージになっているのがオチです。
素朴に、疑問がわきます。
1) なぜ上司より部下の方がコミュニケーションを改善したいと考えるのか
2) 部下は、そのために、どんな工夫をするのか
と。
1)は、まずこんな関係で説明できますかね。
・上司が仕事を進める上での部下の影響 < 部下が仕事を進める上での上司の影響
・上司にとっての部下の悩み < 部下にとっての上司の悩み
すると、スタッフが成果を上げない、とボヤいている経営者は多いですが、スタッフの方が実はもっと悩みは深いのかもしれません。
私がより興味を持つのは、2)です。
部下が上司とのコミュニケーションを改善したいと思う時、部下は一体なにをするのか。
そもそも、何か次々に施策を打っていくくらいに改善を希望するような切実な問題なのか。
もし、ここで具体的な取り組みがそれほど出てこないとするなら、
そのためにオフィスの再設計をするよりも、職場のコミュニケーション研修を、私ならオススメします。
最近、私のところでは、スタッフの説明力や提案力を高めたい、という相談が増えているのですが、
日ごろから、自分で問題解決に取り組む練習をしていないと、いきなり求められてもうまくいきませんよね。
この「解決」のほとんどは、コミュニケーションがカギを握っている と思うのです。
たとえば。
研修をやってますと、部屋が暑くなったり、エアコンで寒くなったりします。
こんな時、ブツブツと「暑いなあ」とか「ちょっと寒いよね」などと、隣の人と言い合う姿が見られます。
こういう人は、問題解決が下手な人です。
うまい人は、 「すいません、ちょっと窓を開けていいですか?」とか「エアコンの温度を少し上げてもらえませんか?」とはっきり言います。
この一言で、多くの場合、問題は解決です。
私は、部屋の温度を常に快適な状態に保つことも大切なことだと思いますが、
スタッフの力というのは、問題を感じた時に、どれだけ自分で解決を図ることができるかによる と思うんです。
その力は、全自動の仕組みの中で過ごしていると、なかなか養われません。
そして、個人の付加価値というのは、イニシアチブをとって問題解決を図った時に、認められるものなんですよね。
そう考えると、「改善したい」と考えた時に、どう「改善しようとするか」がその人の実力を表していると言えるのではないでしょうか。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 11:23
2007年07月04日
会話のかみ合わせ
「100%無理な話も通す技術」を書き始めてから、会話のかみ合わせについて、よく考えるようになりました。
いろんな人たちの会話を文字で起こしてみると、
多くの場合、話でかみ合っているのはほんの少ない点でしかなくて、
他はそれぞれが勝手なことを言っているのがよく分かります。
話のかみ合わせというのは、「質問」と「答え」のセットのことです。
かみ合わせが良いほど、効率的に話が進みます。
今日、私が1人でささっとランチをしている間、隣でしゃべっていた中年女性2人の会話をメモしてみました。
A 「今週末のフリマ(フリーマーケット)を手伝ってほしいって言われてるんだけど、あなた時間なーい? 」B 「私さあ、なんか自律神経失調症の疑いがあるって言われて、検査を受けに行くことになっててさー。いやよねー。 それで、なんかいろんなこと考えちゃって大変なんだけど、ちょうどそれが週末なのよねー。場所どこ? 」
A 「○○駅の横の○○タワーの下でやってんだってさ。知り合いの△△さんが、店出すって言ってんだけど、1人じゃあれでしょー。トイレに行く時とか、不便じゃない。それで、番人みたいな感じでいいから、そこにいてくれる人がほしいっていうのよ。私、ちょうどその日、△△のミュージカルを見に行くことになっててねー、ほんと、だいぶ前から楽しみにしてるもんだから・・・」
B 「あ、あの△△さんのやつ?」
A 「そうそう、私、毎回、観に行ってんのよー」
B 「マチネの、とったんだ。いいわねー。」
A 「そう、やっぱり夏はね。毎年恒例にしてんのよねー」
B 「あれよね、夏は暑いからそういうの、必要よねー」
