2008年09月27日

正直がいいのか悪いのか

原稿の締め切りに追われています。完全に寝不足。運動不足(これはいつでも)。

いつもはこれで体重が減ってたんですが、今回は増えてる。

 

約2年前に人間ドックの結果を受けて、「運動で四の五の言わずに5キロ痩せなさい」と医者に言われ、

フィットネスジムに通い始めるも、効果が出る前に、そのジムが閉店。

「今は無理して運動することない」のだと思い、それっきりにしていたら、そこからさらに2-3キロ増えました。

 

で、やはり行くか、と今週、重い腰を上げて、またジムに入会。

最近のジムは、入会時に説明やらカルテ&個人プログラムづくりをやらされ、

実際に運動を開始するまでに時間がかかります。

これで運動しようという気持ちと時間がどんどん減ってくる。

 

himan1.jpg

それで測定したわけです。

すごいですね、最近の機械。体重計みたいなのに乗って、しばらくするといろんな数値がぴぴぴと出てきます。

 

まあ、それはいいです。問題はカルテの↓の部分。

himan2.jpg

分かってますって。 でなかったら、来てません。

 

正直、初めて会った人に、この物言いはどうかと思うんですよね。

まるでデリカシーを感じない。

 

自覚して来ているわけですから、もう少し、伝え方を工夫した方がいいと思うんですけど。

「あ、あなた、ちょっとそろそろ気をつけた方がいいですね」

「これから体を動かすには良いタイミングですよ」

「今ならまだ間に合う」とかね。

 

「あなたは肥満です」って、救われませんよね。どう思います、皆さん?

 

 ストレートな伝え方も、時に良いのか悪いのか、悩みますね。

 

       今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!

 

 

 

投稿者 鶴野充茂 : 02:49

2007年10月05日

東京五輪はウェバーシャンドウィックに

決まったそうです。

 16年五輪招致にPR会社と契約

2016年夏季五輪の招致を目指す東京オリンピック招致委員会は3日、国際的な広報活動を展開するために、PRコンサルタント会社のウェーバー・シャンドウィック社と委託契約を結んだと発表した。同社はニューヨークが本社で82カ国・地域に132の拠点を持つ。これまでに2000年シドニー、08年北京の夏季五輪、06年トリノ、14年ソチの冬季五輪招致を手掛けた実績などがある。 (以上、10/3/07 時事通信より引用)

この予算と、プログラム内容、ぜひ知りたいですね。


その他、PR関係だと・・・

五輪招致大使に、みのもんた氏

2016年東京オリンピック招致「アスリートアンバサダー」に現役選手8名

井上康生選手 (柔道 シドニーオリンピック 100kg級優勝)
北島康介選手 (水泳 アテネオリンピック 100m・200m平泳ぎ優勝)
柴田亜衣選手 (水泳 アテネオリンピック 800m自由形優勝)
末續慎吾選手 (陸上 パリ世界陸上3位)
為末 大選手 (陸上 ヘルシンキ世界陸上 400mハードル3位)
冨田洋之選手 (体操 アテネオリンピック団体総合優勝、平行棒2位)
浜口京子選手 (レスリング アテネオリンピック フリースタイル3位)
福原 愛選手 (卓球 アテネオリンピック シングルベスト16)

が就任、と。

招致ロゴはこれ↓

tokyo2016.jpg

にわかにPRの動きが活発化してきましたね。

ただ、気になったのは、上のロゴがある招致委員会のページのロゴのファイル名。

070710_rogo.jpg

すいません、rogo.jpgでなくて logo.jpgにしません?

国際オリンピックですから。

・・・  いや、え、でも、ギリシャ語ではrogoと表記するの? 私が無知なだけ?



        今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!

投稿者 鶴野充茂 : 10:03

2007年09月30日

メディアトレーニングが一般化してきた

メディアトレーニングが随分、一般的にも知られるようになってきたなあと最近感じます。

ビーンスターでも最近、メディアトレーニングのお問い合わせを頻繁に受けています。

メディアひきつけろ/人気競技へ浮上作戦

 北京五輪の代表選考につながる大会が各地で始まっている。メディアの注目が集まり、何かと選手の露出が増えるこれからの時期を競技の人気上昇につなげようと、「マイナー競技」とみられてきたスポーツ団体があの手この手の作戦を練っている。さて、効果のほどは--

[バトミントン]「オグシオ」写真集

 (興味深いけど、長いので略)

[卓球]取材対応を特訓

 23日まで中国で開かれていたアジア選手権で、男子団体が25年ぶりに決勝進出を果たした卓球。翌朝の一般紙の記事は10行前後の地味な扱いだったが、中国を筆頭にアジア勢が強く、「アジア大会=世界大会」と言われるなかでの快挙だった。

 日本卓球協会は、北京五輪で団体戦が初採用されることから、「男女ともメダルを狙える」と意気込んでいる。

 大会前の合宿に採り入れたのが「メディアトレーニング」。サッカーJリーグ選手に指導している元アナウンサーを講師に招き、「囲み」と呼ばれる競技後の取材や記者会見への対応を約2時間教わった。

