« 2007年05月 | メイン | 2007年07月 »

2007年06月28日

そうか博士になれるのか!

興奮させてくれるチラシに出会いました。

medaka.gif

いいですか、博士になろう! という呼びかけですよ。

私が反応したのは、それが「メダカ博士」だったからです。

あまり公にしていませんが、うちのベランダには、メダカがいます。

ビオトープにしている水鉢が7つあります。

毎年春に卵を産むので、それを取り分けて、別の鉢に移していくので、

鉢が増えるんです。

でもですね、自分がメダカ博士になれると考えたことはありませんでした。



だって、博士ですよ。


憧れますもんね。 博士になったら、間違いなく名刺に書きますね。

今、私の名刺には肩書きが2つあります。 代表取締役 と 自己演出プロデューサー。

その隣に書きますね。


メダカ博士。


名刺交換の時、また心つかみますよね。

鷲づかみじゃないですか?


そんなこと考えたらドキドキしてきましたよ。


それで、このチラシ、よく読んだんです。


・・・・・


一番上に小さく書いてありました。

「小2・小3         対象 無料プログラム」

理科/実験教室 ・・・・ +学力診断。

「お友達をお誘いの上、下の申込書を提出してください」


・・・・・

対象者じゃないんですが、有料でも参加できますか?

学力診断も受けないといけませんか?

お友達・・・誘える自信ないんですけど、・・・いいですか?


このチラシ、栄光ゼミナールという塾の入塾促進イベントなのですけど、やられましたね。


・・・メダカ博士になるには、小学校の時から準備が必要なんですね。


いやはや、 塾のチラシでも、大人の心をつかむ力があるんですね。

今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!

投稿者 鶴野充茂 : 20:40

2007年06月25日

みのポリティクス

日曜の日経新聞に、興味深い記事がありました。

(風見鶏) 「みのポリティクス」の時代

 与野党の国会議員の話を聞いているときに、「みのもんた」という名前を耳にすることがめっきり増えたように思う。 テレビで顔を見ない日はないほどの売れっ子だが、話題にのぼるのは「おもいっきりテレビ」や「どうぶつ奇想天外!」ではなく、TBS系列で平日の朝に放映されている「みのもんたの朝ズバッ!」だ。

 「今朝のあのコメントはおかしいと思わない?」「みのもんた流の割り切りで本当にいいのかね」。批判的な声も多いが、政治家がこの番組をかなり気にしている様子がうかがえる。露出度の多さから見て、みの氏は今や最も影響力のあるオピニオン・リーダーと言える。安倍晋三首相と親しく、それを隠さない。

 さまざまな番組に出演経験のある自民党の山本一太参院議員は「みのさんは話術の天才。『赤坂の議員宿舎はけしからん。なぜなら家賃が安すぎるから』という二段論法は強力だ。裁判官になって判決を下すような弊害もあるが、影響力という点であの番組が主戦場になっている」との見方を示す。

 政治とテレビの関係などを専門とする逢坂巌・東大大学院助手は「みのポリティクス」と名付けて、学生とともに「朝ズバッ!」の研究に取り組んでいる。

 逢坂氏は上限金利、議員年金、議員宿舎問題などの放送例を挙げて「単純な切り口でわかりやすいから、国民がどう見ているかという日々の世論調査のような場になっている。あそこで相場観ができる」と指摘する。「組織の政治から広報の政治に変わり、世論をいかに反映するかというところに政治のステージが移った。テレビというアリーナで話せる一種の雄弁術が政治家に必要不可欠な時代になったのではないか」。こんな問題意識を抱く。 (以下略、 以上 6/24/07付, 日経新聞より引用)


「みのポリティクス」っていいですよね。 私ならもう少し短い名前を考えるだろうけど。

小泉劇場だとか、テレビ政治といった言葉が出てきて久しくなりましたが、司会者の個人名がメディア名に取って代わるのはおそらく初めてではないでしょうか。

田原総一郎氏も、古舘伊知郎氏 も、はたまた久米宏 氏も、政治メディアとしての名称は得ませんでしたからね。

だから、そんな意味で、概念的には、局を横断する政治チャンネルができたようなイメージですかね。称するならば、「みのチャンネル(略して みのチャン)」。

日本初政治放送の「みのチャン」開設、米C-SPANに対抗。とか。 お、見出しになりそうだ。

これを東大で研究テーマにした逢坂巌さん に拍手。  


どこかでお会いする機会があったら、じっくりお話ししてみたいところです。(どなたか紹介してください)