A 「それで、私できないから、手伝ってもらえる人を探してるのよー。あなたどう、できない?」
B 「そう、だから私、検査が入ってるのよねー。もう少し早く言ってくれれば・・・」
A 「そうなのよ、私も1週間前に言われてもって言ったのよー」
B 「いや、私、そういうのやったことあるのよ。もう少し早く言ってくれれば、私も何かねえ、出品できるじゃない? せっかくお店出すんだったら・・・」
A 「そうよねー、どうせならねえ。それで、あんた、病院はどこなの?」
B 「○○病院なのよ」
A 「それなら、近所じゃなーい。ちょっと番人くらいできない?」
B 「じゃあいいわよ、場所どこ?」
A 「○○駅のとこのタワーの下よ」
B 「あー、ナントカプラザだか、ナンタラとかいうとこね」
A 「そう、じゃあ、手伝ってもらえる? 」
B 「わかったわ。番人くらいでいいのね? 」
細かい単語が拾えませんでしたが、大体こんな流れです。
それぞれが違うイメージを持って進めてますよね。でも、Aさんが「Bさんにフリマを手伝ってもらう」という意思を強くもっているためにBさんは何度も話に引き戻されています。当然ながら一般的な傾向として、意思を持って会話をしている人の方が、より多く会話をかみ合わせようとします。
上の会話を相互がもっとかみ合わせようと思うとこんな感じになるでしょうか。
A 「今週末のフリマ(フリーマーケット)で店番をお願いできる人を探してるんだけど、あなた時間なーい? 」
B 「何時から何時まで? 場所は?」
A 「○時から○時までが希望だけど、そのうち○時間くらいでも大丈夫。場所は○○駅横の広場」
B 「△時から△時までなら大丈夫よ。で、どうしたの?」
A 「△△さんがフリマに出店するらしいんだけど、1人でやってるからトイレ行くのとか大変だって言うのよ。その間、店番してもらえると助かるってことらしいの。私はちょうどその日、予定が入ってて手伝えなくてね。」
B 「わかったわ、そこにいるくらいでいいなら」
別にこうでなければならない、とは言いません。
上のパターンの方が情緒的な関係の発展にはプラスなこともあるでしょう。
私の感覚としては・・・・ 両方使い分けられた方が、きっと会話も仕事も楽しめていいですよね。
投稿者 鶴野充茂 : 20:04
2007年07月03日
今週末、私の新刊が出ます
今日、見本が届きました。
「100%無理な話も通す技術」 ~ 会社でやりたいことを実現させる人の考え方・説得術
鶴野充茂(著) 明日香出版社
です。 画像は赤っぽいですが、実物はもう少しオレンジに近い色です。
帯には、「話自体、うまく伝えられなくても、話は通る」
「口下手だから説得できないとは限らない。
社内に、お得意先に、お客様に、自分の主張・提案を通せる人が説得の解きに大事にしている50の知恵。」
と書いています。
東京駅~銀座あたりは、今日から並んでます。一般書店およびネット書店は週末くらいからかと。
嬉しいものですね、商品が出来上がってくると。
投稿者 鶴野充茂 : 17:19
2007年05月26日
今日の日経にコメントが出ています
本日(5/26)の日経新聞「Nikkeiプラス1」に私のコメントが載っています。
第9面「仕事常識」にある「要領の良さって何?」という特集記事の中で、
「好かれる要領の良さと嫌われる要領の良さ」についてコメントしました。
ここ最近、「要領」がポジティブな意味で注目され始めています。 少し前までは、「段取り」という言葉で持ち出されることが多かったイメージですが、そこに他者とのコミュニケーションも含んだ概念で「要領」という言葉が使われるようになった、と私は見ています。
投稿者 鶴野充茂 : 16:51
2007年05月22日
同じニュース、異なる表現
今日の新聞を斜め読みしていて、同じニュースでも、記事のまとめ方に違いがあるんだな、と発見しましたのでご紹介します。
(日経) たばこ代、2倍なら3割が禁煙検討・京大教授ら分析