 「テレビなら、コメントを使いやすいよう短く」「インタビュー終了後は45度のお辞儀で感謝の気持ちを」などと好感度を上げるポイントを伝授。模擬会見もやり、自分の話しぶりをビデオで見た選手らは「思ったよりもおどおどした印象を受けた」とそれまで気づかなかった面を学んだようだ。

 (中略)協会の前原正浩・強化本部長「一人の発言で卓球全体のイメージががらっと変わることもあり、しっかりした受け答えを身につけてもらいたい」と話す。

 女子エースの福原愛選手(ANA)は早速、合宿最終日の取材で、「一試合、一試合、全力を出せるよう、頑張ります」と歯切れ良く答え、「ありがとうございました」と深々と頭を下げた。

(以上、9/27/07付 朝日新聞夕刊より引用)

スポーツは、メディアにとって、「エンタテインメント」コンテンツであり、ヒーローや有名選手を生み出してその競技に注目させる必要があると、以前にもこのブログで書いた覚えがありますが、こういう「広告塔」づくりの「トレーニング」を「研修メニュー」のような形で取り入れた、という記事は、今までにあまり見たことがなく、貴重なデータだと感じます。

メディアトレーニングを受けると、報道される時の記事のトーンや映像での印象が明らかに変わります。

その理由としては、1つに、

自分がどのように質問に対して答えているかを自分でビデオで見て気をつけるということがあり、

もう1つに、

メディアが投げかける質問にどう答えれば、「どの答えの部分を、どのように編集して使われるか」を知るということがあります。


一般的に誤解されやすいのは、「口の達者さ ≠ メディア対応の上手さ」 ということで

概して、饒舌な営業マンタイプの人は、メディア対応がうまくありません。

メディア対応時の話し方って、気をつけるところが違うんですよね。(その件についてはまた後日にでも)

 いずれにせよ、メディア対応も表舞台に出てくるテーマになってきたというのは、喜ばしい限りです。

      今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!


メディアトレーニング、こちらからお問い合わせいただけます

投稿者 鶴野充茂 : 15:13

2005年02月17日

2・16セミナー御礼

昨日、自己演出マーケティングの初めてのセミナーを開催しました。お集まりいただいた皆様、ありがとうございました。

やはり、発信するとたくさんのフィードバックを得られるので本当によかったです。内容をアップデート・改善しつつ、今後も続けていきたいと思いますので、今後ともよろしくおねがいします!

sem216-1.jpg

会場はこんな感じでした。

sem216-2.jpg

実は途中から胃が強烈に痛くなってたんですよね。ちょうどこの頃から。

sem216-3.jpg

参加者の目を見ていると、興味のあるところとないところ、他に別のことを考えている人などがよく分かります。

sem216-4.jpg

後ろの方だとスライドの下の方が見えにくかったですね。次回から改善します!

こっちもがんばります!

投稿者 鶴野充茂 : 18:52 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月29日

テニスとモデル

スポーツも視聴率を稼ぐためにいろいろ工夫している、という話をオリンピックの時に書きましたが、スペインのテニスでも動きがありました。

女性モデルのボールガールに抗議も 男子テニス大会

 スペインからの報道によると、マドリードで開催中の男子テニス、マスターズ大会で主催者側が球拾いの「ボールボーイ」に若い女性モデルを起用。スペイン政府が「女性を飾り物にしており、性差別を助長する」と抗議するなど、物議を醸している。

 スポンサー企業のロゴが入ったタンクトップを着た18~27歳のプロモデルが「ボールガール」として登場。18日の開幕当初から「選手の気が散る」との批判が出たほか、慣れないボールガールがコートでまごついて審判から注意される場面も。

 これまでの大会ではプロを目指す10歳代前半の男の選手たちがボランティアで担当。地元スポーツ紙は、せっかくの晴れ舞台を奪われた彼らが「僕らにはサンドイッチしかくれないのに、彼女たちは報酬ももらえるんだ」とぼやくコメントを掲載した。 (10/24 10:34) Asahi.comから

これを知ったきっかけは、このタンポポ隊メルマガ。これによると、 このボールボーイという仕事、結構神経を使うらしい。 さて、幅広い観客のニーズに応えるためには、良いのではないかと思うというのが私の感想ですが、いかがでしょ?

投稿者 鶴野充茂 : 15:18 | コメント (0) | トラックバック

2004年08月24日

ひょっとして写メールも禁止?

