つるつる通信ホームに戻る Return to Home

 つるつる通信 特別編集
アメリカ大学院留学お気楽FAQ

追加質問はこちらまで→ info@kohoman.com

ヒット カウンタ

Questions

1.学校選び編 2.準備編
3.受験編 4.合格発表編
5.入学編 6.大学院生活サバイバル編

 

7.コロンビア大学編 8.就職活動編

Answers

1.学校選び編 

トップに戻る

2.準備編

トップに戻る

アメリカの大学院には、大きく分けて、@アカデミック系大学院 と Aプロフェッショナル・スクール(職業大学院)があります。学者としてのキャリアを歩むための進学を考えるのであれば、@のタイプの大学院を選ぶ方がいいです。 逆に、プラクティショナーとして、高度な専門性を身につけて仕事に就きたい場合は、Aを選ぶことになります。ただし、Aの場合、ある程度の職務経験がなければ、入学は難しいです。将来のキャリアを考えた上、数年間、関係する仕事に就き、それからアプライすることをお勧めします。

時間とお金の算段。学校選びや奨学金応募、受験手続、入学から課程修了まで、学位が取れるまでとにかく時間がかかります。また、アイビーリーグの授業料は、年間二万五千ドル程度になります。時間的にも金銭的にも大きな投資になりますので、長期的なプランをたてて準備をしてください。

私の通ったSIPAでは、年間授業料二万五千ドル、大学が管理するアパートの家賃が月560ドル、二年間の総費用は、一千万円〜一千五百万円になります。奨学金は、できるだけ大学受験手続前に確保することをお勧めします。大学のスカラーシップやフェローシップは、期待できる所とそうでない所があります。(SIPAは、もらえる確率が低いので注意)

国際関係でも様々な分野があります。アカデミックかプロフェッショナル・スクールに絞ったあと、学びたい分野からその分野に定評のあるコースを探して行くのがいいと思います。また、コースだけでなく、大学のあるロケーションも重要です。ニューヨークにあるコロンビアでは、、学期中に国連でインターンをする人も多いですし、ニューヨークタイムズ社内で授業を受けたりすることもありました。

 

試験の点数ほどあてにならないものはありません。最低600点必要と書いてあることが多いですが、600点なくても受かることはあります。一方、650点でも落ちる人はいます。あまり執着しすぎると精神衛生上よくありません。TOEFLが苦手なら他でカバーすればよいと思います。

たぶん、最も重要なのは、笑顔です。いや、ほんまに。実際に、受験校に行って、バックアップしてくれる先生と笑顔で握手してくるか、書面で、あなたのアプリケーションを見た選考委員をにんまり笑わせることができれば、勝ちだと思います。そのための方法を考えて見てください。

国会議員や閣僚がサインする推薦状は、よくあるそうです。が、必ずしも合格率は、推薦者のタイトルや知名度の高さには比例しないようですので、あまりムキになって「エライ人」を探す必要はないと思います。上司などあなたをよく知る仕事関係の人と出身大学の担当教官にうまいこと頼んで書いてもらってください。「英語苦手でしたら私が下書きしますよ」なんていう言い方はどう解釈されてもいい結果は生みませんのでご注意を。

入試のエッセイは、ラブレターと同じです。自分の気持をちゃんと伝えて、OKをもらうことが目的です。なので余計なことを書いたらダメです。専攻によって書く内容は若干違いますが、大体、経験からこんなことを考えて、将来こういうふうなことをやりたいので、大学院ではこういう勉強をしたい、そのためにおたくの学校は自分のキャリア目標にぴったりマッチする、というのを書きます。応募大学のお世辞書いてもダメですよ。初めての英語エッセイということもあり、私は、3ヶ月かかって、4、5回書きなおしました。

 

3.受験編

トップに戻る

4.合格発表編

トップに戻る

 

