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2006年12月13日

命をつなぐ「焼肉のたれ」

広報意識を刺激される記事を見つけました。

六甲山で遭難の男性/ 焼肉のたれで3週間

兵庫県の六甲山で行方不明になり、約3週間ぶりに山中で発見された西宮市の職員、打越三敬さん(35)=西宮市上之町=が、家族に「焼肉のたれと水で生き延びた」と話していることが11日、分かった。(以下、略)

(12/12/06 日経新聞より引用)

私がエバラとか、キッコーマンあたりの、焼肉のたれ会社に勤めている人か、「焼肉のたれ会社」を支援するPR会社の担当者なら、まずこの「焼肉のたれ」が自社製品かどうかを確かめますね。

で、もし、自社製品なら、その製品を「『命をつなぐ』たれ」として広報/マーケティングします。

もし、自社製品でないなら、広く「焼肉のたれ」というカテゴリーの盛り上げを考えて、「焼肉のたれはスゴイ」というキャンペーンの可能性を検討します。

「登山に行く時は焼肉のたれ」 「非常食に焼肉のたれ」 「焼肉のたれで延命!」

「私が生きて帰って来れたのは、このたれのおかげです!」(本人談)


こういうマーケティングは、結果的に本人が死亡された場合には、なかなか使えない(最後の記録が、この媒体に保存されていたことを発見!などの時)のですが、生還の場合は、展開の可能性がいろいろあります。

・・・でも、焼肉のたれって、味が濃いから喉が乾くので、水が一緒にないとダメですよね、きっと。あと、塩分が多いイメージがあるので、それに頼ると、中には命を縮める人もいるのかな。

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投稿者 鶴野充茂 : 2006年12月13日 10:27