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2008年12月26日
分かりやすく見せる
最近、昼時に六本木にいることが多く、一人でささっとランチの時によく通っていた餃子屋さんが六本木交差点近くにありました。
「福包」という店です。豊洲のららぽーとにもあって、ららぽーと店はほんとによく混んでいるのですが、この六本木の方は、いつもガラガラだったんですよね。
餃子マニアな私にとっては、それが魅力の1つではあったのですが、あまりに空いていると、存続が危うくなるので、大丈夫かなあ、と思っていたら、最近、パスタ屋に変わりました。
六本木は、(私がよく知っているという意味で)主だった餃子屋が3件あって、
1つは、六本木ヒルズの「豆金」。もう1つは、六本木交差点近くの「珉珉 (みんみん、大阪の、)」、そして同じく「福包」でした。
珉珉は、餃子のパイオニアですが、継続発展のための努力がもっとできると感じますし、
豆金は六本木ヒルズに入っているがために、顧客単価を上げるのに一生懸命な感じで、餃子マニアにウケるタイプの店ではありません。
その点で、相対比較すると、福包が、六本木エリアで餃子を食べようと思った時には、トップに来てたんです。私の中では。
それが、パスタ屋に変わってしまいました。
パスタ屋に。
どこにでもあるのに。
パスタ屋なんかに。
でもですね、その、どこにでもあるパスタ屋(すいません、当事者は皆、「うちは特別だ」という心意気を持っているものだと思いますが)が、連日、混んでるんですよ。
あれだけ、閑古鳥が鳴いていた同じ場所で。
店の存在に気づきにくい奥まった場所にあるにも関わらず。
一体、何が違ったのでしょうか。
もちろん、餃子屋がパスタ屋に変わった。場所も六本木の真ん中ですから、餃子を食べようという人よりパスタを食べようという人の方が市場的は多そうです。
でも、それにも増して、大きな違いはこれです。
店頭ディスプレイ。しかもカラフルで大きい。道から手が届きそうなところに出てきています。
こんな具合に。
この前で女の子たち(グループ)が立ち止まり、「うわぁ~、おいしそぉ~」と言って、
5秒~10秒、じっとディスプレイを見つめつつ、
「どれにする? どうする?」と、すでに入ることを決めてしまっているかのようなやりとりをして
そのまま店の中へ入っていくのです。
教訓。
餃子もカラフルにしなければならない。 餃子も「うわぁ~おいしそぉ~」と言わせる大きなディスプレイを工夫しなければならない。
みんなで活かしましょう、この教訓を。(?)
どなたか、六本木で旨い餃子屋の情報をお持ちの方は教えてください。ぜひ。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
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投稿者 tsuruno : 2008年12月26日 18:14