京都大学の依田高典教授と甲南大学の後藤励准教授らのグループは21日、日本のたばこ価格を現在の2倍以上と欧米並みに値上げすると、ヘビースモーカーの約3割が禁煙を試みるとの分析結果をまとめた。ニコチンへの依存度が高いと健康被害などを唱えても効果がなく、研究グループでは「喫煙者を減らすにはたばこを大幅に値上げする必要がある」と話している。 (5/22/07 日経)
(読売)たばこ1箱1000円ならほとんど禁煙…アンケート結果喫煙者が気にするのは健康よりもたばこの値段?京都大大学院経済学研究科の依田高典教授(応用経済学)らの研究グループは、たばこ1箱が1000円なら、喫煙者のほとんどが禁煙し、ニコチン依存度が高い人ほど、価格が禁煙の動機付けの重要な要素となる、とのアンケート結果をまとめ、21日、発表した。(5/22/07 読売)
(毎日)ヘビースモーカー:価格800円で、ようやく7割禁煙ヘビースモーカーは、健康リスクや多少の値上げといった「脅し」にはほとんど動じないが、価格が800円になると約7割が禁煙を試みる--。京都大の依田高典教授(応用経済学)らのグループは21日、こんな研究結果を発表した。ニコチン依存度があまり高くない喫煙者には、価格や健康情報も禁煙を試みる動機になった。依存度別の調査は国内初という。(5/22/07 毎日)
(朝日)なし
日経の見出し、頭で一度意味をよく考えないとイメージできないですよね。一番難しい。
分かりやすさという観点だと、読売が一番でしょうか。「1000円なら、そりゃ買わないよな」と思わせる見出しです。
毎日は社会学的な解説っぽい感じ、ですかね。
同じプレスリリースからの記事化だと思いますが、同じ事実を伝えるにもいろんな表現があることを改めて感じさせられました。もちろん、記事化しない、という朝日のような判断もあるわけです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 16:46
2007年04月28日
政治に見る共感の表現
政治家が長けている(鍛えられている)コミュニケーションの1つに「共感」があります。
「あなたの大切なことを、私も大切に思っています」というメッセージの発信です。
それによって相手に、思わず「彼はいい人じゃないか」と思わせてしまいます。
そんなことをこの記事を読んで思いました。
米大統領、めぐみさんの写真「執務室に置いてある」
「拉致問題に対する私の強い感情が薄れることはない」――。
ブッシュ米大統領は27日昼(日本時間28日未明)の安倍首相との共同記者会見で、昨年4月に拉致被害者・横田めぐみさんの母、早紀江さんと面会した時の衝撃を首相と語り合ったことを明らかにし、拉致問題解決に向け、協力を続ける考えを強調した。
大統領は早紀江さんとの面会について「胸が張り裂けそうだった。娘さんへの感情は時間を経ても薄れず、悲しみは真実のものだった。娘さんの写真は私の執務室に置いてある。横田さんのホワイトハウス訪問は、拉致問題に人間的な側面を与えた。決して彼女の訪問を忘れない」と感情を込めて説明した。
安倍首相は傍らで「(大統領から)変わらぬ支持の確約をいただいた」と感慨深げだった。 (以上、4/28/07付 読売ONLINEより引用)
私、仕事でかれこれ200人以上の国会議員と会ってきましたが、地盤がしっかりしている議員ほど、共感によって心をつかむのがうまいと感じてきました。
で、大体そんな時には話の流れが決まっています。
まず相手の話を聞いて、それにまつわる自分のエピソードを話す。
そしてそこに、その話が嘘じゃない、と言わんばかりの「証拠の品」が登場します。
上の例だと、「写真」がそれ。また、「片時も忘れていない」みたいに「身近にある」と言うんです。
大統領など、国家元首クラスになると、この「共感」もシナリオを書いて予めセットされている(つまり仕組み化されている)ことも多く、それをわざとらしい、という解釈もありますが、私は逆にこういう配慮こそが外交の面白さであり、また、個人のコミュニケーションにも活用できる気持ちの示し方のように思うんです。
だって、相手の気持ちの流れを読めないと準備も気のきいた一言もないですからね。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 15:22
2007年04月22日