 

投稿者 鶴野充茂 : 19:54

2007年06月24日

認めてもらいたい時のコミュニケーション

相手がいい顔をしないのは分かっている。でも、意志を通したい。そんな時にどんなコミュニケーションをとっていくべきか。

6/23/07付 日経プラス1に参考になりそうな調査が出てました。

高額商品買う時、配偶者にどう話す / 時間をおいて再度説得

 夏のボーナス期。高額な買い物をする人も多いだろう。(中略)配偶者に相談するかしないかは金額や商品によって異なるという人が目立った。「1万円以上の買い物は事前に相談」(30代男性)など一定額を設定する場合が多い。基準となる金額は5000円から数十万円までと開きがある。その人への収入や価値観、預金・小遣いの額などによって変わるようだ。

 相談対象となる商品としては家電、家具が圧倒的。特に、家族みんなで使用するテレビ、冷蔵庫、洗濯機、パソコンがあがった。(中略)

-----------

Q.配偶者を説得する方法は

・「長持ちする」「便利である」など、なぜ高額かを説明する。購入資金をどう用意するのか計画を立てて話す(30代女性)

・1回目は提案といった感じで切り出し、2回目で何とか認めさせる(50代男性)

・日ごろからほしいということを伝える(50代女性)

・まず「欲しい」「絶対買う」と宣言しておいて、相手の顔色が良さそうなときを見て、たたみかけて説得する

・ちらしを見せつける(30代女性)

・いいなあといい続ける(40代男性)

(以上、引用終わり)

中見出しにありますが、この種のコミュニケーションでは、時間をかけて何度もメッセージを伝えるのが原則です。

まず意志を伝える。

反対されても繰り返し伝える。

途中、相手から条件が出てくることもありますね。それが受け入れられるようなものなら、

「じゃあ、その条件がクリアできたらOK?」

と認めてもらう。

不思議なことに、プライベートで「ほしいもの」の場合は、比較的多くの人が長期にわたってこんな工夫ができるのに、

仕事では、一度NGだとさっさと諦めてしまう人が多いこと。「じゃ、もう、いいです」と。

逆に言うと、競争率が少ないから、仕事の方が、上のようなコミュニケーションで効果は出やすいと思うんですよね。


 今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!

投稿者 鶴野充茂 : 09:43

2007年06月21日

京都で自己演出PRプロジェクトの打ち合わせ

本日は早朝の新幹線で京都へ。日帰り出張で自己演出PRプロジェクトの打ち合わせです。

kyoto62107-1.jpg

PRの発想って、「いかに他と違うか」がベースにあります。

今進めている 「自己演出PRプロジェクト」 の場合、

正しいか正しくないか、ではなくて、

一番初めに頭に思いついたかどうか、ではなくて、

他の人と何が違うかを意識するところから、コンテンツ(PRメッセージ)づくりが始まります。


でも、

日ごろからそんな思考をする人って、そんなに多くないんですよね。

継続的に取材される人になるには、トレーニングが必要という場合が多いかもしれません。

そんなことを考えながら東京に戻ってきました。

kyoto62107-2.jpg

さすが京都。修学旅行生がいっぱいでした。

投稿者 鶴野充茂 : 18:10

2007年06月20日

今日はメディアトレーニングへ

今日はメディア対応を実践的に学ぶ、メディアトレーニングの研修です。

mediatraining1_62007-1.jpg

場所は帝国ホテル。きっと毎日のように記者会見があるのでしょう。スタッフの方はとても慣れていらっしゃいました。

mediatraining1_62007-2.jpg

模擬記者会見の様子。画像は加工してあります。

投稿者 鶴野充茂 : 19:32

2007年06月19日

伊豆・修善寺で観光広報の講師をしてきました

静岡県の観光広報研修の講師で、修善寺にいってきました。

先週の下田と同じテーマですが、今回は割と行政で広報関係の仕事に就いておられる方が多かったですね。

shuzenji61907-1.jpg

またもや天気は快晴。

shuzenji61907-2.jpg

会場は「生きいきプラザ」。 なぜ「生き生き」ではなく「イキイキ」でもなく 「生きいき」なのか。

shuzenji61907-3.jpg

そのヒントは、館内にあったこんなボードにあるのかもしれません。(?)

