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2006年09月03日

ナンバープレートで自己演出

うっかり見落としていましたが、車のナンバープレートが希望番号を取れるようになってるんですね!

しかもインターネットで申込みができる!と。

で、特に人気が高い以下の番号(地域ごとに他の番号も設定有り)は抽選。

 1,7,8,88,333,555,777,888,1111,3333,5555,7777,8888

番号獲得というと、昔は、順番を待って(時間をかけて)やっと取れる、というイメージがありましたが、ケータイのナンバーポータビリティ(携帯のキャリアを変更しても番号を変えなくてもいい仕組み)も始まるし、ネットで番号売買のサイトもある。世の中の「割り当てナンバー」は、希望すれば選べる、という方向に進んでますね。

 銀行口座の番号、クレジットカードの番号、パスポートの番号、運転免許の番号、印鑑登録証の番号、健康保険の番号、生命保険の番号、各種会員番号・・・・ どんどん選べるようになってくるんですかね?

 いやぁ、こういうのもWeb2.0時代という言葉でまとめられるようになるのかな。

 身長とか体重とか、年齢の数字まで選べるようになるんですかね。

 Web2.0時代ですからね、なんて。

どんな番号を選んで自分のメッセージを発信するか。これも1つの自己演出かと思います。

一方で、こういう選択が容易になればなるほど、自分を「どう認識してもらいたいのか」が大きなテーマになりますね。自己演出の原点だと思いますが。

・ 自分を見つけて(認知して)ほしいのか、見つけてほしくないのか。

・ 自分にコンタクトしてほしいのか、してほしくないのか。

・ 自分を記憶してほしいのか、ほしくないのか。

・ 何かを見て自分を思い出してほしいのか、ほしくないのか。


で、逆に番号を見てその人のイメージも膨らんできます。

車のナンバープレートの番号で言えば、

誰もが注目する、おぼえやすい番号を選ぶ人は、きっと独自色というよりも「露出」により強い関心がある。

誰もわざわざ選びそうもない番号を選ぶ人は、より「自分と言えば、○○○○」というメッセージ性を大事にしている。自分のオリジナル(個別)番号という認識ですね。誕生日とか、電話番号とか。主張したいメッセージの語呂合わせとか。


もし仮に、すべての車の所有者が意思を持ってそのナンバーにしているとしたら、

「その人はなぜその番号を選んだのか」を考えてみるのも面白いかもしれません。

少なくとも渋滞の車の中の発想トレーニングや話題になるのではないでしょうか?

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投稿者 鶴野充茂 : 2006年09月03日 11:15

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