夫に言われて傷ついた一言
土曜の日経プラス1にコミュニケーションに関するランキングがあったのでちょっと引用。
夫に言われて傷ついた一言
1.「君も太ったね」
2.体調が悪いのに「ごはんはないの?」
3.「家にいるんだからヒマだろ」
4.「片づけが下手だ」
5.育児など手伝ってほしいといったら「仕事で疲れているんだ」
6.「うるさい」
7.話し方について「しつこいな」
8.「誰のおかげで生活できているんだ」
9.「で、結論はなに?」
10.「おれの金を自由に使って何が悪い」
11.「君には関係ない」
12.子どもの素行の悪さについて「お前に似たんじゃないのか」
13.「もっと効率よくやれば」
14.子どものことを相談して「どうでもいいじゃないか」
15.「うちの親の悪口はいうな」
(以上、4/21/07付 日経新聞 Nikkeiプラス1より引用)
ちなみに、逆に、「夫に言われて嬉しかった一言」は
1.「おいしいね」「ごちそうさま」
2.「家のごはんが一番おいしい」
3.いつもありがとう
4.「がんばってるね」
5.夫側の家の行事に参加した後「おつかれさまでした」
6.君と結婚してよかった」
7.夫の友達や姑に対して「よくやってくれる」
8.「えらいと思うよ」
9.「実家でゆっくりしておいで」
10.「今日は一段とかわいいね」
だそうです。
思い当たるフシがある人もいるかと思いますが、傷ついたとか嬉しかったとかで出てくる言葉ということは、「夫側」からよく言ってしまいやすい言葉なのですね。
だとすると、言ってしまってから、「あ、今の言葉は傷つけランキング1位の言葉だった」なんて思い出しつつ、嬉しかった言葉ランキングの言葉を組み合わせて言ってみるというのはどうなんでしょうか。
「君も太ったね」→「いや、やっぱりおいしいね、ごちそうさま」
体調が悪いのに「ごはんはないの?」→「い、家のごはんが一番おいしいからさ」
「家にいるんだからヒマだろ」→「そんな気持ちの余裕に感謝してるよ、いつもありがとう」
う~ん、ちょっとムリがありますか。
次は、「思わず言ってしまった後のリカバリー言葉ランキング」をやってほしいところです。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 17:51
2007年04月06日
【特別講演会】 いじめられ体質からの脱出 (4/23)
コミュニケーションのとり方で、人生を大きく変えてしまうことがある。
長年の悩みを克服する、苦悩から解放されるきっかけにもなる。
自分自身を大きく成長させる取り組みにもなる。
そのことを知っていただきたくて、今回、特別講演会を企画しました。
先に内容をお知らせします。
今回の講演者は、長年、いじめにあってきました。
幼少期から断続的に約30年に渡ってです。
何度も自殺を考えたそうです。
いじめも、30年にもなると、本人が受け入れるかどうかは別にして、
それはもう体験ではなくて、体質です。
その本人が、「いじめられ体質」を克服するまでのリアルな経験を語る、というのがこの講演の内容です。
彼女にとって、昔から、いじめられている状態はあまりに「日常」でした。
いじめを意識することさえ少なかったと言います。
ある時、彼女はいじめというよりも「自分自身」がイヤになって、
新たな方法でコミュニケーションをとりはじめます。
自分との対話の仕方を、ほんの少し変えたのです。
それをきっかけに、周囲の人が変わりはじめました。
しかし、それでもさらに、
職場をかわるたびに、新たないじめが始まります。
家庭では夫のDV、嫁姑問題、超低体重児の出産・・・と、
辛い出来事が起こり続けます。
これは一切、作り話ではなく、現実に起こった話です。
そのままテレビドラマになってもおかしくない実話です。
そんなひどい状態から、今、彼女は見事に脱出しました。
おそらく多くの人は、
彼女の明るい笑顔から、昔の苦しい時代をイメージすることは難しいはずです。
ただ、この講演会は、
何も「こんな悲惨な経験をしても立ち直れる」ということを
伝えるために企画したわけではありません。
ほんの少し、
自分自身とのコミュニケーション(対話)、
