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2007年08月21日
コクヨ・ポケディア担当者に突撃取材
コクヨがはじめた、PCとケータイで使えるアイデア出し支援サービス「ポケディア」。
私の場合、仕事柄、本や企画をまとめる時に、無理やりアイデアをしぼり出さねばならない、といった状況がよくあります。そんな時にこのポケディアを使うと、質問や考えるヒントが次々に出て、アウトプットを手助けされる。 おっ、これは、役立ちそう、ということで先日このブログで紹介した「ポケディア」ですが、「そもそもこのツールって、どんな発想で開発されたの?」と興味を持ち、
行ってきましたよ、コクヨ株式会社へ!
お会いしたのはポケディアの運営責任者の万木(ゆるぎ)康史さん。
仕事のご担当は、「ひらめき支援に関する新規事業の企画推進」だとか。
その後のやりとりは、以下の通りです。
鶴野) 「このポケディアは、一体どんな人のために、どんな発想で開発されたんですか?」
万木) 「仕事上で企画やアイデアを常に求められる人のために役立ちたい、との思いから開発しました。最近はコストを抑えるために生産部門などがどんどん海外に流出しています。技術も次々に似たようなものが生まれてきます。そうなると、業界を問わず企画への期待というかプレッシャーが大きくなります。そこに目をつけたか!というものを次々に提案していかなければならない時代だと考えています。そんな、常に新しいものを出さねばならない企画系の人たちをイメージして、ポケディアを開発しました。」
鶴野) 「ご自身ではどのように活用されていますか?」
万木) 「『ちょいメモ』を備忘録のように使うことが多いですね。会社にいる間、ほとんど打ち合わせなんです。最近はグループウェアで部下がスケジュールを追加して、気がつくと勝手に埋まっている状況です。2週間先までいっぱい、なんてこともよくあります。 ほんとはじっくり考える時間をつくりたいんです。思いついたものを残したい。それで、そんな時、特に移動中などに、ひらめいたこととか、目に入って『あっ!』と思ったものなどを入れるようにしています。」
鶴野) 「どんなキーワードを入れているのですか?」
万木) 「電車の吊り広告や本・雑誌を見ながら、何かを感じて ○○(競合会社)の○○(製品)の○○(施策) みたいなものを入れたりしてますね。 もっと若い時は忘れにくかったのですが、 今はとっさに思い出せないことがよくあります。それで、あっこれは後で思い出せるようにしておこう、と思うものをちょいメモで送り、『アイデア管理』画面で気になるものを後で確認したりしています。『アイデア管理』のフォルダ名は、○○戦略など、普段考えねばならないテーマにしていますね」
鶴野) 「そのほかに、こんな使い方をして良かった、というオススメはありますか?」
万木) 「商品・サービスのネーミングを考える時に『イデアミキサー』は役立ちますね。イデアミキサーで片っ端から名前を考えて、商標のデータベースで確認するとか。とても便利です。」
鶴野) 今日はどうもありがとうございました!
ケータイの新しい使い方としても、細切れ時間の活用という観点でも、面白いツールです。
ポケディア、面白い活用法を思いついた方は、ぜひ私にも教えてください。
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投稿者 鶴野充茂 : 2007年08月21日 13:23