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2009年05月14日

禁止の表現 (UK公園の場合)

イギリスの公園には多くの緑があり、芝にもあまり気にせず入っていけるところが多いのですが、中には、「入ったらダメ」というエリアもあります。

shibafu1.jpg

そんなところには、こんな看板が出ていたりします。

で、面白いのは、何気にその表現が違うこと。

shibafu2.jpg

(1)まず、これは、

「こんなとこに入ってこないで、ちゃんと道を通りなさいよ」

という表現。

AでなくてBにしろ、的な表現は英語表記にはよくありますね。

たとえば、鍵をかけて使っていないドア。その前に、「このドアは使えません」ではなく 「他のドアを使ってください」というような表記をします。

shibafu3.jpg

(2) これはもっと直接的。「芝生に入らないでね」と。

 

面白いのは、これ、同じ敷地内にある看板なんです。

入口に近い方、つまり多くの人が先に目にする方(1)が、間接的な、やんわりした表現。それで聞いてもらえないと、もっと直接的(2)になる。 

 

・・・それでも無視する人へはどうするか。 どんな警告が待っているか?

 

どう思います?

 

 看板でなくて、警備員が怖い顔して立ってるんです。実際。

 

 表現として、確かに効果ありそうですよね。

  

        今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
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投稿者 MT : 2009年05月14日 20:21