他者とのコミュニケーションを変えていくだけで、
どうしようもないと思っていた状況を打開できる可能性があることを伝えたいのです。
各段階で、何を考え、何をし、どんな変化があったのか。
当時、自分はどんな言葉を受け止め、受け入れ、気持ちや態度が変わったのか。
その後に起こった出来事をどう乗り越えたのか。
すべてを赤裸々に語ります。
彼女の試行錯誤と「いじめられ体質脱出」の過程は、
今、いじめられている人だけでなく、成長を模索している人、
現状を打破したい人、悩んでいる人を支援している人にも
充分に参考になるはずです。
彼女は2つのことを言います。
1つは、「いじめは自分が呼んでいたのだ」ということ。
そしてもう1つは、
「自分がコミュニケーションを変えれば、周りも変わる」ということです。
つまり、自分のコミュニケーション次第だということです。
30年もいじめられ体質だった彼女は、キレイ事を言いません。
苦悩の中で見つけた「いじめられ体質の脱出法」を段階を追って話します。
・ 自分や身近な人が「いじめられ体質」に悩んでいる人
・ 人間関係に課題を感じている人
・ 自分に自信がもてない人、自分の気持ちが分からない人
・ 他人の評価がいつも気になる人
そして、
・ 成長へのヒントを探しているすべての人
に、ぜひ聞いていただきたい話です。
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↓ 詳細・申込みはこちらからどうぞ ↓
■ 特別講演会:いじめられ体質からの脱出 ■
- コミュニケーションを変えればうまくいく -
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投稿者 鶴野充茂 : 12:52
2007年04月03日
知事の発言事故
暖かい季節になると、気持ちも緩むのか、発言事故も発生しやすいようです。
人殺しの練習・異常言動・遺伝子…知事発言も様々県の新規採用職員を迎える知事発言で2日、釈明を求められる例が相次いだ。
埼玉県の上田清司知事は、職員就任式で、使命感の一例として、「自衛官は大変だ。平和を守るために人殺しの練習をしている。『国民の生命と財産を守るために頑張って下さい』と褒めたたえないといけない」と述べた。
式後、上田知事は記者団に「殺傷という言葉を使えば良かったかもしれない。分かりやすくなり過ぎて、きつい言葉となった」と話した。
宮崎県の東国原英夫知事は辞令交付式で、インフルエンザで入院中に治療薬「タミフル」を服用したことに触れ、「5日間ほど飲み放題飲んだ。異常言動に走るかもしれないが、大きな心で受け止めてほしい」と述べた。県に「不適切」と苦情が寄せられ、東国原知事は「(発言に)何の問題があるのかと思う」とする一方、「不快にさせたことは申し訳ない」と述べた。
愛知県の神田真秋知事は、職員入庁式で、福祉に対する意識に触れ、先天的障害のある人などを指して、「悪い遺伝子を持った方」と発言した。報道陣から真意を問われた神田知事は、「ハンデは本人のせいでなく、しっかり対応しなければいけないという意味だった」と釈明した。
(以上、4/3/07付 読売オンラインより引用)
新入社員や支持者など、自分の話を真面目に聞いてくれる人を前にすると、ついつい気持ちよくなって、気持ちも緩んで口が滑ってしまうこともあります。特に、人前で話す時、話し手は、せっかく話を聞いてくれているのだからと、少しは面白い話も入れようという工夫をしてしまいがちです。
それが悪いとは言いませんが、やはり、花見に来ている人がみんな酔っているわけではない、ということも覚えておく必要がありますね。
明日は私も泊まりで新人研修です。気をつけよう。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 07:25
2007年03月29日
新入社員の注意点
来週はもう4月。 4月といえば、新人。 新人と言えば研修。
私も毎年呼んで頂いている新人研修に行きます。
研修準備をしていたら、こんなランキングを発見。
つい注意したくなる新入社員の行動ランキング順位
1 無断欠勤する 100
