授業の受け方 (9/27/99)
今学期は、ビジネススクールの「ブランド・マネージメント」の授業を受けています。 この授業は、数々のケーススタディと、ブランド管理の理論を多角的に学べるもので、「日本」というブランドをどうマーケティングするか、という研究をしている私には、とても興味深いのです。
一方、ビジネススクールの授業は、これが初めての私は、学生のカラーの違いにも着目し、毎回発見があって興奮しています。とりわけ授業を受ける態度の違いが注目に値しますね。
その昔、私が高校生の時、数学の授業中、教室の前から2番目の席で、弁当を食べていて、怒られたことがあります。 昼前の授業で、ちょっとお腹が空いていたものですから、止められなかった。 (丹生先生ごめんなさい)
大学に入ったら、不思議なもので、授業中、缶ジュースを机の上に置くのも、なんとなく失礼やな、と思って躊躇いがありました。このギャップが面白い。
しかし、アメリカ来たら、もう、そんなん、なんでも有りで、ひっくり返りそうになりますよ。その中でも、特にこの、ビジネススクールの授業は、えらいことです。
ビジネススクールの教室の各机には、インターネット接続(Eithernet)用のジャックがついています。一人ずつそれぞれが、机の上で、インターネットが使えるようになっているのです。
授業では、先生が、パワーポイントのスライドで授業を進め、説明の箇所でウェブを使い、「おもしろい資料があるので」と言って、ビデオを見せます。これが、全て教壇の1つのパネル上で操作でき、ひとつの画面で表示されるので、さながらビジネス・カンファレンスの様です。
こんなショーのような授業をしていても(準備の大変さが想像できます)、学生は、隣の席に足を乗せ、ベーグルをかじり、コーヒーをすすりながら、自分のもってきたパソコンで、Eメールを確認して過ごしています。で、時折、先生が質問すると、顔を上げて、喋り出すのです。おまけに、ノートはほとんどとらず、とにかく情報を出し合う(言いたいことを言う、の意)、いわばブレーンストーミング(肯定的に認識している)のような雰囲気で授業が進んでいきます。
コーヒーをすするので精一杯な私は、発言してる人の顔を覚えて、誰といっしょにチームプロジェクトをやるか、考えています。ある程度、感覚の理解できる人物を探した方が、身の為ですから。
(おまけ)あなたもクリントン大統領のモーターケードに!?
コロンビアにいると、様々な募集情報が入ってきます。その中で、先日、「オッ、やりたい!」と思ったのが、下の「大統領モーターケード要員」の募集です。残念ながら、アメリカ国籍がないので、応募できませんでしたが、なんとなく、以前にウォーキートーキー持って、天皇陛下の車列に入っていたのを思い出してしまいました。
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The Presidents' advance team is in NYC preparing for Mr. Clinton's address to the UN. I have
received a telephone and fax request for students
interested in driving for the motorcade.
Volunteers must be US citizens, posess a valid driver's licens, and be at least 21 years of age. They must be willing to commit the entire day of
Tuesday, September 21, and possibly up to 2 hours on Monday evening, September 20.
Ever dream of putting on the dark shades and zipping through Manhattan traffic in a limo with your police escort's sirens blazing? This might be
your only chance!
Any interested party should contact Troy Wasilefsky of the Presidential Advance Team. His NY number is
212-xxx-4485.
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