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2007年01月02日
結果を出すコツとは
友人からもらったワインを飲んでいた時のことでした。
「お、これ、バランスいいなあ。豚キムチ鍋によく合う」
「ほんとだ。まろやかでおいしい」
飲んでいたのはこのワインです。
それで、ぼんやりとワインの購入プロセスについて考えていました。
ワインって、「これはおいしい。また飲みたいな」と思っても、本当にその「また」が生まれる可能性は決して高くありません。
理由は、大きく次の2つの条件が満たされる必要があるからです。
・「同じワインを買おう」という気分になってそのワインの情報を記憶・記録しておく
・買う時に同じワインにめぐり合う
とりわけ、気に入ったワインがどれだったかを記憶するのは大変なことで、ラベルを画像として記憶するか、ワイン名・産地・ブドウの品種・年数をメモしておく必要がある。これがおそらく一番高いハードルです。
ワイン屋としては、それでもリピーターになって何度も買ってくれるユーザーを増やしたいと思うものです。・・・でも、こうしたアクションを個別ユーザーに期待するのって難しいですよね。
個別ワインのマーケティングとして、何か、気に入ったワインとまた出会うきっかけを作ることってできないのかな・・・ なんて何気なくボトルの裏を見ました。
すると、「PEEL HERE」(ここからめくってください)という小さな文字が目に入ったんです。
「ん?」と思って切り込みが入っている部分をはがしてみると・・・
こんな感じで、ワイン名が500円玉大くらいの大きさの四角いカードになって切り取ることができました。
これで財布や手帳にはさんでおけます。ワイン屋に行った時に、「ええと、この前のワインはどれだっけ」と確信を持って探すことができます。あるいは、別のワイン屋でも、「このワイン、ありますか?」と店員に確認することができます。
これ、見事な「2度目を生み出すコツ」ですよね?
私は、「結果を出す」とは、「次につなげること」、「2度目を生み出すこと」だと思っています。
そういう意味で、「お互いに2度目を生み出したい」と思った時に、こんな風にサポートできる仕組みを作っておく、というのは自己演出コミュニケーション上、とても大切なことだと感じました。
そういうわけで、
新年明けましておめでとうございます。
自己演出プロデューサーとして、今年もより一層、「結果を出す」ことに力を入れて取り組んで行こうと思います。
よろしくお願いします!
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投稿者 鶴野充茂 : 2007年01月02日 10:49