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2007年01月12日

【引用生データ】スピーチ磨く場作る(松下の場合)

松下電器産業 松下幸之助さんのエピソード

創業者の精神 仕事に生かす/スピーチ磨く場作る

松下では朝会を社員のビジネススキル向上にも活用している。社歌の斉唱や松下の「信条」などの復唱後、輪番で「所感」と呼ばれるスピーチをする。内容は仕事でもプライベートなことでもかまわない。言いたいことを一分程度にまとめて話すスキルを訓練する場になっている。

「所感」が正式に導入されたのは1933年。当初、社員が自主的に開いていた朝会に幸之助氏が導入した。幸之助氏は回想録で、 「しゃべることは好きじゃなかった。それだけに(訓練の)必要を感じた」 と記している。自ら苦手だったからこそ、社員にもスピーチを訓練する機会が必要と感じたようだ。

今でも企画の提案や顧客への商品説明など、大勢の人を前に話をしなければならない場面は多い。だが、入社間もない若手社員はその機会は決して多くない。松下は朝会について「人の前で的確な話をするスキル向上に役に立つ」と言う。

(1/12/07付 日経産業より引用)

人前で話すトレーニングは、大勢の人がその必要性を感じながら、習慣づけに苦労するテーマです。もちろん、練習する手間もありますが、「大勢の人」がいないと、緊張感が出ないですからね。

1933年段階で導入されたというのには驚きますが、それから続いているとしたらそれもまたすごいことです。

人前で話すスキルは、練習すればどんな人でも伸ばせるので、ぜひ一人でも多くの人にトライしていただきたいと思います。私自身、このトレーニングのお陰で、人生が変わったと感じています。

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投稿者 鶴野充茂 : 2007年01月12日 09:34