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2007年08月07日

問題解決のためのPR

問題解決のための第一歩は、問題意識を共有することです。

でも、多くの「問題解決」に取り組んでいる人たちは、とにかくまず「問題解決しよう!」と発信するのが大切だと思っています。


ここに、ほんの小さな、でも、決定的な差があります。

もちろん、一人でなんとかなる問題ならそれでも良いのですが、みんなで力を合わせないと解決しない問題については、「問題」が「問題であること」の理解を徹底する。それが解決に向けて一見遠回りに見えて、実は最も重要なはじめの一歩ではないか。

下の記事を読んで改めてそんなことを考えました。


前橋の中心市街地は?/ 学生の6割「知らない」 / 商議所調べ 衰退ぶり浮き彫り

 「前橋の市街地を知らなかった若者が62.7%に上る」。市郊外に住む大学生、専門学校生を対象にしたアンケート調査で地盤沈下が進む前橋の中心市街地の衰退ぶりが浮き彫りとなるショッキングな数字が出た。

 調査は、郊外にある大学、専門学校の一部授業を中心市街地で行う「まちなかキャンパス構想」を打ち出している前橋商工会議所が群馬大学社会情報学部に依頼して今年1、2月に5大学12専門学校の1500人以上から調査した。(以下略、以上8/6/07付 MJより引用)


 

前橋の町おこしをしなければならない。みんなで力をあわせてガンバロー!

そう声を上げても、それだけでは本当にその問題に切実で、危機感を持っている人たちしか反応しません。

なのでその前に、「前橋の今の状態はヒドイ、大きな問題だー!」とアピールする必要があります。

こういうのをイシュー・ブランディングと言います。


ヒドイ状態というのは、それだけでPRのために重要な情報なのですね。


     今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!

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投稿者 鶴野充茂 : 2007年08月07日 11:56