shuzenji61907-4.jpg

合間に修禅寺に。

 shuzenji61907-5.jpg

手水舎(境内の手を洗うところ)の竜(?)の口からは、温泉が流れ出ています。冷たい感触を無意識のうちに期待しての温水との出会いで、ちょっとしたサプライズ。

shuzenji61907-6.jpg

修善寺で一番良かったのは、これ。 レストラン情報誌(見開き4P)です。 ほんとは、どこの店がどんな人に最もオススメなのかを、書いてもらいたいんですけど、こういう地域広告型のメディアでは、これが限界・・・かな。

shuzenji61907-7.jpg

でも、店主の顔写真入りはとてもいいですよ。職人魂を感じさせる顔つきの店主が載っている蕎麦屋とかね。こだわり感じさせる割に営業時間短いけど。

修善寺でやっかいなのは、車が止めにくいこと。しかも、レストランが分かりにくかったんですよね。

研修に参加された方々に、「私、このあたりに来ると、食事でどこに行ったらいいか分からなくて、車の中でPCをネットにつないで、検索するんですが、なかなか良い店がひっかからなくて」と言うと驚かれてしまいました。

修善寺なら、「修善寺 レストラン」で検索しますね。 観光協会とか行政のホームページから店を探したりはしません。 そういうと、なぜかその言葉で、また驚かれます。

地元の人たちは、情報の出入り口が観光協会だと思っている人がホントに多いです。

でも、レストランは、ネットの場合、レストランガイドから入っていくでしょう。ダイレクト検索で。ねぇ。 

観光地でお店をやっている皆さん、「(場所名)+レストラン」で、ぜひオススメ・レストランがひっかかるようにSEOをかけてくださいねー。

伊豆の皆さん、また呼んでください!

投稿者 鶴野充茂 : 11:34

2007年06月16日

PR業界の再編

今年、私が注目しているテーマの1つに、日本のPR業界の再編があります。

その発端は、オズマピーアールとコムデックスの提携。 先に このブログでも紹介 しました。

そして、昨夜、業界再編の台風の目となるか注目される、インテグレート社 の設立記念パーティが開催されました。

integrate61507-1.jpg

社長は、キシリトールやファイバーデトックスなどを仕掛けた藤田康人さん。

弊社でも2月にキシリトールのマーケティングに関するセミナーを開催しました。反響が大きかったため、現在、セミナーをDVDにして販売中です。

パーティ会場は、新宿・パークハイアットのボールルーム。

integrate61507-2.jpg integrate61507-3.jpg

会場には約300人のそうそうたる顔ぶれが結集。

integrate61507-5.jpg integrate61507-4.jpg

ディナービュッフェに舌鼓を打ちながら、パークハイアット39Fからの眺めも楽しめました。

integrate61507-6.jpg

新会社は9名でのスタート。

integrate61507-7.jpg

メンバーがサッカー選手のように紹介され、舞台へ。

男性は全員、ストライプ柄のダークスーツで登場。

私が、「誰のアイデアですか?」と聞くと、

スタッフの1人曰く、「社長はカネを出さずに口を出す人です」(笑)とか。


 

オズマピーアールとコムデックスの提携の背後には、このインテグレート社がありました。

それぞれの人事交流もどんどん進んでいるそうです。 

インテグレートの事業ドメインは、PR、広告、マーケティング領域を複合的にカバーします。

私のところとも連携がある・・・かな?

いずれにしても、新たな展開を楽しみにしています!

 

投稿者 鶴野充茂 : 11:22

2007年06月13日

伊豆・下田で観光広報の講師をしてきました

静岡県から呼ばれて、観光広報研修の講師として伊豆・下田に行ってきました。

観光協会や旅館組合、市の広報担当者の方々向けでした。

昨年お声がけいただいて、静岡の観光広報テーマではすでに3度目のご依頼です。

shimoda61207-1.jpg

天気は快晴。 

shimoda61207-2.jpg

スーパービュー踊り子で品川から2時間半。到着すると、あじさいがお出迎え。

shimoda61207-3.jpg

会場は135号線沿いの道の駅、ベイステージ。

shimoda61207-4.jpg

下田と言えば、キレイな海!

shimoda61207-5.jpg

それに金目鯛!

shimoda61207-6.jpg

開国の町。

shimoda61207-7.jpg

それから・・・?