オリンピック関係者は大会期間中、勝手に写真やブログを書いてはいけないらしい。

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|> 五輪選手や関係者のブログは禁止 IOC

アテネ五輪の開催中、出場選手やコーチ、大会関係者が、自分で書いた五輪に関連する文章や自分で撮った写真、ビデオ画像をインターネットを通じて公開することは、国際オリンピック委員会(IOC)が禁止している。理由は、選手やコーチが報道記者のように働くべきではない、という方針のため。しかし、この制限には疑問の声もある。
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誰が撮ったか分からない写真をメールで友だちに送って、その友だちが掲載したらどうか、とか、抜け道はいっぱいありそうな気がするけど。 IOCも、報道関係者がオリンピックの感動を世界に届ける大切なお客さんだから、という一応のポーズみたいなもの? 今は誰でもどこでも情報発信できますからね。

投稿者 鶴野充茂 : 18:30 | コメント (0) | トラックバック

クリエイティブなPRは、知ると「やられた!」と思いつつニヤッとしてしまうもの

このニュースを見て思いました。

雑記帳 オリーブの冠をプレゼント 小豆島のホテル

 ◇香川県・小豆島のリゾートホテルで、アテネ五輪にちなみ、宿泊客の子どもにオリーブの冠をプレゼントするサービスが人気。
 ◇従業員がホテルにある約1000本のオリーブの枝を切って製作。女子柔道・谷亮子選手が金メダルを獲得した翌日の15日から開始した。
(毎日新聞) - 8月24日10時25分更新

 
理想的には、ここにホテル名が入っていれば、ホテルの広報としてはベストですね。
 
どうやら、このホテルのようです。おめでとう、オリビアン小豆島の皆さん! このアイデアは金メダルだ!

投稿者 鶴野充茂 : 11:10 | コメント (0) | トラックバック

2004年08月20日

応援したくなる人(2)

トラックバックしてもらったので、スポーツとメディアの関係についての考察の続きを書きます。

今年は、アテネオリンピックで、スポーツの夏みたいなイメージが強いですけど、オリンピックと関係のないところでやってる試合は注目されにくくて大変だと思いますね。

高校野球とか。

出場校のOB/Gや選手の関係者と、毎年習慣的に見ている人は、他のイベントに関係なく見るのかもしれませんが、そうでないと、「え、あ、やってたの?」みたいな。

よく、ネットはトラフィックがないと存在がないのと同じ、みたいに言われることが多いですが、最近はテレビでも同じように思いますね。テレビの前でゆっくりチャンネルを順送りするような時間のある人でないと、何を放送しているのか分からない。

自分の生活を考えてみると、視聴パターンもかなり固定化されてますから、見ない時間帯とチャンネルは本当に見なくなってます。

そんな中で、「オリンピック!」みたいに注目テーマにくくられないスポーツは、どうしたらいいか。

そんなことを考えながら高校野球を見ていたら、回の「チェンジ」の時間帯に、あれ、スタンドの様子、映すんですね。それで一生懸命応援している人を「抜く。」

汗をかきながらウチワをもって、応援している姿。
これが不思議と、若い女の子の確率が高いんです。たぶん出場校の生徒なのでしょう(というイメージを出している)。

「高校野球は青春」というのは分かるんですが、あれ、結構意図的なはずです。
しかもルックスで選んでます。

おかげで、試合よりスタンドの様子の方が気になる。

レースクイーンとかチアリーダー、キャンペーンギャルと同じ仕組みですね。
直接、試合と関係ないけど、違う動機付けができます。

最近はITの展示会でもすごいことになってますね。
あんたそのヘソと短パン、展示してるPCとまったく関係ないやん」みたいな。

そういえば、K-1は、解説や観客席に女優を座らせました。
テニスもそういう工夫、してるんですかね?

投稿者 鶴野充茂 : 06:35 | コメント (0) | トラックバック

2004年08月19日

応援したくなる人

オリンピックをTVで見ていて、繰り返し放送される人とメダルをとってもほとんど見たことがない人がいることに気がつきました。

福原愛ちゃんは、初戦からバンバン放送されました。
結局、メダルは取れませんでしたが、テレビの前で釘付けになった人も多いはずです。(私も、あの「サアッ!」という叫び声が聞けなくなるのは寂しい)

柔道や水泳でメダル取った人たちの方が、「メダリスト」ですから報道のトピックとしては大きいはずですが、扱いはベスト8落ちした愛ちゃんよりはるかに小さい。

なぜなのでしょうか。

基本的には、視聴率をとるために何をどう扱うかを決めているからなのでしょう。

1つは知名度ですかね。福原愛ちゃん(15歳でも「ちゃん」付け)は3歳くらいからテレビに出てる。下手な芸能人より有名です。

次にキャラクター性ですね。見る人を釘付けにする「タレント」を持っているかどうか。チャンネルを変えられないような「おおっ、ホレ、行けっ、オリャッ」というドラマにする力を持っていること。めちゃくちゃ強いとか、弱くても応援したくなるとか。容姿も大切な要素でしょう。

スポーツ選手は、スポンサーがいて初めて活動を続けられるようなところがありますから、どうやってメディアで継続的に取り上げてもらい、ファンを増やし、結果を出す(選手が広告媒体という考え方をすれば試合に勝つだけではない)かがとても大切。オリンピックに出たとしてもあまり放送されない人がいることを考えると、ここでも熾烈な戦い(本人はあまり意識してないでしょうけど)があるはずです。

スポーツである以上、勝ち残れないとどうしようもないのですが、選手一人ひとりの面白さを見つけて発信する方法を考えるような人もきっと必要なんでしょうね。

投稿者 鶴野充茂 : 09:15 | コメント (0) | トラックバック

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