« 年賀状とプリンタ販売の関係 | メイン | ビーンスター忘年会(ビーボ2006) »

2006年12月05日

読ませる力は最初の78文字で判断される

ネットで人に読んでもらえる文章を書くとしたら、ぜひとも意識したいポイント1つ。

ミクシィ内で、気になるニュースの見出しを見つけて、それを読む。その下にそのニュースに対して、何十人もの人がコメントしているのを発見。

そのリスト化されたコメントの中で、読んだものは5%くらい。クリックして各人が書いたコメント本文を読む仕組みです。

さて、ここで思わず考えてしまったことがあります。


自分自身の行動なのですが、クリックして読んだものと読んでないものの差は、一体どこで生まれたか。

これ、コミュニケーションを生業としている者には大きなテーマです。


・・・・実は、リストで自動引用される78文字なんですね。


各人が書いたコメント(日記)本文の冒頭78文字が、26文字×3行の形式でインデックス表示されるのです。


それだけを見て、読むのと読まないのを判断しました。


冒頭の、わずか78文字(その中で改行するとインデックス表示される文字数は更に減る)で、まだ見ぬ読者のクリックを誘えるかどうかが決まる(まあ、気まぐれクリック: 略してキマクリと呼ぼう、もあるでしょうが)。そう考えると、書き始めの文章って、・・・・意識しません?

「あ、この人のコメント、読んでみよう」 と思わせる文章と、 意識にまったくひっかからない文章。

それが、はじめの78文字で判断されるわけです。(厳密に言うと、タイトルも考慮の対象データになるのですが、一般人が書いた文章だと、78文字の付加情報の方が、中身を端的に示していることの方が多いので、本文の一部がある時にはタイトルよりも本文の一部の方が意思決定に大きな影響を与えるように感じます)


ちなみに、78文字ってどれくらいか。書いてみました。

▽今日は天気が良かったので、朝早く目覚めました。今日は朝からアポがいっぱい。楽しい一日にしたいなと思いました。ぼんやり考えていて、気がついたら寝過ごしました。△(78字)

研究の余地、ありますよね。(?)

BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

●最近のエントリー
09/15 宣伝会議の巻頭特集で記事を書きました。
09/13 9/21イベントをソーシャルメディアで面白くする「まめさんテレビ」
09/03 劇団四季ミュージカル「ライオンキング」を観た
09/01 日経BP主催/経営者のためのソーシャルメディア実践講座、参加者募集中
08/31 [つるの式55] とっさにコメントを求められた時の対処法は?

 「つるの式コミュニケーションメソッド」

メールマガジン登録

このblogの筆者によるメルマガにご登録ください。自分の名前で仕事をしていきたい人のための実践ビジネス対人要領&自分マーケティング講座(無料)がメールで届きます。

メールアドレス:

Powered by まぐまぐ



投稿者 鶴野充茂 : 2006年12月05日 07:22