でも、広報素材があるのは良いのですが、メディアリレーションの際には、「今までと何が違うか」「何が新しいのか」という話をぜひ忘れないように入れてくださいね、

と話してきました。 

 

shimoda61207-8.jpg

帰りは新幹線。オフィスについたら打ち合わせがビッチリお出迎え(?)

来週は修善寺に行きます。

投稿者 鶴野充茂 : 12:48

2007年06月08日

アピールし過ぎは逆効果か

素朴な疑問なのですが、

 PC の ウイルスバスター がソフトの更新をするたび(ポップアップが出てきてダウンロードしている絵が出るたび)、

 ほんとに必要な更新をしてるんだろうか、と思ってしまうのは私だけでしょうか?

まったく更新されないと有り難味がありませんが、

一日に何度も更新されると、

やりすぎやろ、

と、今日はついにオフィスで口に出して、突っ込んでしまいました。

アピールもほどほどに、ということでしょうか。

今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!

 

投稿者 鶴野充茂 : 19:07

2007年06月06日

チャンスを見逃したくない衝動

久しぶりに工夫して作られている「ティッシュ」に出会いました。

tipness.jpg

「このティッシュがきっかけで

 大胆な水着を

 買った人もいる」

 「いろんなきっかけご用意しています。 ボディ・コンサルタント フィットネスクラブ ティップネス」

 うん、考えて作ったコピーですよね。

 今始めれば、この夏に間に合うかも、みたいなチャンスを見逃したくない衝動に駆られる人もいるかもしれません。

 あえて難を言えば、最後の部分にカタカナが多いこと、かな。

 ティップネスというブランド名を変えるわけにはいかないでしょうから、フィットネスクラブを日本語にするとか。

 ・・・ 室内型運動施設?

 ボディ・コンサルタントってよく分かりませんね。

 ・・・ 「あなたの体」指導員とか?


 上のコピーから、夏前にフィットネスに入会するターゲットは、明らかに、水着の時に「モノ想う」女性ということになりますね。 私も近所のジムが閉鎖になって困ってるんですけど、「大胆な水着」になろうという衝動は起こりません。

むしろ、

「このティッシュがきっかけで

 何の気兼ねもなく

 ビールと焼肉を、死ぬほど食べ始めた人もいる」

とかだとチャンスを逃したくない衝動に駆られます。

今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!

 

投稿者 鶴野充茂 : 22:36

2007年06月05日

【御礼】自己演出PRプロジェクト

昨日募集告知しました、ビーンスターの自己演出PRプロジェクトは、早々に申し込みが定数に達しました。

ありがとうございました! 現在、キャンセル待ちを条件に受付中です。

一日も早く、「これが成功事例です」と胸を張って言えるようなモデルを作っていきたいと考えております。

今後ともよろしくお願いします。

 

投稿者 鶴野充茂 : 07:17

記念日狙いの調査広報

企業や業界団体が設定した「○○の日」ってありますよね。その日は、そのテーマに合わせた調査広報に最適な日です。

面白いテーマだと、パブリシティ効果がかなり期待できます。

たとえば、こんな感じ。

レストランで注文 何分待てる? 東京と大阪で比較調査

10日の時の記念日にちなみ、大手時計メーカー「セイコー」が行った「東京人と大阪人の時間感覚」の比較調査で、食事の待ち時間に関する東西の意識の違いが浮き彫りになった。

 「1度は行きたいと思っていたレストランで、注文から料理が出てくるまで気持ちよく待てる時間」を尋ねたところ、東京、大阪いずれも15分以内が約4割と最も多かったが、30分以内と答えた人が東京では12.1%(大阪2.8%)もいた。

 「そのぐらいの時間はかかるのが当たり前」(60代女性)、「イライラするとその場の雰囲気も台無しにする。話でもしていれば苦にならない」(30代男性)という東京人に対し、大阪では「遅いとお金を払う気がなくなる」(20代男性)、「10分以内に出てこないのは客へのサービス不足」(30代男性)という意見があった。

一方、ファストフード店では、大阪の男性では「5分以内なら並ぶ」という人が48.6%(東京35.2%)だったのに対し、東京の男性は「1分以内」という人が18.1%(大阪2.9%)もいた。  

