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2006年12月27日

メッセージを伝えるスピーカーの重要性

コミュニケーションでは、メッセージの内容も重要ですが、伝え方も重要ですよね。

このニュースを読んで、改めて思いました。

TOA /選挙車スピーカー拡販/ 統一地方選 来春に控え/ 使い勝手高める

東証一部上場で業務用音響・放送機器のTOAは2007年春の統一地方選挙に向け、選挙カー用スピーカー事業を強化する。ハウリングを抑制する機能や候補者の名前を大きく表示できる形状を採用。レンタル業者向けの販売も拡大する。市町村合併で市場規模が前年より半減すると予想される中、メガホンなどの用品、機器と合わせ4億円の売上を目指す。 

(中略) 選挙演説中のハウリングを抑制する「ソフトモード」と音声の明瞭性を向上させる「クリアモード」を搭載した。また、携帯音楽プレーヤーと接続し、あらかじめふき込んだ演説を流しながら選挙区内を周回するといった運用ができる。

従来は丸みを帯びていたスピーカー先端部の形状を平らにして省スペース化。選挙カーに載せる政党や候補者の看板を大きくできる。選挙後、倉庫に保管しやすい利点もある。(以下、略) (12/27/06日経産業より引用)

このスピーカーの工夫は、対人コミュニケーション/企業コミュニケーションで、スムーズにメッセージを伝達するためのポイント。つまり、これ全部、コミュニケーションの基本なんです。

 ・ハウリングを抑制 ⇒ 気になるノイズを軽減し、ストレートにメッセージを届ける

 ・音声の明瞭性向上 ⇒ メッセージの明確化、分かりやすさの向上

 ・省スペース化 ⇒ 利用者負担の軽減、短時間で簡潔に分かりやすく伝える

というわけで、すべてメッセージ伝達力アップの工夫につながります。


「スピーカー」って、「話し手」のことですから。

うるさいだけで何を言っているかわからないよりは、内容が理解できる方がいいですよね。

良い原稿ができて、それを読み上げても、相手にその内容が伝わらなかったら、良さの判断以前の問題ですからね。


それにしても、選挙車用スピーカーの工夫も結構あるもんです。

メッセージ伝達力アップの工夫の流れをイメージすると、この先、「衆議院選挙向けスピーカー」や「知事選向けスピーカー」、「光化学スモッグ発生警報の伝達用」、寒冷地用、市街地用・郊外用なんて感じで、用途をより限定したものが出てくると面白いデスネ。

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投稿者 鶴野充茂 : 2006年12月27日 11:11