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2008年03月29日
平面から垂直に
近所のスーパーで気になるものを発見。
いつも見慣れている商品棚って、少し違うものが加わるだけで目が行きますよね。
これ、何だと思います?
ヨーグルトです。
一瞬、認識できなかったのですが、「ヨーグルト4個入り」というPOPで手を伸ばしました。
正面はこうなってます。
ちょっと離れて見ると、洗濯洗剤のようなパッケージです。
でも、インパクトありますよね。
サイズが一般的なものと、これくらい違いますから。
ヨーグルトは、4個セットのパッケージだと、4つを上から見て正方形になるような配置にして売られてますよね。
つまり、平面でパッケージを作っています。
それがこの森永「なめらかビヒダス」は縦に2段に積まれたパッケージ。
きっと平面の方が、パッケージ化も店頭での積み上げやすさも良いのだと思いますが、
平面パッケージを見慣れているところに縦型が入ると、目立ちますね。
それだけの理由で、私は1つ、買ってしまいました。
平面のものを垂直にしてみる。覚えておくことにしたいと思います。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 17:43
2008年03月28日
高いもの と 安いもの の差
夜中24時を過ぎてアイスクリームを食べることが増えました。
新しく見つけたものを食べ比べるのは、私にとっては生きている喜びの1つです。
さて、このカップ型アイスクリーム。価格帯が大きく2つに分かれています。
100円くらいの標準タイプのものと、
300円近くするプレミアムアイス。
びっくりするほど大きな差はないものの、どこかちょっと味が違う。
今日は、この「ミルクコーヒー」を食べながら、
「このプレミアムって、何?」
「この値段の差は何?」
「何にプレミアム料金を払ってるの?」
と考えていました。
結果として、私なりに言語化できるところは、
・標準タイプは、味が角ばっている。プレミアムアイスは、味が丸い。
・標準タイプは、刺激で勝負している。プレミアムアイスは、バランスで勝負している。
・標準タイプは、アイスを食べている感覚を生む。
プレミアムアイスは、ホッとする一時を味わっている感覚を生む。
といったところです。
それで、
結構、同じことが他の仕事でもあてはまるのかもしれないなと。
同じ業務でも、値付けの高い会社と安い会社があります。
それぞれ方向性が違うのでどちらが良いとかいうものでもありません。
それぞれに質の高さを狙うやり方があります。それぞれの方向性で。
値付けの安い会社は、特徴を明確に打ち出した方が選ばれやすい。
値付けの高い会社は、逆に発注者の世界観に溶け込むような、存在を主張しすぎないのが有難がられます。
一緒にやっていて違和感がない、みたいなね。
いろいろ書きましたけど、さっき食べた「ミルクコーヒー」は、寝る前に食べるのには主張しすぎず、とてもイイ感じでした。(?)
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 02:12
2008年03月27日
人を誘って行こうと思う仕掛けづくり
季節の風物詩、「桜を見に行こう」とランチタイムに誘われたので、ついて行きました。
おおっと満開。見事な桜。
あれ?・・・ でも、まだ昼間のはず・・・
と、思ったら、なんとこれ、大衆食堂・居酒屋の「桜祭り」。
店内いっぱいの桜。桜。桜。
「わ~、すごぉ~い」と言って写真を撮る。
そして、「ねえねえ、桜見に行かない?」といって別の人を食事に誘う、と。
翌年も別の人を誘う、と。
うまいこと考えてますね。 映像的にも面白いのでテレビも反応しそうですし。
毎年、この季節になると新規来店が確実に増えていそうです。
人を誘って繰り返し行く仕掛け、というのも時々考えてみますか。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 15:09
2008年03月24日
外務省/洞爺湖サミットとPR
洞爺湖サミットに向けた外務省のPR対策の動きがありましたので、業界記録としてのメモ。
共同ピーアールが外務省に人材派遣 洞爺湖サミット、アドバイザーに
共同ピーアールは、今年7月に北海道洞爺湖町で開かれる「北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)」で、外務省のメディア・アドバイザーおよび広報業務担当者の派遣業務を落札した。外務省がPR会社をメディア・アドバイザーに採用するのは初めて。世界中からサミットを訪れる報道陣への適切な対応策を立案、実行していく。
具体的には4月1日に、メディア・アドバイザー1人と広報担当者2人を外務省大臣官房国際報道官室に派遣する。
メディア・アドバイザーはG8諸国や招待国から来る報道機関の情報ニーズの調査・分析、過去のサミット開催国が行ってきたメディア対策の調査分析、対外情報発信・広報戦略の企画立案などを行う。広報業務担当者は各国取材陣への対応や広報業務サポート、外国メディアからの電話対応を受け持つ。(以上、3/20付 フジサンケイビジネスアイより引用)
ついでに共同PRのプレスリリースはこちら
誰が行くんでしょう。Tさん?
