« 性犯罪の情報公開とプライバシー | メイン | 浜名湖はウナギを越えるブランドになるか? »

2005年01月14日

バレンタインの波に乗る

意見を取り入れる、というよりも参加させるプロセスに話題性を持たせてPR効果を狙う、という取り組みでしょうか。

百貨店各社、バレンタイン試食会――モテモテ男集め採点、女性向けにパーティー 1/14付 日経流通新聞MJ )

百貨店各社のバレンタイン商戦が今月下旬から本格化する。今年はプランタン銀座(東京・中央)などが初めて外部のビジネスマンやOLを招いた試食会を開催、消費者ニーズを事前に探って売り場づくりに生かす。様々なブランドの詰め合わせを用意するなど、女性自身が自分へのご褒美として楽しむ傾向が強まっていることにも対応。各社とも前年を上回る売り上げを狙う。

松屋銀座本店(東京・中央)は二十日、例年大量のチョコをもらう松屋社内の「モテモテ男性社員」五人と、銀座に勤めるOLとの意見交換会を実施する。「義理チョコ」や「癒やし系」などテーマごとにおすすめ商品を探り、複数ブランドを詰め合わせてバレンタイン直前に販売する“チョコ福袋”に反映する。

意見交換って、言い方をかえると合コン?

プランタン銀座(東京・中央)は十二日、広告会社やアパレル勤務の男性十人を招き、二十五ブランドを試食・採点してもらった。もらう側の声を集め、月末から開設する特設売り場づくりに生かす。「バレンタイン催事は各国のブランドが集結する博覧会的なものになり、需要はまだ伸びる」(同店)という。松屋銀座本店、プランタン銀座ともに前年比一割増の売り上げをめざす。

同じ試食でも東武百貨店池袋本店(東京・豊島)は女性自身がくつろいで楽しめることを重視。二十日に店外のカフェレストランでパーティーを開催し百人を招待する。有名ショコラティエ(チョコレート職人)の実演を見ながら十ブランドを試食できる趣向だ。

(以下、省略)

年々単純にはチョコレートやプレゼントが売りにくくなってきているところに、なんとかイベント感をアップさせて一人でも楽しませるような工夫をしている、という感じがしますよね。明らかにカップルよりもフリーを重点ターゲットに捉えているような。

HISのCMで新庄も「フリーダム!」と言っているし、2005年前半のキーワードは、「フリー」かな。(ちょっと強引?)

こちらもイベント感を盛り上げますかね。

BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

●最近のエントリー
09/15 宣伝会議の巻頭特集で記事を書きました。
09/13 9/21イベントをソーシャルメディアで面白くする「まめさんテレビ」
09/03 劇団四季ミュージカル「ライオンキング」を観た
09/01 日経BP主催/経営者のためのソーシャルメディア実践講座、参加者募集中
08/31 [つるの式55] とっさにコメントを求められた時の対処法は?

 「つるの式コミュニケーションメソッド」

メールマガジン登録

このblogの筆者によるメルマガにご登録ください。自分の名前で仕事をしていきたい人のための実践ビジネス対人要領&自分マーケティング講座(無料)がメールで届きます。

メールアドレス:

Powered by まぐまぐ



投稿者 鶴野充茂 : 2005年01月14日 09:40

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kohoman.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/157

コメント

コメントしてください

サイン・インを確認しました、 さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)

(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


情報を登録する?