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2004年12月26日
PRの裏側
ニュースを見て、へえと思っても、裏事情を知ったら、あぁそういうことか、というのはよくある話ですが、先日とりあげた「 <女子大生に聞く>今時の男子は「幼児的、バカ、無責任」 」の記事に関して、
この研究の担当教官である宮本二美生教授が元毎日新聞編集委員だったことが分かりました。
教授 宮本 二美生/マスコミュニケーション論、メディアと人権、ジャーナリズム論、現代の日本社会(政治・経済)、取材学、報道表現演習、日本語表現応用演習
元毎日新聞編集委員/日本マスコミュニケーション学会会員
●現代は情報社会です。その基盤であるマスコミに私達はどのように対応していけばよいのでしょうか?マスコミを知り、マスコミの時代をいかに生きるかを考えましょう。
(以上、 大阪国際大学人間科学部の教員紹介のページから抜粋)
つまり、学生が売り込んだんじゃなくて、毎日新聞OB教授のネタを後輩の毎日新聞記者に書かせた、みたいな感じですね。まあ、マスコミへのアプローチも教育の一環だと考えることもできますが、どうせやるなら、よその新聞に出せば信用(教授/大学/毎日新聞)を落とさずに済んだのにと思います。(いつまで残っているかな、毎日新聞のこの記事)
これは「露出をすることのリスク」の良い例でした。 ま、失敗も勉強。 私も教訓にさせていただきます。
情報が一方通行に流れていた「マスコミの時代」はすでに終わりました。広報も広告もどんどん新しいアプローチが求められています。マスコミ時代の人も早く気がついてほしいものです。
現代はみんながこうやって平等に四苦八苦する時代なのです(?)
09/15 宣伝会議の巻頭特集で記事を書きました。
09/13 9/21イベントをソーシャルメディアで面白くする「まめさんテレビ」
09/03 劇団四季ミュージカル「ライオンキング」を観た
09/01 日経BP主催/経営者のためのソーシャルメディア実践講座、参加者募集中
08/31 [つるの式55] とっさにコメントを求められた時の対処法は?
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投稿者 鶴野充茂 : 2004年12月26日 16:35
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コメント
はてなの日記にも同様な書き込みがありました。
http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20041221
ネタの内容はどこかで見たような気がすると思ったら渋経でした。
http://www.shibukei.com/teenslab/2004/12/17/
似たような話なのでやはり「イマドキな若者」ってそういうもんなのでは?と結果だけはそう思います。
が、媒体がなぜその調査だけ載せたのかって言う点では「なんだかなー」と思っちゃいますね。
投稿者 ほっとドリンク : 2004年12月29日 00:06
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