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2005年05月19日
大阪で商売のメッセージを考える
大阪に行くたびに発見があります。とりわけ商売の工夫が参考になりますね。
たとえばこの店。「キャベツ焼 一枚100えん」と書いてあります。
お好み焼きに入っている「はず」の豚肉やらエビやらといった「主役たち」を入れないことで低価格のファーストフードにしたということですね。
近くで見ていると、逆にどうしてこれが今までなかったのか不思議に思えてきます。夕方以降によく売れていました。
次は阪神ファンが集う居酒屋の入り口。看板の「ただ今 空いてまっせ」にメッセージ性を感じました。
だって外から中がよく見えない。だから空いてることも看板で伝える意味があります。
阪神戦が始まると混むのかな、なんてことも想像してしまいます。
泊まったホテルにあった「ビデオカード販売機」。つまり、有料放送を見るときには、テレビのリモコンで「確認」ボタンを押すのではなく、カードを買って、セットトップボックスに挿入することで、有料放送が楽しめる仕組みです。これは客の心理をくすぐるな、と思ってしまいました。
なぜかというと、このシステムだと、ホテルの明細にテレビの有料視聴料(意訳:エロビデオ料金)の請求が載らないわけです。たったこれだけで、普通に「PAY TV」確認ボタンを押すよりも利用者はかなり増えるように思いますね。
大体、買うときに恥ずかしい思いをするものは、古来、自動販売機が販売役を担っていました。それが、ホテルのビデオだけはなぜか部屋にチャージされることが多かったわけです。そんな人間の微妙な心理を、この自動販売機は受け止めているわけですね。
ビデオカードの単価が1000円。この何とも言えない微妙な値付け。いやあ奥が深い。
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投稿者 鶴野充茂 : 2005年05月19日 19:37
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