うちの周りのケッタイな人々
(11/8/99)
「あんたの話はいいから、彼の話をもっと聞かせて」と言う声が多くてびっくりしました。嬉しいような悲しいような、ちょっと複雑な気持がしますが、当の隣人、ムラッツェは、多くの日本人の間で大評判となっていることも知らずに、今日もケッタイな行動をしております。
それでは、彼の、前回からこれまでのケッタイな素行について、御報告します。
・近づいて見ると、ヒゲが濃い。
・部屋のベッドは、さわやかな青色カバー。
・茶色のしましま甚平を着て勉強している姿が、ちょっぴりキュート。
・シャンプーを最近女性モノ「パンテーン・ノーマルヘア用」に替えた。
・共用している洗面台では、どうやら私の「うがいカップ」を使っている。
・出掛けに、「お出かけですか、レレレノレー?(ちょっと古い)」と聞くと、「マミーイズヒヤー(おかんが、来てるねん)」と言い、どこに行くかと聞いたら、ちょっと、はにかんだ。
・最近、香水の量が増えているようで、自分の部屋にいても、匂って来る。(思春期か?)
・平日朝7時頃(毎日!)には、必ずイタリア語で大声を出しながら、電話をしている。(私はこれを、薬の取引でもめているのだと解釈している。)
しかし、よく考えてみたら、そんなケッタイなのは、隣人のムラッツェだけではなかったのです。 定期的に来る掃除のおばちゃんも、大概ケッタイです。
・トイレットペーパーを交換してくれるのはいいが、使いかけのをはずして、タンクの上に置き、新品をつける。(使いかけのは、どうするの。最後まで使えるのに。)
・エレベーターの中で会うと、いつもバナナを食べている。
・「Hi」と私が挨拶をすると、「ふん」と鼻息で答える。まともに挨拶してくれない。
・異様に太ってる。
・いつも興奮しているかのように鼻息が荒い。
人を理解する、ということは難しいことです。
|