セイコー秘書・広報部は「東京人はおいしいものなら待つのをいとわないのに対し、大阪人は早さも大切な要素と考えているのでは」としている。  調査は5月9、10の両日に実施。東京都か大阪府のどちらかで生まれ育った20~60代の男女計428人に対し、インターネット上でアンケートをした。 (以上、6/5/07付 SANKEI-Webより引用)


この種のリリースで覚えておきたいのは、 「○○にちなんで」 という言葉です。記者は「なぜ、今、このニュース?」というのを常に考えますので、「今はこのタイミングだから」という意味を暗に示す「ちなんで」という言葉が相手の興味を引くのに効果的なのです。

今回の「時間感覚」に関する調査の場合、「いや、6/10は、時の記念日ですから」って言えば、「ああそうか」となる。それをつなぐのが「ちなんで」なのです。

 

それにしても、ほぼ1ヵ月前に500人弱のネット調査でパブリシティネタが生まれるって、ほんと、お手軽ですよね。

 

今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!

 

 

投稿者 鶴野充茂 : 07:12

2007年06月04日

【10社限定】自己演出PRプロジェクト始動!

 社長もしくはスタッフをメディア露出することで、会社の認知度を上げる
 プロジェクトを【10社限定】で開始します。

 メディア露出が上がると

 ・営業しなくても問い合わせが増えます
 ・価格競争しなくても成約率が上がります
 ・記事が信用につながり、初めて会う人との話が格段に早くなります
 ・面白い人や仕事の案件と出会う機会が飛躍的に増えます
 ・出版や講演のお誘いも来ます(○○の話を聞くならあの人だとなります)
 ・商談や紹介の時、「メディアでもよく紹介されてるんですよ」と言えます

 ここで提案です。あなたも、取材される人になってみませんか?
 あなたの会社の社長を、もっと強力な会社の広告塔にしてみませんか?

 私が経営するビーンスターのサイトをご覧いただいている方にはよくご存知かと思いますが、
 2005年の創業以来、弊社は安定的・継続的に大手メディアから取材を受け、
 紹介記事が出続けています。

 これに対して、今までずいぶん多くの方から質問されてきました。


 ◆「どれくらいお金払ってるんですか?」

 広告ではなくPRの手法なので、掲載にお金はまったくかかっていません。
 普通にPR会社に頼むと少なくとも月50-80万円くらいはかかりますが、
 自分でやっているので必要なのは自分の工数だけです。

 ◆「どれくらい手間をかけて、あるいはどれくらいの頻度で
   プレスリリースを書いてるんですか?」
 
 2005年2月に創業したビーンスターは、1年以上、私以外にスタッフが
 いませんでしたし、創業直後のベンチャーですから目の前にある仕事を
 進めるのに精一杯で、ほとんどPRに手間はかけられませんでした。
 プレスリリースを書いたのも、結局、今までたった1度だけです。
 (よく驚かれます)

 ◆「じゃあ、一体、どうやってるんですか?」

 会社を露出しようとするのではなく、社長個人を発信してきたのです。
 取材テーマが社長なら、プレスリリースも必要ありませんし、
 季節に関係なく、極端に言えば、商品・サービスのあるなしに関係なく、
 メディアに出られます。しかも継続的に。

 欧米では、ベンチャーや差別化の難しい商品・サービスを取り扱う企業が
 経営者を前に打ち出すPRに注力します。そして、「ほら、こんなに
 メディアに紹介されているんですよ」というのを武器に、売上を伸ばして
 いきます。その手法をビーンスターでも活用してきました。

 ◆「でも、誰にでもできる芸当じゃないでしょう?」

 ある方法論にしたがって情報発信を続ければ、意外と難しくありません。
 私自身、米コロンビア大学院で2年間1000万円以上もの費用をかけて
 みっちり欧米型PRのアプローチを学び、
 外資系大手PR会社・国連機関・ソニーでPRの実務に携わり、
 かつ7年間、延べ数千人が参加している業界コミュニティを主宰して
 最新の情報を入手し続けて来ましたので、必要最小限の手間とコストで
 効果を上げるPRに精通しています。

