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2009年06月12日
組み合わせの 「合う」 と 「合わない」
組み合わせとして「合う」か「合わない」かは、やってみないと分かりません。
今日、調剤薬局で薬を待っていたら、カウンターで「マカダミアナッツ」を販売しているのを見つけました。
これがカウンター。
「マカダミアナッツ」と「マスク」が並べて売っています。
え? と周りを見回すと、かなり力を入れて販売している。
こっちの壁にも「ウイルスカット」の下に。しかも、マスクの箱より数が多い。
それで、聞いてみました。
「あのー、調剤薬局で、マカデミアナッツって、売れるんですか?」
「いや、ひょっとして、マカデミアナッツって、何かサプリメント的な効果でも?」
「あ、実は、インフルエンザにも効くとか?」
すると、白衣を着て薬の対応をしてくれていた薬剤師さんが、言いました。
「いえいえ、たまたま当店のオーナーが貿易の仕事をしてまして、ちょっと置いてみよう、ということになりまして・・・」
「でも、意外と売れるんですよ」
と。
「え、でも、なぜまた調剤薬局でマカダミアナッツ、買うんですか?」と私。
「これ、安いですからね。こちらのミルク味のが特に。もう1つの方は、ビターです。」
そんなやりとりをしていて、
気が付いたら・・・
買ってました。
帰りに、
「薬との飲み合わせに問題はありませんよね?」
と聞くと、
「大丈夫です」
との答え+他のスタッフもこちらを見て笑っている。
そんな風にして、1つ、また1つと売れていくのでしょうか。
確かに、調剤薬局は待ち時間がありますからね。 ぼんやり眺めているうちにほしくなるのかも。 「安いから買う」という動機は、あまり強くないような気もしますが。
ただ、薬局内のBGMが波の音+ハワイアンで、試食ができ、「おみやげにいかが? 3つ買えば4つもらえる」みたいな販促をすれば、さらに売れそうな気もしました。まとめ買いで。薬剤師さんもムームーを着て、フラダンス踊りながら出てくるとか。とにかくもっと雰囲気を盛り上げる。売るなら本気を見せてほしい。 (?)
それだと、薬を買いに来ないか。
いずれにしても、調剤薬局でマカデミアナッツなんて売れるハズがない、と決めつけると売れるものも売れませんが、やってみて「意外と売れる」なら、もうちょっと演出に凝る余地があるかもしれない、と思った私、でした。
今日も1つ、自己演出コミュニケーションの勉強ができました!
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投稿者 MT : 2009年06月12日 01:00