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2005年06月05日

一目見て感じること

見た目をどう工夫するかというのはつくづく大切だと思いますね。言葉は伝えるのに時間がかかるけど、視覚的に伝えることができれば一瞬です。

先週、愛知万博に行ってきました。そこでこの「見た目」を何度も考える機会がありました。

1.オーストラリア館の「ワニロール」

メニューに文字だけで「ワニロール 1100円」って書いてあるんです。ワニロールですよ。とりあえずどんな味がするのか食べてみようって気になって、注文しました。

で、出てきたのがこれです。

ワニロール

ワニロールなんて言っても、実際はワニの雰囲気はどこにもなく、鶏のササミカツみたいなの。これ、絶対にわざとメニューに写真を載せていないと感じました。文字で想像させて買わせる。写真で見たら、たぶん買わないもんね。味も、アッサリしたササミみたいな感じでした。

2.展示しているものは何か

次に、とある国のパビリオンの展示風景。ねじれたスクリーンに映像が映し出されているのですが、私の目に飛び込んできたのは、映像ではなくズラリと並んだプロジェクターでした。この何十台もの同型プロジェクターは、レンタルなのか購入したものなのか、購入したものなら固定資産なのか、どうなのか、と本来制作者が意図していないであろうことに思いをめぐらせていました。

プロジェクター

で、こんな凝った展示のすぐ下にはこんな風に寝ている人もいました。

寝ている人

3.えっ、何あれと思わせる外観

目を引くというのは重要だと思いますね。一際目立っていたのがスペイン館のこの外観。

スペイン館

陶器のブロックが屋根まで積みあがってました。吸い込まれるように入りましたが、ここで食べたイベリコ豚の生ハムが最高でした。

4.スーパー?

万博開場内で、「あ、明日の朝のパンを買おうかな」なんて思わせるような雰囲気の店がありました。

土産物屋

そのへんのスーパーみたいでしょ? あるいは、産直野菜の販売コーナーみたいな感じ?

でもこれ、土産物屋なんですね。「モリゾー・キッコロ」グッズがいろいろ売ってるわけなのですが、見た目がスーパーみたいだから、ついついその気もないのに入ってしまいそうになります。そして、「あっ、ここは土産物屋か、どれどれ」と棚を見て回ることになり、購買を誘う、と。

そういう戦略なのかもしれません。

見た目って重要ですよね。

もし、私のようにそう思ったあなたには、良いイベントがあります。⇒ 日野江都子の「The Look Best」外見・印象力教室

日経新聞にも紹介されました。

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投稿者 鶴野充茂 : 2005年06月05日 19:17

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