 この方法論で自己演出すれば、
 ほとんどの業界・人物で効果を出せる自信があります。


 でも、問題はここからです。

 ビーンスターでは、情報発信(自己演出)の重要性やその効果を、
 企業研修やメディアを通して発信して来たのですが、そこに私たち
 だけでは解決できない問題が起きています。

 それは、世の中にある成功事例の少なさです。

 情報発信は大切ですよ、こうやればいいんです、と言うのは簡単です。
 でも、「じゃあ、たとえばどんな会社を参考にすれば良いですか?」と
 言われると、「うっ」と詰まってしまうのです。

 たとえば、大手もしくは有名企業は、メディア側に担当記者がいて、
 広報担当と記者間でコンテンツを介して相互依存している関係があります。
 こういう所は、これから積極的に情報発信しようという人たちにとって
 あまり参考になりません。

 それ以外の会社になると、単発で面白い記事が出たとしても、
 それはたまたま偶然だったり、継続的な活動としては難しいくらいの
 手間やコストをかけていたりします。

 そうすると、意外と「見習いたいPR体質の会社」って見つけにくいん
 です。

 経営者の方ならお分かりいただけるかと思いますが、
 そんなに次々と革新的な新商品・サービスを生み出し続けられるわけでは
 ありませんし、かといって、事業は継続するものですから、露出の機会って
 安定的にほしいですよね? 

 そうすると、打ち上げ花火のような広告やPRを気合を入れてやるよりも、
 低額で取材依頼が勝手に入ってくるようなPR体質にする(つまり仕組み化
 する)のが最も有効なのです。(その方が予算も立てやすいですし)

 そして、それには会社の代表者個人をパブリシティで有名にしていく方法が
 最適です。(私もありとあらゆるPRを試したので自信を持って言えます)


 そこで、今回のプロジェクトを開始することにしました。
 --------------------------------------------------------------------

  【10社限定】自己演出PRプロジェクト ◆あなたを成功事例にします◆

 --------------------------------------------------------------------
 詳しい内容はこちらを⇒ http://www.beanstar.net/biz/pr.htm

投稿者 鶴野充茂 : 09:36

2007年06月02日

手間なく分かるようにする

あんまり出したくない情報を出さざるを得ない時、その躊躇が垣間見えると逆効果ですね。

そんなことをこの記事をきっかけに考えました。

コンタクトレンズ洗浄液を回収、角膜障害発症が高確率

 コンタクトレンズケア製品などの輸入販売会社「エイエムオー・ジャパン」(東京都港区)は1日、ソフトコンタクトレンズ洗浄液「コンプリートアミノモイスト」の自主回収を発表した。  「アカントアメーバ角膜炎」と呼ばれる角膜障害の発症率が、同製品の使用者で高いという米疾病対策センター(CDC)の調査結果を受けて回収を決めた。  同社によると、国内では同製品の使用による同角膜炎の報告はないという。問い合わせは、フリーダイヤル(0120・720・808)。 (以上、6/2/07付 読売ONLINEより引用)

この記事を見て、「えっ、どの製品なんだろう・・・」ってネット検索したんですよ。

もし、自分が使っているものなら、イヤだなあ・・・と思って。

contact60207.gif

そうすると、メーカーの告知ページがすぐに出てきました。

出てきた・・・んですが、顧客の視点からすると、一番確認したいのは、

「どんな外観か」なんですね。こういう時。

「一体、どの製品なの? ウチにあるのかな?」と考える。

contact60207-2.gif

こういう、製品名のリストとJANコードだけだと、消費者はすぐに分かりません。

(きっと取り扱い業者向けに出している意識が強いんでしょう)

写真がほしい。写真が!

amino_thmb.jpg

ウェブを探しまわって、ようやく出てきたのがこの小さな写真でした。

でも、「製品詳細」をクリックすると、上の文字ばっかりのページが出てきます。


製品回収のプレスリリースには、写真もしっかり入れる。

ちょっとしたことなんですが、重要なことだと思いましたね。

 今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!

 

投稿者 鶴野充茂 : 07:31

2007年06月01日

トイレで施設のメッセージを感じる

麻布台の東京アメリカンクラブでランチ・ミーティング。

何気なくトイレに入って、改めて、そこがアメリカンクラブであることを確認しました。

shoeshine.jpg

靴磨き機があったんです!