海外メディア対応を訓練 サミット控え外務省外務省は4月から民間PR会社に委託し、幹部職員に外国報道機関への対応を訓練する「メディア・トレーニング」を始める。7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)や関連閣僚会合の開催を前に、多数来日する海外メディア記者へ日本をアピールする発信力の強化が狙い。
欧米主要国では、外交官の初任研修や在外公館赴任時に、メディア対応の教育を行う例が多い。しかし日本外務省の職員は、外国語が堪能とはいえ「報道発表などの訓練は受けていなかった」(幹部)のが実態。
外務省は近く入札により、業務委託する民間PR会社を選定。外務報道官など幹部5、6人が、英語による模擬記者会見などの訓練を受ける。好感を持たれるよう服装、髪形など身だしなみも指導してもらう。(共同、3/22/08付 中日新聞より引用)
ちなみに、上の「メディア・トレーニング」の入札情報はこちら にありました。
・・・それにしても、どう考えても、この情報(入札情報)だけでは、提案できませんよね。 関係者のところには直接電話で連絡が行ってるはずですが。もっと詳しく知りたいものです。
さて、私は、一度だけサミットの事務局(日本政府代表部)に詰めたことがあります。今からちょうど10年前です。
日本がもっと国際的に強力な情報発信できたらなあ、なんて思っていたのを思い出します。10年経って、さて、どんな風に広報が進められるんでしょうか? とても楽しみです。
広報対策、メディア・トレーニングのニーズは確実に高まっているように感じますね。
中国から何かを輸入しているような事業をしている会社(危機管理)や、上場前後やM&Aなどで会社の状況が急速に変化しているようなところが中心ですが、視聴者も記者会見・謝罪会見を見慣れてきているので、単なる見た目の対策以上のところまでやらないと充分ではなくなってきています。
しかも、メディア/情報チャンネルが複雑化を増しているので、誰に向けてどんなメッセージをどのように届けるか、組織内で考え方の意思統一も重要性を増しています。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
投稿者 鶴野充茂 : 19:18
2008年03月17日
御礼!ACフォーラム
昨日3/16(日)、第3回ACフォーラムが無事開催できました。
今回の開催までは、ほんと長い道のりでした。
時代を象徴するマーコムのキーワードをなかなか見つけられず、準備もたいへんだった今回ですが、結果的にはほぼ満席、参加者のアンケートによるプログラムの満足度もたいへん高く、充実感を持ってイベントを終えることができました。
ご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました。関係者の皆さん、お疲れさまでした。
今後も、皆さんと協力して、続けていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
(交流会のあと、最後まで残っていたスタッフで)
投稿者 鶴野充茂 : 16:38
2008年03月04日
来た来た!いよいよACフォーラム2008開催
ACフォーラム2008が、いよいよ今月16日に、開催されます。
ACフォーラム(All Communicators' Forum)は、2005年にスタートした
広告・広報・メディア・マーケティングなど「伝える」ことをテーマに
仕事をしている人たちのためのイベント、
マーケティング・コミュニケーションの祭典です。
マーコム業界の有志が組織の壁を越えて協力し、企画・運営しています。
業界人が自分たちの目で、「今、この人たちの話を聞きたい」を厳選し、
最新の注目事例を集めています。
3回目の開催となる今年のテーマは、「パワフル・エンゲージメント」。
マーケティングの最新のトレンドや仕組みを理解して、
「エンゲージメント」を軸に新しいビジネスのアプローチを一緒に考えて
みませんか?
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ACフォーラム2008
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日時:3月16日(日)10:45-16:30 / 交流会 17:00-19:00
場所:東京・青山 こどもの城 9F会議室(定員150名)
テーマ:「パワフル・エンゲージメント
~ 最新事例に学ぶ “絆づくり”マーケティング」
プログラム
・日産自動車 マーケティングダイレクター 加治慶光氏
「消費者主導時代のマーケティング・アプローチ
~Nissan GTR/スカイライン事例から」
・株式会社オアシス 代表取締役社長 五十川雅規氏
「健康というテーマでつくるタッチポイント」
・株式会社メル・ポスネット 常務取締役戦略本部長 松下昌示氏
「メーカーと消費者が出会う場作り ~サンプル・ラボの立ち上げ」
・元楽天球団 取締役事業本部長 小澤隆生氏
「新天地・仙台における地元ファンとの絆づくりと球団事業の成功」
・株式会社ロッテリア 商品本部・管理本部執行役員 湯浅智之氏
株式会社インテグレート 代表取締役社長 藤田康人氏
「再生ロッテリア・絶品バーガー「巻き込み戦略」の舞台裏」
・ブルーカレント・ジャパン株式会社 代表取締役社長 本田哲也氏
「インフルエンサーマーケティング2008
と最新エンゲージメントのまとめ」
ほか
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交流会は、過去プログラム参加者の約半数が参加されています。
多くの講師陣も参加予定です。
詳細・申込み:こちらのサイトから ⇒ http://ac-f.net/
今年のプログラムを紹介する動画を作りました。
素人の手作業ですが、ご笑覧ください。
私は、当日、司会進行で出ています。
投稿者 鶴野充茂 : 20:21