« はっきり分かりやすい視覚的なメッセージ | メイン | もっと丁寧に書いてよ »
2009年10月25日
鳩山会館で見たハレの演出
時間が経ってしまいましたが、9月某日、政権交代になった直後、文京区音羽にある鳩山会館に行ってきました。
鳩山由紀夫首相の育った家で、祖父の鳩山一郎元首相が大正13(1924)年に建設したそうです。
これ、表玄関。ここからなだらかな坂道を登って「屋敷」に着きます。
さて。
ハッとさせられたのはこの様子を目にした時のことです。
庭の片隅で、中年男性がおもむろに着替えを始めたんです。
「え、なに? なに?」
上着を着て、ネクタイまで・・・
と、思ったら、今度は鳩山一郎像の前に近づいて行き、奥さんらしき人が、ネクタイを直しています。
あ、写真撮影だ!
一連の様子を見ていて思いました。
写真や動画の撮影はどんどん手軽になっている。
撮るのも撮られるのも、ほんと気軽です。
でも、だからこそ、それを特別な瞬間にするには、工夫や努力がいるのかもしれないな、と。
この家族が、近所から散歩で立ち寄ったのか、遠方からわざわざ訪れたのかはわかりません。
ただ、気合いを入れて着替えてまで撮った写真は、本人たちにとっては間違いなく特別な瞬間として残ります。
どこでも誰でも簡単に撮れるようになったからこそ、ハレは自分で演出する。
ああ、そういうの、日常生活の中でも取り入れていきたいなあ、
これからは、写真撮る前に、なるべく着替えるようにしよう。(?)
そんなことを考えた鳩山会館でした。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
09/15 宣伝会議の巻頭特集で記事を書きました。
09/13 9/21イベントをソーシャルメディアで面白くする「まめさんテレビ」
09/03 劇団四季ミュージカル「ライオンキング」を観た
09/01 日経BP主催/経営者のためのソーシャルメディア実践講座、参加者募集中
08/31 [つるの式55] とっさにコメントを求められた時の対処法は?
このblogの筆者によるメルマガにご登録ください。自分の名前で仕事をしていきたい人のための実践ビジネス対人要領&自分マーケティング講座(無料)がメールで届きます。 Powered by まぐまぐ |
投稿者 MT : 2009年10月25日 15:13