た、た、たしかにトイレは、化粧室とも呼ばれ、身だしなみを整える場所ですよね。

はい、了解。私もトイレを後にする前に靴を磨きました。男の嗜みですよね。いや、まったくです。必要なことですよ。

で、何気に、横を見ると・・・

omutsudai.jpg

おむつの交換台がありました。男性用トイレの中です。 たしかに、子育ては男の嗜みですよね(?)。いや、まったくです。


こういうのを見ると、施設のサービスというよりも、むしろ「メッセージ」だと感じますね。

今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!

 

投稿者 鶴野充茂 : 15:54

100点未満ではいけない世界

東京で、クレジットカードの支払い単価が一番高いホテルってご存知ですか?

パークハイアット? リッツカールトン?

いえいえ、ちがいます。

2005年オープン、三越本店の隣、日銀の向かい、三越前駅直結、全157部屋の6つ星ラグジュアリーホテル。

そう、

マンダリン・オリエンタルだそうです。

man_logo.gif

まだ行ったことがなかったんですよね。

と、いうわけで(?)フラリと行って、見せてもらってきました。一体どんなホテル?と思って・・・


man_dx1.jpg

標準タイプのデラックスルーム。50平米、ネットで調べると一泊4万~5万円です。

man_dx2.jpg

でっかい薄型テレビに仕事デスク。仕事デスクには、壁側に、見えないようにしてコンセント類が集められています。

しかも、電源が3つくらいあって、「そうそう、いつも電源で困ってたんだ」というのを思い出しました。PCとケータイ2つの充電をしようと思うと、どれかはバスルームか電気ポットを抜いて使うことになったりするんてすよね。

でも、一番驚いたのはコレ。

man_dx3.jpg

入り口のクローゼットに常備されている「ヨガマット」!  利用率を知りたいです・・・

そして、次に見せていただいたのはスイートルーム。

man_suite1.jpg

こちらは90平米、一泊14-5万円のタイプ。

入り口のアプローチ部分がまず広い。入ると奥に、デラックスルームより、も1つ大きなサイズのテレビ。

32階の見晴らしは最高。外は雨模様でしたが、東京タワーがキレイに見えました。

man_suite2.jpg

仕事コーナーが使いやすそう。

man_suite3.jpg

フロからも見えるキレイな街並みと・・・テレビ!

man_suite4.jpg

スイートの中にある洗面。2人で同時にうがいできます。

man_suite5.jpg

キングサイズのベッドも寝心地よさそうでした。(寝させてもらえなかった・・・)

部屋を見せていただきながら、こんな話を聞きました。

「ホテルって、お客さんの中で100点満点からスタートするものなんです。1万円には1万円のホテルの、10万円には10万円のホテルの期待がある。それで、あーこれが問題だ、でマイナスされていきます。あーこれが良かった、でもなかなかプラスになりません。もともと100点満点ですから。でも、マイナスは一気に行きます。それで100点未満だと、なかなかリピートにつながりません。ホテルは100点未満ではいけないんです。」と。

部屋や建物といったハードに、ソフトのサービスが加わってホテルでの「体験」を提供する。そこでお客さんの100点満点スタートの期待を、どう超え続けるか。

特に最近の東京は、数々の外資系高級ホテルがオープンしているので、市場環境がたいへん厳しい。そこで生き残っていくのは本当に大変なことだと思いますね。

その中で、支払い単価が一番高い、というのは、きっとすさまじいまでの努力によって運営されているに違いありません。

いやはや、また1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!


ちなみに、マンダリンオリエンタルに行く機会があれば、ぜひフロントロビー(38F)にあるトイレに入ってください。特に夜。

心を打たれますよ。(あえて写真は載せません。あ、もちろん男性の方しか確認できてませんが・・・)

レストラン・バーの食事も、連れて行った人をちょっと驚かせることができる素敵な演出があります。

土地柄、夜は割と空いてます。穴場です。お試しください。

投稿者 鶴野充茂 : 09:34

「つるの式コミュニケーションメソッド」メールマガジン登録

このblogの筆者によるメルマガにご登録ください。自分の名前で仕事をしていきたい人のための実践ビジネス対人要領&自分マーケティング講座(無料)がメールで届きます。独立・起業・経営、就職・転職・留学に使える! 話し方と伝え方。コンサルタント、広報宣伝・営業担当者、経営者必読です。

メールアドレス:

Powered by まぐまぐ