2 休憩時間を平気でオーバーする 95.0
3 電話に出ない・気付かない 90.7
4 挨拶をしない 90.4
5 軽薄な言葉遣い 89.6
6 会議中に携帯電話をOFFにしていない 77.9
7 遅刻する 77.9
8 ギリギリに出社する 69.1
9 繁忙期に休暇を取る 63.6
10 仕事中の私語が多い 63.0
11 社内の情報を外で話す 59.9
12 仕事中に私物の携帯電話をいじる 55.0
13 敬語が使い分けられていない 53.8
14 飲み会の翌日に遅刻・休む 53.4
15 ミスの言い訳をする 52.1
16 清潔感のない身なり 50.5
17 携帯電話をマナーモードにしていない 49.7
18 メモを取らない 49.4
19 仕事に関係ないサイトを見ている 47.4
20 自分の席でうとうとしている 45.4
21 会社の備品を私用化する 43.9
22 若者コトバを使う 41.3
23 華美な服装・髪型 37.2
24 パソコンの音を大きくしている 28.8
25 月曜日に頻繁に有給を使う 28.2
26 机の上に書類を置きっぱなしにしている 27.1
27 携帯電話を非通知でかける 21.8
28 デスクの上が散らかっている 21.5
29 席次のマナーがなっていない 18.9
30 デスクトップが整理されていない 18.6
(goo調べ 集計期間:2007年2月22日~2007年2月24日)
後ろの数字は、「つい注意したくなる→Yes」と選んだ人の割合だと思いますが、説明書きがありませんでした。
これ、同じ行動をしていても、それが管理職や経営者だと、判断が変わってきますよね。
マナー系の研修をしていて厄介なのは、「模範的な知識を得ても、職場では、誰もやっていない」となって、すぐに研修で学んだことを忘れられてしまうこと。
ただ、同じ行動でも、立場や役割が違う人がすると、「異なるメッセージとして受け取られる」というポイントは、知っておいて損はなさそうです。
立場や役割に応じて、受け取ってもらいたいメッセージを想定しながら、言動を変えていく。 これは自己演出の基本的な考え方です。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 11:29
2007年03月28日
対人コミュニケーションと広報
対人コミュニケーションから広報のような企業コミュニケーションまで、対象・目的をあまり限定せずに「コミュニケーション」の教育を軸に事業をしている私にとって、個人のコミュニケーションも、組織のコミュニケーションも、意識の上ではほとんど差がありません。実務的にも、考え方やアプローチにそれほど違いがないのです。
なのですが、これが、関係者はどうかというと、まるで違う顔ぶれになります。
企業のコミュニケーションは、マーケティング系の人々が中心で、
個人のコミュニケーションは、教育関係の人々が中心です。
そうすると、先方の頭の中に、それぞれが「つながっている」というイメージをもてる人はほとんどいません。
だからなのかもしれませんが、この記事を読んで、思わず反応してしまいました。
フットボールの熱源 / 社会とつながろう 3/28/07 日経(スポーツ面)より引用
Jリーグのあるクラブの広報担当から、こんな嘆きを耳にした。「私の悩みの種はA選手なんです。取材の場で、誤解を受けかねない横柄な言葉遣いをしてしまうので」。大げさな言い方をすれば、恥ずかしくて世間に出せないというのだ。
各クラブは新人研修だけでなく、常に選手の社会性を磨こうと腐心している。柏では学校や福祉施設に派遣し、技術の披露や講演をさせている。地域密着を第一義とした試みではあるが、選手をサッカー界の外に出して人と触れ合わせ、社会とのつながりを意識させようという意図もある。
この手の話を聞くとレバノンでのことを思い出す。(中略)
海外に出ると子供たちのコミュニケーション能力の高さに気付かされる。社会を意識し、社会とつながり、自己表現をする強い力が養われている。実は彼らのレベルが高いのではなく、日本の子供たちのレベルが低いのだろう。だから各クラブはプロ選手の社会性を磨くことに注力しなければならない。