早めに送ってください。MBAでは、ローリング方式など、応募順に合格発表を行うところがありますし、そうでなくても、送ったものから順に見られる、というのが定説です。

受かった際のお金の準備と退社までのスケジューリング、落ちたときの選択肢を考える。千羽鶴を折る。墓参りに行く。散髪に行く。「ヨー・メーン、ワッツアップ」とスムーズに言えるように練習する。やれることはいっぱいあります。

wpe6.jpg (9965 バイト)

バンザイしながら街を行進してください。にっこり笑って助けてくれた人々に感謝してください。あと、心配してくれている人に連絡した方がいいですよ。

コース開始の数週間前に到着できれば、余裕ができます。O型やB型の人は、2、3日前でも大丈夫でしょうが、A型の人は、3週間くらい前に着いた方がいいですね。そしたら鼻息新たにいい気分でスタートが切れます。

すぐにビザの手配をしてください。夏はめちゃめちゃ混みます。東京の大使館より地方の総領事館で申請する方が手続きは早いと聞いたことがあります。あと、出発日が決まったら保険の手配を。大学で加入することもできますが、出国前に入っておいた方が、何かと便利です。1年間で10万円ほどですが、一度病院に行くと、この値段はそれほど高いものではないと分かります。

5.入学編

トップに戻る

6.大学院生活サバイバル編

トップに戻る

質問し、名前を呼んで挨拶し、笑いをとらねば、友達できず。マメにコンタクトをとることも大事です。入学以降、学内外の活動で自然と知り合いは増えますが(学校のパーティも多いし)、100人は、結構大変な数です。笑いのネタを考えるだけでも100パターンは、難しい。ここは、まず10人を目標に、順番に、しかも確実に笑わせて行ってください。

国籍にこだわると失敗します。餃子とトンカツが好きだというそれだけで、仲良くなれます。  (?)

 

私も教えて欲しいです。ただ、ペーパーは、一人でやらないこと。早めに自分のメンターとなる友達を見つけ、文法チェックや論理構成などを添削してもらってください。提出ものは、ありとあらゆるリソースを用いていい作品を出した人が勝ちです。

人の話をよく聞くアメリカ人と組むことです。自己主張の激しいメンバーがなぜか多くなる大人数のグループより、担当量が増えても、全体をまとめやすい小人数でやる方が、いい結果が出ることが多いです。人の性格は、態度で分かるようになります。

7.コロンビア大学編

トップに戻る

8.就職活動編

トップに戻る

マンハッタンに大学があるメリットは大きいです。学期中にインターンができるし、フルタイム・パートタイムの仕事情報もEメールでじゃんじゃん回ってきます。買い物も便利ですし、遊びも不自由しません。一方、世界の要人が学内でスピーチをし、業界の権威である教官のもとで学べ、隣に座っている学生が、入学前、自分がこれからやりたいと思っている仕事を既に経験している、なんていうことがよくあるような、知的好奇心を満たしてくれる環境です。高い授業料も充分もとがとれると感じるはずです。ただし、楽して卒業はできませんので、御注意を。

SIPAに、学生が運営する日本勉強会というディスカッションサークルがあります。二週間に一度程度、各ジャンルの専門家を招いて、講義・討論会を行っています。学外からの参加も歓迎です。詳しくはこちらを

入学直後に次の年の夏のインターンを考え、年末〜春にアプライ、夏はしっかり働いて、大学に戻ってきた秋に就職活動をスタートするのが一般的だと思います。ディスコ主催のキャリア・フォーラムや主要都市におけるジョブフェア、大学のキャンパス・リクルートの機会をマメにチェックしてください。

 

(補足) アカデミック大学院とプロフェッショナル・スクール

 プロフェッショナル・スクールでは、卒業論文がありません。単位がとれれば卒業できます。しかし、これは良し悪しで、Ph.Dに進みたいと思ったとき、そのカリキュラムが、論文を書ける体制になっておらず苦労することがあります。

 SIPAは、完全にプロフェッショナル・スクールで、卒論の代わりにインターンが必修になります。

その他の留学に関する質問は、

info@kohoman.com

までどうぞ。

→ トップに戻る

→ つるつる通信ホームに戻る