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2006年12月24日

第1回の参加者募集はどうするか

新しい試みを始める時に、それがイベントのように一般参会者がいることが前提のものなら、主催者としてはどれだけ参加者が集まるか、ふたを開けてみるまでまったく見えず、本当に不安でたまりません。

この関係者も本当にドキドキしたんだろうな、と思って読んだニュースがこらち。

初の「江戸検定」、2級合格1500人…女性に人気

江戸の文化や歴史についての知識を「資格」として認定する「江戸文化歴史検定(江戸文検)」(江戸文化歴史検定協会主催、特別協力・読売新聞社)の第1回試験結果がまとまった。

11月3日の試験には9845人が挑戦。入門者向けの3級は6456人中5626人(87%)が100問中70問以上の合格ラインを突破し、やや難易度の高い2級は3389人中1504人(44%)が合格した。

3級受験者の約4割、2級の3割が女性で、同協会では「時代劇人気を反映してか、若い女性の関心が意外に高かった」とする。(以上、12/23付 読売新聞サイトより引用)

どうやって1万人もの人に参加してもらったのか。関係者がいたらぜひ具体的な施策を聞いてみたいものですが、この手の募集は、新聞社・出版社等のマスメディアでの告知と、協力している複数団体の会員に対して告知、参加要請する、というのが一般的なパターン。ちょうどこの団体も、読売新聞社が特別協力、30社以上が協力、東京都各区が後援という王道の連携体制です。

さらに、受験者全員に「東海道五十三次」オリジナルポスタープレゼント、とのことで、これは永谷園のお茶漬けの「東西名画選カード」(ちなみに97年で終了、知ってました?)を集めていたような人たちには大いに刺激材料になっているかもしれません。永谷園も協力企業に名を連ねてますから、ここから入ってきた受験者も千~二千人くらいはいるかもしれませんね。

こういう票読みの仮説と検証は、私のような新規モノの「立ち上げ職人」には楽しい仕事の1つです。



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投稿者 鶴野充茂 : 2006年12月24日 23:17