これを読むと、対人コミュニケーションのスキルが、広報のスキルにつながっていることがわかっていただけるかと思います。
この記事のタイトルにある「社会とつながろう」。この「社会」は英語にするとPublicと理解してよいと思いますが、Publicと関係をつくることをPublic Relationsと言います。略してPR。つまり広報という意味です。
またまた自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 16:02
2007年03月23日
情報を出さないとストレスを与える
先のエントリーで、こんな風に書きました。
行動はメッセージだ
広報の仕事をしている人なら、記者に情報を発信し続けることがいかに重要か、日々、痛いほど感じています。
もし、自社を「担当」する記者がつくような、注目のテーマや商品を扱っている組織の広報担当者なら、情報を出し続けないと、記者が勝手に都合の良いことを書き、それは多くの場合、自社にとって好ましくないか、憶測が入った広報担当者的には「正しくない」記事になるからです。
このことを確認する記事をまた見つけました。
安倍首相:「安倍語」に変化 逆質問倍増、官僚言葉は減少安倍晋三首相が発する言葉が変わってきた。記者団を問い詰めるような「逆質問」が増えたのがその一例。内閣支持率の続落で、首相は「どうせ落ちるなら、やりたいことをやる」(首相周辺)という心境になっていると言われ、「安倍語」の変化も、そんな開き直りの姿勢と関係しているようだ。
記者 公務員制度改革は必要なのか。
首相 必要じゃないと思ってます?
記者 そんなことないと思う。
首相 そうでしょうね。多くの人がそう思っているからやるんです。
記者 国民にとってどんなメリットがあるか。
首相 公務員制度改革をですね、やるべきというのは国民の声だと思いますよ。あなたもそう思いませんか?
記者 はい。
首相 だったら質問しないでください。
15日夜、立ったまま記者団の質問に答える「ぶら下がり」でのやり取りだ。衛藤晟一前衆院議員の復党問題でも9日、記者団から「党内に不満がくすぶっている」と指摘され、「そんな不満くすぶってませんよ。誰かいます? 特定の人物?」と切り返した。
毎日新聞の調べによると、首相がぶら下がりに逆質問など「疑問形」で応じた回数は、政権発足後の3カ月では11回だったのに対し、最近の約2カ月半(1月5日~3月22日)では25回と倍以上に上っている。
(以下略。3/22/07付 毎日新聞サイトより引用)
記者の苛立ちがよく表れた分かりやすい記事です。
こうやって、ネガティブな印象が広がっていきます。
またまた1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 12:22
どっちか分からない表現
人は、情報を与えられて、その意味がすぐに理解できないとストレスを感じます。
私はこの記事を読んで、テレビのニュースで発表の様子を見て、ストレスを感じました。
タミフルと転落の因果関係、厚労省「否定的」を撤回
インフルエンザ治療薬「タミフル」を巡る問題で、厚生労働省の辻哲夫次官は22日の定例記者会見で、タミフル服用と異常行動の因果関係について「これまで『否定的』という見解をとってきたが、虚心に検討する。今後、判断も変わりうる」と述べ、従来の見解を事実上撤回した。 また、服用後に異常行動をとりながら死亡に至らなかった負傷事例を分析していなかったことも明らかにした。
(以上、3/23/07付 読売ONLINEより引用)
分かりにくいですよね?
私だけじゃないですよね?
まず、事務次官の発表の表現が良くない。
「これまで『否定的』という見解をとってきたが、虚心に検討する。今後、判断も変わりうる」
って。
「タミフルと転落には因果関係があるかもしれません。この先、しっかり調査して改めて発表します。」くらいの方が、聞き手、読み手にやさしいですよね。
伝えたくない、でも、伝えなければならない、という場合は仕事ではよくあります。
そういう時、「わかりにくく言えば、意味を理解しにくくていいだろう」と考