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2007年02月27日
[つるの式46]自己紹介にどう向き合うか
ここ1年近く、「自己紹介」というテーマに取り組んでいます。
効果的な自己紹介ってどんなのか、場面・目的別の自己紹介のパターン等、
学校向けの就職活動用教材を作ったり、コラムを書いたりと。
どんどん掘っていって、私はこの「自己紹介」に対する認識がすっかり変わりました。
自己紹介って、初対面の人と関係を作るためのもの、という印象がありませんか?
名前を覚えてもらう、とか、次に会うきっかけを作る、みたいなね。
私もそう思ってたんです。
でも、むしろ、
自己紹介は、「自分のため」にする。
しかも、
定期的に新しいものを用意(更新)する習慣をつけた方が良い と思うようになりました。
理由はこうです。
1)自分の変化が分かる
自己紹介を定期的に更新していくと、必然的に、新しい内容を考えるようになります。
そうすると、自分がどう変化しているのかに敏感になります。
これ、新しい人に会う機会の多い人は、きっと無意識にやってることなんです
(たとえば、新しい人に会う機会の多い人は「今、こういう仕事に取り組んでいる」と、「最近の仕事内容」を口にし、逆に、新しい人に会う機会の少ない人は、自分の職業や所属など「変化しにくいこと」を口にしますよね)。
でも、そうすると逆に、変化の変遷に気がつきにくいんです。
だから、いずれにしても、意識的に新しい自己紹介を考えていく。
2)自分のモチベーションの源泉を確認できる
誰でも時々、元気がなくなりますよね。そういう時に、自己紹介を考えると「○○をやりたい」「○○をめざしている」「○○な自分になる」といった自分がもともと持っていた目標像や意欲を確認するきっかけにもなります。
そういえば、こういうことをしたいと思って始めたんだ。思えば、しばらく進んできたから、もうちょっと踏ん張るか、と。
3)更新がチャンスを呼ぶ
これは具体例を挙げて説明します。
・転職サイトには、「データ登録(更新)から3日以内」などでスカウトの検索をしている人材紹介会社がたくさんあります。つまり、プロフィールやレジュメを頻繁に更新することで声がかかりやすくなります。
・ミクシィやGREEなどSNSで仕事(プロジェクト)のメンバーを探す場合が増えてきました。その時に、最近取り組んだ仕事内容などを適宜書き加えておくことで、検索された時に、自分がネットも問題なく使えマメで、報告もきちんとする人であることをアピールできます。
・自己紹介を考えることは、自分の今後の方向性を考える機会を持つことでもあります。(自己紹介をする状況をいろいろ想定するだけでも自然にそうなります) そうすると、たまたま会う人にも、次のステップで向かっていきたい方向のキーワードを口にする機会が増えます。こんな人に会いたい、こんな経験・チャレンジをしてみたい、みたいに。そして、発信すれば、それに関係する反応ともめぐり合います。
・自己紹介を考えると、新しい人と出会おうという気持ちになります。出会いが楽しくなって思わず行動してしまいます。
で、この自己紹介の更新を、いつ、どのようにやるか、なのですが、
オススメは、人が集まる場に出かける前がいいです。
自己紹介は、自分のために更新する、と冒頭に書きましたが、
相手や場面が見えないと紹介する内容も決められませんから。
特にメンバーが久しぶりに会うような機会がいいですね。
同窓会とか、冠婚葬祭とか。いや、もっと小さな、普段会えない仲間との食事会でもいいです。
そうすると、「最近、どうしてるの?」という
質問からやりとりが始まるのが見えていますから、準備しやすいんです。
そこで、
「今、何に取り組んでいるか」→「いつ、どんな成果が出る予定か」
「こんな面白い体験をした」→「そもそも、そのきっかけは・・・(行動)」
「前に会った時、こんなことをしていた」→「今、こんな感じになっている」
というフォーマットで話を用意します。これが自己紹介です。
そんな難しい話じゃないんです。ずっと同じ仕事を繰り返しているとしても、
前は感じなかったけど、最近感じるようになってきたことでもいいし、
見えなかった世界が見えてきたという話でもいい。
大切なのは、前から今回までに起こった「変化」です。
そして、さらに大切なのは、その「変化」が勝手に訪れた変化ではなく、自分で何かに取り組んだ結果、起こった変化、に注目することです。
(つまり、流されてじゃなくて、自発的に選択してきたこと)
また、
この自己紹介の中に、相手に関係や興味があるテーマやキーワードを入れるようにします。そうすると、話もちょっと弾みます。
久しぶりに会って、「前と何も変わりませんよ」「相変わらずです」と言われたら、なんだか話が続きませんよね。コミュニケーションを生業にしている私などは、こっちがネタを振るのを試されているような気にさえなります。
いや、これは自戒を込めて書きますが、
「前と変わらない」なんて、進化していない、新しいことに取り組んで
いない自分を宣言しているようなもので、自分に対して失礼なんですよ。
もっと自分を認めてあげた方がいい。酷使してる人は特に。
(そんなことを、「いやー相変わらずバタバタやってます」と口癖のように言っていた自分に対して思うわけです)
せめて、久しぶりに会う人に、会いに行く少し前に、相手の顔をイメージしながら、「何が変化しているのか」「何が自分の最新情報か」を考えてみる。
それだけで、変化を意識できます。
つまり、人と会うだけで、新しい自分に気づけるわけです。
これをつるの式コミュニケーション・メソッドでは、
「再会で変身の法則」と呼びます。
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まとめ: つるの式(46)再会で変身の法則
・ 自己紹介は自分のためになる
・ 再会の機会の直前に、相手に合わせて自己紹介を用意しよう
・ フォーマットは、前から今回までに起きた自分の変化
・ そうすれば、再会するたび新しい自分に気づくことができる
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投稿者 鶴野充茂 : 2007年02月27日 06:22